瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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ウマ娘ライブに向けて…高めます。


第49レース~僕の想い~

ヴィブロス「あっ、シュヴァちだ~!♪」

 

昼休み、俺と並んで歩いてたシュヴァルがビクッと体を反応させた。

そして、何も言わずに帽子を深く被り…俺の裾を掴んだ。

 

ヴィブロス「つれないな~。もっと可愛くしないとキラキラになれないよっ?シュヴァちのトレーナーさんもそう思うよね?♪」

シュヴァル「よ、余計なこと言わなくていいから…。」

 

「シュヴァルにはシュヴァルの良さがあるからな」

シュヴァル「…あ、ありがとうございます…トレーナー…さん…。」

ヴィブロス「なっかよし~♪羨ましいな~♪」

 

キャッキャ笑いながらシュヴァルの頬を突くヴィブロス。

それをシュヴァルはバツが悪そうな顔で受け流していた。

 

ヴィブロス「ん~、もしヴィブロスのトレーナーさんに…ううん、トレっちになってたらどうなってたのかな~?♪」

シュヴァル「…!?」

いきなり飛び出た発言に、シュヴァルの耳と尻尾が大きく反応した。

 

ヴィブロス「トレっちも気になるよねっ?♪」

「(無邪気な子だな…)…そうだな、でも──」

シュヴァル「だ、ダメっ!!」

ヴィブロス「シュヴァち?」

 

大きな声にキョトンとするヴィブロス。

実際、隣に居た俺も驚いた。

 

シュヴァル「…ぼ、僕の…っ!!///」

思い切り胸の中に収まるシュヴァル。

そして、顔を埋めたまま…何かごにょごにょ言っている。

 

 

ヴィブロス「………ふふ~ん?なるほどね~、そっかそっか~…♪

これ以上シュヴァちに意地悪しちゃ可哀想だもんねっ、またね!♪」

何かニヤニヤした顔のまま、ヴィブロスは手を振ってその場を後にした。

 

 

「…行ったよ?」

シュヴァル「……………あ、の………///」

顔を埋めていたシュヴァルがこちらを見上げた。

一瞬、ドキッとしたが…すぐに落ち着きを取り戻した。

 

シュヴァル「…僕の、トレーナーで…居て、くれます…よね?///」

「何不安になってんの、当たり前だろ?」

何度か頭を撫でると、シュヴァルが目線を下げた。

 

シュヴァル「…そう、ですよね……えへ、えへへ……///」

よほど嬉しいのか、なかなか離れようとしないシュヴァルを説得するのは…少し大変だったが。

 

 

 

 

──────────────────

 

 

【次の日】

 

シュヴァル「………で…」

 

シュヴァル「なんで僕は呼び出されたの…?」

 

ヴィブロス「んっふふ~、なんでだろね~?♪」

シュヴァル「絶対何か企んでる…姉さんからも何か言ってよ…。」

 

ヴィルシーナ「お姉ちゃん知ってるわよ!隠さないではっきり言いなさい!言うまで帰さないんだから!」

シュヴァル「…一体なんの…それに、姉さんそんな感じじゃなかったでしょ…」

 

ヴィルシーナ「事が事だからよ!ヴィブロス!」

ヴィブロス「はーいっ♪えっとね~、トレっちのこと好きでしょ?♪」

シュヴァル「……………………………」

 

シュヴァル「………………………っ!!!?!?!?!?///」

予想の左斜め上の質問に、シュヴァルが一瞬で茹で上がった。

 

 

シュヴァル「な、なななな、何を……っ!?!!?///」

顔を隠すシュヴァルを見て、2人が続ける。

 

ヴィルシーナ「僕のトレーナー…そう言ったらしいわね?」

ヴィブロス「あの言い方は、もうそうだって言ってるようなものだもんね~♪」

 

シュヴァル「あ、あれは言葉のあやで…!

それに、ヴィブロスがからかうから…!!」

ヴィブロス「んー、純粋な疑問として言ったんだけどな~?

シュヴァちのトレっちが受け流すのは予想通りだったけど…ねぇ?」

 

シュヴァル「……だ、だって…っ。」

ヴィルシーナ「だって…何かしら?」

シュヴァルの本心が聞けると察知したのか、ヴィルシーナの目がキランと光る。

 

シュヴァル「…ぼ、僕…は…あのトレーナー…さんじゃないと…嫌、だから…っ…///」

ヴィブロス「…つまり?♪」

 

シュヴァル「…好………ううぅっ…!///」

言いかけた…が、シュヴァルの限界はそこまでのようで…顔を赤くしながら机に突っ伏した。

 

ヴィブロス「ありゃ、言えなかったか」

ヴィルシーナ「でも、ほぼ自供してるようなものね」

シュヴァル「………ぼ、僕…どうしちゃったんだろ…///」

 

ヴィブロス「お姉ちゃん、これ甘いね~♪」

ヴィルシーナ「そうね、甘すぎる気もするわ。」

シュヴァル「…うぅ~っ…!///」

 

ヴィルシーナ「…でも、そんな反応するシュヴァルを見れてお姉ちゃん嬉しいわ」

シュヴァル「…姉さん…。」

 

ヴィルシーナ「想いを伝えない後悔だけは、しないでね。」

クスッと笑うヴィルシーナ。

 

シュヴァル「…うん……いつか、いつかきっと…言ってみせる…。」

ヴィブロス「やっぱり好きなんだ~♪」

シュヴァル「………ち、違っ…!!///」




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