高松家の双子は迷子   作:ローマン

11 / 18



 前回登場したトモリと、MyGO!!!!!メンバーが絡みます!

 それではどうぞ!!







新たなるお姉ちゃん…!?

 

 

 

 

 〜例のライブから数日〜

 

 

 

 

「見てよこれ! SNSでめっちゃ話題になってるよ!」

 

「そりゃ燈と煌が出てるんだもん、良いライブで当たり前。」

 

「猫じゃなかった……」

 

「あの人は狛犬のお面してたけど、近所の野良猫たちとどうして仲良くなれたんだろう……?」

 

「さぁ? 神主さんは謎が多いですからね……」

 

「お、お姉ちゃん、そんなにやらなくてもいいよ……」

 

「燈ちゃんは可愛いんだし、もっと自信持ちなって!」

 

 

 

 今、私たちが居るのはライブハウスRINGのカフェ

 

 この前のライブの話をMyGO!!!!!のメンバーたちが聞きたいと姉さんに言われたため私も同席したのだが、なんとトモリさんも来てしまうことになった

 

 トモリさんは私の姉さんとは性格が正反対なので、大丈夫かに思われていましたが……早速姉さんの髪をいじってますね

 

 

 

「愛音ちゃ〜ん! 写真撮る!?」

 

「じゃあ、一枚お願いします!」

 

「そよちゃん、いつも頑張ってて偉いね〜!」

 

「っ……!?(何でだろう、この人の優しさには抗えない……)」

 

「楽奈ちゃん、お手!」

 

「ん。」

 

「立希ちゃんの身体は、あったかくて落ち着くな〜!」

 

「〜〜っ……////」

 

 

 

 なんか皆さん、手懐けられてません……?

 

 

 

「そうだトモリさん! 私たちは並行世界だとどんな感じなんですか!?」

 

「そんなこと聞いてもいいの……?」

 

「皆に言わなければ大丈夫だそうですよ。」

 

「そうだなぁ〜、愛音ちゃんは大人しいけどギターに熱心で、楽奈ちゃんはカッコよくてハキハキしててギター上手いし、そよちゃんは皆の妹的存在だけどまとめてくれるし、立希ちゃんは素直な子で徹夜で歌詞書いてくれるんだ。」

 

「な、なんか少しずつ違うんだね……」

 

 

 

 神主さん曰く、名前が同じでも並行世界だと少しだけズレる部分があるらしい

 

 

 

「きらりんは!? きらりんはないんですか!?」

 

「煌ちゃんか〜、それはね……」

 

 

 

 ここにきて、トモリさんは暗い顔をした

 

 何か訳ありなのだろうか?

 

 

 

「……私の世界の煌ちゃんはね、もう亡くなってるんだ……」

 

「そ、そうだったんですか……ごめんなさい……」

 

「大丈夫……もし生まれてたら、私みたいに可愛い女の子だったのかな……」

 

「トモリさんの世界の私は……」

 

「うん、死産だったの……でも本当なら私も死んでておかしくなかった身だってお医者さんは言ってたから、今思えば煌が私の背中を押してくれたのかもしれない……」

 

 

 

 時々トモリさんは、声を詰まらせながらそう話してくれた

 

 私は姉さんと顔を見合わせると、トモリさんの近くに寄る

 

 

 

「……!」

 

「大丈夫です、私は……いや、私たちはここに居ます!」

 

「だ、だから、安心して……えっと……お姉ちゃん?」

 

「っ……!?」キューン♡

 

 

 

 トモリさんは溢れんばかりの笑顔で、私たちを抱きしめる

 

 

 

「お、お姉ちゃん……苦しい……」

 

「あっ! ごめんね! 大丈夫!?(こんな可愛い子たち、抱きしめないわけにもいかないじゃん……////)」

 

「私、この前のライブに出れてよかったです、あのままじゃ私は過去を断ち切れていませんでした……神主さんにお伝えください、ありがとうって。」

 

「フフッ、勿論だよ。」

 

「あ、あの! 最後に私たちの演奏、聴いていってもらってもいいかな……?」

 

「えっ! 演奏観てもいいの!?」

 

「あと5分ぐらいでやるんですけど、どうですか?」

 

「観てくよ!!」

 

 

 

 即答だった、それに今回は私も……

 

 

 

「えっと、もしかして……!」

 

「えぇ、私も弾きますよ、琴ですが。」

 

「ねぇねぇ、曲どうする?」

 

「えっと……それじゃあ迷星叫で。」

 

 

 

 演奏が始まった

 

 琴でのアレンジは、割とすぐに出来る

 

 

 

『また今日も声にならずに飲み込んだ感情〜♪』

 

(さすがだね、こっちの世界の私、けど私だって……!)

