「これで俺の秘密は全てロクサーヌに打ち明けることができたかな。今後、何かあったら相談させてもらえると助かる」
「はい。お任せください」
俺が全てを打ち明け、そして頼られたことが嬉しかったのだろう。彼女の顔にはとても美しい笑みが浮かんでいた。
おっと。長話をしたせいですっかり髪も乾いている。
商人と僧侶を入れ替え、俺とロクサーヌの髪と頭皮に手当てを使っておいた。
結構シリアスな雰囲気だったはずなのに、我ながら締まらないなぁ。
でも、しょうがない。
話している最中に相手の視線がチラチラと頭の方に向いたり、髪の毛の話題が出ると気を使われたり、そういうのは結構傷つくものなのだ。
あんな思いは二度としたくない。
さて、気を取り直して原作知識の件でロクサーヌに相談してみよう。
「それじゃあ、さっそく相談したいことがあるんだけどいいかな?」
「はい。なんでしょう?」
「ベスタは両親が奴隷のため、本人も生まれたときから奴隷として生きているので一先ず置いておくとして、セリー、ミリア、ルティナについてはそれぞれ奴隷になった理由がある」
「はい」
彼女は話を聞きながら頷いた。
「ルティナについてはさっき言った通りだね。セリーは迷宮探索で一家を支えていたお兄さんが探索中に怪我を負い、その薬代のために自ら奴隷になる。そして、ミリアは禁漁区と知らずに漁を行ったことで奴隷に落とされた」
こう並べてみるとロクサーヌも含めて色々な理由で奴隷落ちをしているんだよなぁ。
今後、俺も気を付けなくてはいけない。
何しろ俺は盗賊のジョブを所持している。インテリジェンスカード操作のスキルを有する者なら、こちらの同意なく奴隷にしてしまうことが可能なのだ。
その対抗手段として、なるべく早くインテリジェンスカード操作のスキルを持つジョブを獲得しなければならない。
思索を打ち切って話を続ける。
「おそらく彼女たちはまだ奴隷になっていない。今なら奴隷になる前に助けることができる可能性がある。ただその方法がとても難しいんだ」
「そうなのですか?」
「うん。作中ではセリーとミリアの出身地が明かされていないから、まずそこを探すところから始めなければならない。そうなると、時間がかかってしまうだろう。とても、迷宮探索をしている余裕があるとは思えない」
「手掛かりは全くないのですか?」
うーん……。手掛かりなぁ……。
「ミリアについてはバーナ語をしゃべっているので、おそらく帝国東側の獣人たちが住んでいる地域のどこかだと思う。だけど、セリーについては全く分からない」
「そうですか……」
「そして、仮に見つけることができたとして、いきなり見ず知らずの人から、『君のお兄さんは迷宮で怪我をするので安全な階層で探索するように』とか『君は禁漁区に入り込んで漁をするから気を付けるように』なんて言われて納得するかなぁ」
「おそらく聞き入れることはないでしょうね……」
そうなんだよなぁ。セリーの家族の生活はお兄さんの稼ぎに懸かっている。
それに彼女は合理主義者だ。まったく知らない奴の怪しげな予言なんて信用するはずがない。
ミリアにしたってそんな戯言は聞き流して、気に留めることなくすぐに忘れてしまうことだろう。
彼女の言葉に頷き話を続ける。
「難しいよなぁ。ルティナに至ってはセルマー伯に迷宮討伐に勤しむよう直訴しなければいけないけど、そんなことできるはずがないし、できたところで不敬として始末されかねない」
現段階で、全エルフ最高代表者会議ではセルマー伯を排除する方向に話はまとまりつつあることだろう。ルティナに関しては既に詰んでいる可能性の方が高い。
