高松家の双子は迷子   作:ローマン

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 昨日からMyGO!!!!!のツアーが始まりましたね!

 新曲も良い感じでした!

 それでは本編どうぞ!!







3人の少女

 

 

 

 

 それは、ある日の帰り道のことだった

 

 

 

 

「あ、煌。」

 

「姉さん、それと立希さんも。」

 

 

 

 出会ったのは姉さんと、バンドメンバーの立希さん

 

 最近は姉さんと別々に帰ることが多くなってしまったが、今日は久々に一緒になった

 

 立希さんは帰り道が違うのに、いつも姉さんを家まで見送ってくれる

 

 

 

「今から帰り?」

 

「いえ、HOMURAのことについて神主さんから話がしたいと……」

 

「何の話だろう?」

 

「次のライブの予定が決まったんだと思います、二人も来ますか?」

 

「行ってもいいの?」

 

「もう神主さんには会ってますからね、大丈夫だと思いますよ。」

 

 

 

 そして歩いて数分

 

 焔山神社へと到着した

 

 

 

「ここが……!」

 

「ぱっと見は普通の神社ですが……」

 

(お〜、来たね、煌ちゃん!)

 

(あ、心の声。)

 

(またこれか……)

 

 

 

 神社の鳥居の入り口でしばらく待っていると、神主さんの声が聞こえてくる

 

 

 

(おや? 今回は燈ちゃんと立希ちゃんも居るんだね。)

 

(神主さん、中へ通してもらえますか?)

 

(OK! それでは君たちを幻想の世界へと誘おう。)

 

 

 

 そして眩い光が私たちを包み込むと、周りが異空間のような世界に変わっていた

 

 

 

「こ、ここは!?」

 

「神主さんの力です、普通に鳥居をくぐったら、あそこは普通の神社ですから。」

 

「普通とは聞き捨てならないな〜。」

 

「あ、神主さん。」

 

「神社のくだりは置いとくとして、今日はライブに関する話し合いだ、私についてきてくれたまへ。」

 

 

 

 ちゃんと姿を現した神主さんについていくと、そこにはバンドメンバーの人たちが居た

 

 ちなみにライブではないので、全員素顔のままである

 

 

 

「今日皆に集まってもらったのは他でもない、音楽イベントの誘いを受けたからさ!!」

 

「イ、イベント!?」

 

「そう、しかも出演者には……ガールズバンド界で最強を語っているRAISE A SUILENもいる。」

 

「RAISE A SUILENって、あの色んな大会で名前が載ってる、あの!?」

 

「そう、彼女たちからこの大会を教えてもらった、勿論我々はエントリー済みだ、これはある意味、一種の挑戦状ってわけだね。」

 

 

 

 話によると数日前

 

 RAISE A SUILENのプロデューサーが、一枚の絵馬をこの神社に奉納していったそうで、そこには挑戦状じみたことが書かれていたという

 

 

 

「一ついいですか?」

 

「何かな?」

 

「音楽に勝ち負けって必要なんでしょうか? やりきったのならそれで良いと思うんですが……」

 

「その通り、だから私たちはいつも通りの演奏を披露する、勝ち負けにはこだわらなくていい!」

 

「楽しくやれれば、それで良いもんな!」

 

「そうっすよ! やっぱり何事も楽しくないと!」

 

 

 

 あまり他のサポートメンバーとは話したことがなかったが、割と気さくな感じの人が多いな

 

 でも、ライブとなると姉さんはどうするんだろう?

