あれは嘘だ。
…いや、マジですんません。あのあと一気に忙しくなったんす。
2023/5/29追記 特殊タグ入れ忘れてました。
黒蓮side
「すっかり、夜になっちゃったね。」
私は、そう零に言うと
「そうだなぁ…。危ないだろうし、家まで送ろうか?」
と私にとって最高の言葉を言ってくれた。
「お願いしてもいい?」
そう改めてお願いすると
「お任せあれ。我がプリンセス。」
零はそう跪いて言ってきた。
「ちょ、恥ずかしいって…!」
そう私が止めると
「お昼の仕返しだ。ま、ゆっくり帰ろうぜ。」
そう笑いながら言ってきた。
もう…。
そう私は呆れながらも零のその言葉で更に幸せな気持ちになるのだった。
そして、そのままゆっくり歩きながら色んな話をして帰宅した。
フブキside
黒ちゃん大丈夫だったかなぁ…?
ここまで遅いってことはうまく行ったってことなんだろうけど…。
私はそう思いながら時計を見ました。
その時計がもうすぐ9時を回ろうというところで
ピンポーン
と、玄関のチャイムが鳴りました。
「…誰だろ、こんな時間にお客さん?」
ホロメンからは連絡が来てないし…。
と思いながらドアを開けると
「ただいま。」
と黒ちゃんが。
そしてその後ろに
「よう、フブキ。こんな夜遅くになってすまんな。」
と申し訳無さそうにする零さんがいました。
…待って?一緒にいるってことはもしかして…!
「零さん、確認したいんですけど、黒ちゃんと付き合い始めました?」
そう私が聞くと
「…あぁ。」
そう照れ臭そうに零さんは答えました。
「…よかったぁ…。黒ちゃん、すごい頑張ってたので…。」
「ちょ、フブキ!?それは言わないでくれって…!」
あ。YABE。
「ごめん!ごめんって黒ちゃん!」
「許さない…!一発殴らないと気がすまない…!」
そう言いながら黒ちゃんがジリジリとにじり寄ってくるのを後退りしながら逃げていると
「…お互い様だったんだなぁ。」
と、零さんがこぼしました。
「「え?」」
私と黒ちゃんは一緒にそう言いました。
お互い様?ってことは、零さんも?
「あぁ。俺もデートに誘うときの言葉とか、服とか、色々選んでたんだよ。」
と、零さんは私の心を読んだようで、そう言ってきました。
「そ、そうだったの…。へへっ。」
黒ちゃんはそれを聞いて一気にデレデレし始めました。
…つまりは、両片思いってやつですか?
そんな、ラブコメみたいなこと起きてたんですか?
「…えぇ…。」
私は、そんな事が起きていたことに驚きを隠せず、そう漏らしたのでした。
その時、私と黒ちゃんのスマホに通知が届きました。
「?なんだろ。」
そう思いながら見てみると、それはミオからの全体連絡でした。
『@everyone今度6期生と黒蓮ちゃんの歓迎会も兼ねてパーティーを開きたいんだけど、みんな来週の日曜日って開けられる?』
という連絡でした。
へぇ…黒ちゃんと6期生の歓迎会かぁ…。
これは、出席しないとでしょ!
しかも、全体通知にしたってことはマネちゃんとかにも見てもらって開けてもらうつもりかなぁ?
とりあえず
『もちろん出席するよ〜!!』
『@白上・黒上マネージャー2人分の日程調整お願い!』
と連絡しておきました。
それを見て黒ちゃんは
「…勝手に連絡するなよな、もちろん行くけど。」
とぼやきました。
それを聞いた零さんは
「?どうかしたのか?」
と聞いてきました。
私はそれに
「来週の日曜日に6期生と黒ちゃんの歓迎会を兼ねたパーティーがあるらしいんです。」
「それの連絡を返してたんですよ〜。」
そう伝えているとまた通知が。
確認するとその連絡はYAGOOからで、そこには驚きのことが書かれていました。
『なら、会社全体で休みにしましょうか。全員でパーティーにしましょう。』
と、ホロメン全員の参加が決まったようなものになりました。
…これは、すごい楽しいことになりそう!!
