仮面ライダーゼロワンother 仮面ライダー1型 作:情報屋迅龍牙
第2話
『造られし仮面』
『サイクロンライズ!』
『ロッキング!ホッパー!』
『1型』
俺は、バッタの姿を模した戦士・・・仮面ライダー1型へと姿を変えた。
「これ以上やらせん!」
1型のスピードはとても凄まじく、立っていたところに、質量を持った残像が残るほどだった。
「はぁ!」
俺は、暴走ヒューマギアたちをなぎ倒していった。しかし、その中の一体が不振な動きをした。
「あれは・・・ヒューマライザー!?」
『お、おここ、オコマリデショウカ!?』
そのセリフから、このヒューマギア達がが警備用の個体だとわかった。たが、なぜその一体がヒューマライザーを?
『アンモナイト!』
「なに!?」
ヒューマライザーを腰に着けている、ヒューマギアが起動したのは、プログライズキーではなく、ゼツメライズキーだった。しかし、俺はまだヒューマライザーの設計図しか作っていない。なのにも関わらずなぜヒューマライザーがここに?そして、謎のゼツメライズキー・・・アークの暴走が始まりかけているということか?
「よせ!それを使えばお前を!」
その言葉とは裏腹に、暴走ヒューマギアは、ヒューマライザーにゼツメライズキーをセットし、プログレスローダーを押し込んだ。しかし、ヒューマライザーから流れた音声は、想定したものとは、まるで違った。
『ゼツメツライズ!』
そこに立っていたのは、もうヒューマギアではなかった。そこに立っていたのは、怪物と呼んでも差し支えない者だった。
「はぁぁぁ・・・『アーク』の意志のままに」
「やはり・・・アークの暴走が始まってしまったのか!」
「対象・・・飛電ヒューマギア『飛電其雄』確認・・・『アーク』の命により、貴様を破壊する!」
アンモナイトマギアがそう言うと、俺の方へと向かってきた。
「喰らえ!アンモクラッシャ!」
アンモナイトマギアの手から、アンモクラッシャと言う物体が飛び出す。飛び出したアンモクラッシャはその姿を獣へと変え突進してくる。
『カロロロ!』
「くっ!」
見た目の割にかなり素早い。これは早々に決着をつけなければ、負けるのはこちらだ。
「ここまでの実践を想定はしていなかったんだがな!」
サイクロンライザーのライズエグゼキューターを押し込み、引っ張り出した。
『ロッキングスパーク!』
サイクロンライザーからの音声と共に、俺自身のスピードが数倍に跳ね上がり、アンモナイトマギアとの距離を詰める・・・しかし、そこで予想外のことが起きる。
「なに!?」
『カロロロ!』
そう、アンモクラッシャが俺のスピードについてきたのだ。
「ぐぁ!?」
「無様だな!飛電其雄!」
このままでは、間違いなく負ける。どうすれば良いか?ここで俺が倒れれば、ゼロワン計画を進めるためのピースを埋めることが出来ない。それはどうしても避けなければならない。
「・・・狙いは、奴の手にアンモクラッシャが収まっている時か・・・」
「これで終わりだ!飛電其雄!」
そう言うとヒューマライザーのプログレスローダーを押し込んだ。
『ゼツメツ!ノヴァ!』
「はァァァァ!!」
アンモナイトマギアが、回転しながら此方へと突進してくる。大技を放っている時、《アンモクラッシャは手に収まっている》
「スピードを上げてダメなら・・・一点突破しかないという事か!」
俺は再度、サイクロンライザーのライズエグゼキューターを押し込み引っ張り出した・・・そしてそれをもう一度押し込んだ。
「はぁぁぁぁぁ!だぁ!」
「なに!?」
先程のスピードアップよりも早く、一点を狙った攻撃にアンモナイトマギアは驚いていた。
「しまった!?」
「これで終わりだ!」
「ぐぁぁぁぁ!!」
必殺の一撃をアンモナイトマギアに叩き込み、その場で立ち上がる。するとアンモナイトマギアが爆発する寸前一言言い残した。
「『これで終わったと思うなよ・・・飛電其雄。ここからが始まりに過ぎない』」
「っ!?何!?」
「アークの意志の・・・ままにぃぃぃ!!」
そう言い残し、アンモナイトマギアは爆発した。
「これが始まり・・・嫌!この始まりは俺が止める!」
次話も制作頑張ってます・・・気長に待って貰えると助かります。