「わざわざ危険を冒してまで忠告をしてセルマー伯を救う必要があるとは思えません。迷宮討伐は貴族に課せられた責務です。その義務を負うからこそ、領民が納めた税金で贅沢な暮らしをすることが許されているのに、それを怠り淫蕩に耽るなど言語道断です」
ロクサーヌは怒り心頭といった様子だ。
当然のことだろう。なにせ彼女は税金が払えなくて奴隷落ちをしてしまっている。
セルマー伯の行いに納得できるはずがない。
「そうだね。救える可能性があるといってもそれは可能性があるというだけで、とても実行可能なことじゃない。やはり、彼女たちを仲間にするために動くということでいいかな?」
「はい。それでいいと思います」
日々の生活と迷宮探索をしながらセリーやミリアの故郷を調べる時間などとても取れない。
仲間になった後は何不自由ない生活が送れるよう精一杯努めるから、申し訳ないがこれについてはスルーさせてもらおう。
「それじゃあ、仲間にするための手順になるんだけど、セリー、ミリア、ベスタに関してはそれほど問題ない。しかるべき時にしかるべき場所に行き購入するだけで済む」
「はい」
「えーっと、セリーが春の三十三日目にベイルの商館、ミリアが春の五十五日目に帝都の商館、ベスタが春と夏の間の休日にクーラタルの商人ギルドで開催されるオークションだね」
まとめWIKIを確認しながら告げた。
ベスタのオークションについては日にちのズレはないだろうが、セリーとミリアに関してはある程度前倒ししても問題ないだろう。
この日にちだけは、何があっても忘れるわけにはいかないな。
日にちを頭に刻み込んだところで話を続ける。
「問題はルティナだ。彼女だけはハルツ公爵と知り合うなど、様々な要因が複合的に絡み合って所有に至っている」
「えーと……。最初にハルツ公爵と面識を持つのは災害救助でしたか?」
「そう。その依頼を受けるためには、クーラタルの冒険者ギルドで、頻繁にワープを行うところを受付嬢に見られている必要がある。そうじゃないと冒険者だと誤認されることがないからね」
これに関しては特に問題ない。
昨日今日と同じように、今後もあそこで頻繁にワープを行うことだろう。
「その次はクーラタルの商人ギルドでゴスラー殿と出会いペルマスクの鏡を勧めなければならない」
「それがいつ起こるのか分かるものなのでしょうか?」
そうなんだよなぁ。一応まとめWIKIによると春の四十四日目とのことだが、その前から連日ルークを訪ねてみるか。
そうすることでゴスラーと出会う確率を上げておこう。
「一応、これによると春の四十四日目になっているけどズレが出るかもしれない。なので、数日前からルークに会いに行くようにしたいと思う」
「それがいいかもしれませんね」
納得したように頷いている彼女へ頷きを返す。
さて、次だな。
「それから兇賊ハインツや狂犬のシモンの一味を倒し、決意の指輪を回収しハルツ公に返却しないといけないね」
「セルマー伯爵家から盗み出されたというものですね」
「そう。これをこなさないとセルマー伯との会談に立ち会うことができず、そうなると伯爵家に攻め込むときに声がかからない」
「ルティナに関しては、本当に偶然が複雑に積み重なっているのですね」
本当にな。五人のパーティーメンバーのうち、ルティナだけは色々な意味で特殊すぎる。
「その後はバラダム家との決闘だ。これは春の七十五日目にボーデの迷宮十二階層を探索しているときに起こるから、数日前からそこの探索をしておこう」
「決闘ですね! 望むところです!」
ロクサーヌさん。目が爛々としていらっしゃる。
恨みはらさでおくべきかってとこなんだろう。
もちろん俺だって彼女の復讐に手を貸すぞ!