あれ…でも場所はどうするんだろう?
そんなに大人数が集まれる場所あるかなぁ…。
私がそう考えていると、黒ちゃんが
「零。なんかホロメン全員参加みたいな状態になったんだけどさ、零の家って使える?」
と聞いていました。
そうか!零さんの家ならすごい豪邸だからみんな入れる!
「…彼女の願いなら、聞き届けるしかないでしょ。」
その黒ちゃんの願いに零さんはそう答えました。
それなら!
そのまま私は全体に
『今零さんがうちに来てるんだけど、家使っていいって許可出たよ〜!!』
と連絡しました。
その私の連絡に気づいたのか、零さんのところに電話がかかってきました。
その相手はもちろんYAGOO。
零さんは気を利かせて、スピーカーにしてくれました。
「谷郷おつー。」
『零もお疲れ様。いきなりだったのに、大丈夫?』
「大丈夫だろ、彼女の頼みだっつったら慧も聞くだろうし。」
『確かに。じゃあお願いしてもいい?』
「いいぞー。あ、ただ土曜日に人を派遣して欲しいんだが。10人ほど。」
『分かった、力があった方がいい?』
「出来ればな。」
『了解、男手を連れて行くね。』
「おう、頼んだ。」
『あ、それと黒蓮さんにも伝えておいて欲しいけど、お幸せにね。』
『ただ、活動にはなるべく支障を出さないように頼むよ。』
「分かってる、てかそもそもこれスピーカーで黒蓮もフブキも聞いてるぞ。」
『そうか、今一緒にいるんだったね。』
『まぁでも、要件はこれで以上だから切るね。』
「おう。またなー。」
『またね。』
そう言って、零さんは通話を切り、また通話をかけ始めました。
その通話に出たのは、慧さん。
これもスピーカーにしてくれました。
『もしもーし、飯のことなら気にしないで黒蓮さんと食べてきてね。』
『あっ、ヤること』
「それ以上言ったら半殺しにする。」
『おー、怖い怖い。』
『で?何の用?』
「来週の日曜、パーティー会場として家を貸し出す。料理よろ。」
「人数は想定100名前後。」
「食材は前日に谷郷が人員を10人連れてくる。」
『…ふふっ、忙しくなりそうだね。』
『いいよ、やったげる。』
『谷郷の名前が出る時点でホロメンのパーティー、イベント事と言えば6期生と黒蓮の歓迎会ってとこ?』
「さっすがぁ。もうするべきことは分かるな?」
『もっちろん。手伝ってもらうからね?』
「任せろー。」
「じゃ、また後で。」
『はーい、多少の用意はしておくね。』
そう言って、また通話が切れました。
「さて、これで根回しは完了だな。」
「夜も遅いし…。どっかで食って帰るか。あいつも飯作ってねぇし。」
「それじゃ、また日曜日に」
零さんが、そう言って帰ろうとした時、黒ちゃんが零さんの服の裾を掴んで
「…そんなことしなくても、食べていけばいいじゃん。」
と呟きました。
黒ちゃん!?いつの間にそんなに大胆に!?
「いや、それは流石に」
「むー…。」
黒ちゃんはそう断ろうとする零さんに不満そうな声を出しました。
顔は見てませんが、絶対頬を膨らませてジト目をしていました。そうに違いありません。
すると、零さんはそれに折れて
「…わかったよ。フブキ、俺の分の飯ってあるか?」
と聞いてきました。
「えーっと…ちょっと確認してきますね!」
そう言い残して、白上はキッチンに向かいました。
えっと、今日のご飯は肉じゃがだから…うん!大丈夫そう!
白上はサクッと肉じゃがの量を確認して玄関に戻りました。
「大丈夫ですよ!どうぞ〜!」
そう言って、私は零さんを家に招き、そのまましばらく黒ちゃんと零さんのイチャイチャを微笑ましく見るのでした。
零side
…黒蓮を家に送ったら飯を適当に食って帰ろうと思ってた。
な ぜ こ う な っ た 。
いいんだよ?