 

 MyGO!!!!!での活動もあるし、あの時はゲスト的な形での参加だったから

 

 

 

「燈ちゃんは忙しいだろうから今回はパスしていいよ、その代わりといってはなんだけど、今回サポートで3人の子たちにボーカルをやってもらうことにしたんだ、さぁ入って!」

 

 

 

 入ってきたのは、3人の少女たちだった

 

 多分、私たちとそんなに歳は変わらない

 

 

 

「じゃあ自己紹介からしてもらおうかな!」

 

「氷室玲奈(ひむろ れな)です、よろしく。」

 

「不知火星香(しらぬい せいか)です、よろしくね。」

 

「光田愛衣(こうだ あい)です、よろしくお願いします!」

 

 

 

 氷室さんは私たちの二つ上で、不知火さんは一つ上

 

 そして光田さんは、私たちと同い年だそうだ

 

 三者三様全く雰囲気が違うため、歌うとどんな感じなのか気になる

 

 

 

「光田さんってもしかして、うちのクラスの!?」

 

「あ、君は確か椎名立希ちゃんだっけ? あんまり話したことなかったよね!? よろしく!」

 

「立希ちゃん、知り合い?」

 

「うちのクラスの子、凄い明るい子だったのは覚えてるけど……」

 

「ねぇねぇ立希ちゃん! 今度一緒にお弁当食べようよ! 親睦を深めるって意味で!」

 

(笑顔が眩しい……!)

 

 

 

 苗字に光って字が入ってるからなのか、凄く明るい方ですね

 

 立希さんと同じ花咲川だったのは意外でした

 

 

 

「ちなみに私は月の森、玲奈さんは羽丘だよ。」

 

「皆、ガールズバンドが盛んな高校なのね。」

 

 

 

 玲奈さんと星香さんは落ち着いた雰囲気で、接しやすそうな気がします

 

 少なくとも神主さんよりは……

 

 

 

「煌ちゃん、心の声は読めてるからね……?」

 

「バレましたか。」

 

「とにかく伝えたかったことは以上! 燈ちゃんと立希ちゃんはここでお別れだ、また会おう!」

 

「あ……」

 

 

 

 そして、姉さんと立希さんは姿を消してしまった

 

 私も神主さんの手で、元の世界の鳥居の横に飛ばされたことがあったので、二人もそこに居るだろう

 

 

 

「さてと、後は練習に打ち込もうか!」

 

 

 

 そしてHOMURAは新たなボーカルを迎えて、約1時間半の練習を行うのだった

 

 

 

 

________________________________________________

 

 

 

 

※神主視点

 

 

 

 

「皆、お疲れ様〜!」

 

 

 

 私の合図で、今日の練習は解散になった

 

 だが、例のボーカル少女3人は本殿に残したまま

 

 

 

「それじゃあ、玲奈ちゃんから聞こうかな?」

 

「はい、羽丘はいつも通りの日でした、異常な所は特に何も。」

 

「月の森も特には……理事長が変わったぐらいで妙な出来事は起きていません。」

 

「花咲川もです……」

 

「ほぉ、そうだったか。」

 

 

 

 ここで一つ紹介しておくと、彼女たち3人は私が保護している元々孤児だった子たちだ

 

 そして今は、当社の裏仕事を引き受けるくノ一として住んでいる

 

 3人が別々の学校を選んだのには、ちょっと理由があるんだ

 

 

 

「神主さん、本当に不忍の気配を察知したんですか?」

 

「花咲川、羽丘、月の森で同じ気配を感じた、あの学園には裏があると見て間違いないよ。」

 

 

 

 不忍とは、古来より私たち一族と敵対していた、暗殺など闇の仕事を請けおっている一族の仮称

 

 未だに不忍たちの正体は謎に包まれている

 

 その情報を探る為に私が組織したのが、あの3人だ

 

 

 

「とにかく偵察を続けてもらおうか、私の為にすまないね。」

 

「いいんです、私たちはあの日助けられてから、神主さんの元で戦うと決めましたから。」

 

「ありがとうね、いつか私が居なくなったら……」

 

「何か言いました?」

 

「いいや、なんでもないよ! 引き続き頼むよ!」

 

 

 

 私は素顔を隠してるけど、なるべく笑顔を作ったつもりでそう話した

 

 私にもしものことがあったら……その時は彼女たちにこの社を任せればいい……

 

 

 

 

 

 







 3人の新キャラが登場しました、キャッ◯アイみたいなのをイメージしてます

 果たして、神主さんに待ち受ける敵とは……?

 次回もお楽しみに!!




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