……まあ、エクストリームドロップデッドを使うだけなんだけどさ。
殺る気満々といった様子のロクサーヌに告げる。
「そこで、ゴスラー殿にロクサーヌの回避能力を見せつける必要があるから、それは任せるね」
「はい! 掠らせるつもりもありません!」
わーお。自信満々ですこと。
まあ、実際その通りになるんだろうなぁ。
「そのあとは食事会に誘われ、そこでロクサーヌの腕前を確認されて帝国解放会の入会を勧められる。入会後祝宴に招かれ、そこで伯爵家襲撃に巻き込まれるって流れだ」
「取りこぼしがないように気を付けないといけませんね」
「そうだね。お互いに確認し合いながら過ごしていこうか」
「はい」
当面の予定を確認したところで絞めに入る。
「今日のところは、相談したいことはこれくらいかな。これからも相談したいことができたらロクサーヌを頼ってもいい?」
「はい! お任せください、ご主人様!」
頼られたことが嬉しかったのだろう。ロクサーヌは満面の笑みで承諾してくれた。
しかし、何かに気づいたように真剣な表情に変わると、こちらを見つめ問いかける。
「ご主人様……。これから仲間になる彼女たちにもご主人様の秘密を打ち明けるのでしょうか?」
あー……。
彼女にしてみれば自分一人に打ち明けたのか、それともパーティー全員の秘密なのかではその意味が異なるのだろう。
正直それに関しては、ロクサーヌさえ俺のことを知っていてくれれば、他の娘たちが知らなくても問題ないといえば問題ない。
だが、パーティーの参謀を務めてもらうセリーに関しては打ち明けていたほうがいい気もするなぁ……。
うーん……。
……そうだな。責任放棄のような形になってしまうのは申し訳ないが、彼女の好きにしてもらおう。
「それについては君に任せることにする。俺としてはロクサーヌさえ知っていてくれれば何も問題ないから、もし君が話した方がいいと判断した場合は伝えることにするよ」
「……よろしいのですか?」
「うん。全然大丈夫」
「もしかしたら一生打ち明けないということもあると思います……」
主人の意向に反した行動をとっていると思っているのか、彼女の顔は強張っており、緊張している様子が見て取れる。
ぶっちゃけ、本当に俺はロクサーヌが知っていてくれればそれでいいんだから、そんなに悩む必要なんてない。
「うん。それでも全く問題ないよ」
「ご主人様、ありがとうございます」
強張っていたロクサーヌの顔に笑みが戻る。
俺なんかにここまで執着し、独占欲を抱いてくるなんて本当に嬉しすぎるぞ。
彼女は顔に浮かんでいた表情を恥ずかしそうな笑みに変えると、俺の耳へ可愛らしくも艶のある声で囁いた。
「セリーが来るまでは、私だけのご主人様ですね。今日からたくさん可愛がっていただけますか?」
あー! やばい! 心臓を撃ち抜かれた! 完全に殺し文句じゃないか!
ロクサーヌに本当の俺を受け入れてもらえたんだ。いいんだよな? 今日からはもう我慢しなくていいんだよな?
「ロクサーヌ。今日から君のことを愛してもいいかな?」
「はい。よろしくお願いします。私のご主人様」
そう言うと彼女は俺の頬に手を当て、ゆっくり自分の顔を近づけると触れるだけの柔らかいキスをした。
もう一秒だって我慢できない。
ソファーから立ち上がりロクサーヌに手を差し出すと、そこに愛らしい手を添えてくれる。
その手を握り軽く引っ張ると、それに合わせソファーから立ち上がった。
そして、握っていた手を、指を絡める形へと変える。
ああ。ずっと憧れていた恋人つなぎだ。俺の指とロクサーヌの指が絡まり合い、そうしているだけで心臓がバクバクしてしまう。
すると、キュッと可愛らしく握り返してくれた。
「俺のいた国では、この手の握り方は恋人つなぎといって恋人同士で行うものだったんだ。ずっと憧れていたことをロクサーヌとできて本当に嬉しいよ」
「恋人つなぎですか? ふふ。ご主人様。お望みでしたら、いつでもおっしゃってくださいね。私もご主人様と恋人つなぎが出来て嬉しいです」
好きー! ロクサーヌ大好きだー! 愛してるー!
