【第二部開始】人型機動兵器ヒューマンフレーム・ゼロ   作:ガルカンテツ

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用語解説⑥

※HF以外の兵器関連を大八洲(おおやしま)皇国の装備を中心に解説します

 

重力子魚雷(Graviton torpedo)

・AI搭載の無人機であり、重力子を使用して対艦攻撃を行う

・敵魚雷の迎撃任務、長時間の哨戒、偵察任務など対艦攻撃以外でも使用

・無傷であれば回収する。地球時代の徘徊型自爆ドローンのような役割

・HBLCフィンで人間の目では捕らえられないレベルの高マニューバを行う

・対霊殻体(Aether Force Shell)用に重力子弾頭を搭載。燃料は反陽子で対艦攻撃時に全開放し魚雷の質量自体を攻撃エネルギーとする

・HFが登場するまでは最強兵器だった。霊力場(Aether Force Field)を貫けないのでHFには歯が立たない

 

■航空機型機動戦闘機

人型機動戦闘機(Human Frame)が出現するまでは機動戦闘機といえばこちらだった

・翼があるのは、HBLCフィンを兼ねているから。勿論大気圏内も飛行可能

霊力増幅機(Aether Amplifier)を装備しているので霊殻体を展開でき、通常兵器は効かない

・武装は光子砲、霊銀弾頭レールガン、重力子弾頭マイクロミサイルなど

・機動力で重力子魚雷に負けるため、皇国では空母とともに廃止になった

 

■護衛艦

・皇軍の中核を担う部隊を護衛艦隊と呼び、戦闘艦を護衛艦と呼ぶ

・地球脱出時に皇族を護衛するための戦闘艦が名前の由来

・皇軍自体が全て皇族の資金で運営されている

・依然は空母など1km超の艦もあったが、最新は最大でも800m程度。理由は艦が大きくなると霊殻体が弱くなるため装備を考慮したベストの大きさ

・全ての護衛艦は人型出力炉(Human Frame Reactor)を搭載

 

・艦種は以下の通り

 

●人型搭載護衛艦(艦種記号DDH)

・HF搭載を主眼とした護衛艦。搭載数20~35機

・空母との違いは、自ら戦闘が可能で護衛は最小で良いため

・鉛筆のような六角柱で兵装甲板と飛行甲板が3つずつ交互になっている

・最新型のいずも型は全長810m全幅90m全高95m乗員100余名

・重力下の基準として艦橋があり、艦橋の下にHFRと蓄霊凝縮装置がある

 

・以下DDH-5184『かが』の装備

 

〇45口径50cm3連装霊符滑腔砲(主砲)

・現代の戦闘で対艦砲撃は滅多に行われない。遠距離ではHFか魚雷で対応することが多いが接近戦は十分にありえ、そのためDDHでは艦砲を装備している。

・『かが』は7基砲塔があり、3つの兵装甲板に3、2、2基ずつ搭載

・砲弾の発射には加速霊符を使用し最大光速の90%で射出できる

 

・状況によって砲弾の弾種を変える。以下弾種例

・成形霊子徹甲弾:成形した霊銀を流体金属の超高速噴流として侵徹させる。主に霊殻体を持った軍艦に対して使用するが、一応HFにも有効。直撃しなければ効果ないため動きの速いHFに当てるのは至難の業

・重力子榴弾:炸裂すると一定範囲を巻き込んで時空間ごと爆縮。敵艦の霊殻体を削り、防御力を弱める。何発か榴弾を叩きこみ削ったうえで成形霊子徹甲弾でとどめを刺すのが通常の戦法

・反陽子弾:小惑星など通常の障害物の排除で使用。霊殻体には効かない

 

〇60口径16cm単装重力子榴弾速射砲(副砲)

・砲弾は霊符滑腔砲の重力子榴弾の小型版。重力子砲とも呼ぶ

・接近するHFに対し速射する。撃墜までは行かないが霊子を削り取る

・重力子砲でHFを牽制し、直掩のHFや主砲で攻撃する

・『かが』は12基砲塔があり、3つの兵装甲板に4基ずつ搭載

・砲弾射出は電磁気力で行い霊子を使用しないので、ある意味省エネ

 

〇収束光子連射砲(近接防御砲)

・対魚雷用近接防御兵器。光子を連射する。光子砲とも呼ぶ

・収束させた光子を放って敵魚雷を破壊する。霊殻体持ちには効かない

・旧時代の主砲荷電粒子砲の総エネルギーの10倍以上

・舷側に多数埋め込まれ、発射時に蓋を開けると砲口であるレンズが覗く

・少し艦から離れた偏光フィールドによって曲げられ指向する

 

