チートな人外、ホロメンと世界を救う。   作:Kei0503

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はい、もうプロットとか意味なくなりました。
…どうしよう。
ま、まぁゆっくり投稿しますね…。
待ってていただけると助かります。


14話 氷の狼、かの者の行き着く先。

俺たちは、慧の部屋からマイクラの世界に移動した。すると6人が

 

『…もう、何も考えない。』

 

と言い出した。

…もう無視しよ。

とりあえず、鍛冶部屋だな。

 

「よし、移動するぞ。」

 

俺が無視してそう言うと

 

『…はーい。』

 

と返事が帰ってき、そのまま全員で拠点内のトラップ及び鍛冶部屋に移動した。

 

鍛冶部屋

到着するや否や

 

「…何でこんなに金床がチェストの中にあるんですか?」

 

と、フブキに聞かれた。

え?何でってそりゃ…。

 

「刀を鍛造するからだよ。」

 

俺がそう当たり前のように言うと

 

『はい?』

 

と言われた。

え、そんな変なことか??

そう思っているとミオから

 

「刀って、10年ぐらい修行しないと作れないんじゃ…。」

 

とミオに言われた。

うーん…。普通にシステムの暴力というか、世界の設定がそうなってるんだよな…。

なんて説明しようか。

そう考えていると

 

「慧や零が刀を作れるっていうのは僕も最初はびっくりしたね。高校の戦闘訓練の授業の時いきなり刀を学校に持ってくるんだもの。」

 

と谷郷が言い出した。

はい?

いきなり刀を持ってきた?戦闘訓練授業って、まず最初に学校に置いてある武器を試してからその貸出で練習するはずなんだが?

 

「あぁ、そんなことしてたね。」

 

慧が笑いながら返しやがった。

こいつマジかよ。

 

「まぁ慧のおかげでいきなりグラウンドに出てきた魔物の被害もなかったからよかったけど。」

 

その事実に俺は驚いた。

…こいつ息を吸うように人を助けるな。

なんでこいつが裏社会のほうを担当してんのか今でも不思議だわ。

っとと、このまま行くと話がズレるな。

 

「…とりあえず話を戻すぞ。」

「いろは、お前さんには手助けを頼みたい。」

 

俺がそういろはに言うと

 

「いいでござるよ。」

 

と、快く返してくれた。

 

「ありがとな。それじゃ…。」

 

そう言いながら俺は壁に埋め込んである倉庫にアクセスし、いろはにソウルサンド4スタックとウィザスケの頭蓋骨3スタックを入れた袋を渡した。

 

「ウィザー64体狩ってきてくれ。」

 

そう笑顔で伝えると

 

「…慧連れて行っていいでござる?」

 

と聞いてきた。

 

「いいぞ。そのつもりで連れてきてんだから。」

 

そう俺が即答すると

 

「は!?えっちょっ、零!どういうことだよ!」

 

と、驚いた顔で抗議してきた。

 

「いいだろ。どうせ暇なんだし。」

 

俺はそう言い返した。

こいつ刀の扱いに関しては一流だからな。

こいつに行ってもらえば俺は鍛造に集中できるし。

「そうだけどさぁ!僕だって親密度上げたいのに!」

 

更にそう言い返されるが…。

こいつ、普段の世界で魔物狩るのがどれだけ大変かわかってねぇだろ。

大量発生なんてそうそう起こんねぇのにどうやって親密度や余剰魂力集める気だよ。

 

「お前はいつだってできんだから今日の夜にでもしろ。」

「鍛造の時ぐらい譲れっての。」

 

俺がそう言い返すと

 

「うぅ…。わかったよ。それじゃ、エンドでいいよね?」

 

と、諦めたように聞いてきた。

 

「あぁ、『黒狐』が出たら終いでいいぜ。」

 

そう、慧に伝えると

 

「うん。了解。それじゃ、いろはさん行きますよ~。」

「あ、わかったでござる。」

 

そう言いながら2人でエンドに向かっていった。

…よし、行ったか。

「それじゃ、先にミオのほうからするぞ。」

 

俺がそう言うと

 

「いや、その前に聞きたいことがあるんだけど。」

「白上もです。」

 

と2人から声をかけられた。

え。なんか気になることあったのか?