手をつないだまま彼女が燭台を持ってくれたので、俺がドアを開けリビングを出る。
そのままエントランスを抜け、階段を上がり寝室の前まで来るとロクサーヌから声がかかった。
「あの、ご主人様。少々準備をしてきてもよろしいでしょうか?」
そうだよな。男には分からないが女性には色々と準備が必要なのだろう。
「大丈夫。俺は寝室で待っているからゆっくり準備をしてきて」
「ご主人様、ありがとうございます。あの、そんなにお待たせしないと思いますので少しだけお待ちください」
そう言って寝室に置いてあった燭台の蝋燭に火を移すと、自分の部屋へ入っていった。
……よし。寝室で待つとしよう。
部屋に入ると水の入った桶とタオルが置かれている。
ロクサーヌが準備をしてくれていたのか。
俺との行為を待ち望んでいるかのようでグッとくるものがある。
ベッドへ腰を下ろし待っていると、初体験が上手くできるのかという不安が頭の中をグルグル回り、だんだん落ち着かなくなってきた。
これから始まる本番に向けての知識は、エロ漫画と、エロ同人、それからふたりエッチで得たものくらい。
ネットで見た記事によると女性はAVの真似をする男にドン引きするということだからAVは最初から除外だ。それに、俺にはあんなオラオラみたいなことは無理だしな。
エロ漫画とエロ同人で好きだったのは、催眠物、ギャル物、熟女物。
催眠術を使い最初から感度マックスで処女でも中でイキまくり。
エッチなギャルに責められる。
欲求不満な熟女に手ほどきを受ける。
うーん……。いくら童貞でも今の状況でこれらを参考にしてはいけないことぐらいは分かる。
やはりここはふたりエッチの知識を頼るべきか。
二十五年以上にわたりエッチをアカデミックに解説しているのだ。きっと、その知識は信用できるはず。たぶん、おそらく、きっと……。
確か前戯が大切だったっけ?
独りよがりにならないようにロクサーヌのことをよく見て、苦しそうだったり嫌がっていたりする場合はすぐにやめる。
今後もずっと彼女と共に過ごしていくのだ。たとえ最後まで出来なかったとしても機会ならいくらでもある。
あせらずゆっくり、ロクサーヌのことを第一に考えた行動を心がけよう。
あっ。爪を切っとかないといけないな。
彼女の体に傷をつけるわけにはいかない。こちらもしっかりと準備をしておこう。
鍵の掛かったチェストから爪切りを出し、爪を切っていく。
全ての爪を深爪気味に整え、爪切りについているやすりをかけておいた。
おそらくこれでいいはず。
他に何かするべきことはあるだろうか?
あー。もう、やばい。ドキドキしすぎて訳が分からない。
ベッドに腰かけ、蝋燭の明かりに照らされながら悶々としていると遂にそのときが訪れた。
部屋にノックの音が響く。
「は、はい!」
やばっ! 声がひっくり返った!
テンパってるのが丸分かりだ!
ゆっくりとドアが開かれ、緑色のキャミソールを身に纏った女神が部屋に入ってきた。
ああ。本当に綺麗だ。
昨日も見ているのに改めてその美しさに圧倒されてしまう。
「緑のキャミソールなんだね」
「はい。大切な二人の初めてなので気に入った色の寝間着を着けてみました」
やっぱりロクサーヌは緑色が好きなのかもしれない。
「とても似合っている。美しさに圧倒されてしまいそうだよ」
「ふふ。ありがとうございます、ご主人様」
