本当は最後のあとがきでいろいろ書きたいのですがその前にすこし...
後半から、原作には無い展開がございます。
転スラを読んだことがある人なら何となく分かるかもしれない流れですが、少し分かりにくい表現となりますので、分かりずらかったらコメントください。
できるだけ書き直します。
それとあとがきにて情報まとめますので、そちらで分かったら修正しろコメントは出来れば控えてください...(修正...大変なので... )
朝ごはんを食べ終え、僕とシオンはカイジンの工房に向かっていた
「メイル様、先程仰っていた銃とはどう使うんですか?」
「ん〜...まぁ弓と変わんないかな。でも、違うところがあるとしたら撃つのが矢より小さくて威力が高いよ」
「つまり、投石と同じですか?」
「ん〜...投石よりは強いかな...!!」
なんだか、シオンって賢そうに見えるけど...その...時々抜けてるね...?
「ですが、私が石を投げれば大抵の魔物は絶命しますよ」
「...ん?い、いやいや、いくら鬼人とはいえ女の子の、それもシオンの華奢な腕からそんな威力が出るわけ...」
「では、見ていてくださいね」
ゴウッ!!と明らかに風を切る音を鳴らして、
シオンの投げた石は直径2mはありそうな大木を貫いてなお威力を殺さず見えなくなった
「...さすがに銃にこの威力はないかな...」
「そうですか。それなら少し頼りないですね」
「うん...そうかも...」
シオンを怒らせるのはやめよう...
そんな話もありながら、カイジンの工房にたどり着いた時には僕の中で作ってもらう銃は決まっていた
「カイジ〜ン少し頼みがあるんだけどいい〜?」
「ん?おぉ、メイルの坊主じゃねぇか。珍しいなどうした。またプレゼント探しか」
「そんなに毎回プレゼントは送んないよ。今回は別の要件」
「ほぉ別の...武器でも作るのか?」
「正解!!ちょっとあるものを作って欲しくてさ」
「...最近坊主が戦いを学んでるって噂はマジだったのか...別に作ってやっても構わねぇが、リムルの旦那に叱られんじゃねぇか?」
「そうかもしれないけど、僕だって戦えるもん!!
それに、リムルと肩を並べて戦いたい!!」
「って言っても、剣は振れなかったんだろ?一体何を作るってんだ?」
「んとね、カイジンは知ってるかもしれないんだけど銃っていうのを作って欲しくて...」
「銃...?あぁ、確か東の帝国が作ってるっていうのを聞いたことがあるな...なんでそんなもんを?」
「...た、たまたまリムルが知っててさ!!それを覚えてて〜...それで、剣で戦えないなら銃で戦おうかなって!!」
あ、危ない...この世界にも銃はあるんだ...
それにしても、どんなのがあるんだろ...
銃社会じゃない日本でさえ熊とかを倒せる銃があるんだし、物によってはみんなが危ないよね...
「その銃ってさどれくらいの大きさなの?
僕リムルから詳しくは聞いてなくてさ...」
「ん?あぁ...確か、手のひらサイズだったな。片手で使えるらしい。まぁ、使い方は知らないがな」
「そうなんだ〜...」
つまり、東の帝国?って国が持ってるのはせいぜい
ふっふっふ、それなら問題ない。
普通、日本人で銃に興味がなければ銃の名前くらいしか銃知識はないだろう。
ただ、僕は前世で軍人オタクの友人がいたおかげで軍事関係の武器の話は第二次世界大戦までのなら間を開けず答えられるくらいの知識があったのだ!!
そして、そこにお姉ちゃんの力が加われば...!!
「こんな感じの銃なんだけど作れるかな...?」
僕は木片にスラスラとグロックという銃を描く。
これは戦争で使われた銃ではなく、1970年〜80年代より軍用製品の製造をになっていたGlockという会社の銃で、気温の変化に強く、泥炭地に10年以上埋まっていたグロックが掘り出されてすぐに発砲できたという話があるほど頑丈な銃だ。
一応他にも考えたが、中〜近距離ならこれが持ち歩き安くて軽くて丈夫な分いいだろう
それと、まだあと2つ頼む予定があるのでサラサラと銃の見た目と構造を書いていく
「この3つを頼みたいんだけど...どうかな?」
「こりゃぁ...すぐには無理だが、作れなくはねぇぞ。
ただ、ガルム達の手も必要だな...」
「だいたいどれくらいで作れるかな...?」
「んん〜.....ものにもよるが、3つだからな...早くとも1週間はかかると思うぜ」
「そっかぁ...じゃあリムルが起きてすぐに見せるのは無理だね...」
「いや、最初のこいつだけなら間に合うと思うぜ。」
「え!!ほんと!?」
「あぁ。ただ、こいつは時間がかかるぜ。構造が複雑だからなぁ...」
「うん、それはかかると思ってたから大丈夫
じゃあ最初のグロックだけ初めにお願いしていい?」
「おう。任せときな!」
ふふ、何とか銃の製作のお願いを取り付けられた♪
あとは完成を待つだけ...ってあれ?