 

 

 

 おや? トモリさんがマイクを持ちましたけど……

 

 まさか……!

 

 

 

『『僕のため〜♪ それだけ〜♪ それだけだったんだよ〜♪』』

 

 

 

 これには楽奈ちゃん以外のメンバーが驚いていたが、直ぐさま笑顔を返し、演奏に集中する

 

 それにしても、凄い調和だ……!

 

 姉さんの詩が、更に深みの増した音楽になっているように感じた

 

 

 

「ふぅ〜……ナイスだったよ、皆!」

 

「ともりんのお姉さん、やっぱり歌上手〜い!」

 

「とても上手かったと思います、どこかで習ってたんですか?」

 

「独学で作曲してる時に、歌は誰がやるのかな〜って考えててさ、折角なら私がやろうって決めたんだ、勿論ボイトレとかもしてる。」

 

 

 

 姉さんは作詞の天才ですが、トモリさんは作曲の天才なんですね

 

 もしかしたら、この2人で曲を作ったら最強なのでは!?

 

 

 

「さてと……私はそろそろ帰らないとね。」

 

「えっ!? 時間とかあるんですか!?」

 

「神主さんに言われてるんだよね〜、ある程度の時間になったら元の世界に魂を戻すからって。」

 

「えっと……それって……?」

 

「あぁ、ちょっと難しいよね、簡単に言うと元の世界の魂をこっちの世界に飛ばしてるみたいなんだけど、私もよく原理は分かってないんだよね、神主さんに今度聞いてみるといいよ。」

 

 

 

 別世界を繋ぐなんて、不思議な力ですね

 

 神主さんの謎が増えるばかりですが……

 

 

 

「じゃあね、迷える少女たち!」

 

 

 

 そう彼女は呟き、RINGの外へと出て行く

 

 後を追いかけたが、もう彼女の姿は無かった

 

 

 

 

 

__________________________________________

 

 

 

 

 

 〜翌日、学校〜

 

 

 

 

「ふわぁ〜……」

 

「珍しいね、煌ちゃんがあくびしてるなんて。」

 

「あくびぐらい、人間誰でもしますよ。」

 

「まぁ、そうだよね。」

 

 

 

 私は休み時間に、クラスメイトのハトさんと話していた

 

 

 

「そういえば、先日のバンドはどうなりました?」

 

「海鈴ちゃんにはね、やっぱり断ってもらったんだ、正式メンバーとして入るのは何だか申し訳ないっていうか……」

 

「そうですか。」

 

「それにしても、あのRINGに現れた和楽器バンドの正体が気になるなぁ、煌ちゃん知ってる?」

 

 

 

 その和楽器バンドの琴は私なんですけどね

 

 これは話してもいいことなのだろうか?

 

 

 

「それってHOMURAですか……?」

 

「煌ちゃん、知ってるの!?」

 

「えぇ、SNSでも話題になってましたから……」

 

「しかも謎多き覆面バンド、Ave Mujicaの時も思ったけど、最近のトレンドなんかなぁ?」

 

「どうなんでしょうね……?」

 

 

 

 アヴェなんとかは知らないけど、まぁ確かにHOMURAは覆面バンドではある

 

 いや、正確にはお面バンドと言うべきか

 

 

 

「そうだ! 今日旭湯の無料券持ってるからあげるよ!」

 

「いいんですか?」

 

「あ、もしかして忙しかった?」

 

「いえ、今日は姉さんも予定が空いていると思うので、行かせていただきます。」

 

「うん! 待ってるね!」

 

 

 

 この日は姉さんと久しぶりに、大きなお風呂に入りにいった

 

 ついでに同郷で、先輩ギタリストであるロックさんもハトさんから紹介してもらった

 

 ハトさん、良いバンドメンバーが見つかるといいですね

 

 

 

 

 

 







 ホロライブコラボ衣装の燈を、立希さんが見たらどうなるのやら……




  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。