瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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ラモーヌGET出来ました。
ついでにエースとベッさんも
(ベッさん…????)


第14レース~風雲急、来たりて~

アルダン(トレーナーさん、どこにいるのでしょう…。)

 

トレーナー室に顔を出したが、不在で

学園内を探し回るメジロアルダン。

 

アルダン(とても良い紅茶を頂いたのでご一緒したかったのですが…。)

ソワソワするメジロアルダン。

心なしか、耳もペタンと萎れていた。

 

 

アルダン「…あら…?」

その時、見覚えのある人物に遭遇した。

 

 

────────────────

 

【遡ること少し前】

 

ある朝、ポストに投函されていた

チラシをふと見てみると──────

 

【駅前水族館、グランドオープン!】

【癒しの空間をご提供いたします】

 

(…水族館かぁ、アルダンと一緒に行きたいな)

と、考えが頭に浮かんだまでは良かった。

しかし、急に頭が冷静になった。

 

「いやいやいや!!なんでナチュラルにアルダンとってなってるの!」

確かに息抜きになるかなとは考えたけど…。

 

「そ、そうだよ、そうそう!これは息抜きであって…うん!」

自分にそうやって言い聞かせて、とりあえず誘いに行こうと部屋を後にする。

 

 

────────────────

 

 

アルダン「パーマーそれにブライト、こんにちは。」

パーマー「あ、ああああ、アルダンさんっ!?こ、こんちわ!!」

ブライト「…奇遇ですわ~」

 

明らかにオドオドしてる2人。

 

アルダン「…どうかされたのですか?」

パーマー「い、いやー!なんも!」

ブライト「そうですわ~」

アルダン「…?」

 

アルダンが進もうとする方向を遮る2人。

パーマーに至っては苦笑いが引き攣っていた。

 

アルダン「…何か、隠していますね?」

パーマー「な、何も!ホントに!!」

ブライト「そうですわ~

アルダンさんのトレーナー様なんて何も関係ないですわ~」

パーマー「ぶ、ブライトさん!!」

 

アルダン「…トレーナーさん?」

一瞬の隙を突いて、状況を目視するメジロアルダン。

そこには、1人のウマ娘に話しかけられてるトレーナーの姿が。

 

アルダン「何を話していらっしゃるのでしょうか」

パーマー「多分、見た感じ…''逆スカウト''っぽいんだよね~…」

ブライト「一大事ですわ~」

 

逆スカウト…トレーナーの才能に魅了されたウマ娘が自分を売り込むという

選抜レース前で珍しくは無い出来事ではある…が。

 

 

アルダン「………………ムー」

パーマー(アルダンさん…頬膨らましてる…)

ブライト(可愛らしいですわ~)

 

 

しばらくすると、ウマ娘は頭を下げてトレーナーの元を去っていった。

メジロアルダンは、拗ねてるのを隠そうとしていたが

尻尾は落ち着きなく揺れていた。

 

「あっ、居た居た!アルダン!」

アルダン「……………」

 

「…アルダン?」

チラッとトレーナーの方を見たアルダンだったが

すぐにそっぽを向いてしまった。

 

パーマー「トレーナー、正直に話した方がいいよ…」

ブライト「大変ですわ~」

「…正直に?…あぁ、さっきの?」

 

アルダン「…………」

そっぽは向いたままだが、アルダンの耳が少したった気がした。

 

「断ったよ、普通に」

パーマー「やっぱ逆スカウトだったんだ」

「うん、貴方とならきっと上手くいく気がしますって懇願されて」

ブライト「それで、何と?」

 

「俺の心は大事な人と共にあるから、複数の担当を持つのは考えてないってちゃんと伝えたよ」

アルダン「!」

 

それを聞いたアルダンの頬が少し紅潮した。

アルダン「ふふっ…知ってました…♪///」

パーマー(うわっ、すんごい尻尾振ってる…)

ブライト(乙女ですわ~)

 

アルダン「あ、その…と、トレーナーさんは何か私に御用があったのでは?」

「そうそう、一緒に水族館行かない?」

 

アルダン「水族館、ですか。

ふふっ、行くのは初めてです。でも…私でいいのでしょうか?」

「アルダンと、が良いんだよ」

アルダン「…分かりました、ご一緒いたします///」

 

パーマー(…あたしら、何見せられてんだろ~…)

ブライト(ひゅーひゅー、ですわ~)

 

アルダン「では…外出しても大丈夫か、保健室で体の調子を見てもらいましょう。

善は急げ、と、昔から言いますから、急ぎましょう」

「じゃあ、2人とも、またね」

アルダン「ふふっ、失礼しますね。」

 

 

ニコッと微笑んだメジロアルダンはそのままその場を後にした。

 

パーマー「…ナチュラルに腕組んでたね」

ブライト「ほわぁ…///」

パーマー「あぁ!ついにブライトさんの処理速度が追いつかなくなった!」

 

 

────────────────────

 

【保健室】

 

「すいませ~ん…あれ、居ない…」

アルダン「中で待ちましょう。」

 

と思って中に入ってすぐだった。

???「あっ、はいはーい!

お客さ…じゃない、生徒さんね!」

 

???「ケガ?病気?それともメンタルケア?

ま、ぜーんぶドドンと任せちゃってよ!」

「………………………………いや誰やねん!!!???」

 

???「え?そりゃー保健室にいるんだから…

ちょっぴりファンタスティックな保険の先生?的な?」

「何言ってんだこいつ」

 

???「何を隠そう、このあたしこそ──────」

???「数多のウマ娘…を…み、導く!救世主!

奇跡の…腕?を持つ…多分伝説的笹針師!

その名も、安心沢 刺々美よ!

ワォ、あんし~ん✩.*˚」

 

アルダン「♪」

「悪い、うちの担当が全く聞いてないわ」

 

安心沢「ささっ、ブスっといっとく?

やったらたちまち、それはもう…ものすんごぉ~く

モリモリガリガリメキメキクルクル強くなるんだから~✩.*˚」

 

「んん~…強くねぇ…」

安心沢「強くなりたいでしょぉ?そうに決まってるわ~✩.*˚」

 

「断る」

メジロアルダンを自分の方にグッと寄せて、はっきりと言い放つ。

 

安心沢「はぁ~んっ!?」

「俺はコイツと一緒に強くなりてぇからな」

 

安心沢「ぐっ…そんな悠長な惚気を聞いてたら────」

たづな「───こらっ、あなた!

学園に不法侵入しましたねっ!?」

 

安心沢「ぎゃはーっ!?やば、見つかった!

…………ワォ、退散~✩.*˚」

たづな「あっ!?ま、待ちなさーいっ!!」

 

 

アルダン「…よろしかったのですか?」

「何が?」

 

アルダン「強くなると先程の方が言われてたので…」

「…まぁ、確かに強くなるのかもしれない

けど、そんな仮初の強さは本当の強さって言えないからね

俺は、アルダンと、一緒に強くなりたいから」

 

アルダン「…はい、私も同じ気持ち…です///」

「ん、良かった」

アルダン「…ふふっ、こういうの…なんと言うか…ご存知ですか?」

「なんと言うか…???」

 

 

 

 

 

 

 

 

アルダン「運命共同体…です、よっ♪」

 

 




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