瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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デュランダル新ガチャおめでとう!!


ですので!!!!!!(!?!!?!?!?!!?!)


第141レース~聖剣という名の懐刀~

─────シュヴァルグラン・ホクトベガ・テンポイント。

GIレース3戦が終わった夏の陽気が顔を出し始めたとある日の事。

 

 

デュラ(…さて、本日も主の所に顔を出すとしましょう。)

ガタッと立ち上がり、教室を出ようとするデュランダル。

その時、ピシッとした声を掛けるウマ娘が居た。

 

???「待ちなさい、デュランダル。」

その声に、振り返らずにデュランダルは溜め息を漏らした。

 

デュラ「…はぁ、一体何の用ですか…''ライトオ''

声の主は、スピードという能力の最高到達点を突き詰めるウマ娘…。

カルストンライトオだった。

 

ライトオ「今日こそ決着をつけます。

光速直線突きのレベルが上がった今こそいなす事など不可能!」

グッと箒を手に挑戦状(?)を叩きつけるライトオ。

 

デュラ「…貴方は今、掃除中でしょう。

それに、勘違いなさらないように…18戦8勝4敗6分で絶賛私の勝ち越しです。

貴方にディオニュシウスの雷撃は太刀打ち出来ませんよ。」

ふふんと得意げに胸を張るデュランダル。

 

ライトオ「何ですかそのドヤ顔は、如何にも負けヒロインの風貌が漂いますね。」

デュラ「あ、貴方が振ってきたんじゃない!!」

 

ムキになりつつも、咳払いとして平然を取り戻すデュランダル。

 

デュラ「…ですが、今日は貴方に構ってる時間はありません。

私は''主''の所に顔を出さなければいけませんので。」

その一言に、顎に手を当てて何かを考えるライトオ。

 

ライトオ「そういえば、最近よく主という言葉を聞きますね。」

デュラ「えぇ、トレーニングを見てもらってます。」

ライトオ「なるほど、つまりトレーナーと担当契約を交わしたという事ですか。」

デュラ「…担当…契約…。」

その言葉に、デュランダルはポカンとしてしまった。

 

ライトオ「もしや、してないのですか。」

デュラ「(…どうしましょう、浮かれててそんな事を考えた事も無かった…)

え、えぇ…!してますとも!ふふん、羨ましいですか?」

ライトオ「いえ、少し意外だったなと。

しかし、我々同期の中で貴方が一番最初…つまり担当契約の最高速を奪われたのはいただけませんね。」

デュラ「…担当契約の最高速って何かしら…。」

 

ライトオ「まぁいいでしょう。レースでは最高速は譲りません。」

ふんすと意気揚々に宣戦布告をするライトオ。

 

デュラ「…ふっ、レースでも我が聖剣の輝きを曇らせる事は出来ないことを思い知らして差し上げます。」

クスッと笑い、踵を返すデュランダル。

 

デュラ(決まった……今の、凄く騎士っぽかった…!!

例えるならそう、ゴドフロワ・ド・ブイヨのようだった…!!)

笑うのを押さえながら、デュランダルはトレーナー室に向かうのであった。

 

 

 

 

 

………………………………………………………。

 

 

【トレーナー室】

 

 

「…担当契約?」

トントンと書類をデスクに打ちつけて話を聞くトレーナー。

 

デュラ「…申し訳ないです、そのような事を全く考えていませんでした。」

しゅんと耳を垂らし、申し訳なさそうに俯くデュランダル。

 

テン「そういうものです、それだけ実のあるトレーニングが出来ていたという事です。」

エース「まぁ、模擬レースも近いからな、そう思うのも無理は無いだろ。」

シュヴァル「そ、それに…実際レース場に行って勉強したりもしてましたし…。」

ホクト「どっちかって言うと、トレくんの方がゾッコンって感じだったしね~。」

「いや、ちょっと待てホクト─────」

 

アルダン「デュランダルさんとしては、どうお考えでしょうか?」

(さ、遮られた…!)

 

デュラ「…そうですね…。」

しばらく考え込んだ後、パチッと目を開けるデュランダル。

 

デュラ「正直、私は既にこのチーム(ジュピター)の懐刀…主に仕える聖剣であるものだと思っていました。」

エース「まぁ、そう考えるのが妥当だよな。」

ホクト「なし崩し的に時間が経ってはいたけど、改めて正式に契約した方がいいんでね?」

 

シュヴァル「…も、模擬レース前の担当契約…。」

アルダン「それだけトレーナーさんの目に映るデュランダルさんは何かを感じさせる要素があった…と、言うことですよね?」

「ああ、あの末脚は…正しく聖剣…ちょっと触れただけでも切れてしまうくらい鋭いものだ。

…俺が取り扱えるかは…自信は、無い…けど─────」

 

その言葉に対して、デュランダルは手で制した。

デュラ「その点は心配しておりません、既に私は見抜いていますので。」

テン「…見抜いてる?」

デュラ「主こそが相応しいという要素を、ですよ。」

 

「…お、俺なんかしたかな?」

デュラ「ふっ…本人は気づかぬものですよ。」

「そ、そう言うものなのかなぁ…。」

デュラ「…では、改めて…我が名はデュランダル。

心に誓った騎士道精神と忠義を持って、主に仕えることをここにお約束します。

…目指すは、ターフを真っ2つにせんとする切れ味で全てを薙ぎ払ってみせます。

よろしくお願いします、主。」

 

「…あぁ、よろしくな…デュランダル、ようこそジュピターへ!」

デュラ「……はい!」

 

と、正式に担当契約をしたのも束の間だった。

 

デュラ「…ところで、主…お1つお聞きしてもよろしいでしょうか。」

「どうした?」

デュラ「今の声明…とても騎士らしかったと思いませんか?」

「え?」

デュラ「凛とした声と高らかな宣言…ああ、また理想に近づいてしまった…!」

 

噛み締めるように笑うデュランダルを見て、テンポイントが耳打ちをした。

テン(トレーナー様、どことなくホクトと同じ匂いがします。)

(…ま、まぁまだ分からないから…たまたまかもしれないから、さ?)

 

ホクト「聞こえてるからな~。」

テン「私がチームメンバーの6人目…つまり、ジェネオロジーのような立ち位置という事ですね。」

エース「…まーた騒がしくなりそうだな。」

アルダン「ふふっ、そうですね。」

「6人居るし、バレーボールとか出来そうだな…。」

シュヴァル「…な、何だかハチャメチャしそうですね…。」




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