瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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こちらも挿絵付き


第179レース~お眠なホクト~

ホクト「ふぁぁあああぁああ~っ……。」

テン「全く…大きな欠伸をして…。」

 

ホクト「あっはは~…ごめんちゃい、ちょっと寝不足でね~。」

アル「あら、大丈夫ですか?」

ホクト「大丈夫大丈夫っ!今日はすぐに寝るし!」

テン「そう言えば…昨日の夜も言ってましたね、最近寝付けないと。」

 

「……ったく、そういう事はちゃんと報告しなさい。」

ホクト「わっぷ…っ!……と、トレくん、これは?」

「ホットアイマスク。気休めにしかならないだろうけと使わないよりかマシだろ。」

ホクト「だ、大丈夫大丈夫!大した事ないから!」

 

エース「でもよ、何が原因なんだよ?」

ホクト「うぅーん…最近ね、変な夢を見るの。」

スティル「変な夢…ですか?」

ホクト「そうそう、その夢が気になってね、起きては寝て…起きては寝てを繰り返して…。」

 

シュヴァル「それって…こ、怖い夢…って事ですか…?」

ホクト「いやいや!怖い夢じゃないよ!…でも、不思議な夢では…あるかな?

ここ数日、同じ夢ばっかり見てて…。」

ララ「良ければ、どんな夢だったか話してもろてもええやろか?」

デュラ「そうですね、話せば解決策も出るかもしれません。」

 

ホクト「────えぇっとね、夢の内容は………………。」

 

 

 

 

……………………………………

 

 

 

 

ホクト【ふふーんっ!今日のホクベーちゃん、一段とダートコースがよく馴染むぜー!】

???【……………。】

 

 

ホクト【って、わわわ……っ!!!…びっくりしたぁ…。

…迷い込んだのかな……って、動物じゃなくて…ぬいぐるみ!?】

ぬいぐるみ?【……………。】

 

ホクト【誰かの持ち物なのかな?…って言うか…見たことない動物だ…。

四足歩行で…少し首が長くて…耳があって…あっ、耳は私たちと同じ場所に──】

ぬいぐるみ?【…………!】

 

ホクト【あっ、動いた!……って、動けるの!?

ちょ、ちょっと待ってよー!!】

ぬいぐるみ【…!♪】

 

ホクト【うぇぇぇえっ、見かけによらず速っ…!

捕まえてみせるんだから…!】

ぬいぐるみ【………………。】

 

ホクト(ぬいぐるみがダートコースを軽やかに走ってる…何でだろ、不思議な光景なのに…参考になるって言うか…似てるって言うか…。)

ぬいぐるみ【!】

 

ホクト【っととと!…きゅ、急に止まってどうし────】

ぬいぐるみ【(ピョン)

ホクト【おっととと…!…私の方にジャンプしてきた…???】

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

ホクト【…って言うか…キミ…私が勝ったエリザベス女王杯のレイ首にかけてる…。

もしかして…私のファン、とか!?毛の色もどこか私の髪の毛の色と似てるし…。

ふふっ、何か面白い子だね~、キミ!】

 

 

 

 

…………………………………………

 

 

 

ホクト「…てな具合の夢をここ数日見まして。」

デュラ「…お、思った以上に…メルヘンな内容でしたね。」

 

テン「夢の中でもホクトがホクトだった事に少し安心しましたが。」

ホクト「んだとぅーっ!?」

 

「…つまり、要約すると…その…ぬいぐるみ?の動物???が出てきて一緒に走ったと…で、その走りが参考になる…と。」

ホクト「そうそう、だから忘れないようにメモしたりして寝不足に…。」

 

エース「…お前そんな勤勉な奴だったっけか?」

ホクト「んもーっ!何だか凄く大事な事だと思ったからメモしたのにー!」

シュヴァル「で、でも…不思議な夢ですね…きっと…ホクトさんの力になりそうな気がします。」

ホクト「どうだろうねぇ、今の所は寝不足にさせられてるけど…。」

 

ララ「ほな…少し仮眠をとったらええんとちゃいます?」

スティル「そうですね…少し休むだけでも大分体が軽くなるかと…。」

ホクト「んー、でもなー、トレくんが寝顔激写しそうな気がするしなー。」

エース「おい、マジかよ、トレーナー。」

「あれ、エース、何か俺が本気でやると思ってる???」

 

シュヴァル(ごめんなさい、トレーナーさん……僕もやりそうって少し思いました…。)

テン(撮られるなんて光栄…むしろ、私も時々トレーナー様の寝顔を撮って…とは、言えませんね…。)

 

ホクト「まっ、でも…せっかくホットアイマスクもくれたし…少し寝ようかね~。

いいよね、トレくん?」

「あぁ、寝不足でトレーニングして怪我されたら大変だからな、少ししたら起こすよ。」

 

 

ホクト「ではでは、グッナーイっ!♪

…………んごごごごごごご…。」

ララ「はんやっ!」

テン「冗談の様ですが…熟睡してる時のホクトはいつもこんな感じです…。」

 

 

エース「…い、意外と鼾大きいんだな…。」

アル「…身内に寝ぼけて応援歌歌うウマ娘が居たのを思い出しましたね…。」

 

テン「とは言え、熟睡出来てるようです…ひとまずは一安心ですね。」

「しかし…謎の動物ねぇ…何なんだろ…。」

ララ「トレーナーさん、言われた内容を元に絵に書いてみいひんか?」

「…え、絵は…その…。」

ララ「……あぁ、何となく…分かってもうたわ。」

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………

 

 

 

 

 

ホクト【…おろ、また居た。】

ぬいぐるみ【…。】

ホクト【今日は走らないの?】

ぬいぐるみ【…。】

 

ホクト【うーん、私の足元にくっついて離れない…。

この子が夢から出てきて現実世界に連れてこれたらなー。部屋にでも飾るのに。】

ぬいぐるみ【!】

 

ホクト【あっはは、嬉しいの?…よしよし。

たまにでいいから、夢に出てきてね?キミと私はもう友達みたいなもんだから!】

ぬいぐるみ【…!♪】

 

 

ホクト「…ふへへ、くすぐったいってば~…♪」

スティル「…今度は寝言…ですね。」

アル「多分、そのぬいぐるみさんが夢に出てきてるのでしょう。」

 

エース「でも起きないって事は何か夢に変化でもあったのか?」

「…それは本人のみぞ知る事…だけど…嬉しそうだから、もう少し寝かせておこうか。」

デュラ「流石我が君、聡明な判断です。」

 

アル「トレーナーさんも、睡眠時間はしっかり取ってください、ね?」

「……うぐ…っ…わかりました…。」

ララ「まさかの横槍に…トレーナーさん、大ダメージ食らっとる…。」

シュヴァル「ホットアイマスクを常備してる辺り…そうだと言ってるようなもの…じゃない、ですかね。」

テン「必要とあらば、私の膝でしたら何時でも。」

裏スティル(甘ンまっ…!!

スティル(やめなさい、これが普通なのだから…っ。)

 

ホクト「ふへへ…♪」




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