そういえばシオンどこいったんだろ?
「シオ〜ン?」
「メイル様、こっちですよ〜」
と、工房の奥からシオンの声がした
勝手に奥入っちゃったの!?色々弄ってないといいけど...
そう思って急いで奥に行ってみると...
「シオン、勝手に入っちゃダメだよ」
「メイル様、ご覧下さい!すごいですよ!!」
「おぉ、あなたは確か...」
そこには黒髪の鬼人、
「そっか、そういえばクロベエはここで働いてたんだったね。
どう?まだ一日だけど大丈夫?」
「問題ないだよメイル様。ここは働きやすし、カイジン様も話しやすくて楽しい職場だべ!!」
「そっか!!それなら良かったよ!!なるほど、それでここにシオンが来てたんだ。...ところで何がすごいの?」
「これです!!この刀、クロベエが打ったものなんですよ!!」
そこには、数本の出来上がった刀が鞘に収められ並べられていた
「...抜いてみていい?」
「構わねぇべよ。むしろ是非見てくれ!!」
「うん、じゃあ失礼して...わぁ...!!」
鞘から刀身を引き抜くと、素人の僕でもクロベエの腕の良さわかるほどに美しい刃が姿を現した
真っ直ぐに伸びる綺麗な直刀。
刃には歪みひとつなく、部屋の中を照らす日光をキラリと反射している。
「...凄い...」
言葉を失うとはこういうことを言うんだろう。
その刀を掲げ、まるで宝石を眺めるように刀身を眺め続ける。
これほど綺麗な刀を僕は振れない。
そう思うと悔しく、悲しかったが、それでも目を離そうと思えないほどにその刃は美しかった
たっぷり数分間眺めたあと、僕は静かに刀を鞘に戻し、クロベエに向き直る。
「...とっても綺麗だった。いい腕だね、クロベエ...!!」
興奮止まず、声が上ずるのを必死に抑えながらクロベエに絶賛の言葉を送る。正直もっとちゃんと伝えたいけど、今の僕にそれほどの語彙力はない
「そうでしょう!!クロベエは我がオーガの里1の刀鍛冶ですよ!!」
「いやいや、オラなんてまだまだだべ。里にいた師匠達の方がずっといい腕だったべよ。」
「...それは、惜しい人を亡くしたね。」
「んだ。だども、技術は全部オラに授けてくださった。
オラは戦えねぇが、せめてこの技術だけは絶やさず後世に残すだよ。」
「うん!!絶対残そう!!こんな綺麗な刀が無くなるなんてもったいないもん!!」
僕はクロベエの意見に同意の意を示し、その上でクロベエにある頼みをしてみる
「...クロベエ、少し頼みがあるんだけど...」
「なんだべか?」
「...俺に、ある武器を作って欲しい...その絵を今から描くから、出来ればそれに近いのを」
「そういえば、メイル様は自分の武器を作るために来たんだったべな。一体どんなもんだべ?」
「私も気になります!!銃...?っていうのは見れなかったので、今度は私もみます!!」
クロベエとシオンに問われ、僕はまた木片にサラサラとあるものの絵を描いていく。
絵が完成に近づくにつれ、シオンは目を輝かせ、クロベエは首を捻った
そして完成すると...
「実に素晴らしい小太刀ですね!!」
「小太刀...なんだべか?なんだか形が違ぇし、このガタガタの部分も気になんだべが...刀というよりクナイに若干似てる気がするだよ」
シオンは絶賛し、クロベエは疑問を投げかけてくる。
「シオン残念。これは小太刀じゃないんだ。
これはナイフ...ただし、ただのナイフじゃない。
これはコンバットナイフ...クロベエの言うガタガタの部分はわざと段差が着いてるんだ。」
そうして僕は、クロベエ達にナイフの説明をしていく
刃渡り、丈夫さ、選んだ理由、そして段差の理由
「そ、そんな利点が...!!」
「ナイフなのにこの段差を使えば刀をへし折っちまうだか...!!!そりゃ確かに近接武器でも侮れねぇだな...!!」
段差の理由は諸説あるが、1番はナイフ戦などで段差部分でナイフを受けた場合、そのまま相手のナイフを折る、または刃こぼれを狙ってつけられららしい。
刀は刃こぼれでも十分脅威となるし、もし折ることが出来ればアドバンテージとなる。
さらに、僕の主力は銃なので距離が取れれば儲けものなのだ。
「...そういう理由だけど...作れそう?」
「...面白いことを考える人だな...ここまですげぇものを頼まれて断ったらオラは刀鍛冶をやる意味はねぇだよ!!この依頼お引き受けさせていただくだ、メイル様!!」
「...うん。楽しみにしてる、よろしくねクロベエ!!」
「んだ!!」
こうして、僕は新しい武器を手に入れる準備ができた。
そのため、僕はこれからほかのことをするために1度自分の家に向かった...
