ダイパ世界でチート異能   作:FIIFII

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2話 コイキング

 

 

 

 フレンドリィショップでモンスターボールを10個購入し、特典のプレミアボールを貰う。

 その足で街を出た。

 クロガネシティまでの道中、親からもらったボロの釣り竿でコイキングを釣りまくった。

 目的は攻撃と素早さが高いコイキング。

 残念ながら、そんなにうまくいかず。

 旅の初日は釣りで終わった。

 ポケモンセンターに戻って寝る。

 次の日。

 

 

 

「それではいってらっしゃいませ」

「ラッキー」

 

 コトブキシティは割と都会の部類で、都市化が進んでいる。

 テレビ撮影だろうか? 

 キャスターとカメラが街で撮影をしていた。

 それを尻目に釣りへ向かう。

 

 今日もなかなか釣れない。

 どうしたものかと思っていると、若い男に声を掛けられた。

 全身タイツみたいなスーツを着ている。

 Gのイニシャルマーク? 

 

「ギンガ団だ、ポケモンを集めている。ボールを渡してもらおうか」

 

 面倒だと思いつつ、ヒトカゲを繰り出す。

 抵抗はさせてもらおう。

 

「ズバット、ちょうおんぱ」

 

 相手はズバット、レベル4。

 ヒトカゲは技を避けて、ひっかくとひのこ。

 一瞬で勝負はついた。

 

「くそっ! どうしてこんなガキに!」

 

 いい大人が地団駄を踏んでこちらを睨んでいる。

 どう育ったらこうなるんだ? 

 

「まだ終わってないぞ! いけ、コイキング!」

 

 そのコイキングをジャッジすると、まさかの目的の個体だった。

 特攻だけやや劣る(1U)が、他の能力(5V)が最高だ。

 バトルは中断だ! 

 思わず詰め寄ってしまう。

 そのコイキングが欲しい。くれ。

 

「ん? どうした? ……こいつが欲しいのか? お前のヒトカゲと交換ならいいぜ、コイキングなんてそこの池で釣れるしな」

 

 そうか、交換か。その発想はなかった。

 しかし今の手持ちはヒトカゲしかいないから、絶対無理だ。

 いかに能力が良くても、はねるしか技を覚えていないコイキングだけでは勝てないだろう。

 どうしたものか。

 

「それなら、ボールかきずぐすりと交換でもいいぞ。金でもいいがな、へへへ」

 

 もしや。

 俺はバッグからプレミアボールを取り出した。

 

「白いモンスターボールだと!?」

 

 どうやらあまり知識がないのか、プレミアボールのことを知らないようだ。

 かなりレアだと嘘を教えてやろう。

 

「どうしてそんなボールをガキが持ってるんだ……欲しい。交換してくれ!」

 

 快く交換する。

 コイキングの性格は陽気。

 卵から孵ったばかりのようだ。

 レベルは2。

 

「ぐふふ……これを献上すれば俺も幹部に昇進だぁ!」

 

 ギンガ団を名乗る青年は、元気よく駆け出していった。

 ふぅ、これで目的は達成された。

 次は炭鉱でレベル上げだな。

 

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