アルダン「ふふっ、どうですか、トレーナーさん?♪」
「美味い……けど~…」
俺は今、カフェテリアに居る。
目の前にはアルダンが居るが…当然、他の生徒たちも居る。
「俺…居てもいいのか?」
アルダン「カフェテリアにトレーナーさんが居るのは普通ですよ?」
「まあ、そうなんだけどさ……」
明らかに距離感が他の人達と違う気がする。
向かい合ったアルダンも嬉しそうにこちらを眺めている。
他のウマ娘A(何あれ…カップル?)
他のウマ娘B(アルダンさん……目がハートに…)
「……スイーツなんて久方ぶりに食べたな」
アルダン「新作ですので、是非トレーナーさんにも……と…♪」
「ありがとうな、アル」
アルダン「はい♪」
……しかし、食べてるところをまじまじと見られるのも何だか恥ずかしい。
「……ほら、アル?」
アル「……は、はい?///」
スプーンを差し出すと、アルダンはポカーンとしてしまった。
「ん?」
アルダン「あの…トレーナーさん?///」
「食べないの?」
アルダン「い、良いんですか…?///」
「せっかくだし、アルも、ね?」
アルダン「…………//////」
最初は抵抗していたアルダンだったが、諦めたかのように小さく口を開けた。
アルダン「あ、あ~~……っ……///」
「んっ」
アルダン「……//////」
「どう?」
アルダン「……とても、美味しい……です///」
「そっか、良かった良かった!」
その様子を見ていた、他の生徒達が何故か机に突っ伏していた。
何か呟いていたが、ここからは聞こえるはずもなく……。
「さて、食べ終わったら午後のミーティングだな」
アルダン「はい、分かりました♪」
仲睦まじい時間が終わろうとした…その時だった。
チヨノオー「あっ、アルダンさんの、横の空いてますね!
アルダンさ~ん!」
食器を手に、チヨノオーとヤエノが歩いてきた。
アルダン「あら…チヨノオーさんにヤエノさん……
ふふっ、トレーナーさん、お呼びしても良いですか?♪」
「あぁ、もちろん」
アルダン「どうぞ、こちらの席が空いてますよ」
チヨノオー「ありがとうございま───────」
ツルっ。
チヨノオー「わ、わわわぁ……っ!!!」
足を滑らせたチヨノオーのグラスがこちらに飛んできた。
「……え?」
当然、避けられる訳もなく…そのまま豪快に顔やら肩やらびしょ濡れになった。
アルダン「と、トレーナーさん……大丈夫ですか……?!」
「あ、あぁ……なんとか」
チヨノオー「う、うわわわっ……!!
ごめんなさい、ごめんなさい……!!!」
ヤエノ「急いで拭く必要が……!」
「チヨノオーさん、大丈夫だから……
ごめん、アル。俺着替えてくるわ」
チヨノオー「ホントにごめんなさい…」
アルダン「…………。」
ヤエノ「アルダンさん?」
アルダン「あっ……いえ、ちょっと心配で…」
ヤエノ「ふむ…念の為、様子を見に行った方がいいかもしれませんね」
アルダン「ですが…」
ヤエノ「……チヨノオーさんも気が気じゃない顔してますし…(コソコソ)」
アルダン「……分かりました、では。」
────────────────────
【トレーナー室】
「……まさか、豪快に水を浴びるとは…」
ワイシャツを脱いで、下に着ていたTシャツも確認する。
「……替え持ってきて良かったな」
アルダンを置いてけぼりにしちゃったし……急いで戻らないとな。
ガチャ……。
(……ん、今扉が開いた音がしたけど…気のせいか?)
アルダン(……と、トレーナーさんの……お体……っ///)
ノックをして入ったメジロアルダンだったが……。
どうやらトレーナーは聞こえてなかったようで
そっと中の様子を見に来たアルダンは口を隠したまま様子を伺ってきた。
「……ふぅ、ちょっと汗ばむな」
アルダン「…………///」
「……筋肉、ちょっと落ちたかな?」
アルダン(い、今まで見たこと無かった…トレーナーさんの腹筋……逞しい……///)
「…たまには筋トレしないとなぁ」
アルダン(背筋も凄い……服の下がこんな風になってるなんて……知らなかったです……///)
「……はっしゅっ!!……いけね、風邪引いたら目も当てられないな
早く着替えよう」
アルダン(……はっ、いけない……私としたことが……見入って……!///)
……………………………………
ヤエノ「アルダンさん、トレーナーさんの様子はどうでしたか?」
アルダン「………………///」
チヨノオー「……や、やっぱり~…怒ってましたか…?」
アルダン「……チヨノオーさん。」
チヨノオー「は、はいぃっ!?」
アルダン「……ありがとうございました///」
チヨノオー「…………は、はいぃ???」
それから数日の間……。
メジロアルダンがトレーナーの腕の筋肉を執拗に触ったり眺めてたりするのであった……。
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