仮面ライダーゼロワンother 仮面ライダー1型   作:情報屋迅龍牙

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約半年も待たせてすみません。それではどうぞ!


第3話 『ライダーの名を冠する者』

第3話

『ライダーの名を冠する者』

 

アンモナイトマギアを倒し、アークが宣言した初まりの一言から数週間が経ち、あの一件以降ヒューマギアの暴走はなかった。一体何が目的なのか?アークにラーニングされた『悪意』のプログラムによるものだろうか・・・

 

「ふぅ・・・ヒューマギアの俺でも、疲れを感じるのだな?」

 

1型での戦闘後、ボディにかなりの負荷がかかっていたらしく所々配線が傷んでいた。

 

「メンテナンスをしながらの戦いはかなり厳しいな」

 

俺がそうつぶやくと扉が開かれ、元気な声が聞こえた。

 

「父さん!」

 

「或人?」

 

そう、或人である。 飛電或人、飛電インテリジェンス代表取締役社長飛電是之助の孫であり、俺は、そんな或人を育てるため、そして守るために造られた父親型ヒューマギアなのだ。それと、俺には飛電の名を与えられている。

 

「どうしたんだ?そんなに急いで?」

 

「あのね!父さんに見せたいものがあってね!これ!」

 

そう言うと、或人が見せてくれたのは、一枚の絵だった。そこには、是之助と或人。そして、俺が描かれていた。

 

「或人?これは?」

 

「今日授業で書いたの!」

 

「そうか、上手いな?」

 

「えへへ!ありがとう!父さん!」

 

その一言を言ってから或人は少しくらい顔をした。

 

「どうしたんだ?或人?」

 

「みんなが言うんだ・・・本当のお父さんじゃないのに書くのはおかしいって」

 

「・・・・」

 

或人が言った一言におれは考え込んでしまった。クラスメイトの子が言う事は最もと言えよう。しかしそれでも俺はこう返した。

 

「でも、或人が俺のことを好きだという気持ちは伝わったよ」

 

「ほんと?」

 

「あぁ」

 

「ありがとう!父さん!」

 

この子を守るためにも、ゼロワン計画を早く進めなければ・・・それから数日後事件は起きた。そう、アークの力を受けたヒューマギアの暴走だ。この事件は未然に防ぐことができた。しかしその中には、ヒューマライザーを使ったヒューマギアはいなかった。アークは一体何を考えている?

 

「然し、こうも暴走したヒューマギアがいれば、事件が大きくなるのも時間の問題か・・・」

 

事件が大きくなれば、親父がゼロワン計画を自分主体で始めようとしてしまう。それだけは絶対にダメだ。親父には俺たちを生み出してくれた恩がある。親父が自分の子供同然の俺たちを殺めるシステムを作るのは耐えられない。それに・・・ゼロワン計画はヒューマギアも或人の笑顔を守るためのものだ。決して、ヒューマギアを殺めるためのものであってはならない。

 

「ゼロワン計画を進めるためにも、一型戦闘データをもっと集めなければ・・・」

 

しかしこのとき、アークによってひとつのシステムが生み出され・・・活動を始めようとしていた。

 

「『さぁ、目覚めよマリス』」

 

『アークの意思のままに・・・』

 

今ここに『悪意』を内包した『ライダー』が生まれようとしていた。

 

「『これを使い、飛電其雄を破壊しろ』」

 

その手にあったのは『サイクロンライザー』に酷似したものと、ひとつの『プログライズキー』だった。

 

『ヘキサアーク!』

 

『変身・・・』

 

その一言を発したマリスは、腰に『サイクロンライザー』に酷似したものを巻き、プログライズキーを挿入、変身を果たした。

 

「『さぁ、悪意を感染させ、飛電其雄を倒すのだ・・・0型よ』」

 

今ここに、一型を倒すために0型がうまれたのであった。




次回はいつになるのやら・・・
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