マドカサイド
私が目覚めた時には私以上に悲惨な奴がいた
度重なる実験で自力で動く事も食べる事もままならない、そんな欠陥を抱えた者だ
いつしか食う為に傭兵へと身をやつした
使った武装の弾やエネルギー代で暫くはトントンのような稼ぎだったが
いつからか纏った金を稼ぐようになった
その頃だ、あちこち拠点を移すようになったのは
どうもあまり逆らっていけない依頼者に出くわしたらしい
拙い言語で少し話してくれた
私は彼にずっと甘えていた
彼が帰るまで多めに渡された金で食べの物をかい興味もないテレビを見る毎日だ
そこで、いつしか見るようになった
織斑千冬、私の姉、織斑計画から私達を置いて逃げた姉
弟を連れているらしい、、私達は彼女に見捨てられた、兄さんが血と汗を滲ませながら凄惨な戦場で小金を稼ぎ、あいつはテレビに出て有名になり大金を得ている
この世は理不尽だ。いつか復讐してやる
その事を兄に言った
「仕方ないよ、それは、、彼女もそこまで行くのに沢山の苦労があったはずだ」
「兄さん私達も日本に行こう、そして兄さんも有名なれば」
「駄目だよ」
「どうして」
「俺の胸にあるISコアが問題だ、こんな物をついていたら日本なんて国にいたら各国からエージェントがくる、何より僕達の存在が日本政府ぐるみの可能性がある、あまり姉さん達に迷惑をかけられない」
「な、姉さん達なんてどうでもいいだろ!私達が平穏ひ暮らすには、、」
「大丈夫、いつか、、平穏にくらす事ができる、いや俺がそうさせるから、もう少し待っててほしい」
「、、本当?」
「あぁ、その為にお金が必要なんだ、だからあと少し、我慢して欲しい」
「、、、兄さんも一緒だよね?」
「、、、あぁ、そろそろ次の仕事だ、無駄遣いしないでね」
私はお金を渡され、兄は仕事へ向かった
そして、、、その日から半年
私達はお別れをした
「、、マドカ」
「私の名を呼ぶな」
「、、、、私はドイツのIS部隊の教官の仕事がある、、、こんな部屋に閉じ込めてしまって悪いが、ネットの使える端末があるから好きに使ってくれ、あ、軍の事は書くなよ怒る事になる、、じゃあマドカ行ってくる、お昼出来る限り一緒に食べよう」
「、、同じだな」
「、、、」
「兄さんも、私にあれこれいって仕事に行った、、、私は兄さん、、平穏に暮らしたいと伝えた、、でも兄さんは私だけを、、、私は兄さんと一緒が、、いいのに、、こんな平穏」
「、、、レイヴンは、、お前の事を本当に愛していたぞ」
「、、、、」
「あいつは今、危険なんだ、でもその危険が無くなれば、きっとお前の元に戻ってくる筈さ」
「、、、あの馬鹿兄、、、信用出来ないよ」
「、、、あいつも不器用なんだな、、流石姉弟、、私とよく似てる」
「お前と!一「そしてお前も」っ、、」
「お前も、昔の私にそっくりだな」
私はその顔を見た、、まるで全てを受け止めるかのような優しい微笑みの顔を
その顔は確かに兄さんと同じ血筋と同じなんだと理解させられた。
兄さんも、私が愚痴を溢すと今のアイツと同じ顔をして受け止めてくれた。
「く、、」
「おっと、私はもう行く、また後でな」
そして食事や、トイレ以外部屋に引き篭もり惰眠を貪る日々を送った
偶に夢で兄さんが出てきて平和な毎日を過ごす夢を見た
料理を失敗したと落胆する兄さん、それを私が苦笑いする夢
きっとそんな日々も兄さんとなら幸せだったはずだ
そして夢から覚めると孤独と不安に押し潰されそうになる
「兄さん」
ドガン
「!?」
勢いよく開けられたドア、そこには自分と同じぐらいの女がいた
「久しぶりだな、教官殿の妹、、確か、、マドカと言ったか?」
「な、急になんだお前!」
「いつまで不貞腐れている?」
「なに?」
「いつまで不貞腐れているかと聞いているんだ」
「お前に関係ないだろ」
「ふん、関係あるさ、お前が教官の妹であるというのであれば、今のお前は教官の汚点でしか無い、そんなのは私が許せないんでな外に出ろ」
「私の家族は兄さんだ!アイツなど知らない!!アイツ汚点なんぞ知らん!」
「、、どちらせよ、あのレイヴンの汚点になるがな、ふん、嘆かわしい」
「なんだと!」
「私達軍属からしたらレイヴンという名を聞いて正直恨みの方が強いが、教官の弟という話を聞いて納得したよ、なるほど教官の弟であるならあれほど強くて当たり前だとな、、末の妹はどうかと思ったが、、なんて情けない」
