注意です!!
今回、最後の方にリムメイのイチャイチャ(若干BL(?))が含まれます!!
苦手な方は最後の10行ほどを読み飛ばしてください!!
後あとがきがやかましいです
獣王国ユーラザリアからの使節団受け入れの準備を整え、今僕らは、
カリュブディス戦でも活躍してくれたこの道は、今や多くの商人や馬車の行き交う外交には必要不可欠の道へと変わりつつあった。
そんな道をよく見ると、遠くから少しづつ馬車の影...いや、引いてるのが虎なので虎車かな?
とにかくそれは近づいてきていた。
その手綱を握るのは獣人...それも、あのフォビオと同じ格好だ
おそらくあの馬...虎車が獣王国ユーラザリアからの使節団だろう
「初めまして
そして、僕らの少し手前に虎車は停車すると、中から和服...あれは旅僧侶とかの服かな?を来た美人さんが出てきた
話を聞けばフォビオと同じ獣王戦士団の三戦士の人らしい
良かったぁ、フォビオ以外はまともそう...
なんて思っていたら、そうそうに事件は起きた
突然乱暴に虎車の扉が開いたかと思うと、
獣王戦士団の三戦士の最後の一人、白い髪が綺麗なフォビオより少し小柄な女性がでてきた
言動は...まぁ、少し乱暴。
それだけなら良かったけど、なんと勝負を持ちかけてきた
そのせいで、ユーラザリアからの使節団で1番弱いらしい人と、たまたま同席してたヨウムが戦闘を始めたのだが...
「下っ端にやらせて高みの見物かい?俺の相手してくれよ王子様よ」
「王子...?うちにリムルの息子はいないけど...」
「いやあんたのこと言ってんだよ」
そう言ってスフィアと名乗った白髪の美少女は僕にまで喧嘩ふっかけてきた
それにまずい...勝てなくはないだろうけど、確実に大怪我させる...せっかく来てくれた使節団にそんなことできないし...うーん...
「おいおいまさか戦えねぇとか言うのか?
国主の弟だって聞いたのによ、それじゃあ兄である国主の実力もたかが知れてんなぁ!!」
「よしわかった、やろう。」
関節部分に弾丸喰わせて動けなくしてやればいいでしょ
こっちには奥の手もある
何よりうちの兄の侮辱は許しません
「戦うのは構わないけど、勝ったらリムルのことバカにしたの、謝ってもらうからね」
「ふん、もう勝った気か!!俺はフォビオなんかとは違うぞッ!!」
速いっ...けど、ハクロウの動きの方が早いしゲルドの方が重い。手数もベニマルの方が上、狙いもガビルの方がちゃんとしてる。
魔王ゲルドと対峙してから数ヶ月。
時間があればいつも誰かしらと模擬戦を繰り返してきた。
死なないためでもあるし、実力をつけるためでもある
でも何より...
「避けてばっかでどう勝つんだよ!!王子様ァ!?」
「回避も立派な戦術だよ」
体術を使わない僕からすれば、回避してできた相手の隙はイコールで必殺に繋がる
スフィアの猛攻を避け続け、それを見つけた
顎を狙った強烈なアッパー...でも、避けちゃえば隙でしかない。傷つけるのは気が引けるし...
僕はその一瞬で腰にかけてあるモノに手をかける
素早く引き抜くと同時に、白銀の軌跡はスフィアの喉元スレスレで止まると、それを見たスフィアは大きく飛び退いた
「...ナイフか...!!」
「体術や剣は苦手でね。当てないから安心してよ」
「舐めんなッ!!俺は誇り高い獣王戦士団三戦士の一角、
「
大振りが無くなった代わりに、細かな動きを繰り返すスフィア。
さながらプロボクサーの
とはいえ、狙いもわかりやすい、フェイントもない、目で追える、流せない威力じゃない。
スフィアには悪いけど、寸止めで止まれないなら銃を引き抜かざる負えない。
さっきから観察するようにこっちを見てるあのアルビスって人の目も怖いし、そろそろ無理やりにでも終わらせてもらうよ
「最後の警告、降参しないなら怪我するよ」
「はッ!!おもしれぇ!!やれるもんならやって見やがれッ!!」
もう!!止まってよ!!
怪我させたら印象悪いでしょうが!!
僕が怪我すればリムルが怖いし、ここは引き分けにしておいてよ!!
僕の感情とは裏腹に、攻撃が速度を増し、重くなってきている
無理をしてそうしているかと思い彼女の顔を見てみれば、口には笑みを浮かべ、その瞳は未だ燃え盛る闘争心が炎となって燃え上がっていた
興奮すると戦闘力が上がるとか、どっかの戦闘民族かよ..!!
本当は嫌だったけど...奥の手を使わせてもらう!!
