異世界迷宮へ行ったなら   作:三星織苑

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246 地図の読める女

 

 

 

 

 

ハルバーの迷宮四十五階層

ボス部屋

 

 

 

 

 

 戦闘終了後、興奮しているベスタはミリアに任せて、俺たち三人はドロップアイテムを拾い集める。

 

 ミードが二つにハツが二つか。

 レアドロップが残らなかったのはともかく、例によって膜に包まれているミードだが、その量がめちゃくちゃ少ない。

 ウイスキーのシングルくらいの量しかなく、酒飲みには全然足りない気がするぞ。

 ミードってんならアルコール度数は低いはずで、水割りにすることはないだろうから、かなりの量を集める必要があるだろう。

 まあ、それまでは物置部屋で寝かせておこう。

 

 ……いや? これってそのまま置いとけるのか? まさか熟成が進むなんてことはないだろうし、普通に考えたら腐るよな?

 

 アイテムボックスに収めながら、セリーにその旨を尋ねてみる。

 

「ミードを物置にですか? 食材系のアイテムは一部を除き、そのまま放置しておけば腐ったり乾燥したりしてしまいます。それはやめておいた方がいいでしょう」

 

 ロクサーヌも頷きながら相槌を打つ。

 

「そうですね。それに虫やネズミに食べられることも多いと聞きます。ミードはかなりの高級品なので、そのようなことになったらもったいないです」

 

 なるほど。そりゃそうだわな。

 物置に食材系のアイテムを放置し、そのせいで家に虫やネズミが発生するなんて、考えただけでぞっとする。

 物置に寝かせておくってのはナシで。

 

 

 

 ジョブとボーナスポイント、それから装備品の変更を済ませたところで、落ち着きを取り戻したベスタと、彼女をなだめていたミリアを交えて話し合いを行う。

 

「さて、この後についてだが、このままボス部屋を抜け出したら、常識を超えた早さでボスを倒したことが丸分かりで、公爵家に不信感を抱かれる可能性がある。そのため、ここで今後についての打ち合わせを行いたいと思う」

 

 その言葉を聞き、四人は真剣な表情で頷きを返した。

 

「まだ五分も経っていませんからね。そんな早さで四十五階層のボスを倒せるパーティーなどいないと断言できます。ましてや、私たちのパーティーには魔法使いがいないことになっているのです。不審なんてものではありません」

 

 セリーがそう言うと、他の三人も同意するように再び頷いている。

 

 ですよねー。ある程度早い分には有能だと思われるんだろうが、常識外の早さだと何かあると勘繰られてしまう。

 隠さなきゃならないことが山ほどある身なのだ。危ない橋を渡るべきではない。

 今後も後ろに並んでいるパーティーがいる場合は、時間調整がマストだな。

 

 方針が決まったところで次の話題に移る。

 

「先ほどハルツ公から言われて気が付いたが、パーティーに探索者がいないと思われるのはまずいだろう。なので、ミリアは探索者になったということにしておきたいが、どう思う?」

 

 すると、ミリアが一も二もなく賛意を示した。

 

「すごく良いアイデアだと思います! 世を忍ぶ仮の姿は探索者なのに、迷宮内では暗殺者。とってもカッコいいです!」

「はい。確かにそれは格好いいと思います」

 

 ミリアが満面の笑みでそう言うと、ベスタもコクコク頷きながら同意している。

 

 この娘たち十五歳だもんなぁ。例の病気の真っ最中なのかもしれない。

 

 二人の様子を微笑ましそうに見ていたロクサーヌも言葉を添えた。

 

「確かにそれがいいでしょう。もし何かあった場合、探索者がいなければすぐに迷宮を出ることができません。迷宮討伐を目指すパーティーが、そんな致命的な問題を抱えているのは不自然です」

「ロクサーヌさんの言う通りです。今後は高階層での探索が中心になるでしょう。そんなパーティーに探索者がいないとなれば、不自然を通り越し、異常者の集まりだと思われてしまいます。いい機会だったのではないでしょうか」

 

 えらい言いようやな……。

 でもまあそうか、自分たちの命を限界ギリギリまで追い込む、頭のネジの外れたバーサーカーの集団だと思われるのだろう。

 そんな悪目立ちするようなことは絶対に避けなければ。

 

「となれば、不自然ではないようアイテムボックスの容量を増やし、負担なくダンジョンウォークを使えるようにしておかなければならないだろう。ベスタのレベル上げが終わったら、次はミリアの番だな」

 

 しかし、彼女はその言葉を聞くや否や、食い気味に声を発した。

 

「今からでも大丈夫です! メッキと身代わりのミサンガがあれば問題ありません!」

 

 このネコミミさんは、なんてことを言い出すんだ。問題しかないっちゅうねん。

 

 そして、それに呼応して甲冑を纏ったお嬢さんも意見を述べる。

 

「あの、ご主人様。私も戦った方がいいのではないでしょうか。こんなにすごい防具を用意していただいたのです。攻撃を受けても大丈夫だと思います」

 

 君までそんなことを言うの?

