瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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次の実装ガチャ…期待しちゃいますよ…?


第41レース~アルダンとシュヴァルで~

アルダン「シュヴァルさん、今週のお休みのご予定はありますか?」

シュヴァル「……………………へ?」

 

 

練習終わりの夜…突然、アルダンさんから電話が来た。

シュヴァル「(今週…特に何もなかったけど…。)…何かあったんですか…?」

アルダン「いえ、もしよろしければお出かけしたく思いまして」

 

先輩の…しかも、同じトレーナーの指導を受けるウマ娘からの誘いに

シュヴァルグランは取り乱した。

 

シュヴァル「え、えっと…ぼ、僕じゃなくて…トレーナーや…メジロ家のウマ娘の方がいいんじゃ……。」

アルダン「いいえ、シュヴァルさんでなくてはダメなのです。」

シュヴァル「(僕じゃなきゃいけないって…)…うぅ、わ、分かりました…。」

アルダン「ありがとうございます、では当日は学園前に来てください。

………あ、くれぐれもトレーナーさんには内緒でお願いしますね。」

 

シュヴァル(…トレーナーには…内緒?…一体、なんでだろう…)

通話終了した携帯の画面を見て困惑しながら、帽子を触るシュヴァルグランだった。

 

 

 

 

────────────────

 

 

【週末】

 

 

アルダン「お待ちしておりました、シュヴァルさん。

では、こちらに。」

シュヴァル「…えっ、こ、これは…?」

 

 

誘導された方に目を移すと…そこには、自動車が止まっていた。

そして、中から年配の貴婦人が出てきた。

 

ばあや「お待ちしておりました、アルダンお嬢様。

…そちらが…。」

アルダン「はい、チームメイトのシュヴァルグランさんです。」

 

ばあや「お話はアルダンお嬢様から聞いております。

本日はよろしくお願いします。」

シュヴァル「…えっ…あ、え、っと……は、はいっ…。」

 

慣れない雰囲気に、ぎこちない受け答えになるシュヴァルグラン。

そしてその様子を見ていたアルダンがクスクスと笑っていた。

 

アルダン「そんなに緊張なさらないでください。

少し、シュヴァルさんの協力が必要なのです。」

シュヴァル「……ぼ、僕の……?」

 

アルダン「お話は車中で致しましょう。」

シュヴァル「………は、はい…。」

 

 

 

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

【移動中】

 

 

アルダン「……さて、シュヴァルさんは

''リーニュ・ドロワット''という学園の催しを知っていますか?」

シュヴァル「(確か……春にやってる…)…は、はい…学園の説明会の時に聞きました…。」

 

アルダン「今年は春にではなく、秋に開催されると姉様から聞きまして…。」

シュヴァル「……そ、そうなんですか……でも、それと僕の関係って…。」

 

アルダン「ふふっ、着いてからのお楽しみですよ♪」

シュヴァル「…も、もしかして…相手に僕を指名しようとしてるんですか…!?」

 

困惑するシュヴァルグランを見て、再びメジロアルダンが笑った。

アルダン「そうですね…半分正解で半分不正解といったところでしょうか。」

シュヴァル「…………へ?」

 

アルダン「続きは到着してからに致しましょう。」

シュヴァル「……わ、分かりました…。(うぅ…ちゃんと断ることを覚えないと……僕…。)」

 

 

 

 

……………………………………。

 

 

【メジロ家 邸宅】

 

 

ばあや「では、お2人とも…こちらへ。」

シュヴァル(すごい…ウマ娘の使用人みたいな人達が沢山…。)

 

とある一室に連れられたメジロアルダンとシュヴァルグラン。

そこには、マネキンや何色もの生地が置いてあった。

 

アルダン「では、私はこちらに…シュヴァルさんは

ばあやとご一緒してください。」

シュヴァル「…わ、わかりました…。」

 

言われるがまま、2人きりになるシュヴァルグラン。

ばあや「では、早速ではありますが失礼します…。」

 

シュヴァルグランの採寸をするのか、メジャーを片手に近寄る。

シュヴァル「えっ、と…あの…。」

ばあや「少々の間、じっとしていただきたく思います。」

 

シュヴァル「…ぼ、僕は関係ないんじゃ……。」

ばあや「いいえ、とても関係あります。」

シュヴァル「……どういう…。」

 

ばあや「アルダンお嬢様の方が終わりましたら説明致します。」

シュヴァル「…わ、わかりました…。」

 

その後、何個か質問に受け答えるシュヴァルグラン。

普段の好んで着る服などなど…。

 

シュヴァル(…アルダンさんの衣装の参考に…って、事かな…。)

頭の中で色々考えてるうちに…アルダンが戻ってきた。

 

アルダン「お疲れ様でした、シュヴァルさん。」

シュヴァル「い、いえ…僕は…。」

 

ばあや「────アルダンお嬢様。」

アルダン「はい、えぇ…それでしたら白をメインにしましょう。

装飾は…そうですね、このままでいいと思います。」

 

シュヴァル「…あ、の…。」

アルダン「あら…そうですね、そろそろお話しましょう。」

話が一段落ついたアルダンが、シュヴァルの方を向く。

 

 

 

 

 

アルダン「────シュヴァルさん。」

アルダン「貴方の勝負服を、作らせてください。」

 

 

 

 

シュヴァル「………………ぁ……。」

シュヴァル「………え、ええええっ…!?」

 

 

 

それは、あまりにも予想外すぎる言葉だった。

無理もない…まだデビュー戦も走ってない…ましてや、GIに出れるかも分からないウマ娘の勝負服を作ると言われたから。

 

 

シュヴァル「そ、そんな……っ…そこまでしてもらうことなんて…。」

アルダン「私がしたいから…という理由は、ダメでしょうか?」

 

シュヴァル「…そ、それに…そこまでしてもらうような…

ウマ娘なんかじゃない、ですよ……僕なんて…。」

アルダン「───いいえ、そんな事ありません。」

 

アルダン「共に支え合い…強くなると競い合える貴方に

私は、輝きを見出しましたから。

この気持ちは、トレーナーさんも同じはずです。」

シュヴァル「…………トレーナー…も…。」

 

その時、シュヴァルグランの脳裏に思い浮かんだのは…。

真っ直ぐに自分を見てれるトレーナーの姿だった。

 

シュヴァル「…………………。」

アルダン「いかがでしょうか。」

 

シュヴァル「…トレーナーは…。」

アルダン「はい♪」

 

シュヴァル「トレーナーは…僕の姿を見て…喜んでくれる…かな…。」

アルダン「えぇ、もちろん♪私が保証します。」

シュヴァル(…そうだ…僕だって、大きな舞台に立ちたい…。

GIレースだって…走りたい…。)

 

アルダン「''ですので、完成したらリーニュ・ドロワットでトレーナーさんにお見せしましょう♪''」

シュヴァル「……はい、分かり…………えっ……。」

 

 

 

 

 

 

 

シュヴァル「えぇええぇ~………………!!??」




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