めっちゃ美味しいし。
うん。
彼女と食べると緊張すんねん!!
味感じなくなるわ!!
俺が緊張しながら飯を食っていると、フブキから
「零さん、今日泊まって行ったらどうですか?」
と言われた。
思わず飲んでたお茶を吹きそうになった。
「はいぃ!?!?」
「フブキ!?」
俺と黒蓮はそう驚いた。
え、ちょ、何いってんのこの人!?
「来客用の布団もありますし、黒ちゃんの部屋もきれいなはずですよね?」
「それはそうだけど…!」
「ならいいじゃないですか。」
そう黒蓮とフブキが言い争う。
だが…。
「すまん、今日は無理だ。」
「ちょっと相談事があってな。」
俺がそう謝ると。
「そ、そうなの!?ご、ごめん…。」
そう黒蓮に謝られた。
「別に大丈夫だよ。」
「今日って予定をしてただけで何時からって予定はしてなかったしな。」
「さて、食べ終わったし、御暇させてもらうよ。」
「ありがとな。肉じゃが美味かった。」
俺がそうフブキに伝えると
「…!また来てくださいね!」
と、フブキに言われた。
「おう。黒蓮もまたな。今度は映画でも見に行こうか。」
黒蓮にもそう伝えると
「うん!またね!」
そう笑顔で返してきた。
それに俺は手を振って、フブキの家を御暇した。
…さて、慧に相談しないとな。
あの、「闇の印」について。
フブキside
…あの人、女たらしですねぇ…。
黒ちゃんという人がいながら、白上まで堕そうとしてきましたよ。
「…フブキ。零を奪ったら、わかってるな?」
黒ちゃんからそう脅迫されました。
さすが黒ちゃん。独占欲つよーい。
「心配しなくても取る気はないですよ、ハーレムを作ってもらうことにはなるかもしれませんけど。」
黒ちゃんにそう言うと
「はぁ!?…いや、でもあの人ならあり得るか…。」
黒ちゃんは一瞬驚きましたが、納得しました。
零さんが女たらしなの、わかってるんでしょうね…w
「でも、正妻は私だからな!」
そう黒ちゃんは言ってきました。
「それはどうですかねぇ?零さんが選ぶものですし。」
そう煽ると
「!!零は私のことが好きなの!!」
と頬を赤らめながら怒ってきました。
…やっぱり、黒ちゃんをいじめるの楽しい!!
零side
自宅
「慧〜。話したいことがあるんだが。」
そう言って慧を呼ぶと
「はいはい?どうしたの?」
そう言いながら目の前に現れた。
「実はな…。」
そう言って、俺がデート中に出会った女の話をすると、慧が驚きのことを言ってきた。
「…そっか。標的を変えたね。」
と。
「…まさか。」
俺がそう言うと
「多分、そのまさかだよ。」
「あいつら、無作為に闇を付与することでこの世界を僕たちごと壊そうとしてる。」
「事実、僕にまだ闇の印が残ってるのに何もしてきてないし。」
と言ってきた。
予想通…はぁ!?!?!?!?!?
「待て待て!闇の印があるだと!?」
「おかしいだろ!俺は確実にミオに、大神に斬ってもらったぞ!?」
俺がそう早口でまくしたてると
「そう言われても、残ってるからね…。もしかしたら能力の根幹になってるのかも?」
予想だけどね、と付け加えられながら慧は言った。
…。ひとまずは、放置するしかない、か。
「まぁ、そんな事を考えてる余裕もないでしょ?」
「ほら、加速させに行こ!」
俺はそう慧に言われた。
それもそうだな…。
「行くか。とりあえずどうしたらいい?」
「そうだねぇ…。僕は作物関係の速度を上げるから、酪農関係をお願い!」
「わかった。」
そう話しながら、俺達はマイクラの世界に向かった。
ということで、次はパーティーからかな?
気長に待っててください!