 駄目だって。いくら何でも危険が危ないから。

 

 反論しようとしたところ、機先を制しロクサーヌが口を開いた。

 

「ミリア、ベスタ。素晴らしい心がけです。そのように、ご主人様の奴隷として恥ずかしくない振る舞いを意識するのですよ」

 

 ……相変わらず悪質な宗教信者のようなことを宣うお嬢様である。

 

 内心で戦慄していると、満足そうな表情を浮かべながらさらに言葉を続ける。

 

「ご主人様、私も全力でフォローしますので、二人の意見を聞き入れてはいかがでしょう?」

「いつまでも見学というわけにはいきません。それにこれだけの装備品に加え、物理ダメージ削減や体力二倍のスキルも付いています。問題はありません」

 

 慎重派のセリーまであちらに回ってしまったか。

 

 でも彼女たちが言っていることは、その通りなんだよなぁ。

 原作のルティナが迷宮に入ったときの状況や、他のパーティーの様子を見るに、問題なさそうではある。

 

 うーん……。じゃあ、とりあえず試してみるか。

 とにかくメッキを切らさないよう、どちらかが攻撃を受けたら即座にかけなおす。

 そして、無理そうならすぐに中止して、ミリアのジョブを暗殺者へ戻し、ベスタに戦闘を控えてもらう。

 

 その旨を伝えたところ、ボス部屋に歓声が響き渡った。

 

 屈託のない眩しい笑顔が咲き誇ってるわぁ。うちの娘たちはマジで女神だわぁ。

 

 

 

 ミリアのジョブを探索者に変更したところで、次の話題に移るためリュックから地図を取り出す。

 それを見たロクサーヌ、セリー、ミリアの顔に先ほどとは異なる笑みが浮かぶ。

 一方、ベスタはあまり状況がよく分かっていないようだ。

 

 うむ。可愛い。しばらくはそのままの君でいてね。

 

 そんなことを考えていると、ドヤ顔のロクサーヌが告げる。

 

「これでハルバーの迷宮の討伐が確実となりましたね」

「はい。ご主人様のトリプルスペルの殲滅力に地図が加われば、間違いないでしょう」

「まさかこんなことが起こるなんて、想像もしていませんでしたー。公爵様には感謝しないといけませんねー」

 

 確かにそうなんよ。

 たとえ三ターンかかろうとも、ここは突き進む場面なのは間違いない。

 

 しかし、それも安全が担保されていればの話。

 被ダメが大きい場合は何を言われようと絶対に引き返すし、不確定要素が大きい場合も迷宮討伐はスルーする。

 状況判断能力や戦闘センスが大きく劣る俺だが、この判断だけは彼女たちに任せるわけにはいかない。

 

 ビビりの危機察知能力を舐めるなよ!

 

 ……我ながらめちゃくちゃカッコ悪いなぁ。

 

 

 

 地図をロクサーヌに手渡すと四十六階層の地図を確認し、すぐにセリーへ回して次を確認していた。

 セリーも同じようにざっと目を通してミリアへ回す。

 さらにミリアも同様に視線を落とし、程なくして地図はベスタへと渡る。

 そして、ベスタが確認を終えたブツは俺の下へと戻ってきた。

 

 えっ? この娘たち、あんな一瞬で覚えたの?

 

 呆然としている間に、手元に三枚の地図が集う。

 

「……もう覚えたのか?」

 

 思わず問いかけたところ、彼女たちは何でもないことのように頷きを返した。

 

 短い旅を終えたそれに視線を落とすと、一本の線だけで構成された実に分かり難い代物。

 俺なら首っ引きで見ていたとしても、絶対迷子になると断言できるぞ……。

 

 すげーなぁ。地図の読める女だわ。

 

 ……うん。地図が読めなくても話を聞く男であるよう、努めなくては。

 

 

 

 続いて次の階層のブリーフィングを行う。

 四十六階層から出現する魔物はピックホッグ。

 豚肩ロース肉目当てに何度も狩っている相手なため、気負いは一切ない。

 

 弱点属性は水で土に耐性を持つ。

 この階層に出現する確率の高い魔物はピックホッグ、キラービー、ハチノス、ハントアント。

 そのうちピッグホッグとハントアントが水属性を弱点としており、逆に水属性に耐性のある魔物はいない。遊び人のスキルは中級水魔法に変更しておこう。

 気になるのはピッグホッグに土耐性があるせいで、メテオクラッシュの与ダメが低下すること。

 アクアストームでどれだけカバーできるのかが攻略の鍵である。

 