 

「僕もあるけど大丈夫〜。」

「私もありますが、多分ミオさんやフブキさんと一緒なので大丈夫です。」

 

そう、おかゆとAにも言われた。

あっそうですか。

 

「それで?聞きたいことってのはなんだ?」

 

そう聞き返すと

 

「ミオからいいですよ。」

「わかった。」

 

そうミオとフブキが話を揃えて、ミオが言い出したのは

 

「今話に上がってた『親密度』ってなに?刀は武器だよね?何で親密度なんて言葉を使うの?」

 

という疑問だった。

あぁ、そこか。

確かに、「普通の」武器ならそんな言葉使わないよな。

ただ、ちょっと説明が長くなるんだよな…。

 

「それを説明するには、俺たちの刀の作り方から説明しないといけないがいいか?」

 

俺がそう確認すると

 

「うちは問題ないよ。」

「白上もです。」

「僕も。どうせ今日は僕有給取ってるし。」

「私も社長から「明日はデスクワークが出来ないから、仕事を別の人に割り振っておいて」って言われてますし。」

「僕も〜。」

「こぉねも大丈夫!」

 

…そこまでしたのかよ。

ま、なら大丈夫か。

 

「じゃあ、説明するぞ。」

 

そう言いながら、俺は部屋に付けてあるレバースイッチをオンにした。

すると、角のガラス部分にモンスターが大量に溜まり始めた。

 

「えっ!?なにこれ!?」

 

そう、ミオが聞いてきた。

まぁ。これだけ見せられてもわかんねぇよな。

 

「とりあえず説明するぞ。」

「まず、俺たち…というか、この世界に入れる人物が打てる刀だが、4つ必要なものがある。」

「それが『大量の鉄と燃料』『大量の刀の魂の残滓』『高効率のモンスタートラップ』『戦って折れてしまった刀』だ。」

「細かい作り方は端折るが、一言で言ってしまえば『折れてしまった刀の魂を統合して、それを練り込む』方法で打っている。」

「そして、この作り方で作った刀は『自我を持つ』。」

「そのため、持ち主を刀が選ぶ。」

 

俺がそう説明していると

 

「聞いていいですか?」

 

とフブキが言ってきた。

 

「あぁ、どうした?」

 

そう聞き返すと

 

「刀が持ち主を選ぶ、と言ってましたよね?それはつまり、持ち主以外には持てないってことですか?」

 

そう聞かれた。

…いいところ突いてくるな。

 

「半分正解だ。」

「まぁ、実感させたほうが早いか。」

 

そう言いながら、俺は俺の刀、審判刀「閻魔」を取り出した。

 

「これ、持ってみろ。」

 

俺はそう言って、フブキに刀を差し出した。

 

「わ、わかりました…って、あっつ!!

 

その言葉に素直に刀を受け取ろうとした。

その瞬間、閻魔から紫色の炎が巻き上がり、フブキの手を焼いた…ように見えた。

 

ちょっと零さん!白上手を…って、あれ?」

 

フブキの焼かれたはずの手は何の変哲もなくそのままだった。

 

「まぁ、こういうこった。認めていない持ち主が所持しようとすると、その刀は暴走する。」

「閻魔の場合はそれが炎だったわけだ。」

「ただし。逆に言えばこの暴走を無理やり抑えつける…。『服従させる』事ができれば刀が認めなくとも持つことが出来る。」

「ま、そんな感じだな。じゃ話を戻すぞ。」

「まぁこんな風に持ち主を選ぶ刀は、主に仇なす存在、端的に言えば敵対存在だな。」

「それを斬り伏せれば斬り伏せるほど、その魂がどんどん増幅し、強くなっていく。」

「それを俺たちは刀と主の『親密度』って呼んでるわけだ。」

「もちろん弱けりゃその分親密度が上がることも少ないが…。塵も積もれば山となる、こういう超効率のトラップさえあれば親密度もあげ放題ってわけよ。」

 

俺がそう説明し終わると

 

「…つまりは、慧や零、うちの戦闘顧問が打つ刀は『妖刀』となるってことだね。」

 

と谷郷がまとめあげた。

 

「ま、そういうこった。」

「んで、ここからが本題だ。」

 

俺はそう真剣な顔をして言い出した。

 

「今からやるのはミオの刀強化だ。」

「まぁほとんど答えは分かりきってるが、一応聞こう。」

「ミオ、お前の刀、明獣刀『陽牙氷狼』はお前の力に劣る刀になった。」

「このまま使い続けても、お前の力を存分に扱い切れないだろう。」

「俺が新しく用意する刀を使うか、それともその刀を鍛えるか。」

「お前が決めろ。」

 

俺がそう真面目に目を見て言うと

 

「ウチは…。ウチは、この刀を使いたい!

