「キキキッ!この男がヒナが執着しているというラックか!」
万魔殿の執務室でマコトが笑う。
それを見てイロハが嫌な予感を感じて部屋から出ようとした。
「イロハ、決めたぞ!」
「……なんですか?」
「これからお前にはラックを籠絡してもらう!」
「……はぁ、そうですか。わかりました」
またいつものかといった風にイロハがため息を吐く。
「でもまずどうやって接触するつもりですか?シャーレの先生と違って呼べばすぐに来るようなものでもないと思いますけど」
「それについては問題ない。これを見ろ!」
マコトがスマホの画面を見せるとそこには何でも屋のホームページが載っていた。
無表情のラックがダブルピースしていてその下に『私が本人です』と書いてある。なんともシュールなホームページだった。
「これで依頼をしてやればラックは自分から来るだろう!」
名案だ!という風にマコトが胸を張る。
イロハは頭を抱えた。こんな変なホームページを作っているとはいえ、報告では一人で連邦生徒会長のいなくなったゲヘナとトリニティを制圧した男なのだ。そんな簡単に事が進むとは思えない。
すると、横から小さな影が身を乗り出した。
「あ!おじちゃんだ!」
「む、おじちゃんと言えば以前にバッグを見つけてくれた男か?」
「うん!ねぇ、マコト先輩。これにお願いしたら良いの?イブキもしていい?」
「ふむ……イブキに好かれているのは気に入らないが丁度いい。イブキ!好きに依頼するといい!」
「はーい!えっと〜『イブキと遊んでください!』これでいい?」
イロハにスマホを見せる。
「一応時間と場所も書いておいた方が良いでしょう」
「あ、そっか!んっと、こう?」
「そうですね。それで送信してみましょう」
「はーい!」
イブキがちゃんと届くようにと手を高く上げて送信ボタンを押した。
『ラック様。依頼の連絡が入りました』
椅子に座ってカップラーメンを啜っているとサヤがそういう。
「ん、誰からだ」
『恐らくイブキ様です。表示します』
サングラスを掛けると文章が表示される。
『イブキと遊んでください!時間はできるだけ早くが良いです!場所はゲヘナ学園の前です!待ってます!』
というイブキらしい文章だった。
「ふむ」
カップラーメンの汁を飲み干して中を軽く洗ってゴミ袋に入れる。
「よし、すぐに行くって返信してくれ」
サングラスと刀とハンドガンだけを持って立ち上がる。
遊ぶだけだしこれで十分。
『相変わらずですね。というか昔より悪化してませんか?』
「いや、ロドスの子達にもこうだったろ?」
『歳を取ったからでしょうか……』
「ま、まだ若ェよ!」
指先で何度もサヤをつつく。
『やめてください。抜けなくしますよ』
「はい……」
反抗期かよ……。
しかし、悲しいがな刀が抜けない俺はただの射撃がちょっと上手いだけのサンクタ。素直にやめるしかないのだ。
「おじちゃ〜ん!」
たたたっ、と長い袖を振り回しながら駆け寄ってきたイブキを抱き上げる。
「久し振り。元気してたか?」
「うん!サヤお姉ちゃんもこんにちわ!」
『はい、こんにちは』
「それでそっちが?」
「付き添いで来ました。棗イロハです」
「ラックだ」
自己紹介をしているとイブキが降りてサヤを取ろうとする。
「ああこら、渡してやるから待てって」
サヤを取り外してイブキに渡して、代わりにイブキの銃を受け取る。
「あの、これは?」
「イブキがサヤの事気に入っちゃってな。前もそうだったが今日もだとは思わなかった」
