アニメのトータルで、ソ連軍の戦車がタンク級に砲塔開けられて食われてるの見てて思うんだけどさ爆発反応装甲あれ飾りなん?なんで作動してないの???
戦車にデッドウェィト載せてるのってフシギダネ
あと突撃級級相手に真正面から自走砲が射撃してるの見るとお前ら・・本当に軍人か?
まあ、戦術機が主体の物語出しその分歩兵とか戦車がクソ雑魚なのは仕方ないね!
多分あと2、3話つづくかも知れません
戦場の隅々まで敵の姿が、地面を埋め尽くす異形の怪物。敵はBETAというエイリアンが目の前には見渡す限りこちらに向かって来るのが見える。
至る所で爆発が起き、銃弾が飛び交い、怒声が悲鳴が宙を舞う。我々を食い殺そうとただひたすらに目の前にやって来る、生物機械。
塹壕から僅か数十メートル先に設置された竜の爪に突撃級がぶつかるが、竜の爪は壊れる事なく健在していた。鉄筋コンクリート製の様々な三角形の形をしたジャンプ台のような障害物が彼らを転倒させる。はたまた別の固体はその下に設置された棘の落とし穴に串刺しになる。
時速120kmの速さで動くという事は、僅かな起伏でさえ進路を大きく変えてしまう。そして罠があろうと恐怖など感じない彼等BETAは物量で突破しようと目の前で、同胞が罠にかかろうとお構いなしだ。それもそのはず、BETAという存在は上位存在と呼ばれる珪素(シリコン)生命体が生み出した機械であるからだ。
BETAの創造主からは「絶対に生命体には手を出すな」と厳しく命じられているため、BETAは生命体が存在する星ではこれらの活動を行わない(そもそも侵入しない)が、逆に言うと、BETAが活動する星は、BETAに生命体が存在しない星であると見なされている。つまりBETA自身が自らを生命体だと認識していないということだ。彼ら自身は何も考えず感じずただひたすらに創造主から与えらた命令だけ実行し続ける。
この愚鈍とも言える今の状況だからこそ人類は1973年から地球襲来、それ以来28年以上も戦い続ける事が出来ている。
「よし、第一陣は予定道理に罠に引っかかってくれた。一部進路を逸れた者もいるが・・・・まあそれは今はいい」
塹壕は対突撃級対策としては効果があれど、遅滞させる事など出来ない。その為に竜の爪を機関銃陣地の前方に設置する、そして敵を転倒させたり、負傷して身動きを取れなくなった所を生きた盾として扱うのだ。BETAはBETAを同士討ちする事は絶対にない。この性質を利用することで、敵の光線(レーザー)級射撃を封じ、敵の足を止めてキルゾーンを形成するのだ。
「転倒している奴はさっさと始末しろ!それ以外はそのままにしておけ、そろそろやっこさんの団体が見えて来るタイミングが命だ!会わせろよ!」
数分もすれば赤い津波の如く、戦車級の群れがこちらに向かって来る。それを味方の機関銃が迎撃を開始する。MG42 「布を切り裂く」音と呼ばれ、「ヒトラーの電動のこぎり」とも呼ばれた毎分1,200発の銃弾が敵に向かって発射される。
それを連装化、戦場でDIYされた鉄の棒で溶接された入れ物に載せて10連装となった、対空機関銃並みの弾幕になったそれは前方をマズルフラッシュで埋め尽くした硝煙のにおいが辺り一面に、煙が立ち込める。
1km先にいた数十の戦車級が躯になり、迫撃砲の砲弾が空中で爆発させる。これで数百は削れただろう。しかし戦車級はまだまだ数千は存在している、それを全部やらねば未来はない。
「敵がブルーラインを超えました!」
「今だ!地雷を起爆させろ!」
「了解!点火させます!」
「全員頭を伏せて、備えるんだ!」
タンク級の群れが時速80kmで走りながら塹壕地帯から数百メートルに近づく、その直後に地面から空に巨大な物体が射出された。その物体は空中のある程度の高さに到達した直後に爆発する。耳をふさぐほどの重低音が鳴り響き、辺りには炸裂する鉄球がまき散らされ爆発範囲にいたBETAは挽肉になった。それが次々と連鎖して爆発させ、敵の戦車級の大半を負傷させる事に成功する。
「う、耳が痛え・・・耳鳴りが鳴り響くぜ・・・・」
「ざまあみろ!クソ異性起源種共!マヌケが死に死にさらせ!」
塹壕に籠る若い男兵士がBETAが粉々にされた光景を見て思わず、気分を高揚させる。
そう負傷させる事であえて、進行の邪魔になる障害物として敵の侵攻を遅らせる。一部は完全に死んではいるが、元々BETAはしぶといため人間であれば死ぬような傷であろうと生き残る事が可能だ。しかしその場合でも、手や足が吹っ飛ばされてまともに動けなくなるので戦場では死んだも同然ではあるが。
これはドイツで開発された空中炸裂型地雷ー通称Sマインーを対BETA向けに巨大化して、鉄球の範囲と威力を高め、殺傷範囲を拡大された改良版だ。BETA大戦に於ける中国戦線において敵の戦車級を殲滅、遅滞させる事に成功させた事で世界的なベストセラーともなった傑作兵器だ。
。
「Sマインの起爆で敵の前衛は粗方始末出来たか・・・これで残りの野郎をやりさえすれば生き残れるぞ」
敵の前衛は殲滅させ遅滞させていたBETAが突っ込んでくる、指揮官はジッと目の前の光景を見つめて、気を引き締める。生き残れると信じてただひたすらに。