ごくありふれた日常風景の端からそれとなく伺えるデスゲームが許容された世界線としての証左。

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総合オンライストア mamasonより抜粋

総合オンライストア mamasonより抜粋

 

商品名:ドキドキ疾走地雷原666〜地雷を踏んだらサヨウナラ〜

メーカー:死亡遊戯社

ジャンル:ボードゲーム

商品説明:

どれほどの人が待ち望んだことだろう。デスゲブーム先駆けともなったあの『ドキドキ疾走地雷原666』が懐かしのが今ボードゲームとなってよみがる。

君も参加者となり無数の地雷が埋まる荒野を駆け抜けろ。付属の擬似地雷は当時のサウンドをそのままに再現。ゲームの演出に使えば盛り上がること間違いなし。

 

商品概要:

プレイ人数 :2~5人

プレイ時間 :10~20分

対象年齢 :8才以上

本体サイズ :140×102×28mm

 

内容物:ゲーム盤、サイコロ、カード(全二十四種類)、駒(四種)、地雷型タイマー(電池付属)

 

在庫:あり

 

レビュワー:通りすがりのボドゲーマー

評価:★★

タイトル:うーん……

本文:往年のデスゲームを再現しようという意気込みは買うのだけれどボードゲームとしては凡作以下。

※15人のお客様がこのレビューが役に立ったと考えています。

 

レビュワー:デスゲ愛好家

評価:★★★

タイトル:

説明書とか地雷のサウンドとか変な部分が凝ってるんだけど肝心のゲームが物足りなかったです。もう少し頑張って欲しかったですね。

※14人のお客様がこのレビューが役に立ったと考えています。

 

レビュワー:うりえん

評価:★

タイトル:糞ゲー

本文:ゲーム設計がいびつ。地雷回避は運ゲー過ぎるし10回プレイして7、8回はGM(ゲームマスター)が勝つとかありえんだろ。

※11人のお客様がこのレビューが役に立ったと考えています。

 

レビュワー:どですかでん

評価:★★★

タイトル:即買いしました

本文:当時親に隠れて食い入るようにして配信を観ていた自分にはまさに垂涎の品。何人かのレビュワーさんが叩いてるみたいですがこの手のデスゲームモチーフのボードゲームは面白くないのは当然ですよ。当時を懐かしむ為にあるのです。

※3人のお客様がこのレビューが役に立ったと考えています。

 

レビュワー:mamason custormer

評価:★

タイトル:梱包が雑です

本文:ダンボール内の緩衝材がひどく偏っていました。商品自体は無傷でしたがパッケージのシュリンクが破れていたので星はひとつとさせて頂きます。

※0人のお客様がこのレビューが役に立ったと考えています。

 

レビュワー:第二十四回参加者(34歳無職)

評価:★★★★★

タイトル:あまりの懐かしさに思わず嘔吐

本文:ネットサーフィンをしていてたまたま目に入ったのでポチりました。僕がこれを買わずして一体誰が買うのだろう。神の啓示にも似た感覚がありました。

早速部屋のインターフォンが鳴り個人配送業者のおっちゃんから受け取ったのはずっしりとした重みのあるダンボール。

居間に置きカッターで切り込みを入れて開封の儀。蓋を開けたその瞬間脳裏にかすめるあの時の血生臭い匂いと何人もの悲鳴罵倒絶叫。慌てて洗面所に駆けました(間に合いました)。

所謂フラッシュバックってやつだったみたいです。体質にあう漢方飲み始めてからPTSDの類は起きなかったんですがまあ仕方ありませんな。戸棚の奥にしまっていた抗精神病薬をガバ飲みしてから再び居間へ。

恐る恐るダンボールから取り出したのは……当然ながらただのボードゲームの箱でした。デスゲームを模してるからといって別段危険があるわけでもないですし特別な曰があるわけでもありません。安心安全の擬死体験がモットーのメーカー死亡遊戯社製品ですからね。ダンボールが重かったのも一緒に購入していた雑貨のせいだったみたいです^_^

パッケージのイラストは爆炎と荒野、とそれを背景にする渋めのカウボーイ。昭和を感じさせる劇画風タッチで描かれたですが彼は何者なのでしょうか。参加者かな?