「お前に、お前に何が分かる!私達は!身体中を弄られ!薬を飲まされ!そして兄弟達と殺し合いをさせられ!、、、そして何も、、何も無かったんだ、、、でも兄さんが、、兄さんがそこから助け出してくれた!お前のように家があるわけじゃない、父や母もいない!この世界で唯一の家族なんだ!お前に私達の、、私達の何が分かるって言うんだ!」
「、、、分かるさ」
「何を!」
「私も同じだ」
「、、、え」
「冷たい子宮から生まれ、薬を打たれ、、、そして身体も弄られた」
眼帯を外した女
「失敗作の烙印を押され、自分を見失った。自分が無いのは恐ろしい、分かるさ、、、私は意味を、生きがいをお前の姉、織斑教官から教わっているのだ」
「、、、、」
「マドカ、、私はラウラ・ボーデヴィヒ、、私とお前仲良くなれないか?」
「、、、、」
「どうだろうか?」
「すまない、、言い過ぎた」
「私も言い過ぎた」
私は友を得た、、、
そして暫くして
「最近ラウラと仲がいいな」
「、、、」
「別に隠さなくていいだろ?」
「姉さん」
「、、、なんだ?」
「もし、もし兄さんが私の元に来てくれたら、、その時は兄さんも「当たり前だ」、、」
「家族だろ?何だったら遅いようなら私が首根っこ掴んで強引に連れてきてやる」
「約束、、だぞ」
「あぁ、約束する、アイツに頼まれた事がある」
「兄さんから?」
「あぁ、、将来苦労しないように勉強を教えてやってくれってさ」
「え?」
「安心しろ、私がみっちり教えてやるからな」
「、、いや私は」
「向こうに戻ったら学校にも通わす、なに安心しろ戸籍諸々は腐れ縁の知り合いに頼んだんだ、お前は海外に留学していた妹という設定だ」
「ね、姉さん、教官の仕事、大変でしょ、じ、自分でやるよ」
「はっはっは、奴から聞いたぞ、マドカ、全然勉強はしてくれないとな、私はお前の為に多少の寝不足なんて気にしないぞ!はっはっは」
「い、いやぁーーーー!!」
「姉さん、、、」
「サボりか?」
「いや、気になったんだけど」
「?なんだ」
「兄さんIS操縦者で割とバレてるけど世間とかどうなの?」
「あぁ、、、、うん、、そのだな」
「ん?」
「軍部や一部の上層部なんかは知ってるが報道はされてないな」
「どうして?」
「、、、その、奴が傭兵として恐れられてるから、、、かな」
「?それがどうして公表しないながれなる?」
「やってきた事が、男性操縦者と公表するにはかなり厄介なんだ」
「兄さん何したの?」
「そうだな、、、他国からISコアを奪取、そのコアを元の国に返還」
「え?何それ意味わかんない」
「傭兵だからな、頼んでみたら取り返してくれたらしい」
「奪った相手に取り返す依頼して戻ってきたって事?」
「つまりそうだな、他にも、とある国の軍事力の低下を狙う襲撃をして、その国に依頼されて立て直すまで防衛力を担ったり」
「兄さん、、、馬鹿?」
「うーん、、」
「そんな事したら仕事無くなるんじゃ」
「それがな、、私も聞いただけなんだが、六カ国、米露伊仏中印で討伐隊が組まれたんだ」
「え!?」
「各国が投入出来るISや戦車、戦闘機、色々な兵器を投入したんだがな」
「兄さん、、まさか」
「いや、死んでたら既にいないだろ」
「あ、そうか」
「ワンオフアビリティだと言われているんだが、電子機器をハッキングされて同士討ちになったんだ、幸いISはハッキングされなかったとされているが」
「されているが?」
「実は、一部機能が不調になり武装を取り出せない者や、動けなくなるもの、ブースターが暴走する者など出て最悪シールドエネルギーが機能せず絶対防御が常時発動状態ですぐにエネルギー切れに追い込まれたりしたそうだ」
「え、兄さんはつまり」
「IS8機とその他近代兵器を同時に相手取り完勝したようだ」
「とは言っても実際は近代兵器は痕跡から数台しかハッキングしてないようだ」
「それでどうして同仕打ちに?」
「それはレイヴンの仕事ぶりからだな」
「あ、敵味方関係なく依頼を受けるから」
「あぁ、討伐隊同士が相手国が秘密裏にレイヴンに依頼したと誤解した、それに多国籍軍だったのが悪かった、普段お互いに腹の探りあいをしてる軍どうしだからな」