 

 

 時間調整をしている間に、ミリアにアイテムボックスとダンジョンウォークの詠唱をレクチャーだ。

 どちらもすぐに習得し、ボス部屋なので発動はしなかったがダンジョンウォークを使用するとMPが抜けていったらしい。

 そして今は嬉しそうに武器の出し入れを繰り返している。

 レベル1なのに何度も繰り返せるってことは、おそらくアイテムボックスの開閉にMPは消費されないのだろう。

 今までそんな負担を感じたことはなかったが、これで立証されたってわけだ。

 

 

 

 やるべきことが終わり、時間まで各々好きに過ごすことにした。

 俺は生薬生成で麻黄を万能丸に変える作業。セリーはパピルスに何かを書いている。

 そして、ロクサーヌ師匠はミリアとベスタを相手取って模擬戦だ。

 もちろん武器を使用するわけにはいかないため徒手空拳となるが、それでも迫力満点のアクロバットショーを披露中。

 

 三人とも怪我しないようにねー。

 

 

 

 二十分ほどしてセリーが筆記用具をリュックにしまう。

 

「魔法使いのいないパーティーとしてはだいぶ早いですが、ご主人様の力を侮られるわけにはいきません。そろそろボス部屋を出るべきでしょう」

 

 まあそうだな。逆に時間がかかりすぎていたら、そんな状態でどうして最上階のボスが倒せるんだと、不信感を抱くだろう。何とも塩梅が難しい。

 

 薬草採取士を魔道士に入れ替えていると、ロクサーヌたちが期待に満ちた眼差しでこちらへ近づいてくる。

 ミリアとベスタはロクサーヌの攻撃を食らっていたため、先ほどかけたメッキが切れているだろう。その旨を告げ、ちゃちゃっとかけなおしておいた。

 すると、ロクサーヌも全体手当てを使い、彼女たちのダメージを癒す。

 

 うん。オッケーかな。

 

 準備が整ったところで、次の階層へ進むことにした。

 

「では、いこう」

 

 四つ重なった良い子のお返事が、ボス部屋に響き渡る。

 

 

 

 

 

ハルバーの迷宮

四十六階層

 

 

 

 

 

 四十六階層に進むとロクサーヌが匂いを確認し始めた。

 

「複数のパーティーが探索を行なっているようです。ハルツ公爵家の騎士団員でしょう」

 

 その言葉に頷きながらセリーが付け加える。

 

「おそらく魔物部屋を潰しているのだと思います。最高到達階層を押し上げているパーティーは先を急ぎ、他のパーティーで後に続く者の足場を確保しているのです」

 

 なるほど。役割分担がされているってことか。

 

 ……それにしても、いくら何でもヤバない?

 

 桁違いの魔法攻撃力を持つ俺でも、四十五階層の魔物を倒すのに、メテオクラッシュ二発とウィンドストーム二発が必要だった。

 それがボーナス呪文を持たない普通の魔法使いや魔道士なら、何をか言わんや。

 とんでもない数の魔法を放たなければならず、呪文の詠唱だって必要になる。

 そして他のメンバーは、大量の魔物の攻撃からスペルキャスターを守らなくてはならない。

 その難易度はまさにナイトメア級。

 俺みたいなパラメーターとスキルのゴリ押しではなく、センスや経験といった地に足の付いた実力で勝負しているのだろう。

 

 これからも修業に励まんとなぁ……。

 

 思索を振り払い、探索を開始する。

 

 

 

 魔物をガンガン倒して先へ進む。

 幸いなことにトリプルスペル・改の二ターンで魔物は片付いた。

 おそらくアクアストームで弱点を突いていることにより、メテオクラッシュの与ダメ低下をカバーしているのだろう。

 

 しかし、ギリギリ二ターンで済んでいるだけであり、次の階層からは確実に三ターン目が必要になると思われる。

 それにミリアとベスタのレベルが上がり、錬金術師を外せば知力小上昇がなくなるため、三ターンで済むのかも分からない。

 また、現在のMPでは回復なしにメテオクラッシュを放てるのは二発だけ。

 三発目を放つには戦闘中にMPを回復するか、消費MP削減のスキルを用いる必要がある。

 その辺も考えておかなければならない。

 

 また、ミリアは攻撃をかわし続けているため、メッキを張りなおす必要はないが、ベスタは前線で攻撃を食らい続けていた。

 だが、彼女は大きなダメージを受けている様子はなく、戦闘後にロクサーヌの全体手当てを一度受けるだけで全快しているらしい。

 

 魔物との間には相当なレベル差があるってのに、ミリダメしか受けてないの?

