ワープゲートから抜け出すと、視界に飛び込んできたのは掃除に精を出す三人の姿だった。
「おかえりなさいませ、ご主人様」
俺の気配に気付くや否や、三人はほとんど同時に顔を上げ、声と仕草をぴたりと揃えて深々と頭を下げる。
マーヴェラス! 実に見事なお出迎え。うちの娘たちは本当にたいしたものだ。
これほど素晴らしい女性たちと共に生活している者など、この世界のどこを探してもいないだろう。
先ほどまで胸の内にあった大金を使ったことによる精神的な疲れが、すっと溶けるように癒されていくのを感じた。
「ロクサーヌ、セリー、ミリア。ただいま」
名前を呼び返すと三人の瞳がいっそう輝きを増す。
オークションの結果を早く知りたいのだろう。期待に満ちたその視線は、まるでおもちゃのアクセサリーを前にした童女のようだ。
しかし、報告だけではなく、色々と相談しなければならないことも発生したため、長い話になるだろう。
焦らすつもりはないが、まずは腹ごしらえといこう。
好奇心で前のめりになっている彼女たちへその旨を伝え、キッチンへと歩き出す。
食事と歯磨き、それに洗い物を済ませたらリビングで話し合いだ。
今回は相談したいこともあると告げていたせいか、俺の正面のソファにロクサーヌとセリーが。左側のソファにはミリアがちょこんと腰掛けている。
……実に残念である。
さて、それじゃあ、話をしていこうか。
えーっと、時系列に沿ってではなく、順番は組み替えておこう。
「今回のオークションではとんでもないものが出品されていたんだ」
「とんでもないものですか?」
瞳をキラキラ輝かせながらロクサーヌが相槌を打った。
その愛らしい表情に頷きを返し、話を続ける。
滅竜の剣、金羊毛の帽子、竜燐の鎧、オリハルコンのガントレット。
一つ名称を告げるごとに、三人の表情は驚きから興奮、そして期待へと変わり、次の名称を伝えると、再び驚きに戻る。
そのクルクル変わる表情が実にキュートで、ハートを射抜かれてしまった。
あまりの可愛さに内心で悶絶していると、ミリアが小首を傾げて問いかける。
「滅竜の剣は聞いたことがあります。ドラゴンを簡単に倒すことができるんですよね?」
すると、セリーがすかさず応じた。
「はい。ドライブドラゴンの襲撃に備えて、大きな町には対竜装備が用意されているそうです」
「確かペルマスクでもそうでしたね」
ロクサーヌも思い出したように頷いている。
そして、セリーはさらに続けた。
「製造にはオリハルコンやミスリル、それに聖銀といった鉱物素材に加え、逆鱗と竜角。さらに消耗素材としてプロメテウスの火など、極めて希少な素材を多数必要とします。製造難易度も高く、熟練の隻眼でさえ失敗することが多いそうです」
なんかめちゃくちゃすごそうだぞ。
オリハルコンにミスリル、聖銀以外にも、初めて耳にする素材があった。
確認したところ、鉱物素材は全てレアドロップで、オリハルコンは以前教えてもらった通りバロールトロール、ミスリルは海水魚系最上位種のシャープシャーク、聖銀は人魚系最上位種のリドルマーメイドが残すらしい。
逆鱗と竜角はランドドラゴンのボスであるパイロドラゴンからで、逆鱗は稀にしか残らず、竜角はそれに輪をかけて確率が低いとのこと。
そしてプロメテウスの火。これはマザーリザードのボスであるネザーリザードのレアドロップだそうだ。
「そのため需要に対して供給が不足していて値段が高く、オークションの落札価格は三百万ナール前後。四百万ナールを超えることも珍しくないそうです」
おい、ルーク。お前、代理人に乗せられてハルツ公に大損させとるやないか。