「つまり殆ど近代兵器は相手にしてなかった?」
「間抜けな話だが、実際はこれ第三次世界大戦だからな、IS8機も落とされているし、お互いが誤解で撃ち合っているし、それが一機の男性IS操縦者と言うんだから歴史の闇に葬る事にしたんだよその無論犠牲者も出たがな、参加しなかった国もその事を知っているが、六カ国が協力してメンツを保つ為に口止めしているという事らしい」
「つまり兄さんが男性操縦者なのは公然の秘密、、という事か」
「近代兵器はどうであれ、IS8機は実力で落としているようだ死傷者はいないが何人かトラウマを抱えているらしい」
「兄さん、、、」
「それに本人から聞いんだが、依頼料低すぎるだろ」
「え?」
「一回の作戦で450万らしい」
「450万?」
「弾薬や、修理、エネルギーなんかで半分以上消える」
「そ、そんなに?」
「それに依頼の仲介者とかにも払うからさらに減るしよくもまぁやっていけた物だ、名前が売れる前は30万ぽっちと言っていた、その時は弾を節約する為拳や蹴りで依頼をこなしたとか言っていた」
「、、よく生きてられたね、兄さん」
「あぁ、ホント、逞しいよ」
「そんな兄さんが、私を守る為に遠ざける相手って」
「それは、、、マドカそろそろ勉強に戻れ、これ以上は怒るぞ」
「う、、、はい」
私はそこから日本に行くまで勉強を仕込また。
ラウラサイド
「頼む!」
「きょ教官!頭をあげてください!一体何なのですか!」
「マドカのことだ」
「マドカ、、教官の妹の、、」
そうそれはある日、教官の願いで訳あり任務が発生した
生き別れた妹の救出をレイヴンに頼んだ、、その受け取りをさせて欲しいといつ内容だった
レイヴン、、その名は聞くとその手の業界の知る者はあの日を思い出す
第三次世界大戦の覇者
世界の天敵
人類史上最強の叛逆者
最強の傭兵
とさまざまな称号がある
わかる範囲の戦績は意味がわからない思う事が多々あるが
1番の戦績は六カ国が手を取り討伐隊を編成しIS8機含む近代兵器の数々をたった一機のISで相手取り、これに勝利した事だろう
誰もが彼に頼りそしてその全てが憎悪する相手だ
彼自身は雇われ傭兵、なので敵になる事は仕方ないのだが、変わり身が早いのだ
依頼を途中で投げ出す事や騙し討ちは決してしないが、その分依頼をきっちりこなしてから次の依頼が味方だった奴に兵器で銃を向けて引き金を引く人間だ
私が、まだIS部隊に入っていなかった時、現副隊長のクラリッサが何度か作戦を共にし、そして敵対したそうだ
その時奴から「これも仕事なんでな」と言われ撃墜された
このような事があり六カ国の討伐隊には修理で間に合わなかった為参加しなかった。クラリッサ言うには
「IS8機相手にほぼ無傷で完勝する相手です。私がそこに加わって9機になったところで生存時間が伸びる程度でしょう」
との事
正直彼がやって来る時はこちらが依頼した時か、誰かに依頼されて襲撃して来る時と相場が決まっているのでクラリッサ敵には教官とはいえ奴を不用意に入れたくなかったのが本音だろう、模擬演習で会敵せず拠点制圧という無様な演習内容だったし。
その後の訓練と名目で私とクラリッサがレイヴンと相手に戦ったが何もさせられず負けた
悔しいの前に私は困惑が勝っていたが、クラリッサは表情には出さないものの手を固く握り締めていた
「、、ウラ、、、ラウラ」
「は!すみませんぼーっとしてました」
不味い考え耽ってしまった
「いやいい、こんな頼みだ、思考が飛ぶのも無理はない」
そして教官から自身の出生を教えてもらった
自分達はとある実験で生み出された存在だという事
そこから自分は一人の弟を連れて逃げた事
兄弟は沢山いてその生き残りがレイヴンが連れて来た少女だという事
そしてそのレイヴンも自分が助けてやれなかった弟の一人だという事
「レイヴンが教官の」
「本当だ、私達しか知り得ない事を知っていた、アイツはC4-621という実験番号だったようだ」
「、、、、」
「長女として名前を与えてやりたかったが、、、使う日がないと言われてしまったよ」
「教官、、」
教官は少し寂しそうに言っていた
「私はお前に厳しくも育てていたのは、、自分と同じ出自で放っては置けなかったんだ、、私は兄弟達に、、助けられなかった罰を、、いや私は」