 

そう、少し悩んだ後にそう口にした。

 

「よく言った。じゃあ、一旦お前の刀を見せてくれ。一度『説得』する。」

 

そう言いながら俺は手を差し出した。

 

「え、大丈夫?」

「俺は大丈夫だよ。とりあえず渡してくれ。」

 

そう言って、ミオから刀を渡された瞬間、刀を持った俺の左腕は凍結した。

 

「零s」

 

そう、急いで取り返そうとするミオを俺は右手で止めた。

 

「大丈夫だって言っただろ。」

 

俺はそう言って、刀に意思を持った力を送った。

まぁ読者(おまえら)に説明するなら、テレパシーの一端だな。

それを受けて、陽牙氷狼は発していた氷の力を抑えていった。

 

「さて、じゃあ情報を見させてもらうぞ…。」

 

そう言いながら、俺は陽牙氷狼へ目を凝らした。

ふむ…。親密度はまだ低め…。余剰魂力もほとんどと言っていいほど溜まってないな。

 

「OK。この状態ならまだまだ親密度が低いな。そこのトラップでモンスターを狩りまくってくれ。」

「空いている横穴に沿って刀を振れば大量に稼げるぞ。」

「斬る量が多すぎて刀が刃こぼれするかもしれないが、そうなった場合は鞘にしまうことで回収した余剰魂力で切れ味を復活させることが出来るようになっている。」

 

俺がそう言うと

 

「…どういう仕組み?」

 

とミオが聞いてきた。

…。

 

「…なんか復活するんだよ。」

 

俺自身も良くわかってない。

 

「…わかった、じゃあたくさん斬ってくるね。」

 

俺の言葉を聞いて諦めたのか、そうミオは口にしてトラップの前に移動した。

さて、と。次はフブキだな…。

つっても慧が帰ってこない限りはなぁ…。

 

「零さん、白上は、どうしたらいいんですか?」

 

俺が考えているとそうフブキが言ってきた。

 

「あぁ…。ひとまず『白狐』見せてくれるか?」

 

俺がそう言うと

 

「分かりました。」

 

そう言いながら、白狐を手渡してくれた。

…ん?なんか、おかしいぞ?

そう思いながら刀を受け取ると、そいつは「暴走しなかった」。

ちょっと待て、まさか…!

そう思って白狐に目を凝らすと

白狐は「妖刀じゃなかった」。

 

「…フブキ、お前、この刀を折ったりは?」

 

俺がそう聞くと

 

「してませんよ!?白上だって、ミオの陽牙氷狼に対する思いと同じように、大事にしてるんですから!」

 

と、言ってきた。

なら…。ならなんで…。

 

「白狐の魂が残ってねぇんだ…。」

 

白狐の打ち方はその念を持った魂を無銘の刀になじませて作る。

その際に魂自体が刀を自身の姿へ変形させるからこの見た目になるはずなんだ…!

…待てよ、こいつら、この刀が妖刀って気づいてなかったんだよな?ってことは…。

 

「なぁフブキ、この刀、刃こぼれが酷くなって、普通の鍛冶屋に修理に出したりしなかったか?」

 

俺はそう聞いた。

すると、予想通り

 

「え、確かに出しましたけど…。」

 

と返してきた。

それだぁ…。

 

「…多分、あいつから回収できるよな…。」

「とりあえずフブキ。これからは刀の修理は俺たちに持って来い。」

「この刀の修理は特殊な素材がいるんだ。」

 

俺はそうフブキに言って、刀を返した。

 

「そうなんですか…。本当にすみません…。」

 

そう申し訳無さそうな顔をしてフブキは俺に言ってきた。

 

「謝るのは白狐に対してだよ。俺に謝んな。」

 

俺はそう切り捨てて、倉庫に近づき、鉄の延べ棒を取り出した。

システムモード起動。

作業台で鉄の延べ棒を斜めに置き、取り外した柄と鍔をその手前側に置いた。

すると、作業台が光を発し、その場に刀が出来上がった。

…つくづく思うが、どういう仕組みだよこれ。

さて、黒狐の用意もできたし、ミオの様子を聞きに行くか。

 