いや、それを言うなら、きっと俺の落札価格である一千十万ナールもそうなんだろうなぁ……。
でもまあ、こっちはシャークトレードみたいなもんだし、何の問題もないんだけどね。
そんなことを考えていると、セリーはさらに話を進める。
「滅竜の剣だけではなく、金羊毛の帽子も竜燐の鎧もオリハルコンのガントレットも、どれもすごい装備品ですよ。金羊毛製の防具は物理防御力もさることながら特に魔法防御力に優れていますし、竜燐の鎧は物理、魔法ともに高い防御性能を有しています。そしてオリハルコン製の防具は圧倒的な物理防御性能を誇ります」
説明を聞いたロクサーヌとミリアのテンションは爆上がり。目を輝かせ、ウズウズと体を動かしている。
いや、あの、なんかごめん。その四つはただの前振りなんです。
「でも、それらにはスロットが付いていなかった」
その一言で、三人の顔に一斉に失望の色が浮かぶ。
「えー。そうなんですかぁ……」
がっかりしたように声を上げるミリアに頷きつつ答えた。
「うん。そうだったんだ。……ただ、ここからが本番だ」
俺の言葉で再び三人の瞳に輝きが戻り、こちらへ視線を注いでいる。
「まずはスロットが五つ付いた片手剣のフランベルジュ」
「スロットが五つ!?」
「片手剣!?」
セリーとミリアは同時に弾けるような声を上げた。
「それって、私のですか!?」
そして、身を乗り出して問いかけてくるネコミミさん。
勢いすごいな! いやまあ、将来的には君のメインウェポンになるだろうけど、少し落ち着け。
そんな二人を、ロクサーヌは優しい笑みで見守っている。
まるで
興奮しているセリーとミリアをまあまあとなだめ、次の装備品へ話を進める。
「そして、今回のオークションの目玉は固有名を持つ装備品。セブンリーグブーツだった」
「えっ!? 固有名を持つ装備品が出品されたんですか!?」
セリーが目を丸くして声を張り上げた。ナイスリアクション。
「驚きました……。まさかバラダム家がそんなものを所有していたなんて……」
「そんなものが出るなんて、びっくりです!」
複雑な表情で呟きを漏らすロクサーヌに、純粋に驚いているミリア。
ふふん。まだまだ、こんなもんじゃないぞ。
三対の瞳がこちらをジッと見据え、次の言葉を待っていた。
「それには五つのスキルが付いていた」
瞬間、彼女たちの口から悲鳴のような声が一斉に上がる。
そうだろ、そうだろ。すごいだろ、超すごいだろ。
「ご主人様! どのようなスキルが付いていたのですか!」
唾液を飛ばさんばかりの勢いでセリーが問いかけてくると、彼女だけではなく、ロクサーヌとミリアも興奮で瞳を爛々と輝かせている。
「まず、一つ目は風抵抗」
その途端、三人の顔から色がサーっと引いていった。
「風抵抗ですか……」
ロクサーヌが呟きを漏らすとセリーもそれに続く。
「風魔法によるダメージを大幅に減らすことができるので、悪くはないのですが……」
ミリアも肩を落とし、あからさまにガッカリしたような表情を見せた。
「ちょっと期待外れですよね……」
君たち? セブンリーグブーツのことを舐めすぎじゃないかね?
彼女たちの驚く顔を想像し、内心でにやけつつ続きを口にする。
「そして、敏捷五倍と移動力増強」
それを聞いて、テンションが一気に戻った。
「敏捷五倍と移動力増強が付いているのでしたら、迷宮でも大いに期待できそうです」
「そうですね。この二つがあれば間違いなく役に立つでしょう」
ロクサーヌとセリーが声を揃え、ミリアも笑顔で頷く。
お嬢様方? それだけではありませぬぞ?