「教官いいのです、、御兄弟の事は分かりませんが、、私は少なくとも教官に感謝をしています。、、教官の妹君、、私がどうにかしましょう!」
私が彼女と友となり
私の世界はまた広がった
教官には感謝が増えた
そして、教官が日本に帰国する日が来た
「ふん、向こうでも元気でな」
「お前に言われなくても精々元気でいるさ」
「よくいう、勉学で目を回していたくせに」
「な!も、もう大丈夫だ!」
「ふんどうだがな、、、食うに困ったら私に連絡しろ、特別にしごいてやる」
「誰かお前の世話になるか」
「、、、、」
「、、、、」
「「ぷ、ははは」」
「本当に元気でな」
「今生の別れではないだろ」
「それはそうだが」
「そろそろ行くぞマドカ、ラウラ世話になったな」
「いえ!」
「クラリッサも、お前達はもう私がいなくてもやっていけるだろう?」
「えぇ、教官、、レイヴンの事何かわかったら連絡します」
「愚弟が強襲してきたら遠慮なく叩きつぶせ、アイツどうもそう簡単には死なないようだ」
「ははは、それが出来たら簀巻きにして教官の所に着払いしてやりますよ」
「あぁいくらでも払ってやる、、私の大切な弟だからな」
「、、、」
「行くぞマドカ」
「うん、姉さん」
「マドカ!!」
私は叫んだ
振り向くマドカ
「IS学園で、会おう!!」
「!あぁ必ず!!」
クラリッササイド
これは私がIS部隊の隊長だった頃の話だ
任務で防衛任務に当たっていた
IS部隊が出るような任務なのかと疑問に思ったが
ここ最近ISであちこち暴れ回っている傭兵がいるらしい
その傭兵がこちらにこの拠点を潰ぶ依頼を受けたという敵国に紛れかませたスパイが情報を流したそうだ、司令が言うには相手は男性の操縦者
そこも驚いたがその話は知っている国は知っている情報らしい
何故世界に公表しないとかと聞くと公表したら報復が怖いんだそうだ
単騎でISで攻めて来る、それも競技用ではない純粋な戦闘用がだ
以前別の国の軍事基地を攻めたらしいのだが一人残らず死亡
軍事的に全滅でなく本当の意味で全滅したその基地にはISが配備されていた筈だが、搭乗者も判別つかないレベルで黒焦げの死体にされていたのだ
そしてISコアを盗られた
その後、そのISコアは返されたが、その国はいつでも潰せるぞという脅しと受け取って黙る事にした
その国は大国だった事もあり、他国も年のため静観することにしたそうだ
「司令、つまりは私に死ねと?」
「いや、レイヴンがそこまでしたのはその一件だけだ、死傷者がゼロでは無いが数人で済んでいる所もある。IS搭乗者にいたってはその一件以外は死人は出てない後遺症などはあるが殆どは精神的な者だ」
「そんな奴から防衛するのは無理では?」
「威力偵察だ、我々はこの拠点を諦める事にした。が奴の情報収集を行い情報を欲しがる国に売り渡す事にしたのだ」
「情報収集?」
「奴の武器、戦い方色々だよ」
「それらのデータを記録する事が今回の任務ですか?」
「防衛とは名ばかりだ、君達IS部隊は出来るだけ奴と長く交戦し、生きて戻ればいいのだ」
「わかりました、司令」
「ん?」
「別に倒してしまっても構わないんですね?」
「、、、、出来るならな」
等と会話をしたが
「リーク情報ではそろそろ相手側の作戦時間だが、、、」
「隊長!来ました!奴です!レイヴンです!」
「来たか、、サイレンを鳴らせ!IS部隊出るぞ」
私は友軍に奴が来た事を知らせIS纏いレイヴンと相対する選択した
「いた!レイヴン!その身柄貰った!!」
長距離弾道ライフルを狙い放つが
避けられた
「馬鹿な、完璧な死角からだぞ、奴の索敵範囲はどうなっている!」
「隊長!レイヴンこっちに来ます!」
「ちぃ、お前は援護私が押さえる!」
「了解!」
レイヴンの高速移動でこちらに突撃してくる
「なんて加速だイグニッションブーストなのか!?だがその加速は命取りだ!」
レイヴンに向かって弾幕を張るだがおかまないなくつっこんできた
「ダメージ無視だと!?いや、シールド?は!?エネルギーシールド標準装備なのか!」
「隊長避けて!」
「く!?」
奴はシールドピアースを使った
(情報とは、、違う武装、、こいつ、、毎回変えているのか)
ズドン!!
