瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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まぁ、クリスマスは仕事ですけど。


エクストラレース~クリスマス(テンポイント)~

テン「……メ、メリ~クリスマ~ス…///

「……何やってるの、テン…。」

 

トレーナー室に入ると、何故かテンポイントが制服ではなくサンタクロースの服を着ていた。

そして、その様子をニヤニヤした表情でホクトベガが見ていた。

 

「…またお前の仕業か、ホクト。」

ホクト「()()ってなんぞや!?()()とは!!

……いやいや、せっかくのクリスマスだしさ?何からしいことしようって話になって~。」

エース「んで、サンタクロースの格好が出来る服が1着あったからよ。」

アルダン「多分、去年お使いになった物かと思われますが…。」

「…あぁ、あれか…。」

そう言えばそんな物もあったなと、今になり思い出した。

 

ホクト「で、誰が着る?って話になって…ここは公平にジャジャン拳グーだ~!!ってなって」

「髪が伸びそうなジャンケンはやめなさい。」

ホクト「そしたら、テンの1人負け、にっしし。」

テン「………うぅ…///

デュラ(……着たかった…!)

シュヴァル(ごめんなさい、テンさん…ちょっと勝ててホッとした僕が居た…)

 

テン「……こ、この服…スカートの丈が…///」

スカートを気にしてモジモジとするテンポイント。

確かに、明らかに丈は足りなさそうだった、頑張れば見えてしまうほどに。

しかもその動きをすればする度に2つの山も強調を増す。

 

「……………………って、違う違う…。」

ホクト「ほらほら~、トレくんも何か言ってあげたら~?♪」

「…何か…って…。」

テン「……//////」

上目遣いでこちらを見つめるテンポイント。

その姿に釘付けになりながらも、ようやく出てきた言葉は────

 

「……めちゃくちゃ可愛い。」

テン「…………!//////」

耳をピンと立たせてアルダンの後ろに隠れるテンポイント。

アルダン「あらあら♪」

エース「トレーナーもテンがこういう言葉に弱いって知ってて言ってるよな。」

「じ、事実を言っただけだよ!」

シュヴァル(…やっぱり僕も着たかったな…。)

デュラ「(こうなれば…っ!)時に我が君…本日は聖夜でございます。

つきましては、改めてこの聖剣を贈り物として寄贈したく存じます。」

 

「あぁ、受け取るよ、デュラ。」

頭にポンと手を置くと、目を瞑りしっぽを振るデュランダル。

もうこの辺りの様子の変化はチームメンバーも周知の事実となっていた。

 

ホクト「(あ、そーだっ!♪)サンタクロースさ~ん、トレくんにプレゼントは~?」

テン「…………へっ………?」

自分に振られると思ってなかったのか、目を点にさせるテンポイント。

 

ホクト「ほらほら、プレゼントだよ~?」

テン「そ、その様な物は何も───」

「急にそういう事言わないの、ホクト。テンが困ってるでしょ。

…それに、プレゼントならちゃんと今日の朝貰ったし、直接。」

 

ホクト「それは、テンポイントから貰ったプレゼントでしょ?

サンタクロースからはまだ何も貰って無いし~♪」

「無茶苦茶な…無いなら無いで良いんだからな、テン?」

テン「(…ここで、何も無いと言ってトレーナー様を落胆させたくない…けど、本当に何も無い……な、ならば…かくなる…上、は…っ…///)────あ、あります…!///」

「…あるの?」

 

エース(何かこの後の展開が読めてきたな。)

アルダン(エースさん、シーっですよ♪)

 

テン「プ、プレゼント…は……わ、私です…っ!!///」

普段しない腰に手を当てて胸を張るテンポイント。

自分でも何を言ってるんだろうとでも思っているんだろう、目がグルグルしている。

「………はい?」

 

ホクト「にっしっし♪」

デュラ(…くっ…ま、真似られた…っ!!!)

シュヴァル(多分、違うと…。)

 

「い、いや、あのね…テン。」

テン「え、遠慮せず…どうぞ…っ…!///」

受け取る気がないと感じたのか、腕に抱きつくテンポイント。

ただでさえ布面積が少ない服なのに密着されるとさらに色々危なさが増す。

 

「………………はぁ~。」

仕方ない、こうでもしないと止まらないだろうな、かかってるし。

テン「…ト、トレーナー様…ひゃっ─────」

腕に抱きついてたテンポイントをソファーに押し倒す。

これには、テンポイントを含め、チームメンバーも驚いていた。

 

テン「…ト、トレーナー…様…っ…?///」

「なら、今ここで食べるわ。」

デュラ「……///」

シュヴァル「………わ、あっ…///」

ホクト「……ありゃ?(なんかまずい展開になっちゃった…?)」

顔を至近距離で近づけてそう呟くと─────

 

 

テン「…………きゅぅ………///

恥ずかしさの限界を超えたのか、テンポイントがパンクした。

 

 

「ふぅ…これで少し落ち着かせれば大丈夫だろ。」

その様子を見て、テンポイントから距離をとる。

エース「そ、それを見越しての行動かよ…。」

ホクト「…………ほっ。」

アルダン「でも、目は本気のようでしたよ?♪」

「…気のせい。」

デュラ「…時に大胆な行動をする…そんな姿も素晴らしいです、我が君。」

シュヴァル「素晴らしい…のかなぁ…?」

 

 

 

 

 

 

 

テン「……トレーナー…様…///

ちなみに、起きた後、何故かホクトベガがテンポイントに頭を掴まれて謝り倒されていた。

ホクト「………な、何故じゃ…。」

 




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