「さらに跳躍力五倍、そして最後に……」
言葉を区切ると、三人は首が取れそうな勢いでこちらへ顔を向ける。
静まり返ったリビングに、誰かが唾液を飲み込む音だけが響いた。
彼女たちの様子にワクワクしながら、ミリオネア張りに溜めに溜めて続きを口にする。
「……空中跳躍のスキルが付いていた」
三人揃って口をポカンと開いて固まっていたが、いち早くロクサーヌが我を取り戻す。
「歩雲履とほとんど同じです! さすがご主人様! 本当にすごいです!」
えっと、そのさすごしゅはいくらなんでも無理がない? それにまだ落札したとは言ってないんだけど……。
すると、ミリアもフルマックスのテンションで続いた。
「迷宮なら壁や天井があるので、魔物の間を自由自在に跳び回れるようになりますね!」
だから、まだ落札したとは……。いやまあ、実際には落札してるからそのリアクションで合ってるんだけどさ。
そんな二人とは対照的に、セリーは冷静に眉根を寄せて呟いた。
「ですが、スキルが五つも付いた固有名を持つ装備品となれば、国宝として帝宮に所蔵されてもおかしくありません。現在の所持金では到底落札することは不可能です」
あらあら、セリーさん? そう思ってしまいましたの? 早合点がすぎましてよ?
その言葉でロクサーヌとミリアのテンションも一気に落ちる。
「そうですね……。国宝級の装備品ですからね……」
「せっかく面白い遊びができると思ったのに……。残念です……」
このネコミミ娘、なんかすごいことを言いおったぞ?
もしかして、歩雲履とセブンリーグブーツを使って空中戦でもやるつもりだったんだろうか?
実際、物は手元にあるわけで、あんまり危ないことはしないよう、あらかじめ釘を刺しておかないと。
装備品の説明が終わったところで、今度はスキル結晶について話すことにする。
我ながら性格が悪いが、三人の可愛い驚き顔がもっと見たいので、魔眼トロールはラストだ。
竜に鳥、それからサイクロプスにトロール、そしてコボルトも二つ出品されていたことを伝えると、セリーが満足げに頷いていた。
「どうやらバラダム家はスキル結晶をすぐに融合するのではなく、組み合わせを考えて温存していたようですね」
「ろくでもない者たちでしたが、ご主人様の役に立ったことだけは評価できます」
ほんとそれな。ロクサーヌの言う通り、あの連中からは色々なものをゲットしている。
とんでもないクソ野郎どもだったが、まあスキル結晶を残した魔物程度の価値は認めてやってもいい。
「そして最後は魔眼トロールのスキル結晶。以前セリーが言っていた、融合すると腕力五倍が付くってやつだね」
「はい。私が隻眼になったら慈母ヤギとともに、すぐ融合いたします」
頼もしい宣言をするセリーに、ミリアがパッと笑みを浮かべた。
「腕力五倍と知力五倍の付いたアクセサリーを作れるようになるなんて、セリーさんは本当にすごいです」
「ご主人様が迷宮討伐を果たすための大きな力になるでしょう」
一番奴隷さんも満足そうな顔で頷いている。
……この娘たち、完全に俺が落札したと見抜いているぞ。
まあ、融合に失敗することがないってんなら、どんなに高くても躊躇うはずがないもんな。
さて、すべての出品物についての説明が終わったところで、次は実際に落札した物を伝えるターンに移る。
お楽しみは後に取っておくとして、まずはこいつらから。
アイテムボックスを開き一つ一つ説明をしながら、竜、鳥、サイクロプス、トロール、そしてコボルト二つ、計六個のスキル結晶を取り出していく。
しかし、これも貴重なものだというのに、彼女たちときたら拍子抜けと言いたげな顔でそれらを見つめている。
どうやら焦らしプレイはお気に召さなかったようだ。
まあいい。次だ、次。
「そして、これ。魔眼トロールのスキル結晶」
「さすがご主人様です。やはり手に入れていたのですね」
さすごしゅ、ありがとさん。
ロクサーヌからさすごしゅをいただいていると、セリーは口元を綻ばせながら続く。
「スキルスロットの有無が分かるのです。どんなことがあっても手に入れなくてはいけません」
「ご主人様なら見逃すはずないですもんねー」
三人はあたりまえ体操といった具合で、やはり全然驚いている様子がない。
どうやらセブンリーグブーツのインパクトが強すぎて、魔眼トロールのスキル結晶ですら霞んでしまったようだ。
本当ならめちゃくちゃテンションが上がるようなスキル結晶なのになぁ。
まあいいや。さらにいくぜー?
