転生したら西野武子だったので、原作知識を生かして無双します!   作:たかきょう

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第28話.無人島試験スタート!

 

 

『生徒の皆様にお知らせいたします。お時間がありましたら、是非ともデッキにお集まりください。まもなく島が見えて参ります。非常に意義のある景色を御覧いただけるでしょう。』

 

 

船内に突如としてアナウンスが響く。一見、何気ない普通のアナウンスにも聞こえるが...

 

 

「ねぇ、みんな!デッキに行ってみない?」

 

 

「いいね!」

 

 

「いきましょう!」

 

 

実際には上陸前に特別試験の舞台となる島を一周するので、その間に島を下見...『島中にあるスポットを探しておけ』というメッセージなのだろう。

 

 

それを察した私はみんなを誘ってデッキへ向かったのだった...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

「これより、本年度初となる特別試験を開始する。」

 

 

特別試験がおこなわれるであろう、無人島の下見が終わってしばらくした後...私達は無人島に上陸する事となり、そこで先生達から特別試験の説明を受けた。

 

 

突然の宣告に当然、大半の生徒達は驚きを隠しきれていない様子だ。

 

 

何せ、楽しいバカンスとしか聞かされてなかったはずだもんね...

 

 

それはさておいて...今回の特別試験の主なルールだが、あとで説明されるであろう追加ルールも含めて簡単にまとめてみると...

 

 

 

 

・各クラスは1週間の間、無人島での集団生活をおこなう。ただし...特別試験自体のテーマは【自由】であり、強制的にやらなければいけない課題などはない。

 

 

・各クラスに今回の特別試験専用として300ポイントが支給される。飲料水や食料や備品や遊び道具などはこのポイントを消費して購入する必要がある。

 

 

・無人島にはスポットと呼ばれる地点がいくつかあり、占有したクラスのみがそのスポットを使用可能となる。また、一度の占有で1ポイントを獲得できる一方でスポットの占有は8時間しか効力を持たないため、更新しないと自動的に権利が切れてしまう。

 

 

・スポットを占有するには専用のキーカードが必要であり、キーカードを使用する事ができるのはリーダーとなった生徒のみである。なお、基本的に正当な理由がない限りはリーダーの変更は認められない。

 

 

・7日目の最終日に点呼のタイミングで他のリーダーを当てる権利が与えられる。

 

 

 

 

など...大方、こんな感じかな?

 

 

 

 

「先生!特別試験という事はクラスポイントが増えたりとかもするんですよね!?」

 

 

私がそう思っていると、誰かがこのような質問をしていた。恐らく...普段からポイントに困っているDクラスの生徒かな?

 

 

「その通りだ。試験の結果次第で各クラスのクラスポイントは増加する。」

 

 

先生達は投げかけられた質問に答えつつ、ペナルティについての説明もおこなった。

 

 

それは...

 

 

 

 

・他のクラスのリーダーを的中させる事ができた場合は的中させたクラス1つにつき、50ポイントを獲得できる。ただし、他のクラスのリーダーを間違えてしまった場合は-50ポイントとなってしまう。また、リーダーを当てられてしまったクラスはスポットボーナスを獲得できない。

 

 

・著しく体調を崩すなどしてリタイアしてしまった生徒が出てしまった場合は1人につき、-30ポイントとなる。

 

 

・環境を汚染する行為が発見された場合は-20ポイントとなる。

 

 

・毎日、午前8時及び午後8時に行う点呼に不在の場合は1人につき、-5ポイントとなる。

 

 

・他のクラスが占有しているスポットを許可なく使用していた場合は-50ポイントとなる。

 

 

・最終的に試験専用として支給された300ポイントの残りと各クラスのリーダー当て、並びにスポットボーナスにおいて得たポイントを加算した最終結果のポイントがクラスポイントとして換算される。

 

 

 

 

このように、原作通りの内容だった。

 

 

 

 

(あれっ?原作だとマニュアルをみて...別にいいか、これなら原作知識を生かして上手く立ち回れそうだね...)

 

 

まぁ、テストの点数の売買の時のようになぜか、原作と比べて難易度が上がっていたみたいな展開にだけにはならなくて助かったよ。

 

 

「では、今からマニュアルを配る。なくしてしまった場合は再発行が可能だ。ただし、試験専用のポイントを消費する事になるので注意する事だ。厳重に保管しておけ。」

 

 

そして...先生からマニュアルを貰って、その場にいた全員が解散した時だった。

 

 

「おい、武子...ちょっと来い。」

 

 

龍園が小声で私を他の皆と少し離れた場所に誘導した。

 

 

「龍園くん?いったい、どうしたのかな?」

 

 

「今回の特別試験だが...俺は試験専用に支給される300ポイントを全て消費するつもりだ。お前にこの意味が分かるか?」

 

 

どうやら、龍園は原作通りの0ポイント作戦を実行するつもりのようだ。

 

 

「う~ん、あなたが考えてる作戦の内容は大体は分かったよ。簡単に言えば夏休みを満喫させる事でクラスメート達の不満が出ないようにしつつ...追加ルールでのポイント獲得を狙う感じかな?」

 

 

「まぁ...大体はあってるな。」

 

 

「でもさ、あなたの作戦の内容には穴がある...だから、少しだけ修正させてもらっても構わないかな?」

 

 

「ふん、相変わらず面白い女だぜ...一応だが、聞かせてみろ。お前の案を採用するかは内容次第だ。」

 

 

ただ、そのままの作戦だと...綾小路くんの策略にあってポイントを獲得できずじまいに終わるのが私には分かってるからね~。

 

 

あなたの策...少しだけ弄らせてもらおうかな?

 

 

 





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