そのまま伸ばされた右手を繋ぐとイブキがイロハを見て左手を伸ばそうとするがサヤを抱えている事に気付いて眉を下げた。
「あー……繋ぐか?」
「……そうですね」
俺とイロハが手を繋ぐと正解だったようで笑顔を浮かべた。
「さてさてお嬢様。本日は何で遊びましょうか?」
「なんだか妙に様に言い慣れてませんか?」
「昔執事やってたから」
「砂のお城作りたい!」
なぜ執事……と思考をどこかへと吹き飛ばしたイロハの手を引いて近くの公園の砂場へと向かう。
しかし砂のお城か……俺作り方知らねぇぞ。
「これにね、お水をたっくさん入れるんだよ!」
「ん、了解」
イブキから小さなバケツを受け取って水道で水を汲んでくると少量の水を砂に加えて混ぜ始めた。
ああ、なるほど。パン作りに少し似てるな。
コネコネと砂の城を築城しつつ時折イブキからこうしてほしいというお願いを聞く。
……思ったより難しいな。
もういっそアーツで作っちまおうか。いや、それは違うな。
ぺったんぺったんと手のひらで砂を押し固める。
新鮮な気持ちだな。子供の頃モスティマ達といた時は砂遊びはしなかったし、スズラン達とこういう遊びはしなかったからな。
「あ、お水無くなっちゃった」
「あいよ」
バケツを持って水道に向かうと公園の外から大声と銃声が聞こえてきた。
また誰かが銃撃戦してんのか。
すぐに風紀委員が来るだろう。俺は手を出さずに──
パスン
「あ〜!!イブキのお城が!!」
「イブキの作った城を壊すとは……許せませんね」
流れ弾がイブキの砂の城に当たり、砂の城は砕け散った。
「……ほーう?」
アーツで砂を押し固めてさっきの城と同じ形に直す。
「イブキ、ちょっと待ってな。イロハもここは任せろ」
「……わかりました」
銃撃戦をしている二つのグループの丁度真ん中に爆弾を投げる。
それに気付いて銃撃が一旦止まり、爆発が起こると俺へと銃口が向けられた。
「おい、ガキ共。喧嘩すんのは勝手だがな。こっちに迷惑かけんじゃねぇよ」
「撃て!」
片方のグループから放たれた弾丸に向けて三発程発砲すると当たった弾が別の弾に当たり、それが繰り返し続いて俺へと弾が届く事は無かった。
「あの大人やべぇ!?」
「て、撤退!てった──」
キン、と鍔を鳴らして納刀する。
「遅い。もう斬った」
撃ってきたグループの子達がその場に崩れ落ちるともう一つのグループを見やる。
「まだやるか?」
返事は逃走だった。
鼻を鳴らしてイブキの元へと戻る。
「大丈夫だったか?」
「うん。おじちゃんが守ってくれたもん!ありがとう!」
「どういたしまして。さ、城の続きを作ろうぜ?」
そして目線をイロハに向けると頬に汗を流しているのが見えた。
急に俺に接触してきて何が目的かはわからないが、多少の牽制くらいにはなっただろう。
それからはイブキと砂の城を完成させて三人で写真を撮った。
しかしまだ日は高く、これからどうしようかと考えているとイブキのお腹が鳴った。
「ずっとやってたもんな。じゃあ食堂でお菓子でも作ろうか?」
「お菓子?うん、イブキも作ってみたい!」
「よしきた」
そして最初と同じようにみんなで手を繋いでスーパーで買い物をして食堂へと向かった。
買い物をしている時にフェリーンのおばちゃんから『あらー、パパとお買い物をしているの?』と言われて膝を着きかけた。俺は……まだそんな歳じゃ……いや、イブキの年齢ならおかしな話でもないか。いやいや!でもやっぱりパパじゃねぇ!
