瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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新イベント開始!


第71レース~シュヴァルVSテンポイント!?~

ピコン。

「ん、メッセージ?」

 

オフの日、部屋でくつろいでると……携帯にメッセージが入っていた。

送り主を確認すると…。

 

「テン?」

テンポイントからだった。

 

テン【トレーナー様、今からそちらに伺ってもよろしいでしょうか。】

(なんだろう…大事な要件ではなさそうだけど)

【いいよ、要件は会ってから話そうか?】

テン【ありがとうございます、では…今から向かいますね。】

 

「……ちょっとだけ、掃除しとくか。」

何故かテンが来ると聞いて、部屋の片付けをする俺だった。

 

 

 

 

 

…………………………………………。

 

 

【中庭】

ヴィブロス「それでね、お姉ちゃんがね~……。」

シュヴァル「……へぇ……あれ?」

 

中庭を歩きながら、シュヴァルが妹と話しているときだった。

テンポイントがトレーナー寮に向かうのが見えた。

シュヴァル(……トレーナーさんの部屋に、行くのかな……)

 

 

ヴィブロス「シュヴァち?」

シュヴァル「……ごめん、用思い出した。」

ヴィブロス「えっ、あ、シュヴァち~!」

シュヴァル(確認……確認するだけ……)

 

 

急いでテンポイントの後を追うシュヴァルだった。

 

 

 

…………………………………………。

 

 

【トレーナー寮】

 

コンコン。

テン「トレーナー様、テンポイントです。」

「ああ、今開けるよ。」

 

玄関を開けると、テンが深々とお辞儀をしてきた。

「とりあえず、中入るか?」

テン「はい、お邪魔します。」

 

 

靴を脱いだテンポイントが、そのまま俺に抱きつく。

「テン?」

テン「なんでしょう。」

「……その、大胆だね?」

テン「……トレーナー様の影響……でしょうか。」

「え?」

 

テン「冗談です、失礼しますね。」

「……あ、あぁ…。」

いつからか、テンポイントに弄ばれてるような気がしてきた……。

 

テン「して、トレーナー様……お約束の物は」

「あぁ、用意してあるよ。」

机に置かれたのは、過去の資料集だ。

テンポイントからのお願いで自分の持ってる資料に目を通したいとの事だった。

 

さっきまで自分が座っていた所にテンポイントが座り…静かに資料に目を通し始めた。

その様子を見ながら、俺は飲み物を用意していた。

 

 

(ホントに走るのが好きなんだろうな)

こちらの声も届かないくらい、集中して資料に目を通すテンポイント。

邪魔にならない程度に、その様子を見守っていた。

すると……。

 

コンコン。

 

「……あれ、誰だろ。」

テンは相変わらず資料に目を通していたので…玄関を静かに開けると…。

 

 

シュヴァル「…………。」

「シュヴァル?」

何故か、手を合わせて視線を逸らして待ち構えていたシュヴァルが居た。

 

「なんかあった?」

シュヴァル「その…………えっと……。」

何か言いたげだった、シュヴァルはそのまま俺に抱きついた。

「……お、おぉ…?」

突然の事で、とりあえずシュヴァルを抱きとめたが…。

 

シュヴァル「……と、トレーナーさん……!」

何か必死に言いたげなシュヴァルの顔をじっと見る。

「ど、どうしたの…?」

シュヴァル「…その、テンポイントさんが…トレーナーさんに、会ってるのかなって思って…。」

 

「あぁ、来てはいるけど……。」

チラッと奥を見るシュヴァル。

テンポイントの様子を見たシュヴァルが、更に抱きつく力を強めた。

 

「シュ、シュヴァル?」

シュヴァル「……寂しい……です。」

「え?」

シュヴァル「……ごめんなさい、困らせて……でも、僕……凄く……寂しいんです……。」

 

とりあえず落ち着かせようと、頭を撫でる。

 

 

しばらく抱きついてたシュヴァルが、ゆっくりと距離を離した。

 

シュヴァル「……ご、ごめんなさい……また、困らせて…」

「いいよ、寂しくなる時あるもんな、分かるよ。」

シュヴァル「…………はい。」

「何か力になれることがあったら、言ってくれよ。」

シュヴァル「……ありがとう、ございます。」

テン「……シュヴァルさん、来ていたのですね。」

シュヴァル「……テ、テンポイントさん。」

テン「そのお気持ち、分かります……寂しくなった時、ふと思い浮かぶのが……トレーナー様の顔だ、という事も。」

シュヴァル「そ、そんな……!僕は……っ……うぅ……///」

 

 

テン「……同じ、ですね…トレーナー様を思う気持ちは。」

シュヴァル「………………はい……///」

 

観念したのか、シュヴァルは小さく頷く事しか出来なかった。

 

 

 

 

…………………………………………。

 

 

【数日後】

 

 

シュヴァル「……トレーナーさん、今日も……///」

「うん、いいよ。」

 

抱きつくシュヴァル、その様子を見ていたテンポイントも…。

テン「では、私は背中側から……。」

「テンまで……仕方ないなぁ。」

前から後ろから抱きつかれる状態に苦笑いしつつも、されるがままだった。

 

 

エース「……なぁ、いいのか?あれ。」

アルダン「まぁ、仲睦まじいじゃないですか。」

エース(……仲睦まじい……のか?……まぁ、アルダンがそう言うならそうか…)

 

アルダン「それに……ふふっ。」

エース「なんだなんだ、意味ありげな笑みは……。」

アルダン「いえ、私の気持ちも負けてないと思いまして。」

エース「……強ぇな、アルダンも。」

アルダン「えぇ、簡単に負ける気はないので…♪」




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