「ミオ、こっちに来てくれ。」

 

俺がそう呼ぶと

 

「わかった〜。」

 

と言いながら小走りで近づいてきた。

 

「どうしたの?」

「いや、陽牙氷狼とどれだけ狩ったかと思ってな。渡してもらえるか?」

 

そう言って左手を差し出すと

 

「えっとねぇ…。結構倒したと思うよ?」

 

そう言いながらその手に陽牙氷狼を載せてきた。

さて、確認確認…。

お、親密度はいい感じ、余剰魂力も多いな。

 

「いい感じだ。じゃあ強化するぞ。」

「製作工程創造(レシピクリエイト)。」

 

俺がそう唱えると、俺の右手にカードが3枚落ちてきた。

…3枚て。

と、とにかく必要素材はっと…。

1枚目が灼熱の祭器に湧水の祭器、10回圧縮の土と鳥の黒羽…。

しかもクラフトはボタニアの大地性集結プレートときた。

2枚目が血の宝玉とメテオライト、ディバインインゴットとヴォイドインゴットっと…。

ん!?!?!?

ディバインとヴォイドインゴット!?

んで、それがソームの祭壇…。エッセンシアは秩序と無秩序100…。

3枚目は…?

あ、魂珠9スタック、刀掛台ね。

 

「あはは…。こいつ、とんでもねぇもん要求してくるな。」

 

俺がそう言うと、陽牙氷狼は照れているのか陽の光のような暖かさを出してきた。

…こいつ…褒めてねぇよ…。

俺はそう苦笑しながら倉庫の中を漁り始めた。

えっと、倉庫の中に…あったあった。鳥の黒羽。

あ、魂珠も4つあるじゃん。ラッキー。

10回圧縮の土とかMC生産でしか無理だろ。

湧水と灼熱もMCで生産して…っと。

 

「よし、じゃあミオ、慧が帰ってきたら『黒狐』の作成と白狐の再鍛造頼んでくれ。」

 

俺のその言葉にミオが

 

「伝えておくね〜。」

 

と返してくれた。

 

「フブキは、谷郷達探してきてくれ。」

 

俺がフブキに頼むと

 

「分かりました〜。」

 

と言ってくれた。

よし、じゃあ移動するか。

他の奴らはいつの間にか谷郷先導で家の探索行ってるし。

そう考えながら俺はテレポーター部屋に行き、魔術拠点に移動した。

 

魔術拠点。

えっと…。真ん中に陽牙氷狼、周囲に灼熱の祭器、湧水の祭器、10回圧縮の土、鳥の黒羽を置いてっと。

すると、鳥の黒羽を置いた瞬間、周りの水色の液体、マナが全て消え去り、刀が白色に変化した。

次は…っと、その前に。

俺はその刀を持って、倉庫の方に移動し、赤色の宝石が埋め込まれている装備を取り出した。

 

「…ったく。ヴォイドインゴットなんて扱うの久々だっつの…。」

 

俺はそう文句を言いながらその装備、錬金術によって生み出されたダメージを全て消し去る装備、ジェム装備を着た。

その状態で倉庫から黒色のインゴットを取り出す。

すると、その装備を持った瞬間、体に激痛が走った。

 

「うっ、く、さっさと、置かねぇと…!」

 

そう呻きながら、俺はすぐ近くにあるソームの祭壇にそれを置いた。

 

「はぁ…。はぁ…。」

 

このヴォイドインゴット、こういう装備を着ないと即死なんだよな。

てか、この装備着てても死ぬほど痛いし。

…こんにゃろ、こんなもの要求してきやがって。

そう心のなかでぼやきながら、俺は他の素材を用意し始めた。

まず血の宝玉は祭壇に腕を一本捧げて作成。

その次にメテオライトを倉庫から取り出した。

そして、最後の素材。

このヴォイドインゴットを大量に使って、さらに俺たちの力を注いで作成できる、文字通り「神の延べ棒」。

ディバインインゴットを祭壇に置いた。

んで、エッセンシアが秩序100と無秩序100。

この2つを貯めてある瓶を近くに置いた。

その瓶を置いたとき、置いた素材が全て光の粒子になり、刀に吸収され、さっきと同じように光りだした。

その光が収まったとき、その刀は白と黒の鞘になっていた。

…抜いてみるか。

そう思って俺がその刀に右手をかけると、手が無くなった。

…は?