「フウカ、いるか?」
気を取り直して食堂へと入り厨房を覗き込むと仕事を終えたフウカとジュリがゆっくりとやすんでいた。
「あ、ラックさん。こんにちは」
「フウカ先輩こんにちは!」
「どうも」
「万魔殿?あの、何かありましたか?」
「ああいや、違うんだ。ちょっとイブキとお菓子を作ろうと思ってな。厨房を借りたいんだけど良いか?」
「大丈夫ですよ。好きに使ってください」
「サンキュー。ほら、行こっか」
今日作るのは簡単フォンダンショコラだ。
イブキはイロハと一緒に薄力粉と粉糖をふるい、その間に俺はチョコレートとバターを湯煎にかける。
ついでに卵も冷蔵庫から出して常温に戻しておく。
チョコレートとバターがよく混ざったらお次は卵をボウルに割り入れてイブキがホイッパーでかき混ぜる。
「このくらい?」
「うん、そのくらいだな。そのまま混ぜてろよ」
先程ふるった粉類を少量ずつ加えてしっかりと混ぜ合わせる。
その後に2回に分けて溶かしたチョコレートを混ぜ合わせる。
後は型に生地を流し込んでフウカが予熱しておいてくれたオーブンへと入れて8分30秒焼成する。
「さ〜て上手くできたかな?」
型から取り外す。うんうん、焦げとかは特になさそうだ。
最後に粉糖を上からかけて、フウカが立てておいたクリームを添えれば完成。
「できた〜!!」
「私達も良かったんですか?」
「厨房使わせてもらうからな。それに食べてもらいたいと思う人の為に作るのは変か?」
「……変じゃないです」
フウカが顔を真っ赤にして両手で顔を覆う。
可愛いやつめ。
「いただきまーす!」
イブキがナイフを入れて半分に割ると中からチョコレートが流れ出す。
「おおおぉ……」
「イブキ、早く食べないと全部出ますよ」
はっ、としていそいそと食べ始める。
「おいしい!」
「自分で作ると余計に美味く感じるだろ?」
「うん!」
イブキの顔を見ていると、あっちの子達の事が頭に過ぎる。
元気にしてるかな。いや、してるだろ。
「おじちゃん、美味しくない?」
掛けられた声に意識を現実に戻すとイブキが不安そうな顔で見ていた。
「ごめんな、ちょっと考え事してた」
そしてフォンダンショコラを口を大きく開けて頬張る。
「うん、美味い。将来はお菓子屋さんかな?」
「お菓子屋さん……!イブキなれるかな?」
「なれるなれる。知ってるか?諦めなければなんだって叶うんだぜ?」
「諦めないよ!」
「なら、なれるな。丁度そこに料理の先生に適任な子もいるんだ。お願いしてみたらどうだ?」
「え!?わ、私ですか!?」
フウカを指差すとイブキが椅子からぴょんと降りてフウカの手を取った。
「フウカ先輩おねがいします!」
するとフウカが困った顔で俺に目を向ける。
「キヴォトスで食べた飯の中でフウカの作ってくれたのが一番美味かったから言ったんだが……迷惑だったか?」
「う、うぅ……ずるい言い方……わかりました!やりますよ!」
半ばヤケクソ気味にフウカが叫ぶとイブキが嬉しそうにフウカに飛び込んで椅子から転げ落ちた。
それを見ていると隣から手の甲をつつかれ、振り向くとイロハがいた。
「興味本位なんですけど、ラックさんには夢はあるんですか?」
「……さあ、なんだったかな。もうずっと前の事だから忘れちまったよ」
その言葉を聞いたイロハは困惑した。
本当にただの興味本位の質問でさっきまでラックが浮かべていた楽しげな笑みは消え、これ以上入ってくるなと言わんばかりに目を向けられる。
「あの、気に触ったのならすみません」
咄嗟に謝ると少しして張り詰めていた空気が弛緩した。
「……はぁ、いや、俺の方こそ悪い」
「いえ……」
困った顔でフォークを手で遊ばせる。
まるで話そうか話すまいか迷っているようだった。
「無理に話さなくてもいいですよ」
「そう言われると話したくなる」
めんどくさいとイロハは思った。
「俺は夢も青春も捨てちまったからさ。お前らが羨ましいんだ。夢を聞かれた時に思っちまったんだ。何も出来なかった俺にそんな事を聞くな。何もない俺を見るな、なんて」
「どうして捨てたんですか?」
そう聞くとフウカ達の方を一瞬だけ見た。
「スマホにデータ入れてもいいか?」
「はぁ、構いませんけど」
送られてきたデータはとある軍人の新聞記事だった。
翻訳されたであろう記事の内容はその軍人を褒め称えるものばかりだったが、記事に添付された写真の中で軍人は常に顰めっ面だった。
「これは?」
「俺の軍属時代の記事だ」
「凄いですね。全部ラックさんを称えてるじゃないですか。羨ましいと思う人だってたくさん──」
