シュヴァルグラン!!!実装!!!!(歓喜)
シュヴァル(はぁ…何だか、凄いことに巻き込まれちゃったな…)
トレーナー室に向かう途中、シュヴァルグランは
先日の出来事を回顧していた。
シュヴァル(…姉さん達に見られたりなんかしたら…
…うぅ、考えただけで恥ずかしくなってきた…)
やっぱり、断ろう…そう思いつつ、シュヴァルグランは
トレーナー室のドアを開けた。
シュヴァル「…こ、こんにちは…。」
アルダン「しーっ。」
そこには、メジロアルダンが居た。
そして、そのすぐ近くには…。
シュヴァル「…?」
アルダン「すいません、今現在…こんな状態でして…。」
目線を下に下げるアルダン。
そこには、横になるトレーナーの姿が。
「……すぅ…ん、ぅ…」
静かに寝息を立てるトレーナーを見て、シュヴァルは口籠らせた。
シュヴァル(…トレーナー、寝てるんですか…?)
アルダン(えぇ、また無理をしていたようで…)
シュヴァル(……あ、あの…なぜ…その…膝枕…を…?)
アルダン(あぁ…こちらは……ふふっ、安心して寝れるかと、思いまして…♪)
シュヴァル(…普段から、こんな風に…?)
アルダン(えぇ、気が付いたらこんな風に♪)
起きないように、小さな声で会話をする2人。
そして、シュヴァルグランはトレーナーの寝顔をじっと眺めていた。
シュヴァル(…不思議な人…普段は一生懸命で明るいのに…寝てる時は、こんな顔……するん、だ…。)
息がかかるくらい近づいた事に気が付いたシュヴァルグランは、顔を赤くしながら距離を取った。
アルダン(…シュヴァルさん、良ければ膝枕してみませんか?)
シュヴァル「え、えぇっ………!?」
アルダン「しーっ。」
シュヴァル「………あ……うぅっ…。」
アルダンからの突然の提案に、尻尾と耳をピンと立たせるシュヴァルグラン。
アルダン「トレーナーさんにこういう事をするのは
お嫌…でした、か?」
シュヴァル「……い、いえ…そうじゃなくて…。」
アルダン「では、物は試し…です。
トレーナーさんの体を少し上げるので、シュヴァルさんはお膝を…。」
シュヴァル「……わ、分かりました…。」
結局、またしてもアルダンに流されるまま…。
シュヴァルグランはトレーナーに膝枕をするのであった。
シュヴァル「……う、うぅっ…。」
アルダン「如何でしょうか?」
シュヴァル「…くすぐったい、です…。」
やはり慣れないのか、ピクピクと体を動かすシュヴァルグラン。
その様子を隣に座ったアルダンが面白そうに眺めていた。
「……んん…スペペー…」
その時、トレーナーが寝返りをうち…。
形として…シュヴァルグランのお腹あたりにトレーナーの顔が思い切り密着していた。
シュヴァル「………~~っ!」
アルダン「あら…ふふっ、シュヴァルさんのお膝は寝心地が良いみたいですね♪」
シュヴァル「……そ、そんなこと…っ。」
アルダン「ですが、シュヴァルさんのお顔もどこか嬉しそうですよ?」
シュヴァル「………えっ?」
メジロアルダンから言われた内容に
シュヴァルグランはハッとした。
自分でも知らない内に、こんな日々に楽しさや嬉しさがあるということを。
シュヴァル「……そう、ですね…悪くない、と…思います…。」
シュヴァル(今の僕は……これが精一杯…
でも…''この人''と''このチームメイト''なら…
僕も、変われる…かも…。)
シュヴァル「……あの、アルダンさん…。」
アルダン「はい、どうしました?」
シュヴァル「…アルダンさんにとって、トレーナーって…どんな存在ですか…?」
アルダン「…そうですね…。」
少し考えたのち…アルダンは答えを口にした。
アルダン「''今''という時を分かち合い…共に歩んでいく大事な人…
と、言うべきでしょうか…。」
シュヴァル「……そう、ですか……。」
アルダン「でも、それ以上に…私は、トレーナーさんの事を…。
1人の殿方として、お慕えしている…それが、私の本心です…///」
それは、初めて見る…ときめいてる眼差しだった。
シュヴァル「……えっ……そ、それって…つまり…///」
アルダン「苦しい時も…嬉しい時も…いつも共に隣で一緒に歩みを進めてくれる存在…意識しないのは、多少難しいこと…かと…///」
シュヴァル「…一緒に…歩みを進める…。」
アルダン「いつか、シュヴァルさんにも分かる日が来ますよ、きっと。」
シュヴァル「…僕なんか…。」
アルダン「ふふっ、僕なんか…というのは少しお控えになった方がいいですよ。
シュヴァルさんも、十分魅力的ですから♪」
シュヴァル「…え、えぇっ…!?
…じゃ、じゃあ……僕がトレーナーの事を…そ、その…好……って…なったら…アルダンさんは…どうする、の…?」
アルダン「あらあら…それは…。」
予想外だったのか、目を丸くするアルダン。
しかし、直ぐにいつもの表情に戻る。
アルダン「トレーナーさんに、2人とも幸せにしてもらうしかありませんね♪」
シュヴァル「…強いんだね…アルダンさんって…。」
アルダン「私をこうまで変えたのは…全て、トレーナーさんのおかげでもあります。
─────私も、昔は。」
「……ん……あ、れ…シュヴァル…?」
シュヴァル「あっ……!!
と、トレーナー…!」
会話の途中だったが、トレーナーが目を覚ました。
そして、開いた目の先に居たシュヴァルを見て、首を傾げた。
「…俺…アルの膝を借りてたはず…。」
アルダン「はい、ですがシュヴァルさんと交代してもらいました。」
「そうだったのか…ありがとうな、シュヴァル。」
シュヴァル「…い、いえ…その…こんな膝ですいません…。」
「何言ってんの、寝心地良かっ…って、この発言はまずいか。」
アルダン「ふふっ、事実なんですしお気にしすぎでは?♪」
「とにかく、ありがとうな、シュヴァル」
ポンっと頭の上に手を乗せるトレーナー。
その状況を飲み込むのに…シュヴァルは時間を要した。
シュヴァル「…………はぅ……っ…!?///」
「さっ、続き頑張るか!」
アルダン「…ふふっ、ですね♪」
そして、シュヴァルの方にチラッと視線を送るアルダン。
シュヴァル「…………ぼ、僕は…っ…///」
戸惑いと、嬉しさと、複雑な気持ちを整理するのに必死なシュヴァルグランだった…。
シュヴァル(あっ、勝負服の件…忘れてた…。)
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