覚悟を決めた僕は腰に手を回し、拳銃を引き抜いた
銃口を向けると、当然スフィアはそれを防ごうと僕から銃を奪い取ろうとする。
まぁ、さっきナイフを見せたばかりだ。当然だろう
でも、本当の狙いは...
「捕まえた」
「うぁ...?!//」
銃を奪い取るってことは、それだけ引く力が必要になる。
それを逆手にとって、僕は銃を構えると同時にスフィアの足元を【
それでひっくり返るスフィアを抱き上げ、それと同時に支える為に方に回した左腕にナイフを持たせ、首に触れるギリギリに持ってきたのだ。
「僕の勝ち、だよね?」
「...勝負ありですね。それまでです!!」
スフィアに聞いたつもりだったんだけど、どうやらアルビスさんが止めてくれたみたい。
何とか勝ててよかった。数ヶ月間、流し技と回避の練習を繰り返した甲斐があったね
これで体術...それも、柔道とか空手とかが出来ればもっと戦い方に幅もできるんだろうけどね...
どっかに師範代的な人いないかな...
「大丈夫?足捻ったりとか...」
「し、してねぇから下ろせ...!!//俺にこういうのは...似合わねぇ//」
「..?そうかな。三戦士って言っても、スフィアさん可愛いんだし似合うんじゃない?」
「...わーったから...とにかく下ろせ...//
部下の手前メンツが立たねぇ...//」
男勝りではあるけど、髪とか綺麗だしいいと思うけどなぁ...
「メイル」
「ん、あぁリムル、ちゃんと勝ったよ!!」
「あぁ...それはいいんだが...」
ん?今ちらっとスフィアを見た..?
...あっ!!しまった謝ってもらってない!!
「スフィア〜!!約束通りリムルをバカにした件謝ってもらおうぞ!!」
「ちょ、そっちじゃな...」
なんかリムルが言ってた気もするけど、スフィアもちゃんと謝ってくれたし、これからは仲良くして行けるといいなぁ〜。
俺たちは、メイルの戦いを見ていた。
もう少しでシオンが参戦するところだったけど、何とか踏みとどまったり、メイルの回避術に驚いたり、メイルの勝利にみんなして声を上げたりした。
...ただ、1番驚いたのは...
「そうかな?三戦士って言っても、スフィアさん可愛いんだし似合うんじゃない?」
この言葉を聞いた瞬間、シュナとシオンからおっかないオーラが漏れ出てたのを俺は見逃さなかった...
メイル...お前、顔いいんだからやめろって...
それに、婚約とかまだ早いぞ!!
お兄ちゃん許さないからな!!
婿入りなんて許しません!!
するならせめて
...俺もうメイルのことブラコンって言えないかも...
メイルとヨウムが決闘を終わらせた後、俺たちは使節団の人達を温泉に案内し、宴会を開いていた
「温泉、満足してくれたか?」
「リムル様...えぇ、我が国ユーラザリアにも、これほど大きく立派な温泉はありません。とても気持ちよかったですわ」
「俺は、温泉よりも酒だな。特にこの林檎の果実酒は美味い!!俺たちにも流して欲しいくらいだ」
「あぁ〜...リムル、林檎の果実酒って確か...」
あ、やっぱり畑とかよく手伝いに行くメイルはわかるよな
「あぁ、まだまだ生産数が少ない酒だ」
「ごめんねスフィア、果実酒はここにあるので全部みたい」
「こんな立派な国なのに、酒は少ないのか?」
いやぁ、麦から作るタイプのビールだったり、コメから作る純米酒とかなら量があるんだが、果物の生産は...
「うちは米とか麦は沢山育ててるけど、果物はあまり作ってないんだ。だから、果実酒は生産量が少ないんだよ」
「ふむ...でしたら、我が国ユーラザリアから果物を流しましょう。」
「そりゃあいい!ユーラザリアの果物は美味いぜ。うちの特産品だからな」
「それは嬉しいけど...いいの?うちはまだまだ特産品って呼べるものは無いよ...?」
実際そんなものは無い。強いて言うならポーション辺りだろうけど、まだまだ出回ってないし...
「構いません。その代わり...」
ん...?...あぁ、なるほど
「その果物で果実酒を作って、そっちに回せばいいんだな?」
「さすがリムル様、話がわかるぜ」
「それなら、ちゃんとどれくらい回すのかとか話し合いを...」
メイルは真面目だな。
こういうのは酒の勢いで何とかなるもんだ!!
とはいえ、怖いし俺達にはわかんないからな。
こういう時はプロの出番だ
「なら、コビーくんを呼んでこよう。」
「あぁそうだね!!待ってて呼んでくる!!」
「...コビー?」
「あぁ、コボルト族の商人だ。こういう場面ならそういうのに長けてる彼の方がいいだろ」
「詳しいことはそっちに任せる。俺は美味い酒が飲めれば満足だ」
おいおい、それはいいのかよ...
