チートな人外、ホロメンと世界を救う。   作:Kei0503

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…はい。
空き時間がないです。
きついです。


22話 裏切りの理由と主役の登場。

零side

 

ドーモ、読者サン。

戦闘中の零だ。

まだいろはの覚醒に至ってないので、戦闘はオートでやってるよ。

きっと今頃、「このクソ野郎!!holoXぶっ殺しやがって!!殺す!!」と思ってる頃だろう。

あれ、全部ウソです^^

いろはの伸びしろはもう殆ど残されてない。

「人を辞めない限り」な。

死地に立ち向かい、生き延びたもののみがたどり着く剣の境地。

個人的には「剣鬼」と呼んでる。

そこに行き着くためには、俺のことを「殺す気」で来てもらわないと困る。

もちろん、俺も9割ぐらい殺す気で行ってる。

ちなみにこの事は他のholoXにも言ってない。

あいつらも伸びしろがない状態で頼んで来る可能性があるからな。

「言ってないってどういうことだ、今目の前で磔になってんだろ。」って?

ざんねーん、あれ、魂力に記憶をコピーしただけ。

人間の性格は主に記憶から成り立ってる。

だから、記憶を魂力に移してしまえば臨時的な同一存在が作れる。

まぁ能力とかは無いがな。

だから言ってしまえば、あいつらが燃えたとてモノホンは今フブキとかとゲームしてるから影響なし!!

…というか、俺がそうそう殺すわけねぇだろ。

この世界における慧の友人たる存在だぞ?

逆に死ぬ気で守る存在だわ。

ってところか?

じゃ、戦闘風景に戻るか。

 

「ああああああああぁぁぁ!!!!!!」

「死ね!!死ねぇぇぇぇ!!!!!」

 

そう吠えながらいろはは俺に突撃してくる。

…逆に恨みがこもりすぎて剣筋がブレてんな。

しかも、俺がオートで戦ってるのもあるが、もう体がボロボロだな。

しかも、乱暴に扱ってるからか、クトネシリカの刃こぼれもひどい。

ちっ。失敗か…。

本気で殺す気で来てもらわないと上手く出来ないんだがな…。

しゃあねぇ。なにか別の手を…。

そう考え始めたその時、後ろの燃えている磔から声が聞こえた。

 

「いろは…助けて…!」

 

そのラプラスの声に反応し、いろはは俺に一閃を当てて来た。

うっそ、だろ…。

考え事をしてたとはいえ、見えなかった…。

だが、「成功」した…!

あとは、任せたぞ。

「本体」。

 

俺はそう考えながら、そのまま命を放棄した。

 

零(本体)side

 

ドーモ、読者サン。

零だよ、本体の。

っつうことで、救出に来た。

 

「えーっと…?」

 

俺がそう言いながらトレーニングルームを見渡すと、血の湖に倒れているいろはが見えた。

 

「おーおー、ボロボロだなぁ…。」

 

そう言いながら俺は後ろのholoXのコピーを吸収し、いろはの体を回復させた。

 

「…ま、少し時間はかかるか。」

 

ベッドに寝かせたら加速を入れてやるかね。

クトネシリカは部屋に寝かせたときに回収しとかねぇとな。

俺まで殺されたらたまったもんじゃねぇ。

 

「これで、完全に伸びしろがなくなった、か。」

 

これからのいろはの鍛錬、どうするかな…。

そう考えながら、いろはを抱えて、部屋に寝かせた。

 

その時、クトネシリカは淡く光る。

マスターの力になるために。

 

数時間後

いろはside

 

「ん…あれ、ここは…?」

 

風真はいつの間に気絶していたようで、目が覚めたときはベッドに寝かされていました。

そして

 

「ん、起きたか。お疲れさん。」

 

と声を掛ける(クソ野郎)がいたでござる。

 

貴様!!!

 

そう言いながら殴りかかると、その手を止められ

 

「待て待て、説明してやっから。」

 

と、冷静に言ってきた。

 

説明もクソもないだろう!!

 

と怒鳴ると

 

「あれが、偽物だとしてもか?」

 

と、返してきた。

偽物?あれが??

あの、本物にしか思えなかったみんなが??

 

「…信じてねぇな?」

「一回、騙されたと思ってついてこい。」

「もし嘘なら殺してもらって構わん、抵抗しない。」

 

そう言い切る零を目にして、風真は拍子抜けしてしまったでござる。

 

「…嘘なら、即座に殺すでござる。」

 

そう言うと

 

「あぁ。ちゃんと刀も渡す。」

 

そう言い出したため、風真はそのまま零について行ったでござる。

 

零side

…あっぶねぇぇぇぇ!!!!!