今度は剣を取り出し、鞘から抜こうとしたところで大きな声が響いた。
「あー! それって!」
ミリアが剣を指差し、興奮で頬を紅潮させている。
まあまあ。慌てなさんな。
鞘から抜き放ったところ、うねるように波打つ特徴的な剣身が姿を現す。
その瞬間、三人の口から歓声が上がった。
一頻り騒いだ後で、ミリアがハッと何かに気付いたように、おずおずと口を開く。
「あの、私が使えると思い込んでたんですけど、ミセリコルデのスロット数は四つなんですよね? お姉ちゃんの武器が四つで、私の武器が五個っていうのはやっぱり駄目ですよね……」
あー。なるほど。序列を気にしているのか。
天真爛漫で割とちゃっかりさんだけど、この辺はわきまえているらしい。
するとセリーが首を振り、落ち着いた声で答える。
「今後、ミリアの武器には複数の状態異常付与スキルを付ける必要があります。スキルスロットは多い方がいいでしょう」
まあそうだな。石化と麻痺、それに詠唱中断はマスト。これだけで三枠が埋まる。
できれば防御力貫通やHP吸収、催眠だって付けたいんだ。五個でも全然足りない。
「大丈夫ですよ、ミリア。装備品に関しては序列のことなど気にせず、最もふさわしい者が使用するべきです」
どうやらロクサーヌも装備品をふさわしい持ち主へ渡すことについては納得しているっぽい。
……セリーもそうだが、それならベスタの装備品ばかり集まってしまう件についても責めないでほしい。というか、俺のせいじゃないですし。
内心で嘆息していると、セリーがさらに補足した。
「それに、フランベルジュには状態異常攻撃の成功率を高める特性があります。暗殺者のジョブにつく予定のミリアに相応しいでしょう」
「そんな特殊効果が付いてんの!?」
驚きのあまり、大声で問いかけてしまう。
「はい。人へ振るった場合、その傷口は治りにくく、また毒を受けたような状態になることがあるのだとか。昔の偉い学者さんによると、これらの症状も状態異常攻撃の成功率が増す効果によるものだろうとのことです」
それはただ単に、その形状によって肉を大きく抉るせいで傷が治りにくく、そのため破傷風にかかっているだけなんじゃ……。
……いや待てよ? 逆にその特性がシステムに反映されて、効果として設定された可能性もあるのか?
まあそれはともかく、そんな効果があるのならなおのこと、フランベルジュはミリアに使ってもらった方がいい。
ロクサーヌとセリーに緯線を向けると、二人は優しい笑みを浮かべて頷いてくれた。
うん。二人も納得しているようだ。
「ミリア、フランベルジュは君に託す。ロクサーヌのミセリコルデやセリーのオリハルコンの槍と同じように、定期的に扱えるようになっていないか確認してみて」
「はい! ありがとうございます、ご主人様!」
彼女は大輪の向日葵のように眩しい笑顔を咲かせ、声を弾ませた。
あら、可愛い。
三人は楽しそうにキャッキャウフフと笑い合いながら、順番にフランベルジュを持ち上げ、扱えるかどうかを試している。
ロクサーヌとミリアは片手で持ち上げることはできるものの、相当な重量がかかっているらしく戦闘では使用できそうにもないとのことだった。
そして、セリーにいたっては両手で持ち上げるのもやっとだ。
この中で一番腕力に優れているのは間違いなくセリーだろう。それに彼女たちはレベルもほとんど変わらない。
それにもかかわらずこうして差が生まれるというのは、やはり装備制限はレベルやパラメーターだけではなく、種族やジョブ、それに本人の適性によって大きく変動するということなのだろう。
確認が終わったフランベルジュをミリアが自分の座っているソファーの脇に置く。
すると、ロクサーヌは穏やかな笑みを浮かべ話しかけてくる。
「セブンリーグブーツには手が出ませんし、他の装備品はスキルスロットが付いていません。フランベルジュとすべてのスキル結晶を落札できたのなら完璧と言えるのではないでしょうか。さすがご主人様です」
どうやら落札したものはこれで全てだと思っているらしい。
その言葉に頷きセリーが問いかけてきた。
「それぞれの落札価格はどのくらいだったのですか?」
ロクサーヌとミリアも興味津々といった様子で視線を注いでくる。
ふっふっふー。頑是ないお嬢様たちよ。まだ俺のターンは終了していないぞ?