さて箱を開けて最初に出てきたのは取り扱い説明書。開いてみると何故か全編萌え四コマ形式でした。最近の流行りかなにかでしょうか。

毎回オチで自爆する美少女GMちゃんは可愛いですが現実の666に登場するGMはそんなに潔くはなかったなあ。

他の同梱されていたのは八✖️二十で区切られた盤面に人を模した駒とサイコロ。それから合計二十四枚の札です。

ルールはちょっと複雑。GMは盤面のいずれかの座標に地雷をセット。参加者側はスタート地点から駒を順番に進めていき地雷のある座標を踏まずゴールまで辿り着けたら勝ち。まあ大抵は爆死します。

ですが御安心を。参加者は毎ターン一枚だけ支給品の描かれた札を引くことができるのです。傘だとか銃だとかエナジードリンクだとかそういった試合中役に立つものですが大抵は他のプレイヤーを妨害する効果があります。ただただ地雷原を走るだけのボードゲームだと味気ないですし人間同士の駆け引きが表現できて良いオリジナル要素だと思います。ご存知の通り実際の666では支給品なんてものはなかったわけですが。

ただ全体的に作り込みが少し甘いところは否めないかもしれません。他のレビュワーさんも指摘しておりますが設計上バランスが悪いです。例えばカードの駆け引き以上に勝敗がサイコロの目に左右され過ぎるところなどかなり理不尽。まあ運ゲーなのは原作オマージュといえばそうかもですがGM側が圧倒的に強すぎて参加者側はかなり不利。せめて参加者同士が結託できるような要素が欲しかったかもです。現実のデスゲームでは利害が一致して共闘するような場面が何度かありましたしたしね。

さて盤面を裏返すと付属品の地雷が括り付けてありました。地雷といってもタイマーがついた玩具です。

造りがかなり雑で本物を嫌というほど見たことのある身としては、正直拍子抜けしました。プラスチック製なのは仕方ないとしてもデザインがのっぺりし過ぎていませんか。表面に刻まれたあの真実の門に似た恐ろしい顔が全く再現できていないのは残念過ぎます。

まあ所詮はボードゲームだからなーーそんな風に舐めた気持ちでいたからでしょうか。何となく地雷のボタンに触れると赤い発光ダイオードの明滅と共にカウントダウンが始まりぎょっとなりました。

ナイン、エイト、セブン、

恐ろしい程、冷たく、無機質で、淡々とした電子音。当時のサウンドをそのままに再現という宣伝文句に嘘偽りはなく、確かにそれはあの時に耳にしたものに非常に酷似しており心臓がぎゅっと握りつぶされました。

シックス、ファイブ、フォー

あれは十二年前の事です。あの時、僕は死に物狂いで地雷原を駆けました。お前は俺の盾になるのだと掴みかかってきた半グレの足元で、助けて助けてと泣きながら懇願してきた右足の吹き飛んだギャルを見捨てて逃げた背後で、息を殺しながら名前も知らない老人の遺体と共に塹壕に身を潜めていた時方々で、私を踏みつけ予定通り僕の勝ちだったねと髪をかき上げた青年の股間に地雷を設置した時に、常に傍で鳴り響いていた電子音。それがあのカウントダウンでした。

スリー、ツー、ワン、ゼロ

そして耳をつんざくような轟音ーー気づくと先ほど頭を抱えその場に蹲り震えていました。大量に飲み込んだ錠剤を床に吐き出しながら嗚咽を漏らしていました。

脳裏に過ぎるあのどことも知れぬ狂気の荒野。僕は息も絶え絶えに走り続けた。休みたかった。水が飲みたかった。でも足を止まればカウントダウンにつかまり死が確定する。そんな恐怖に突き動かされて気がつくと僕はただひとりでゴールテープを切っていた。最後に見た光景は荒野に立ち上る無数の煙と地平線に沈もうとする巨大な夕陽の輝き。

そこから先のことは殆ど記憶になかった。どうやって帰宅したのかもいつ懸賞金を受け取ったのかも。週刊デスゲームマガジンの第四号に掲載されたらしいヒーローインタビューの切り抜き記事を友人から貰いましたがそのことも覚えていません。ふと気がつくと僕はコンビニのお菓子コーナーでぼんやりとコンソメ味のポテチを眺めていて、もう既に何ヶ月も前に日常生活に戻っていたのです。

いまだにあの荒野での悪夢を見てうなされますし週二で精神科クリニックのお世話にもなっています。ネットでは主催者狩りを続けている遺族の方もおられますが自分にはそのような気力はなくただただ当時の懸賞金を食い潰し、六畳一間のアパートで生きているのかいないのか分からないクラゲのような人生を送り続けています。

本当にごめんなさい。ごめんなさい。勿論、これで良いとも思ってはいません。ただ心をあの地雷原に置いてきたまま取り戻せないでいるんです。

さて色々長々と書いてしまいました。

レビューには粗悪品等の罵倒も見かけますが出来はそこまで悪くないと思います。何より自分にとってこの遊戯盤はあの悪夢とすこしだけ向き合えるきっかけをくれました。故に星五とさせて頂きます。

追記。今では付属品の地雷の玩具をジーンズのポケットに忍ばせています。それで死にたくなった時や生きている感覚がしなくなった時、そっとボタンを押すようにしています。

※11034人のお客様がこのレビューが役に立ったと考えています。

 

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