あとちょっと反応遅れてたら殴られてたぞ!?

剣鬼に仕上げたのは俺だが、ここまでの能力向上ってあり得るかよ!?

…こいつ、半人半神化したら相当ヤバそうだな。

しっかり手綱を握っとかねぇと。

そう考えながら、俺はholoXがゲームをしている部屋に来た。

 

「ここは、ラプラスの部屋でござるよね?」

 

そういろはに聞かれた。

 

「あぁ今ここに全員いる…ハズ。」

 

ゲームやめて勝手に1階とかに降りてなければ…。

そう少し祈りながら部屋に入ると

 

「フブキさんちょっと雑魚すぎません???wwww」

「ラプちゃんのくせにぃ!もう一回!!」

 

とスマ◯ラのタイマンで騒ぐ2人とそれを微笑ましく見るその他がいた。

 

「ん?いろはちゃん、鍛錬終わったの〜?」

 

そうクロヱがいろはに聞くと、いろはは涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら

 

み、みんなぁ…!!

 

と、クロヱやこより、ルイに飛びついて大泣きし始めた。

…まぁ、メンタルに来るよなぁ。

そんなことを考えながら説明をどうするか考えていると、タイマンを早急に終わらせたラプラスが近づいてきて

 

「…ちょっと来い。」

 

と言ってきた。

説明要求かな?

ま、ちゃんと正直に話しますかね。

 

ラプラスside

 

フブキさんとタイマンしてたら、いろはが泣きながら帰ってきた。

一体何があった。

そう思って、零を廊下に呼び出した。

 

「一体、お前は何をやった。」

 

吾輩がそう聞くと

 

「あー…ちょっと長くなるが、一旦話し終わるまで聞いてくれるか?」

「そうじゃねぇと誤解するだろうからな。」

 

そう零に返された。

…なるほど。

 

「わかった。」

 

そう返すと

 

「なら話すぞ、大前提として、クロヱには話さないでくれよな。」

 

そう言って話し始めた。

今回いろはが行った鍛錬の内容を。

 

それを聞いて吾輩は納得行くような、いかないような、そういう感覚に陥った。

 

「それは、わかるが、説明してからじゃだめだったのか??」

 

吾輩がそう聞くと

 

「それじゃだめだな。」

「『本気で殺すつもり』でかかってきてもらわないといけなかった。」

「このことを言ってしまえば、あいつは本気で俺に立ち向かってこない。」

「だから隠してやるしかなかった。」

「いろはには、また落ち着いたあとに話をしておくよ。」

 

そう零さんはまとめた。

それは、そうかもしれないが…!

 

「なんだ、俺が嫌われることにそんなに嫌悪感を示してくれんのか。」

 

零はそう言って、吾輩の頭をなでてきた。

 

「優しいな、ありがとよ。」

「まぁでも、気にしなくていいぞ。」

「これは、俺がやったことだ。」

「尻拭いは、俺がするさ。」

「ほら、戻りな。」

 

そう言って、部屋に戻された。

吾輩は、それに従い部屋に戻った。

しかしこれじゃ、あまりにも零が被害を被りすぎているだろ…!

吾輩はそうモヤモヤしたまま部屋に戻った。

するといろはやルイだけでなく、フブキさんやミオさん、ちょこさんまで、全員が吾輩を見て心配してきた。

 

「ラプちゃん大丈夫だった?」

「いろはから聞いたけど、ウチびっくりしたよ…。」

「ラプは何もされてない?」

 

というように。

だが、本当のことを知ってる吾輩としては、あまりにもその評価が辛かった。

一度失った信頼は、取り戻すのに倍の時間がかかるという。

それを、あの人は取り戻せるのか…?

 

「…ラプ?」

 

そうルイから声をかけられた。

 

「ほんとに、大丈夫?すごい、悩んでるみたいだったけど…。」

 

そう言われた。

 

「あ、あぁ!大丈夫だ!」

 

それに焦って返した。

みんなは疑問に思うも、それを無視するようにしてくれたようで、その後の追求は何もなかった。

…ものすごく、もやもやする。

 

数時間後

 

慧side

 

用意が終わり、待機していると、黒蓮さんが大量の人を連れて家に入ってきました。

 

「あ、慧さんか。」

「とりあえず今来ていた70人ほどを連れてきたぞ。」

 

そう言ってくる黒蓮さんの後ろで沢山の人がざわざわとしていました。

ん〜…まぁ、一旦フブキさんとかを呼んで、色々やっててもらいますか。

 

「ちょっと待ってて下さい。」

 

と黒蓮さんに伝えて、holoXが待機している部屋に行きました。

 

holoXの部屋

 

ノックして僕が入ると、その中は少しだけ暗い雰囲気となっていました。

 

「あ、慧さん。」

「もしかして、みんな来ました?」

 

そうフブキさんが聞いてきました。

 

「え、えぇ。一応用意は終わってるので、開始してもらっても構いませんよ。」

 

僕がそう返すと

 

「わかりました、ちょっと人数を確かめてきますね。」

 

そう言って、フブキさんは部屋から出ていきました。

…何があったんだぁ?