 竜騎士の防御性能はぶっ壊れすぎでしょうよ……。

 

 

 

 魔物を蹴散らしながら順調に通路を進んでいると、不意にロクサーヌが立ち止まり、真剣ながらも喜びが隠し切れない表情で告げる。

 

「ご主人様、そろそろ夕方になりますが、この先が待機部屋です。順番待ちをしているパーティーもいないようなので、すぐにボスへ挑めるでしょう。最後はボス戦で締めませんか?」

 

 尻尾をブンブン振っちゃって。めちゃくちゃ可愛いじゃないのさ。

 

 んじゃ、この階層を突破したら今日の探索は終了にしよう。

 

「分かった。なるべく他人に見られたくないから、すぐに用意を整えてボス部屋に殴り込みだ」

 

 気持ちのいい返事をした彼女たちと共に、待機部屋へ向かい歩き出す。

 

 

 

 

 

ハルバーの迷宮四十六階層

ボス待機部屋

 

 

 

 

 

 ボス戦の準備を整える前にレベルの確認を行うと、俺の錬金術師が34。ミリアの探索者とベスタの竜騎士はどちらも12になっていた。

 

 うーん……。これは探索者のレベルが上がりやすいのか、それとも竜騎士のレベルが上がり難いのだろうか? あるいはその両方かもしれない。

 まあそんなことはどうでもいいか。さっさと準備に取り掛かろう。

 

 

 

 装備、ジョブ、ボーナスポイントをボス戦用に変更し、ついでにミリアのジョブも暗殺者に戻しておいた。

 ボスと雑魚ではその攻撃力に大きな差がある。事故の確率は下げておかないと。

 

 準備が整ったところでブリーフィングの時間だ。

 セリー先生の特徴的で愛らしい声に耳を傾ける。

 

 四十六階層のボスはビッグホッグ。牙を持つとんでもなく巨大な豚らしい。

 ピックホッグも結構なデカさだったのに、あれ以上といわれると不安になるぞ……。

 

 攻撃方法はその巨体を生かした体当たりと踏みつけ。それに土属性の全体攻撃魔法を使うとのこと。

 さらにスキル攻撃は牙を用いたしゃくり上げ。防御力が低いと体に風穴を開けられるそうだ。殺意高すぎやろ……。

 

 土属性に耐性を持ち、弱点は水属性。まあ今回は考える必要はない。

 そして、残すアイテムは通常ドロップがスペアリブでレアドロップが豚ロース肉。どんな味なんだろう? いまから楽しみだ。

 

 ブリーフィングを終えたところで彼女たちと頷きを交わし合い、扉の前へと移動する。

 

 

 

 

 

ハルバーの迷宮四十六階層

ボス部屋

 

 

 

 

 

ビッグホッグLv46

ビッグホッグLv46

キラービーLv46

ピックホッグLv46

 

 セオリー通りに作戦を遂行していたところ、中央に現れた魔物のデカさに度肝を抜かれた。

 

 でっか! 乙事主じゃん! ヤバッ!

 

 一瞬、呆けそうになるものの、怯むことなく戦闘を開始した四人を見て、心に火が着く。

 

 負けてられねー! 俺も行くぞ!

 

 オーバードライビングを発動して雑魚を速攻で片付け、セリーたち三人が注意を引いている方へ攻撃を開始する。

 

 

 

 その後、戦闘はあっけなく終わってしまった。

 空を飛んでいた分、クイーンビーの方がきついまであるわ。

 

 まったく問題なさそうにケロッとしているが、何度も攻撃を食らっていたベスタへ念のため問いかける。

 

「体は大丈夫か?」

「はい。ロクサーヌさんに何度も回復してもらえたので、大丈夫だと思います」

 

 確かにロクサーヌは適宜回復を入れていたが、受けていたのはそんなレベルの攻撃じゃなかったでしょうよ。

 本当に竜騎士の防御性能はすさまじい。

 

 ……いや、これは竜騎士のジョブによるものというより、彼女個人の資質によるものなのかも。

 

 そんなことを考えながらドロップアイテムの回収を行うと、蜂蜜に豚肩ロース肉、そしてスペアリブに豚ロース肉が残っていた。

 オッケー、オッケー。レアドロップが二つもあったか。いいじゃん、いいじゃん。

 

 満足感を覚えながら帰りの支度を整え、四十七階層へと続く扉を潜った。

 

 

 

 

 

田川 歩 男 18歳

冒険者Lv52 勇者Lv46 遊び人Lv57 魔道士Lv52 剣士Lv42

装備 頑強のアルバ 身代わりの竜革グローブ オラクルビットローファー よりしろのイアリング

 

BP振分 残BP:2

キャラクター再設定:1

フィフスジョブ:15

詠唱省略:3

必要経験値二十分の一:63

鑑定:1

ジョブ設定:1

ワープ:1

買取価格三十パーセント上昇:63

 

所持金:2,447,449ナール

 

夏の休日

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