そう言って彼女が嬉しそうに笑みを浮かべると、キャミソールが尻尾の動きに合わせ揺れていた。
ベッドに腰かけたまま手を伸ばすと、ロクサーヌの手がそっと添えられる。
その手を握りベッドへ導くと中央にぺたんと座った。
いよいよだと思ったのか少しだけ緊張したような表情でこちらを見つめている。
そうだ。ロクサーヌも初めてなんだ。
最初から気持ちよくなれる男と違い不安があることだろう。
少しでも不安が解消されるようにしないと。
彼女の頬に右手を添えゆっくりと撫でさすってみる。
一瞬驚いたような表情を浮かべるが、そのまま続けていると安心したような表情になり、俺の手に顔を擦り付けてくれた。
よかった。少しはロクサーヌの緊張もほぐれたかな。
今度は両手を頬にあて顔を近づけるとロクサーヌは目を閉じ、少しだけ顔を上げる。
互いの唇が触れるとゾクゾクとしびれるような多幸感に襲われた。
これから俺はロクサーヌと一つになるんだ。
自分の中からとめどなく湧き上がる興奮を何とか抑えつける。
間違っても興奮のまま乱暴に彼女へ触れるわけにはいかない。
たとえこのあと破瓜の痛みがあったとしても、乱暴に扱われた挙句の痛みと、優しくされた上での痛みでは、ロクサーヌの気持ちが全然違うはずだ。
童貞が何をいっているんだとも思うが、優しく触れてなるべく痛みが少なく、そしてロクサーヌが嫌な思いをしないように努めよう。
頬に添えていた手を離し、左手で柔らかくありながらも弾力に富んだ体を抱きしめ、右手で愛らしい犬耳と髪を優しく撫でる。
すると彼女が俺の唇を舐めてきた。
リップクリームを塗るように上下の唇を隅々まで舐めると、今度は自分の唇で俺の唇をハムハムと咥えだす。
試しに舌を出してみると唇で咥え、今度は甘噛みをしだした。
ロクサーヌすごすぎるよ。
よし。俺も負けてはいられない。
今度はこちらも同じように彼女のプルンと柔らかな唇を優しく食んでいく。
それをしばらく続けていると、そっと舌を差し出してくれたので思いっきり吸い付き、そのあとに口内に招き入れ甘噛みをしてみる。
しばらく続けていると、ロクサーヌの舌がいたずらっぽく俺の舌へちょっかいをかけてきたので、こちらもしっかり受け止め絡ませ合う。
美味しい。
ロクサーヌの舌や唇、それから唾液までもが美味しく感じた。
部屋の中には、お互いの口や舌が戯れ絡まり合う合う音が響いている。
そろそろ次のステップに進んでも大丈夫だろうか?
ゆっくりと顔を離すとお互いの口に唾液の糸の橋が架かる。
ロクサーヌを怖がらせたりしないよう、右手で髪の毛とそこからシームレスにつながっている犬耳を優しく撫でていく。
そして、もう片方の手でそっと豊かなふくらみへ手を伸ばす。
キャミソールの滑らかな触り心地とその向こうの柔らかく弾力のある感触が手のひらに感じられた。
そっと力を入れるとその豊満な乳房は俺の手の動きに合わせて形を変えていく。
思いっきり揉みしだきたい衝動をグッと堪える。
俺を信じて体を許してくれているのだ。絶対に彼女が嫌な思いをするようなことはできないし、したくない。
壊れ物を扱うように優しく繊細なタッチを心がけながら揉んでいく。
ゆっくりと霊峰に触れていると、その頂点に息づく愛らしい果実が少しずつ存在を主張し、俺の手のひらにコリコリと可愛らしい感触を返してきた。
このタイミングだろうか?