そう疑問に思っていると、ゲームをやっていたラプラスさんが立ち上がって、扉から出ていきました。

そして、その時僕の服の袖が引っ張られました。 

…何かあったんでしょうね。

そう思いながら廊下に出ました。

 

ラプラスside

 

どうにか誤解を解きたいと思っていると、慧さんが部屋に入ってきた。

これは、いいタイミングだ。

そう思いながら外に出ようとし、そのタイミングで服の裾を引っ張った。

その意図に慧さんは気づいてくれ、いっしょに外に出てきてくれた。

 

「で…何があったんですか?」

 

そう慧さんが聞いてきた。

 

「実は…。」

 

そう切り出して、吾輩は慧さんに零さんの行為を伝えた。

すると慧さんは

 

「…はぁ…。あいつはほんっとに…。」

 

そう言いながら呆れたような表情を見せた。

 

「どうにか、できないか?」

 

そう吾輩が聞くと

 

「正直、難しいですね…。部屋でいろはさんが全員に向けて言っちゃってるんですよね?」

「その中の全員を呼んで、説明するしかない…ですし、さらに言えば、納得するかもわかりません。」

 

そう言われた。

…それなら。

 

「いろはの強さを見せて、その説明に説得力をつければいいんじゃないか?」

 

そう吾輩が言うと

 

「!それだ!ラプラスさん、ナイスです!」

 

そう言いながら手を握られた。

え、ちょ、手!?

そう困惑していると

 

「そうと決まれば…!って、もうパーティー始まりますね。」

「あとで、お手伝いお願いしますね。」

 

と、慧さんは一瞬諦めたような表情を見せ、すぐに笑顔で吾輩に言ってきた。

 

「あ、あぁ。わかった。」

 

そう答えると

 

「お願いします!じゃ、行きましょ!」

 

そう言って、吾輩の手を引っ張って来た。

吾輩はそれに待ったをかけた。

 

「慧さん、あいつら呼んでないんだが。」

 

そう伝えると

 

「あぁ!すみません、完全に焦ってました…!」

 

そう言って部屋に入ろうとした時、慧さんは立ち止まった。

 

「どうした?」

 

と、吾輩が聞くと

 

「…いいこと、思いついちゃいました♪」

 

そう、少し悪戯心からなるような笑顔を慧さんは見せ、吾輩を連れて部屋の中に入った。

…いや、まさかああなるとは思わないだろ。

 

フブキside

 

「…慧さん、遅いですねぇ。」

 

そう白上はボヤいて待っていました。

やっぱり、用意してくださった方を待たずに始めるのは失礼じゃないですか?

なので待ってるんですが…。

 

「おまたせしました〜。」

 

そう考えていると、慧さんがとてもいい笑顔でそう言いながら降りてきました。

 

「あ、遅かったですね?」

 

そう白上が言うと

 

「いやー、ちょっと用意に時間がかかりまして…。」

「もう少し掛かりそうなので、あと少しだけ待っててもらっていいですか?」

 

そう慧さんが言ってきました。

 

「いいですけど…。みんな結構待ちわびてるので、早めにしてくださいね。」

 

と白上は忠告しました。

それに慧さんは

 

「わっかりました!急ぎますね!」

 

そう言って慧さんは奥にいる黒ちゃんを連れて2階に戻っていきました。

…なんで黒ちゃんを連れて行ったんでしょうか…?

 

10分後

 

「お待たせしました〜!」

 

そう言いながら慧さんが2階から降りてきました。

 

「遅いですよ!何があったんですか?」

 

そう白上が慧さんに聞くと

 

「まぁ、色々用意をしてました!」

「ということで、皆さん!」

 

慧さんは白上に答えたあと、そう全体に声をかけました。

 

「今回の主役の登場です!」

「階段にご注目!拍手でお出迎えください!」

 

そう言って指を鳴らしました。

すると、電気が消え、どこからか階段の上の方にスポットライトが当たりました。

そこにいたのは…。

 

『えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?』

 

きれいに着飾ったholoXと黒ちゃんでした。

いや、いつ用意したんですか!?!?!?




もしかしたらとんでもなく遅くなるかも…。
消すことはないと思うんで、気長に待ってください…。
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