ご主人様のファインプレーを伝えておかねばなるまい。
「実はもう一つ、落札したものがあるんだ」
その一言で、セリーの眉間にしわが寄った。
「もしかして滅竜の剣を落札なさったのですか? 確かに竜系に対し大きな効果が期待できますが、複数のスキルを組み合わせた方が与えるダメージは上です。それに落札価格は三百万ナール前後。正直、その価格に見合う価値があるとは思えません」
セリーさん? それじゃないんですよ?
「落札したのは滅竜の剣じゃない。これだ」
そう言ってアイテムボックスを開き、赤茶けたブーツを取り出しローテーブルへ置く。
すると、三人は目を大きく見開き、口をポカンと開けたままブーツを凝視していた。
動揺の色を浮かべたミリアが声を震わせる。
「あの、今回出品されたブー――」
「セブンリーグブーツですか!?」
その声を遮り、セリーが大声を上げる。
「そう、セブンリーグブーツ。これはロクサーヌに使ってもらうつもりだから、前衛として活用し――」
その瞬間、体に衝撃を受けた。
話している途中だというのに、ロクサーヌは感極まったのかローテーブルを飛び越えて俺の体にしがみつく。
そして、乱暴に唇を重ねると、舌をこちらの口内へ侵入させ激しく絡ませてきた。
ちょっ! この娘、興奮のあまり理性が飛んでるぞ!
驚きはしたものの、その行動自体はやぶさかではない。彼女の背中に手を回し、ゆっくりと撫でていく。
尻尾がブンブン揺れ、撫でている手にあたるのがなんとも気持ちいい。
ここまで喜んでもらえるなんてなぁ。本当に落札した甲斐があったわ。
やがて落ち着きを取り戻したのか、彼女が唇を離す。
混じり合った唾液を飲み込むと、目を合わせて口を開いた。
「固有名の付いた装備品を預けるほど私のことを信用してくださり、本当にありがとうございます。命を懸けてその信頼にお応えすると誓います」
「ロクサーヌ、こちらこそありがとう。でも命をかけられるのは困るかな。俺は何より君のことが大切だからね」
その言葉を聞いて、引き締められていたロクサーヌの表情が和らぎ、女神のような笑みが咲く。
「ふふ、そうですね。私のすべてはご主人様のものなのです。大切にしなくてはいけませんね」
綺麗な笑顔ですごいことを言うなぁ。
驚きはしたものの、その気持ち自体は嬉しくてたまらない。
「これからもよろしく、俺のロクサーヌ」
「はい。こちらこそよろしくお願いします、私のご主人様」
お互いの体に手を回し、至近距離から見つめ合っていると、咳払いの音が部屋に響いた。
聞こえてきた所へ目を遣ると、ふくれっ面のセリーと、聞き分けのない子供を諭すような表情のミリアが……。
「ロクサーヌさんばっかり、ずるいです」
「そうですよ、ご主人様。贔屓はいけないと思いますよ?」
……いや、ごめんて。
田川 歩 男 18歳
冒険者Lv47 勇者Lv36 遊び人Lv52 商人Lv47
装備 サンダル 身代わりのミサンガ
BP振分 残BP:5
キャラクター再設定:1
フォースジョブ:7
必要経験値二十分の一:63
詠唱省略:3
鑑定:1
ワープ:1
ジョブ設定:1
三十パーセント値引:63
所持金:3,002,308ナール
春の78日目