私は気を失った
意識を戻ったのは病室だった
「隊長、、起きましたか?」
「無事だったのか、私もお前も」
「はい」
「拠点は?」
「壊滅です」
「そうか」
「死傷者は奇跡的にゼロでしたが20名ほど復帰出来ない程の後遺症で軍を除隊する事にると聞きました」
「、、く」
「まだ、起き上がってはダメです、隊長はシールドピアースを絶対防衛を貫通し装甲が無ければ腹に穴が空いていたと言われていたほど何ですよ!」
「む、むうそうか、お前はどうやって負けたんだ」
「隊長がやられた後私は隊長を連れて撤退をと考えたのですが、敵のグレネードを受けてそのまま」
「、、、レイヴン、、くそ」
その後私達の記録データを元に六カ国がレイヴンの討伐部隊を編成した
「勝てますかね?」
「そうでなければ我々の犠牲が浮かばれない、ISの修理が間に合うなら私も混ざりたいぐらいだ」
その後司令部に呼ばれた
「及びでしょうか!」
「クラリッサ君、討伐戦、、いやもはやあれは第三次世界大戦と言っても過言では無いだろうな、、」
「、、レイヴンは、、死にましたか?」
「、、、通常の近代兵器は何故か同士撃ちを始め、近代兵器の援護を受けられず、連合のIS部隊は搭乗者の命には別状はないが一人残らず落とされた、そしてそのまま近代兵器同士の同士撃ちの中で消えるように撤退していった」
「な、そんな馬鹿な話し」
「、、本来ならこの映像データは六カ国以外で回る事はないシークレットだ、だご今回、この作戦で君達の情報提供があったこそのため一部始終を収めた映像記録が手に入った、見るかね?」
「お願いします」
私は映像をみた
「君はどう考える?」
「ワンオフアビリティ」
「ワンオフアビリティ?」
「ISに長く乗っているといずれ開花すると言われている機能です」
「ふむ、、第一回モンドグロッソで織斑千冬が使っていたあれか」
「はい、彼のワンオフアビリティは電子機器のハッキングでは無いかと」
「、、つまりは同士撃ちは」
「ハッキングにより味方内で不和を起こさせたと」
「ISの一部機能が停止されたのも」
「そうだと思われます」
「なるほど」
そしてその後各国は打倒レイヴンを掲げIS開発が始まった、第三世代の開発が始まっているらしい
まだ、第二世代が通常配備が終わっていないのに
私はいずれ例の拠点任務の責任という事で私は降格という形になる
本来の理由は違うのだが、織斑千冬が教官を務め、その愛弟子が率いるIS部隊が新創設する予定なのだそうだ
隊長経験がある私が副官として新隊長を支えることになる
「クラリッサ」
「どうかしましたか?」
「まだ、私は隊長では無いぞ、、まぁいい私は教官に恩がある、失敗作の烙印を押されそこからここまできた」
「なにかお返しをしたいと?」
「あぁ、わかりやすく、そしてお前の上司になる者として資格を得たい」
「ふむ、そんな事をしなくても」
「演習訓練しようと思うんだ」
「演習?」
「既に上に許可をとった」
「相手は?」
「驚け、お前も因縁がある相手だ」
「因縁?」
「レイヴンだ」
「!?な何を考えているんですか!」
「ふふん演習とはいえ、あいつを倒せたなら鼻が高いだろ」
そういえば情報規制でまだ彼女には第三次世界大戦の事は知らなかったな彼女は
「く、」
「クラリッサ?どこへ行く」
「司令部です!」
私は司令部に向かう
「正気ですか!」
「、、、レイヴンの事か?」
「それ以外何があるというです!」
「落ち着きたまえ、今回の件は織斑君の後押しがある」
「教官の?」
「なんでも助長傾向ある者がいるから一先ずここらで折る必要があるとの事だ、確かにそれは私も感じますが、だからと言ってレイヴンが相手なんて」