〇重力子魚雷垂直発射システム(VLS)

・合計64機分のランチャーを兵装甲板3つに装備

・搭載魚雷は全長25mの89式魚雷。外見はホオジロサメを模したもの

・ランチャーは交互に並んだ角の取れた三角形で蓋を開いて魚雷を射出する

・護衛艦を離れた所でヒレのようなHBLCフィンを展開。加速し目標に向かう

・最速で光速の50%まで加速。敵魚雷との戦闘では200G越えの高運動

 

〇全通飛行甲板

・幅45m長さ800mの全通甲板。正面から見て時計回りに1~3番甲板

・3面ある飛行甲板には、霊符カタパルトと前後に2基エレベータがある

・霊符カタパルトは加速霊符と呼ばれる赤く光る円環が連なりHFを射出

・エレベータはエアロックも兼ねて気密された格納庫に繋がる

・飛行甲板は重力制御され、HFや艦載機などが駐機できる

 

〇搭載機

・零式2個中隊(32機)+術式作戦機(3機) 計35機のHF

・他にも輸送など多目的のシャトルなども搭載。航空機型機動戦闘機は無し

・同じ第04護衛隊の3隻の汎用護衛艦搭載HFのメンテナンスも行う

・いずも型ができるまでHFは直掩に入り、遠距離攻撃は魚雷で行っていた

・零式集中運用+術式作戦機+霊符カタパルトでアウトレンジ攻撃を行う

 

〇霊殻体

・艦体を包み込むように展開される強化術。通常物理的に破壊は不可能

・霊殻体のお陰で艦の最大戦速で星間物質などに当たっても大丈夫

・いわゆるワープバブルのような働きで次元弾道跳躍(Dimension ballistic leap)が可能。無いと跳躍した瞬間、バルク空間で分解する

・霊殻体内では光速の数%に加速しても歩ける程度には慣性を相殺できる

・防御力はHF>>護衛艦>>重力子魚雷だが、HFは次元弾道跳躍できないので護衛艦に乗せる必要があり、護衛艦は重力子魚雷で撃沈させられる。兵器のバランスが重要になる

 

●重力子魚雷護衛艦(艦種記号DDG)

・合計128機分の魚雷ランチャーを装備

・全長などはDDHと同じ。艦形も同じ6角柱だが全てが兵装甲板

・艦後方の一部が飛行甲板で直掩HFを6機搭載。霊符カタパルト無し

・重力子魚雷を艦載機とした無人機空母のような存在

・HFが開発されてからも、対艦、対魚雷、哨戒、偵察で重要な艦

 

●汎用護衛艦(艦種記号DD)

・DDHやDDGの護衛、汎用的に使える護衛艦

・合計64機分の魚雷ランチャーを装備

・直掩HFを3機搭載。HFの整備などはDDHに預ける

 

●星系警護護衛艦(艦種記号DE)

・旧式の星系内用の護衛艦。次元弾道跳躍は限定的

・直掩HFを1機搭載。合計8機分の魚雷ランチャーを装備

・装備が旧式化していてFFMに随時置き換えられている

 

●多機能護衛艦(艦種記号FFM)

・最新の多用途用護衛艦。別名多目的フリゲート

・直掩HFを1機搭載。合計16機分の魚雷ランチャーを装備

・多様な任務への対応能力の向上と船体のコンパクト化の両立を実現

 

●惑星強襲揚陸艦(艦種記号LHD)

・LHD-44001『おおすみ』にHF16機搭載。惑星強襲揚陸を行う

・艦形は箱型で底面に16の扉があり、HFを一気に投下する

・皇軍3強の一角。第一空挺団が搭乗している

 

●霊電子戦艦(艦種記号SS)

・直接戦闘は行わず、霊電子戦を専門に行う

・表面に霊波遮断塗料が塗られ対霊探隠ぺい霊符術が施されている

・外装兵器はなく現在も惑星で使用する潜水艦によく似ている

・重力子魚雷はあるが自衛用で、存在がばれるため殆ど使用しない

・皇国では若い女性の術者巫女のみが乗艦している

 




※第二部再開まで不定期更新

評価、ご感想お待ちしています。

【完結】NGチルドレン【EVAFF】もよろしくお願いします
https://syosetu.org/novel/323311/
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