TALES OF XILLIA -新たな主人公- 作:ハクハクモン
『ーーーーーー』
どこからか声が聞こえた。微睡みのなかを漂う俺はそれに耳を傾ける
『ぼーーーがーーーるかい?』
声は子供らしさを感じさせるほどに幼いように思える。一体どんなやつが語りかけているのかーーー
『お願ーー僕のーー聞こえるなーーーを…!』
…なんだか切羽詰まってる感じだ。だから早く返事してやってくれよ誰かさん
『返事して……いの…君だよ。僕は君に語りかけ…るんだ』
…ん?俺に…か?
ゆっくりと瞼を開くと、そこにはとても現実とは思えない空間が広がっていた。
黒い靄が蔓延るなかに浮かぶ幾つもの大きな歯車に囲まれた足場。それを支えるかのように蹲っている赤ん坊…?
そして一段と目を引くのはダイヤル錠のようなこれまたデカイ物体だ。これ見よがしに『すごいものが入ってます』ってオーラがプンプンするんだが…
『やっと僕の声が届いたんだね。よかった』
そう誰かが安堵したような言葉が聞こえたので、そちらに振り向くと……素っ裸の少年がいた。
いや、裸は裸なんだが肝心なところは見えていないから安心して欲しい
『初めまして、だね。僕はーーー』
「大精霊オリジン…だろ?」
名乗りを遮り相手の名を当てると彼は驚きもせず、むしろこっちがオリジンーー自分を知っていることに安心した様子だった
『ふふ、僕たちの世界を『何度も観ていた』んだから、僕のことは知ってて当たり前だよね』
わかっていた、と言うようにオリジンは笑った。現実において俺は『TOX2』を何度もプレイしていたからオリジンを知っているのは当然だ。あの作品は本当に面白いからね
「…だけど、何で俺をこの世界に呼んだんだ?まさか現実で死んだからとかじゃあ…」
『君がこっちに来たい、って願ったからだよ』
なんてこった…!転生ならまだしも、願っただけで行けるものなのか。さすがオリジンだ
『…ただ、無償でっていう訳にはいかないんだ』
オリジンの所業に感心していたが、やはりそう美味い話はないか。これが小説とかなら問答無用で最強になったりするんだけどな
『難しいことじゃないよ。君の「選択」を僕に見せて欲しいんだ』
「俺の…選択?」
そう聞くとオリジンは頷いた。はて選択とはどういうことか、と思っていると互いの間に其々青と赤の光を発するサッカーボールサイズの光球が現れた
「これは…?」
『君がこれから歩もうとする「道」そのものだよ』
『道』か…まあ大体の予想はついている。青の光からは『彼』の、赤の光からは『彼女』のイメージが流れてきているのだ。これは俗にいう『ルート選択』というやつだろう。
さてどちらを選ぼうか……
久しぶりに原作やろう
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ただ普通にやるのもつまらない
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じゃあ小説書きながらやるか
…という理由で初めて書いてみました。
拙い、もとい下手くそだとは思いますが少しでも暇を潰すことができれば幸いです