ボッタクられるとか思わないのか...
いや、報復とか考えたら一介の商人がする訳ないし、心配するわけないな
走行しているうちにメイルがコビー君を呼んできてくれ、話は円滑に進み、魔国連邦には獣王国ユーラザリア産の新鮮な果実が沢山送られることとなった
少ししたら、カクテルとかワインを作るのも考えてみるかな!!
そうして、しばらく滞在していた使節団は数日後に自国に帰って行った。
とはいえ、帰ったのは護衛の戦士や三戦士たちであり、技術を学ぶために多くの獣人は未だ残ったままである
そんな中ではあるが、ベニマル達が帰国すると同時に俺にはお仕事が舞い込んできていた
それは、武装国家ドワルゴンからの招待状だ
ドワルゴンとはお互いに平和条約と同盟を結んでいるが
正式にあっちにお呼ばれしたのはこれが初めて...つまり、向こうからすれば他国の王様が尋ねてくるという一大事なのだ
これは行かないといけない...その為、俺は早速シュナとメイルに声をかけていた
理由はひとつ。側近として着いてこれる人数が2人までだったからだ。
メイルは今回国主代理であるため見送られたようだが、メイルも立派なこの国の代表だ。どうせなら一緒に行って見学だけでも...と思ったのだが
「嫌です!!私だけお留守番なんて我慢できません!!うわああぁぁぁん!!」
「お、落ち着けシオン!!」
...とまぁ、この問題児のわがままが理由で、同行するのはシュナとシオンになり...
「あ、あのメイルさん...?」
「なに」
「離してくれない...?」
「やだ!!」
...と、今現在会えなくなるからという理由で布団の中で捕らえられてる訳だが...
「ならせめて人型に...」
「恥ずかしいからダメ!!」
「ぶ、分身体は...」
「リムルじゃないもん!!」
どうやら今回は駄々っ子が収まらないようだ...
仕方がないので、今日はこのまま寝ようと思う...
まったく...どうしてうちの連中は可愛い顔して問題児が多いんだ...
リムルが頭を抱えてるとは露知らず、僕はベッドでリムルの頭もといスライムボディを抱きしめていた
普段なら腕に収まる程度のサイズだが、今は大きくなって貰っているので両腕で抱きしめるのがギリギリで、大きいから腕だけでなく足でも抱きしめている
本当は人型のリムルに抱きつきたいけど、恥ずかしいし起きた時びっくりするから今回はスライムボディで我慢してる
別にシオンを咎める気も、リムルを怒る気もない。
シオンの気持ちはわかるし、リムルの考えもわかってる
シュナがいないと服や立ち振る舞いがわかんないし、外交官としても優秀なシュナを連れていくのは当然だと思う。
だから必然的に僕がメンバーから除外されるのも...
でも、頭がわかってるからって心まで着いてくとは限らないから今こうなってるのだ
「...リムル」
「はいはい、どうした?」
呆れたようにか疲れたようにか返事をするリムル
今は忙しい時期だし仕方ないけど、僕が忙しくしてる面もあるから少しはリムルを休ませたい。だから
「...ドワルゴンに行くまでの仕事全部僕が変わるから...ゆっくりしてて...その代わりちゃんと出来たらいっぱい褒めて...」
表情は見せない
恥ずかしいから
リムルの顔も見れない。
気づけば、人型になってる
「メイル」
優しく呼ばれて、顔を向けずに返事をする
ふわっと、暖かく優しい香りが鼻腔をくすぐる
「ありがとうよ。お言葉に甘えてしばらく休む。
無理ない程度でいいから、頼むな。その代わり...
今日くらいは、いっぱい甘やかしてやるよ」
心臓が、高鳴る
そういう意味じゃないのはわかってる
でも...こういうのいいなぁって...嬉しい感情が込み上げてくる
だから、僕もリムルに腕を回して
「リムル、大好き」
「あぁ、俺も好きだよ」
あとがきです!!
リムルとメイル君は別にデキてませんからね!!
そういうIFが見たいとの要望が多ければ描きますけど!!
いやまぁ思いましたけどね
メイル君キスしちゃいなよ、好きっていいなよ!!って
でも2人は...兄弟なんだよ...!!
これは原作準拠...リムルとメイルくんをくっつける訳には...訳にはッッッ....!!!!
いかないんだッッッッ....!!!!
えぇ〜戦闘につきましては、メイルくん強くなってません!!
回避と流すのがが上手くなっただけです!!
変わらず戦闘力中学生〜高校生なのでご安心を!!
振れ幅?
ん〜....気にするな!!次回もお楽しみに!!