瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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インフルから復帰!!
今日でアニメウマ娘3期が最終回ですね……。

シュヴァルグランに出逢えたこのアニメに感謝……!!


第45レース~シュヴァルとアルダンと①~

シュヴァル「…うぅーん……」

 

トレーナー室で困り顔をしたまま、教科書とにらめっこをするシュヴァル。

それを横で見ながら、教科書に指を差すアルダン。

 

アルダン「そうです、ここの式には─────」

シュヴァル(アルダンさん…教え方もすごく上手……僕、何から何まで

…全部甘えちゃってるなぁ……)

 

「2人とも、休憩にしたら?」

アルダン「そうですね、シュヴァルさん、なにかお飲みになりますか?」

シュヴァル「す、すいません!僕が率先して動かないと……!」

アルダン「ふふっ、好きでしている事なのでお気になさらず♪」

シュヴァル「……あ、ありがとうございます…。」

 

耳をぺたーんとしながら、縮こまるシュヴァル。

こんなやり取りも、直に慣れてくる……だろう。

 

 

アルダン「おまたせしました、トレーナーさんもどうぞ♪」

「ありがとうな、アル」

シュヴァル「…………い、いただきます……。」

 

小さく一口、紅茶を啜るシュヴァル。

甘さが体に染みたのか、ホッと息を吐いた。

 

シュヴァル「……お、美味しいです、すごく。」

アルダン「では、お次はこちらを♪」

シュヴァル「……へ?」

 

スティック状の洋菓子をシュヴァルに差し出すアルダン。

シュヴァルはその意味を理解するのに少し時間かかっていた。

 

アルダン「……間食グセがあると、お聞きしたので…。」

シュヴァル「そ、それは言わなくて良い……です、から…!!///

そうじゃなくて……じ、自分で食べれますから!」

 

アルダン「いーえ、勉強する手が止まってしまうので私が食べさせてあげます。」

シュヴァル「…………うっ……。」

 

こうなると、断ることが出来ないシュヴァル。

観念したかのように、差し出された洋菓子を口に含む。

 

アルダン「いかがでしょう?」

シュヴァル「…………美味し……い……です…///」

アルダン「それは良かったです♪」

(味どころじゃなさそうだけどな……)

 

 

束の間の休息が終わり……再びシュヴァルは教科書に目を通し…

ノートに書き込んでいた。

 

(勉強熱心だな、細かいところまでしっかり記している)

隣で様子を見てるが…シュヴァルは集中してるのか見向きもしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

(……よし、リラックスさせるために……)

アルダン(トレーナーさん?)

(しーっ)

ほっぺを突っつこうと、指を差し出した時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カプ。

 

 

 

 

 

 

 

「……ん?」

何故か、指が食べられた。

いや、噛んだりしてないから全く痛くないが。

 

 

シュヴァル「……こふぇ、硬いでふ…………ね……?」

口に入った物が何か違うと思ったシュヴァルが、トレーナーの方を振り向いた。

 

 

シュヴァル「……………………。」

「………………。」

 

 

そして、目に映るのは…トレーナーの指を咥えてる自分の姿。

 

 

シュヴァル「───────っ!!!!?!?!///」

シュヴァル「ご、ごごごごごごご、ごめんなさ……っ!!?!///」

あまりの出来事に、目をぐるぐるさせるシュヴァル。

 

アルダン「まぁまぁ……♪」

そして、その、様子をほのぼのと眺めるアルダン。

 

シュヴァル「ア、アアアア、アルダンさんがお菓子を差し出してくれてると思って……つい……っ!!!」

「……ま、まぁ…たしかにお菓子に見えなくも……ない?」

 

自分の指を見直すトレーナー。

それを見てまた慌てるシュヴァル。

 

シュヴァル「す、すすす、すいませんっ!!!直ぐに拭きますから……っ!!///」

「だ、大丈夫大丈夫!……ハンカチ持ってるから。」

アルダン「……♪」

 

アルダンから貰ったハンカチで指を拭く。

……まぁ、よくよく考えれば担当相手に何してるんだって話か……。

 

アルダン「トレーナーさん、あまり意地悪しちゃダメですよ。」

「ごめんごめん」

シュヴァル「………………///」

 

その後、指を気にしながら勉強に取り組むシュヴァルだった。

 

 

 

 

 

 

 

………………………………。

 

【その日の夜。】

 

 

シュヴァル「はぁ……またトレーナーさんに失礼な事を……。」

トレーナーにも落ち度があった……とはいえ、シュヴァルがその出来事を振り返っていた。

 

シュヴァル「僕みたいなウマ娘にこんな事されても……トレーナーさんも嬉しくないし…。」

シュヴァル「……また明日、謝ろう…うん、それがいい。」

 

きっと、トレーナーさんなら……

笑って許してくれるんだろうけ────

 

 

 

 

 

prrrrrrr!

 

 

シュヴァル「わぁっ!?!?」

突然の電話に、驚きの声を上げるシュヴァルグラン。

 

画面を見ると……。

シュヴァル「……ア、アルダンさん……?」

 

恐る恐る電話に出ると……。

アルダン「夜分遅くにすいません、シュヴァルさん。」

シュヴァル「い、いえ……その…どうかしましたか…?」

 

アルダン「先程の事をまだ考えてるのかと思いましてお電話しました。」

シュヴァル「(見透かされてる……)……そ、その……。」

 

アルダン「その事で、私に考えがあるのですが…聞いてくれますか?」

シュヴァル「(なんだろう……)は、はい……。」

アルダン「────────。」

シュヴァル「…………えっ…………で、でも…僕なんかで…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………………。

 

 

 

 

 

 

【週末の朝】

 

 

 

アルダン「トレーナーさん。」

シュヴァル「い、一緒にお出かけ、に……!!」

 

 

アルダン&シュヴァル「「行きましょう!!」」

「…………………………へ?」




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