「メイル様、次は何をなさるのですか?」
「ん〜...シオン少し付き合ってくれる?」
「はい。問題ありません。」
「じゃあ少し着いてきて」
着いてくるシオンに答えを濁しながら答え、リムルと共同で使っている家に着くと、扉にかかっている看板をひっくり返した
【現在、緊急時以外立ち入り禁止】
これは、僕とリムルが大事な話をしてる時にみんなが間違って入らないようにする時に使うものだが...
今回は用途が違う
「ん?何をしたんですか?メイル様」
「少しね...ねぇシオン。大事な話があるんだ」
「は、はいなんでしょうか!!」
「...シオンってさ」
「僕のこと嫌いだよね?」
「...え?」
「僕の勘違いだったら悪いんだけど...シオン、僕のこと嫌ってない?」
「...な、なぜそう思ったのですか?」
「...初めて会った時に薄っすら思っただけだったけど、昨日と今日一緒にいるうちにそう思ったんだ」
「.....」
「...否定、しないんだね。まぁいいよ。気づいた理由は、何個かあるけど...1番初めに思ったのは最初に言った通り初対面の時、シオン僕と目があって仕掛けようとしたけど、僕が止めたらすぐにリグルの方に行ったでしょ?その時に睨まれてたからさ。嫌われてるとは思わなかったけど...その時に好感度低くなったかなって」
「............」
「多分だけど鬼の本能か魔物の共通ルールが理由かシオンの性格上なんだろうけど、弱者を上って認めたくないんじゃない?僕と2人の時はあまり笑わなかったけどベニマル達がいた時は笑ってたもんね?」
「...そうです。何か問題がありますか?」
「ううん。ないよ。
そう思われてるっていうのを気づいたからその事についてちょっと聞こうと思ってさ。なんでシオンは僕のこと嫌いなの?」
「...そんなもの、強くないから以外に理由はありません」
「力がないと、敬語使うのもムカつくかな?」
「...はい」
「そっか、じゃあ付けないでいいよ」
「え...」
「無理して僕に関わらなくていいし、無理に敬語使えとも言わないよ。」
「な、何故ですか?メイル様は、実力は私より下でも立場は上です!何故そんな...」
「ん〜...言ったと思うんだけど、僕は結局主代理だからさ。実力はこれからだし、立場が上って言ってもリムルが居てこその地位だから。」
「な....ぁ...」
「だから、無理に敬語使わないでいいよ。気に入らないなら、そう言ってくれて構わない...ただ、寂しいから無視とかはしないで欲しいな」
この人はなぜ、私を叱らないんだ...?何故処刑しないんだ...?
私は今、叱責所か処刑されてもおかしくないことを話しているはずだ。
魔物の間での暗黙のルール【弱肉強食】
それを守れないというのは、ただの我儘でしかなく、更にそのわがままを言ってる相手が同格兄妹である主の弟様だ。
分からない...私には、分からなかった
「...なんで、無視されたくないのにそうやってわざわざ呼び出して、敬語を外していいとか言って...命令すれば、いいでしょう...!!」
「...だって、それじゃ変わらないでしょ?」
「...今も、変わらないでしょう...!?」
「うん。だから、これからシオンからの印象を変えてみせるよ」
「...は?」
「これから強くなる。そうすれば、少しはシオンからの評価は変わるでしょ?今回のオーク達との戦いでそれを見せるから...それまではシオンが僕を嫌うのも構わない。だから、戦いを見てもらって、認めてくれたか改めて聞くよ。」
「...」
この人は...この人の強さは...
「それまで、少しだけ待ってくれる?」
「...勝手にすればいいです。」
この心の大きさが、この人の強さなんだ。
...主と認めるには、実力は足りない。
ただ...少しだけ、少しだけこの人の器の大きさに甘えたい。
その間はこの人の温かさを、受けられている気がするから
その間は、この人が居なくなることはないと思わせてくれるから
あとがきです!!
最後の展開に関しましては、原作(書籍)にて描かれていたあるストーリーに合わせました。
これは襲撃編移行描かれていたのですが、シオンって襲撃編まではリムルの人間を殺さないなどのルールに不満があったみたいなんですよね。
理由は魔物の間にあるルールの弱肉強食で、
弱い人間や、自分より立場が低いやつを何故殺してはならないのか...みたいな感じだったみたいなんですね。
ただし、リムルは強さを見せつけてベニマル達を仲間にしたので従ってました。
ただし、メイルは弱いのでシオンはあまり尊敬していないし、なんならリムルの威を借るメイルになってたんですね。
なので、嫌いだったけど、リムルの弟だから丁寧に接してたと。
ただ最後の会話で、強さは認められないが心の広さや寛大さは認めた。という形になりました。
なので、今後、リムルの前では敬語ですが、個人的に話す場合は敬語が外れたりします。
分かりずらい表現で申し訳ありませんでした。
今後のふたりの関係性の変化も見てくれると嬉しいです!!
では、今後もよろしくお願いします!!
長文失礼しました