周りから評価良かったので、投稿してみようと思いました。
よかったら読んで感想ください。
0話 プロローグ
とあるビルの屋上にて。
「…ターゲット達発見したよー、今なら行けそう!」
「よくやった。」
「それでは出動するか!まずはこの国の裏社会を支配するぞ!」
『Yes My Dark!』
そして出動した5人の亜人。
目的地は暴力団のトップが集まるコンテナ置き場である。
コンテナ置き場にて。
「例の情報は集まったか?」
そうそこにいた銀髪の細身な男が立派な体躯をしたスキンヘッドの男と、同じような細身な黒髪の男に聞いていた。
「まだや。さすがにサツからも逃げられてるってなるとわいらの情報網からもすり抜けるのは容易いっぽいっすわ。」
とスキンヘッドが答えるのに続き、
「こっちもまだです。前者と同意見ですね。」
と黒髪も言い出した。
「…そうか。それでは」
と銀髪が指示を出そうとしたその時
「そこに跪け!」
と、高らかに女の声が響いた。
「「「!?」」」
と3人が驚いているが、その声はさらに続いていく。
「掃いて棄てる様な現実を!」
「一刀両断ぶった斬る!」
「終わりなき輪廻に迷いし子らよ!」
「漆黒の翼で誘おう!」
「我ら!エデンの星を統べるもの!」
『秘密結社holoX!』
そう大声で名乗る女達に、
「なんじゃわれぇ!おい野郎ども!あいつらをぶちのめせ!」
『応!』
「関西のヤツらに負けるな!お前たちもあいつらをとっちめろ!」
『応!』
とスキンヘッドと黒髪が大声で指示を出し、コンテナの裏や上、あらゆる場所から暴力団の者と思われる男たちがその女達に襲いかかった。
しかしながら勝者は…
「弱いでござるなー。」
「そうだねー。」
と、呟く女達であった。
「もうボスさっさと殺って帰ろうよー。もう眠いー。」
と言うフードを被った女に
「もう少し待ってねー。」
と赤いマントを着た女がそれをなだめる。
それを聞いた一番背の小さい女が
「お前ら!もっと気を引き締めろ!ボスが残ってるんだぞ!」
と4人に怒る。
しかし、それをなだめるかのように、
「大丈夫でござるよ総帥。」
「そこの2人はまだしも、奥のもう1人は雑魚でござるから。」
と刀を背負った女が言ってきた。
その言葉に
「「なっ…」」
と、スキンヘッドと黒髪が驚き、言い返そうとするが、
「気にするなお前ら。」
と後ろの銀髪に止められ、2人は大人しく後ろに引いた。
そしてその銀髪は言い放つ。
「そこの侍…か?刀を背負ってるから忍者にも見えるが。」
「そこまで言うなら戦ってやるよ。」
「俺は丸腰でいい。」
「お前は俺にかすり傷でもつければ勝ちだ。」
「いいな?」
と。
それを挑発と受け取ったのか
「…舐められたものでござるね」
「実力差を思い知るが」
と言いながらその女が斬りかかろうとしたその時。
「お前が俺を舐めてんだよ。侍。」
バタン。
そう言う銀髪の言葉の直後、女が倒れた。
『え…』
その女が一瞬で倒れたことに3人は信じられない様子だったが
「よくも…よくもいろはちゃんを!」
と、フードを被った女が激昂し、突撃してきた。
しかしそれすらも銀髪はあしらい、
「遅い。単純。こんなんでよく向かって来たな。」
バタン。
と言って、その女も地面に伏せた。
その状態に危機感を持ったのか
「博士!幹部!3人同時でい」
と一番背の小さい女が指示を出そうとした瞬間
「遅いんだよ。もっとさっさと指示して動かないと。」
と、まるで助言でもするかのように言葉を発した。
そして、その女も地面に伏せ、残った2人が体を寄せ合い、硬直する。
「んで?そこのおふたりさん。」
その銀髪の2人への呼びかけに
「「はっはい!」」
と、返事をする2人。
その直後、銀髪から放たれた言葉は、2人にとって異質なものだっただろう。
「この3人は預かるから。てかおふたりさんも家きな。」
「「…え?」」
それがholoXと慧の出会いであり、世界を救う英雄たちの誕生の瞬間であった。