「俺は料理人になりたかった」
「……え?」
「昔、母さんが体調を崩した時に飯を作ってあげた事があるんだ。下手くそで、火加減なんてロクに出来ちゃいなくて焦げてた。そんな料理を食べた母さんが『美味しい』って言ってくれたのが嬉しくてさ」
嬉しそうに笑うラックを見てイロハはますます困惑した。
なら、どうして彼は軍人になったんだろうか。言っていた通りに料理人を目指せば良かったのに。
「そんな時に家族が増えた。俺よりも歳の低い女の子が2人、公園で出会った子でな。帰るところが無いって言うから母さんにお願いして引き取ってもらったんだ。その後、引き取った子がまた別の子を連れて帰ってきた」
「はあ……」
「うちは父親が俺の赤ちゃんの頃に無くなって母子家庭でな。そんな所に子供が急に三人も増えたらどうなると思う?」
「まず生活していくのが無理だと思いますね。どれだけ蓄えがあるかにもよりますけど」
「その通りだ。母さんは俺らの為に無理して働いて、不自由なく暮らせるようにしてくれていた」
「素敵なお母様ですね」
「ああ。けどな、そんな無理をしている内にどんどんやつれていって、その時には俺も初等科の高学年でな。大人一人の稼ぎで子供四人を養うの無理じゃないかって気付いたんだ」
「……それで、軍人に?」
「まあ、そういう事。金の払いも良いし、活躍すればする程金が貰えた。それにその頃は映画の影響で戦いがかっこいいって思ってたからな」
イロハが送られてきた記事の一番古いものを見ると、ラックの面影のある少年が死んだ目で映っていた。そして軍の偉い人だろうか、その大人がラックの肩を握って気分良さげに笑っていた。
それを見てイロハは眉を顰めて記事を消す。
「それならもう軍人じゃないんですから、ここでお菓子屋を開いてもいいんじゃないですか」
気付けばそんな事を零していた。
ハッとしてラックを見ると驚いた顔をしてゆるゆると笑った。イロハは自分の顔に熱が集まるのを感じた。
「そうだな。それも良いかもしれねぇな」
「……なら、そうすればいいじゃないですか」
「それがそうもいかねぇんだよ。言ってなかったけど、俺別の世界から来たからさ。いつか帰らねぇといけねぇんだ」
「……はい?」
別の世界?急に変な事を言い出すなと頭が混乱する。
「文字通り別の世界だ。キヴォトスの外からとかじゃなくて娯楽小説とかである異世界ってやつだな」
「……はぁ」
イロハは頭が痛くなる思いだった。
マコトに伝えるかどうかを悩む。
「でも、こっちにいる間はそう言うのもアリかもな」
ラックが真剣に検討し始めた。そんなあっさりと決めてもいいのかと思っているとイブキが声を上げる。
「フウカ先輩の指輪綺麗だね!」
「これ?ラックさんがくれたんだ」
キラリとイブキの目が光る。
「イブキも欲しい!」
参ったな、イブキにお願いされたら叶えてあげたい所だが、荷物は事務所に置いてきちまったんだよな。
「ダメ?」
「……待ってろ。今から取ってくるから」
「いえ、また今度でも大丈夫ですから、イブキも次に会った時で良いですか?」
「ん〜、うん」
素直に頷くが、どこか不満気であった。
「やっぱ取りに行く」
外に出るとアーツを使って空を飛ぶ。
距離は離れているがアーツを使えばひとっ飛びだ。
バックパックを背負ってまた空を飛んで戻ってくるとイブキが飛び込んできた。
「ぬおっ……ぐぉぉおおおお……!!」
受け止めた勢いで体が後ろに反り返りそうになるのを耐える。
「へ、ヘルプ!」
そういうとイロハ達が慌ててイブキを抱えて俺から離してくれる。
「それで……今度はどうしたんだ?」
「イブキもお空飛んでみたい!」
「あー、なるほど」
子供の興味の移り変わりは激しいなと思いながらアーツを発動してイブキを浮かす。ついでにイロハ達も浮かべる。
「すごーい!」
「ふむ……このまま眠れそうですね」
「す、すごいのはわかるけど、落ちそうで……!?」
「わぁっ!空飛んでますよ!」
各々が反応を返す。
「後三分くらいしか使えないからそれで我慢しろよー」
今のうちに渡すアクセサリー選んどこ。
バックパックを漁っていると残り時間が三十秒しか残っていない事に気づく。
「そろそろ時間だから下ろすぞー」
「はーい!」
下ろすとすぐにイブキが突撃してきた。今度はしっかりと受け止めて周りを見るとイロハは名残惜しそうにしていて、フウカは地面のありがたさを再認識していて、ジュリはフウカの背中を撫でていた。
うん、楽しめたみたいだな!