何しろ初めての経験だ。どのタイミングで服を脱ぐのか分からなかったが、ここで脱がせる方がいいはず。
キャミソールの裾を持ちゆっくりと上げていく。腰の方まで上げるとロクサーヌの秘部を隠す物がないことに気が付く。
驚いて彼女の顔をうかがうと恥ずかしそうな表情でこちらを見つめており、目が合うとそっと頷いた。
そうか、ロクサーヌは今日俺と一つになると決意をしてくれていたんだな。
その気持ちが本当に嬉しい。
そのままキャミソールを脱がせると、女神そのものの美しい体を全てさらけ出し、こちらを見つめ続けている。
そして、俺も全て脱ぎさり彼女を見つめ頷いた。
ロクサーヌをベッドへ横たえ、口づけを交わしながら胸への愛撫を再開する。
部屋の中には彼女の愛らしい吐息が響き、それが顔に当たると熱を帯びているのが伝わってきた。
両の手で優しく乳房を揉みながら、可愛らしく存在を主張している果実を口に含む。
強くならないよう気をつけ、軽く咥えながら吸い付き、唾液を塗した舌で左右に揺らし刺激していく。
痛みがないように様子をうかがいながらそれを続けていると、段々ロクサーヌの息遣いが激しくなり遂には声が上がった。
「あっ、んっ、ごしゅ、じん、さまっ……。だめっ、ですっ」
声が上がってもそのまま愛撫を続けると彼女はシーツを握りしめ、体を弓なりにしビクンと振るわせる。
ひときわ高い声が上がると力が抜けたように、ベッドへ体をくたりと横たえた。
ロクサーヌは荒い呼吸を続け、それに合わせて二つの大きなふくらみが動いている。
「ロクサーヌ。大丈夫?」
呼びかけると息を乱しながら口を開く。
「はい。あの、大丈夫、だと思います……。ご主人様、えっと、昨日よりも、その、すごかった、です……」
よかった。体の準備が出来て少しでも破瓜の痛みが少なくなってくれるといいんだけど。
彼女が落ち着くように抱きしめ、背中の毛をゆっくりと梳きながら、秘部にもう片方の手を伸ばすとしっとりと潤っているのが感じられた。
これは受け入れる準備が出来ているんだろうか?
いや。彼女は初めてなんだ。少しでも痛みを軽減するために、もっと丁寧に前戯を続けた方がいいのか?
どちらにするべきか悩んでいると、ロクサーヌが話しかけてくる。
「ご主人様。私のことを大切にしていただきありがとうございます。こんなにも優しくしてもらえるなんて思ってもいませんでした」
「俺がロクサーヌの事を大切にするなんて当たり前のことだよ」
そのためにこの世界に来たんだ。
どんなことがあってもそれを曲げるようなことをするはずがない。
「そのおかげで私の準備は出来ています。ご主人様、私の全てをご主人様のものにしていただけますか?」
……いよいよか。
四十五年生きてきて初めての経験だ。
その初めてをロクサーヌと共に迎えることができる。
本当になんて幸せなことだろう。
「ロクサーヌ。いくよ」
声をかけると脚を広げ受け入れる体勢を取ってくれた。
自分のモノを持ち広げられた脚の間に入ると、彼女は自分の秘部を両手で割り開き迎える準備を整えている。
そこへと狙いを定め、ゆっくりとロクサーヌに覆いかぶさっていった。
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行為が終わるとロクサーヌへ向け手当てを使い続ける。
一頻り手当てをかけてから濡れタオルで彼女の体を清め、その後に俺自身のモノも拭いていく。
拭き終えると布団をかけ、ロクサーヌの体をぎゅっと抱きしめる。
背中の毛をゆっくりと撫でていると声をかけられた。
「ご主人様。優しくしていただきありがとうございます。想像していたよりずっとずっと素敵な初めてで、とても嬉しかったです」
「ロクサーヌ。受け入れてくれてありがとう。大好きなロクサーヌと最高の初めてを経験することができて、俺の方こそ幸せでいっぱいだ」
そう言うと腕の中で彼女が身を捩り、こちらの方へ顔を近づける。
何度か唇を重ねると俺の耳に口を寄せ囁いた。
「ご主人様、我慢をなさっていませんか? 私なら大丈夫ですので続きをお願いします」
本当になんていじらしくて可愛い娘なんだろう。
「ロクサーヌ。その気持ちは嬉しいけど、これから先もずっと一緒に過ごすんだから今日無理をする必要なんてないよ」
「ふふ。優しくて素敵な私のご主人様。これからもずっとずっと可愛がってくださいね」
再び唇を重ね、舌を絡ませ合っているうちにいつの間にか眠りに落ちていった。
田川 歩 男 18歳
探索者Lv21 英雄Lv18 魔法使いLv21 戦士Lv18 僧侶Lv15
BP振分 残BP:0
キャラクター再設定:1
フィフスジョブ:15
鑑定:1
必要経験値十分の一:31
詠唱省略:3
ワープ:1
ジョブ設定:1
MP回復速度二十倍:63
結晶化促進四倍:3
所持金:386,357ナール
春の4日目