瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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3周年!
そして新シナリオや新キャラも!(難しい&ウインバリアシオン良き)


第57レース~たまには~

アルダン「……困りましたね…。」

 

トレーナー室で、座りながら顎に手を当てるアルダン。

その顔は、眉をひそめて如何にも困っているという様子だった。

 

「どうかしたのか、アル?」

書類をトントンとデスクに当て整理しながら声をかける。

 

アルダン「その…少々、困り事が……。」

「俺が手伝えそうなこと?」

アルダン「………………………………。」

何故かじっとこちらを見た後…顔を赤くして少し俯くアルダン。

 

アルダン「…すいません、お力添えをしていただいても…?」

「もちろん、そっち行くね。」

 

自分の座っていた場所を立ち上がり…アルダンの横に座り直した。

「それで、何があった?」

アルダン「…………///」

 

「……アル?」

何故かそっぽを向いたまま、服を掴むアルダン。

 

アルダン「……そ、その…トレーナーさん……///」

「ん?」

アルダン「……あ、頭…撫でてくれませんか…?///」

「……アル???」

 

普段のアルダンからは想像できない言葉に、思わず首を傾げてしまった。

アルダン「……甘えたくなる時も、ありますよ……///」

弱々しく呟くアルダンを見て、少し笑いそうになったのを耐えた。

 

「……ん、分かったよ、アル。」

アル「……///」

アルダンの頭をこちらに引き寄せて、そっと頭を撫でる。

 

 

アル(……誰のせいで、こんな甘えるようなウマ娘になったと思ってるんですか……って、気づくわけないですよね…トレーナーさん、ですもの……///)

「どう?」

アル「…トレーナーさんの温かさを感じ、ます…///」

 

 

「何か、昔を思い出すな」

アル「……ふふっ、トレーナーさんの逞しい姿…とても眩しいですよ♪」

「そんなこと言ったら、アルだってとっても魅力的だよ?」

アル「……………………。」

 

しまった……。と思ったが、そこは一緒に居た年月がものがったている。

アルダンは照れた顔をしながら、抱きついてきた。

 

アルダン「……本気にしちゃいますよ?///」

「何を?」

アルダン「……もう……なんでもありません。」

「……???」

 

困ったような顔で笑うアルダンを見て、俺は再び首を傾げた。

 

アルダン「トレーナーさんは、そのままで居てください…ということですよ。」

「……う、うん?」

 

アルダン「これはシュヴァルさんも、エースさんも骨が折れますね…。」

「何の話?」

アルダン「こちらの話です、お気になさらず。」

「そ、そうか……。」

 

アルダン「……しばらく、このままでいいですか?」

「……もちろん。」

抱きつかれてる事も忘れるくらい、お互いの中では自然な事になってきていた。

 

アルダン「……温かい…それに、トレーナーさんの心臓の音が…トクントクンと聞こえてきます…。」

「……何かこそばゆいな。」

 

アルダン「……たまには、こんな一時も…良い物、ですね。」

「たまに、じゃなくて…続かせようよ…これからもさ。」

アルダン「……ふふっ、''今''を大切にする私と…

''未来''を大切にするトレーナーさん…案外、良いコンビなのかも知れませんね…♪」

「俺はそうだと確信しているよ?」

アルダン「まぁ……ふふっ、頼もしい一言ですね。」

 

 

そう言って笑うアルダンの顔は、晴れやかで瞳は眩いばかりに輝いていた。

アルダン「……お2人が来たら、びっくりされてしまうので…このあたりでおしまいにしておきましょう。」

「あぁ、満足した?」

 

アルダン「えぇ……ですが…。」

「?」

アルダン「また……良いです、か?///」

「もちろん、断る理由があると?」

アルダン「ふふっ、ありがとうございます、トレーナーさん♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【トレーナー室の外】

 

 

エース「……びっくりも何も…居るんだけどなぁ、アタシら……。」

エース(って言うか…あれがアルダンか?いつもの落ち着いた感じからめちゃくちゃかけ離れてるじゃねぇか…。)

 

シュヴァル「あわ……わわわっ……っ!//////」

エース「おーい、シュヴァル……大丈夫……じゃ、無さそうだな……ったく……。」

 

シュヴァル「……良い、なぁ……っ……///」

エース「いや、そっちかよ!?」




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