俺が困惑すると刀が黒いオーラを発し始めた。

…こいつめぇ…。

…はぁ。最後の仕上げするか。

俺はそう思って、ある場所に通じるゲートを開き、その中に入った。

 

???

 

到着して暫く歩くと、目的の家についた。

俺はそのドアをノックして

 

「よう、大神。」

 

と声をかけた。

すると、中から褐色の筋肉質な男が出てきた。

 

「ん?おぉ、久しいな。零よ。何のようだ?」

 

そう俺に言ってくる神、大神は、俺が来たことを不思議に思っているようだった。

さっさと用件を済ませるか。

 

「お前の子孫の刀を打っててな。」

「最後の仕上げに、お前の加護つけてやってくれねぇか?」

 

俺がそう頼むと

 

「そのぐらいであればもちろん。」

 

そう大神が答え、刀に手をかざした瞬間、その刀が同じように白く光り輝く。

すると、手元にあった3枚目のカードが消え去った。

…そりゃ、神の加護つけりゃそうなるか。

 

「ふむ…。零よ。その刀、もしかせずとも六大属性を組み込み、さらにそこに生の象徴である神と死の象徴である奈落を組み込んでおるな?」

 

そう大神に聞かれた。

…そうか。素材をよく考えてみりゃそうだ。

「灼熱の祭器」は無限に溶岩を生み出す、火の象徴となり得る。

「湧水の祭器は無限に水を生み出す、水の象徴となり得る。

「10回圧縮の土」は単純に大地を圧縮している、土の象徴となり得る。

「鳥の黒羽」…取れるのは空が飛べない鶏ではあるが、羽という存在自体に風の象徴が含まれていて、それの特殊変異となれば風の象徴となり得る。

「血の宝玉」は闇魔術の基礎であり最高峰の技術だ。だからこそ闇の象徴となり得る。

「メテオライト」は空に光る星から分裂した隕石から取れる鉱石だ。星の欠片と考えれば、光の象徴となり得る。

そして、死ぬことがないため、生の象徴となる神の力を注ぎこんだ「ディバインインゴット」と入ったものは確実に死に至る、死の象徴となる奈落の力が詰まった「ヴォイドインゴット」。

…こいつは、これを考えて、この素材を要求しやがったのか。

全ての属性を自分のものとし、本当の神の力に耐えられるように。

俺がそう気づくと、刀から暖かい温度が伝わってきた。

まるで(正解!)とでも言いたいかのように。

 

「…決めた。こいつの銘は『大神 光牙影狼・森羅』とする。」

 

俺がそう、大神の前で言った。

すると

 

「…礼を言うぞ。零よ。そのような刀を打ってくれて。」

 

と、頭を下げてきた。

 

「いや、こっちこそ礼を言いたい。お前の末裔のおかげで目的が達成できそうだ。」

 

俺がそういうと

 

「ふむ…。やはり、あの技を覚醒させたのはお前か。」

「あの技は極限状態に入り、さらにその状態でも勝てないような相手に出会わなければ覚醒しない。」

 

…クロヱ、化け物では?

なんであいつ、神の末裔に特大の実力差気づかせてんだよ。

 

「そうなのか…。」

 

俺がそう思ったのを隠してそういうと

 

「あぁ。その刀のおかげで、我はあの子に『完全憑依』ができる。」

 

と大神は言い放った。

 

はい?????

 

「待て待て…。『完全憑依』だと??それ使えばもしかしなくても…。」

 

俺がそう言い終わる前に

 

「慧とあの死にぞこないを分裂できる。」

 

と言い出した。

…目的、達成しちゃったんだけど。

なんか、拍子抜けぇ…。

 

「ま、まぁありがとな。じゃあまた今度呑みに来るよ。」

「あぁ。また来い。」

 

そう、大神の出迎えに手を軽く振り、俺はまたゲートを作って拠点に戻った。




今回でフブキとミオの装備品が変わっているので、
キャラクター設定よければ見てくださいね。
他もまた後々変わっていくので!
次はどうしよっかなぁ。
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