「おお、そうだった」
アクセサリーを渡さないとな。イブキ首に手を回してトップに黄色い鉱石の嵌められたネックレスを着ける。
「ん?んー?わぁ〜、大人っぽい!どう?似合ってる?」
「似合ってる似合ってる」
そのままイロハ達に似合ってるかを何度も聞いていた。
そのままジュリにはピンク色の鉱石のついたイヤーカフスを渡す。
「とても綺麗ですね。どこに売っているんですか?」
「売ってないぞ。俺が鉱石採取して作った」
「アクセサリーまで作れるなんてすごいですね!」
「よせやい、照れるだろ」
最後にイロハに渡そう手を取ると緋色の宝石の嵌められた指輪がどこ指に通るかを試す。
調整無しならそれはそれで楽なんだが……
「あらら?」
「……」
丁度綺麗に通ったのが左手の薬指だった。
イロハの顔を見ると顔を耳まで赤く染めて口を半開きになっていた。
すぐに指から抜き取ると宝石を外して別の指輪嵌める。
「悪いなぁ。すぐに調整すっから」
「……いえ」
フウカの視線を背中に受けながら嵌め直しすること十分程。ようやく終わった。
「これでどうだ?」
再度試してみると右手の小指に丁度入る。
……今度指輪もいくつか作っとかないとな。今回みたいにすぐに取り替えとかになったら大変だ。
外を見ると既に日が傾いていた。もうこんな時間か。そろそろ帰らせないと。
「もう時間も遅いから、今日はお開きだな」
「あ……またイブキと遊んでくれる?」
「もちろん。今度は依頼とかじゃなくてモモトークで連絡してくれれば行くさ」
そう言ってイブキとついでに他のみんなともモモトークを交換する。
そして別れ際に最後にしっかりとハグをすると名残惜しそうにしていたがイロハと手を繋いで帰って行った。
「ばいばーい!」
「では、また」
「おー」
姿が見えなくなるまでぶんぶんと手を振るイブキに手を振り返す。
さてと、俺も帰るか。
「あの、ラックさん。良かったら一緒にお夕飯を食べませんか?」
「お、良いのか?じゃあお言葉に甘えて」
フウカの誘いでジュリを含めた三人で晩飯を作って食べた。相変わらず美味かった。
「マコトせんぱーい!見て見て!」
「む、イブキ、それはどうしたんだ?」
「おじちゃんから貰ったんだ!似合ってる?」
「うむ、流石イブキだ。何を身に着けてもよく似合っているぞ!」
マコト本人としては非常に、ひっじょ〜〜〜に不服だが、イブキが喜んでいるから良しと言うことにした。
イロハも貰ったと聞くと何度も頷く。
これはラックを籠絡したと言っても良いのではないか?とマコトは思う。
「キキキッ!ラックは我々の手中に入るのも時間の問題だな!」
実際はそうでもないが、聞いた話を自己完結してご満悦のマコトであった。
もう数話でパヴァーヌ編に入る予定です。
女性先生に決まりましたがどんな人?
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スーツでキメたポニテ先生。凛々しい
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ゆるっと女子大生みたいな先生。ポワポワ
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その他。後で活動報告で枠作るのでそこに