「今回は演習だし、こちらが側が依頼者だ、既に私がコンタクトを取り手筈を入念に話し終えている、向こうは約束は破らない、、我々が破らない限りな、わかるな?ハルフォーユ?私怨を起こすなよ」
「わかってます」
「データの記録はしろ」
「、、、、失礼しました。」
そしてあの時とほぼ同じ状態でレイヴンを待つ事になる
「、、クラリッサ、震えているぞ」
「教官」
「、、レイヴンが怖いのか?」
「私は奴と会敵した事があります」
「そうなのか?」
「一方的に負けました」
「クラリッサ、何を情けない事を言っている、私含めてクラリッサも教官によって実力はかなり上がった筈だ、それに前とは違い第二世代のISだ、それに対して向こうは今だに第一世代機だ、我々に負けはない」
「、、、あいつはそんな次元じゃ無い」
「クラリッサ、、レイヴンはどの程度強いんだ」
「教官、レイヴンは貴女と同じワンオフアビリティを使えます」
「なに?」
「それもその力は恐らくハッキング」
「ちょっとまてクラリッサ、お前の交戦記録にはそんな情報」
「私が交戦した後、六カ国でレイヴン討伐戦があったんです」
「そんな話し聞いてないぞ」
「情報規制されているです、交戦の内容がたった一機のISに八機のIS.通常兵器が壊滅したんですから、各国のプライドでその情報が出回らないようになったんです。」
「、、、、」
「どうしてクラリッサがその情報を」
「私の交戦記録が六カ国に売り渡されたんですよ、討伐戦の為にその伝手で私は交戦映像を繋ぎ繋ぎですが見させて貰いました」
「、、その交戦記録を見たお前に聞くが、、もし私が暮桜でレイヴンと戦うとしたらどちらが勝つ?」
「レイヴンです」
「な!クラリッサ臆したか!」
「ラウラやめろ」
「ですが教官」
「クラリッサはプロだ、実際に戦った事がある相手の技量や腕、脅威を見間違える事はない」
「ですが」
「そこまで言うなら証明して見せろ、レイヴンとやらを地面に叩き落としてみろ」
「はい!」
現実は非常だ
味方からのサイレントもならず
司令部に武器を構え待つレイヴンの勝利、私たちはISに乗り込む前から負けたのだ
「こんな、実際に戦えば我々が勝つ!そうに決まってる!」
「、、、わかったレイヴンに追加依頼をしてみよう」
「教官お願いします」
追加依頼は通った
今度は会敵した状態からのスタートだった
「クラリッサ、援護頼む!」
「えぇ、」
私は気構える相手は突撃をする筈、シールドを張った状態でそれならそれでどうとにもなる筈
と思っていたがあっさりと負けた
その場に留まるミサイルを放ちレーザーのようなミサイルを私に向けて放った
そのミサイルは撃ち落とせず私に直撃。ラウラが私に気を取られたあいだに急加速でラウラに接近し、蹴り飛ばされその場に留まっていたミサイルが動きだしラウラに向かって直撃した
そして前回とは違う近接武器、青いビームのような剣を形成し切り刻まれ私はそのまま敗北
ラウラは先程のミサイルを放たれ、回避こそできたものの、サイド蹴り飛ばされて切り刻まれた
この間3分だった
ISの修理が終わるまでレイヴンに代わりの戦力を依頼した
私は修理が終わるまで教官とラウラにレイヴンについて詳しく語った
そして偶然にも、レイヴンと教官が兄弟だと立ち聞きしてしまった
教官に立ち聞きを見抜かれ、素性を話しを教えて貰った
「レイヴンは、、ラウラと同じ」
彼も生きるのに必死なのだろうか、、、
「レイヴン、、あの空、自由に飛びたいと願って名乗ったのでしょうか?」
「急にどうした、詩人か?」
「いえ、教官、貴女の、、レイヴンの方の弟について思ったのです」
「、、、」
