瑠璃色のキミ達と   作:A×K(アツシくん)

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第73レース~よもやま話~

【カフェテリア】

 

 

アルダン「ふふっ、全員集まるのは、やはりいいものですね。」

エース「あぁ、トレーニングの事とか色々話したいしな。」

シュヴァル「……そう、ですね。」

テン「……ですが、どちらかと言うと…トレーナー様の事が中心では無いでしょうか。」

 

その一言に、みんなが口を閉じた。

エース「…っぱさ、ウチのトレーナーって…その…かっこいい、部類だよ…な」

アルダン「そうですね。」

シュヴァル「……アルダンさんから、逆スカウトもされた事があるって聞きました。」

テン「…当然です、私たちのトレーナー様ですから。」

 

エース「……ホント、テンは従順って言うか…。」

テン「トレーナー様の為なら、この身を捧げても…。」

シュヴァル「……え、それって……っ…///」

アルダン「深読みしすぎですよ、シュヴァルさん。」

 

テン「……皆さまも、そういった気持ちはおありでは…。」

アルダン「えぇ、もちろん。」

エース「つまり、''好き''ってことか?」

シュヴァル「……!//////」

まるで隠すことも無く、はっきりと言うエースにシュヴァルは茹で上がった。

 

アルダン「エースさんは、どうお考えで?」

エース「アタシ?……うーん、難しいんだよなぁ、トレーナー。」

テン「……と、言いますと。」

エース「なんかよ、変に肩の力が抜けすぎちまうって言うか…。

リラックスしちまうんだよな、いつも。」

シュヴァル「……あの、それって安心出来るって事なんじゃ…。」

 

エース「安心?」

アルダン「えぇ、もしくは…気楽で居られるくらい心を許してるのだと思います。」

エース「……そう、か……そうか…。」

言われて気恥しいのか、エースは少し頬を赤くした。

 

テン「……やはり、トレーナー様は素晴らしいお方です。」

シュヴァル「……うん、僕も…そう思う。」

アルダン「巡り会えたことに、感謝したいですね。」

エース「だな、こうやってチームとして仲間が出来た訳だ──

そういえば、アタシらのチームって名前あるんのか?」

 

その一言に、みんなが顔を見合った。

アルダン「そういえば……聞いた事ありませんね。」

シュヴァル「……僕も。」

テン「まだ無い……と、考えるのが妥当ですね。」

エース「せっかくのチームなのに、無いのはもったいないよな

この後トレーナーにでも話してみるか!」

 

アルダン「そうですね……ですが。」

シュヴァル「さ、さっきの話は……その…内緒で……。」

テン「…包み隠さず仰ってしまえばいいのに…。」

エース「その胆力が羨ましいぜ、テン……。」

 

 

 

……………………………………………………。

 

 

【トレーナー室】

 

 

「えっ、チーム名?」

エース「あぁ、無いだろ?」

 

「……そう言えば、無かったな。」

アルダン「やはり……。」

シュヴァル「せっかくなので、名前があった方がいいかなって…。」

テン「話した結果…私たちの総意です。」

 

「……うぅーん……チーム名…かぁ。」

シュヴァル「……すぐには、決まらない…です、よね。」

テン「トレーナー様のペースで構いません、よろしくお願いします。」

 

「うん、少し考えさせて。」

アルダン「分かりました。」

エース「よろしく頼むぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

(とは、言ったものの……チーム名……かぁ)

なるべく、4人を象徴した物にしたいよなぁ。

 

「……うぅーん…何個か候補を出すか。」

キーボードを打ち込み、色々検索をしてみる。

 

 

 

シュヴァル「……大丈夫ですかね。」

テン「トレーナー様の事ですから、素敵な名前を付けてくださるはずです。」

エース「だな、万が一変な名前だったら却下するからよっ。」

アルダン「まぁ、程々に……ですよ。」

 

 

「……あ。」

1つ、目に止まった物があった。

その声を聞いて察したのか、みんながこちらに近寄ってきた。

 

エース「決まったか?」

「……ん、ピンと来たよ。」

 

パソコンの画面をみんなの方に向ける。

シュヴァル「……これが。」

アルダン「私たちの…チーム名……。」

テン「……''ジュピター''…。」

 

「あぁ、''偉大なる恩恵''と表される星だ。

強い光を放つ…大きい惑星だ。」

「……どうかな?」

 

 

シュヴァル「……い、良いと思います。」

アルダン「はい、とても素敵だと思います。」

テン「トレーナー様、流石です。機微に触れました。」

エース「よっしゃ、じゃあチームジュピター、決定だな!」




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