個性:人修羅   作:飲んだくれ閣下

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騎馬戦
原作から変化あり。あと短めです。


※投稿が遅れてしまって申し訳ない……
誤字報告ありがとうございます。


第12話

 

 

騎馬戦。ハチマキの奪い合いで、第1種目で上位に入った生徒には高いポイントが割り振られる。

1位の自分には1000万ポイント。やけくそな気がしないでも無いが、1位以下の差を与えて煽る辺り、雄英は競技性とやる気を引き出すのに長けてるのだろう。2位からは205ポイント、そこから42位まで5ポイントずつ下がり、42位は5ポイントとなる。

切り捨てるべき男である青山は43位。変に目立たないギリギリのラインにいるが、どこまで目敏いかは分からない。

 

さて、騎馬戦で誰と組むかは決めてない。トーナメントで戦いたいなら自分と組むのが1番良いだろうから、黙っても勝手に来るだろう。

 

「間薙くん」

 

クラスメイトの麗日お茶子が来た。個性:無重力。指先の肉球部分に触れた対象物を無重力にする個性。本人のセンスもだがキャパシティが問題だろう。鍛えれば触れた相手をずっと無防備にできるのは強い。

思いの外しっかり者だろう。悩みである金銭面をチラつかせても揺らがないだろう。トガと一緒に籠絡していくのが良さげだ。なんならトガと仲が良いから、友情堕ちさせてみようか。

 

──心強い。他に誘いたいのは?

「トガちゃんは……?」

──速攻で来た。あと1人欲しい

「そっか。……デクくん?」

 

リカバリーガールのところから戻ってきた緑谷は、そのままこっちに来て

「組んで欲しい」

と、力強く言ってきた。……面白い。どうせなら、騎手をやってもらおう。

 

──騎手をやってくれ。自分は騎馬をやる

「え!?」

──別に1位が騎馬をやってはいけないルールは無い。それに、最悪騎馬が自分だけになっても問題ないからだ

「……確かに。ごめん、騎手やらせて貰うよ!」

 

メンバーが決まった。騎馬の前列に自分が、後列に麗日とトガ、騎手が緑谷。

──緑谷

「どうしたの?」

──攻めるな。ひたすら避け、守れ。迎撃はこっちがやる。自分は取られる程柔じゃない。お前が、どこまで守備迎撃を維持できるかが、お前の評価に繋がる。

「……わかった」

 

『位置に着いたわね?──騎馬戦、はじめっ』

 

 

 

 

──まず、ステージの端まで行く。これで飛んでくる奴以外は牽制できる。

「不用意に僕らに仕掛けに来ない。それは、かっちゃんにも言える」

──そうだ、頭が回る奴程こっちを狙わない。

 

そう言いながら地面を踏み込んで、迫り来る氷を衝撃波で防ぐ。轟が巻き込むつもりでやったことだろうが、自分には何一つ効かない。

離れた位置で爆豪と奪い合いをしており、その脇で心操が洗脳を利用して動きを止めてハチマキを奪っており、堅実な方法で取っているのを見る。

個性:洗脳。使い方次第で大勢を避難誘導できる個性。本人が卑屈気味だが、それだけ危険性を理解している。危険性を理解していると言うことは、悪用の仕方も知っている訳だ。

特化型だが、ギリメカラの様な奴じゃなければ有利に戦える。返答するだけで洗脳できるとか反則じゃないか?欲しいが力による支配だから補助程度として引き入れたい。暴走する奴らを止めるには持ってこいだ。

 

「高みの見物とは良い度胸だねぇ!!」

 

B組の物間寧人が突撃してきた。考え無しではないだろうが迂闊にも程がないか?

個性:コピー。触れた相手の個性を5分だけコピーできる。5分以内であれば何回でも使える。複数併用はできないがコピーのストックの上限が無い……と思う。

感覚的に技やスキルを5回は使えるが、一度は触れる必要がある、てぐらいか。マネカタより勝手が良いが、使うにはアナライズ相当の目が必要。個々人に求められる性能をマネするだけではダメだろう。デメリットも考慮しなければならない上に独自の強みを活かさなければいけない。

 

そして、魔人は個性ではない。個性相当の力である為、触れられた所でなんともない上にコピーなんぞできる訳ない。

だが、触れられるのは癪に障る。

トガと麗日と離れて緑谷を背に乗せたまま飛び、騎馬役を踏んでさらに飛び、騎手をやっている物間の頭を踏みつける。

その時に緑谷がハチマキを奪う。反応速度にブーストしたのか、3人分のハチマキを奪っていた。

着地して、2人の到着を待ってから再度端まで移動する。

壁を背にした陣形は、自分がいれば要塞となる。

背後が取れない。それを見て歯噛みしているのは爆豪である。

 

音で気づかれても、振り向くのに掛かる時間で奪う気でいたからだ。だが、自分がいるからか、他のを陣営から奪って行く方法に変えたようだ。

おかげで避ける様に言い聞かせた意味が無くなる。まぁやらずに済むのは助かるが。

 

今のところ物間と轟以外からは干渉されてない。端にいる同士でぶつからないのは、心操の洗脳で他陣営が中央に寄っていっているのが原因だろう。

なんだかんだ端にはいるが動き回っている自分らに近づける程のスタミナはないらしい。

 

そのまま時間切れ。自分ら4人はトップ独走でトーナメントに挑める様になったのだった。

 

1位:間薙(緑谷、麗日、トガ)

2位:心操(圧田、青山、尾白)

3位:爆豪(切島、瀬呂、芦戸)

4位:轟(飯田、上鳴、八百万)

 

この順位である。

良く2位にまでなれたなと思う。

個性によって操られたことからか、圧田と尾白はトーナメントを辞退。仕方ないとはいえ、掴めた権利を手放すのは如何なものか。

自分の力で欲しかったと言っていたので、その向上心が来年まで続くか見物だ。

 




トガと人修羅が入った為、常闇と発目が騎馬戦で敗退。
圧田と尾白は原作通り。順位が上がった。
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