「機械繋がれ、薬を飲まされ、体をあちこち弄られて、、それでやっと外に出られた彼は最初に見たのは空だったのでは無いでしょうか?」
「空か、、私は上を見る事はなかったな、、したばかり見てた気がする」
織斑千冬サイド
私は日本に帰国した。新しい家族を連れて
「なぁマドカ、一夏の事なんだが」
「兄などと呼ばないからな」
「いや、それはまぁ、うん構わないんだが、それとは別の話しでな」
「?」
「一夏には自分の出生について知らないんだ」
「、、、、」
「いずれは話すつもりだ、でもまだあいつは子供なんだ、、お前にこんな事を頼むのは心苦しいが」
「わかった」
「いいのか?」
「いいさ、別に」
「そうか、ありがとう」
「ふん、それより姉さんは、仕事どうするんだ?」
「ん、あぁ実はなラウラとIS学園で会う約束してただろ、マドカ」
「ん?そうだが」
「いやぁな、それで決心したんだ」
「は?」
「私はIS学園の教諭になる」
「は!!?」
「実は向こうからどうだって誘いが来ててな、こな3年間教官として、姉としてお前を教えていてわかったんだが、私はこう言うの嫌いじゃないなって」
「ちょっとまて!姉さんが先生!?無理無理無理!生徒が死んじゃうぞ!」
「、、お前がサボろうとするから厳しくしてただけだ、普段はあんなスパルタじゃ無い」
「いやぁ、将来絶対何かで問題起こすって、やめとこ」
「うるさいもう決めた」
「うわぁ」
そして家に着く
「千冬姉おかえり!」
「、、、、」
「あれ?、、千冬姉、、若くなった?」
「、、、、」
プクククク
「千冬姉、、ドイツの最新のエステでもしたのか、でも流石に若作りがすぎるというか、その」
ゴツン!!
「いった!!」
「私はまだ十分若い!!」
「え、千冬姉、老け」ゴチン
「誰が老けたって?」
「ご、ごめんなさい!!」
「それで千冬姉、ええとよく似たその娘は、まさか娘!?」
ゴチン
「いた!」
「彼女は織斑マドカ、、末の妹だ」
「え?は?妹!?」
「そうだ」
「なんでドイツから!?」
「逃げた両親が実はドイツいたらしい」
「は!?」
「この子とその兄を捨ててまたどっかに行ったらしいがな、とりあえず妹だけ私が連れてきた」
「いやいや、何しれっと兄もいるいる事になってんだよ!!」
「兄の方はお前より年上だから、お前の兄に当たるな、頑張って妹を食わせていた」
「え、ちょっとまって千冬姉の話が本当ならなんで兄の方は連れてこなかったんだよ?」
「向こうの仕事の事情でな、一区切りがついたら、、必ずここに来るさ」
「は、はぁ?」
「ふん、私の兄は兄さんだけだ、お前など兄と呼ぶことは無い多少の兄面は許すが調子に乗るなよ!」
「え、えぇ」
「一夏、色々あるんだ我慢してやってくれ、お兄ちゃんだろ?」
「いや、まぁ、いいけど、部屋どうするんだ?」
「私の部屋だ」
「え?」
「え?可哀想じゃないか?」
「はぁ?何が可哀想なんだ?新しく出来た妹だぞ!私が可愛がる!!」
「え、えっとマドカちゃん」
「ちゃんなんてつけるな気持ち悪い」
「ま、マドカ、その姉さん、、、部屋汚すから、その」
「、、、知ってる」
「そうなのか?」
「ドイツにいた頃、姉さんと同じ部屋にいたからな、、、、」
「んんん、これからマドカの必要な物を買いに行く服とかな食器とかな、今日から3人分の食事頼むぞ」
「おう!任せとけ」
2年後
そして、その後にドイツにいるラウラから聞いた
レイヴンが死んだと
私は携帯を落とした
レイヴンが死んだ?私の弟が?、、まだ名前をあげれていない大切な弟が
「嘘だ、あいつが」
いや、まだ真相がわからない
ラウラに詳しく聞かなければ
「ラウラ!どういう事だ!」
「、、、実は3回目の討伐戦のことなのですが」
「3回!?」
「えぇ、2回目は教官が日本にお戻りになり一年が過ぎた頃、前回の六カ国に中東諸国イギリスが参加しましたが負けました、今回3回目なのですが2回目の参加した国とドイツ、、、、その日本が参加しました」
「な、、、そうなのか」
「我々IS部隊は秘密裏に助け出す算段を整えていたのですが、、乱入が入りました」
「乱入だと?」
「篠ノ之束です?」
「、、、、本当か?」
「情報規制で映像データは持ち出す事が出来ないのでお見せする事は出来ないですが、、確実です、私とクラリッサがその場にいました」
「、、、束がやったのか?」
「、、篠ノ之束が無人機を投入、その数30機、我々もレイヴンの援護を行いましたが一機を相手にするのがやっとでした」
「それで、無人機に?」
「無人機は全て倒しました、ですがレイヴンの武器の弾が切れたようです、その後篠ノ之束が乗ったISとブレードのみで激闘、最後はを巻き込み自爆、篠ノ之束も手痛い被害を受けてそのまま失踪しました」
「束、、」
「せめてご遺体だけでもと思い遺体の回収を試みましたが、最後の自爆の影響か発見出来ず出来たのは、、彼のISの頭部パーツの一部です」
「く、、、、ありがとう、、、教えてくれて」
「あのマドカには」
「、、こんな事話せるわけがない、、、」
「、、そうですよね」
「、、、ありがとうラウラ」
「その、自棄にならいでください教官」
「あぁ」
私は腐れ縁の友人に電話をする
「マスモスひねモス〜?貴女の愛おしい束さんだよぉ!」
「貴様!よくそんな事言えたな、束」
「あれれ怒ってる?怒ってるのかな?でも今はそんなに怒らないでくれるとありがたいな」
「傷が疼くのか」
「あれれ知ってたの?、、C4-621のこと」
「お前ならなんでも知ってそうだがな、私の交友関係なんて」
「にゃはは、てことはやっぱりちーちゃんと面識あったんだ」
「何故殺した」
「そんなつもり無かったんだよ?本当の本当」
「何をぬけぬけと」
「男でISに乗れるなんて思わないじゃん、そんな話しを数年も、この束さんが知らないってでのもありえない、だから接触しようとしたんだけど邪魔されちゃってねぇ」
「邪魔?」
「彼のIS独自で進化していてね、ジャミング張られていてんだ」
「おかげで、サンプルは手に入らないわとんだ骨折り損だよぉ」
「お前、何をしようとした」
「無論解剖だよ、予想外強くて、、流石ちーちゃんの弟、戦場にいたというのもあるのかもだけど戦いに置いて私の上を行くとはね、万能天災もこれには天晴れ!」
「、、、、」
「まぁ、あれの最後はレイヴンなんて名前も爆発四散して地に落ちたけどね!あっはっはっは」
「黙れ」
「?なにちーちゃん?」
「黙れと言った」
「やだな怒んないでよ、あんな失敗作、ちーちゃんが気にしなくていいじゃないか」
「束、お前との仲はこれまでだ、必ずお前の命を取りに行く必ずだ」
「、、、へぇ、出来ると思う?」
「弟にできるんだ姉の私ができないわけがない」
「その弟は私に負けたんだけど?」
「お前は言ったな、戦いにおいて自分の上を言ったと、つまりはあいつは相当疲弊させられていた状態でお前は戦ったんだろ、弾もなく万全の状態ではないレイヴンがお前に手傷を負わせた、つまりは、万全ならお前が負けたてたんだ、そうだろ束」
「ふん、例えそうでもちーちゃんが私に勝てると思う?白騎士も暮桜と無いちーちゃんが?」
「舐めるなよ束」
私は電話切った
「、、、、レイヴン、、、仇は取るぞ、、、必ずな、、少し待っていてくれ、、お前の大切な家族、私の家族が独り立ちするまで」
次は原作スタートします
てか主人公死んじまったよ、、、どうしようか?