※10/28 一部文章を修正しました。
ダイジェストな幼少期
やあ!僕の名前は禪院誠、5歳!実は転生者で、この世界が呪術廻戦の世界だということを認識しているんだ!
つまり高確率で死ぬ。クソが。
そして名前から分かるように、あの禪院家に産まれたんだ!
つまり真希ちゃんに殺される。クソが。
取り敢えず自衛できるように強くなって、原作が始まるまでにお金稼いで海外逃亡するのが目的だよ!
生まれた頃から説明するとすごく時間が掛かるから五歳まで一気に時間を飛ばすよ!
でもいきなりだとみんな困ると思うから、まずはダレないようにかつテンポよく、これまでの人生をダイジェストに見せるよ!
僕 爆誕
↓
一歳 呪力操作の特訓!
↓
二歳 呪力操作の特訓
三歳 呪力操作の特訓・・・
四歳 呪力操作の特訓と格闘技の勉強
五歳 術式の判明←今ここ
順を追って説明するね!呪術廻戦はゴリラ廻戦と言われるほどフィジカルが重要な世界。だから肉体を鍛えようと思ったんだけど、赤ん坊の体じゃ無理。だからせめて、強くなるのに必須な黒閃を習得するため、三年間呪力が綺麗に流れるように頑張った!でも特訓姿を見られてしまって「この子は天才だ!」とか言われてもてはやされたよ!
触るな屑共。
次に四歳で格闘技の勉強!激しい運動はできないけど動きを真似ることはできるからね!周りからは相伝術式を願われてるよ!
冗談じゃねえ勝手に期待すんな。
そして来たる五歳、僕は十種影法術の術式を持っていることが判明した!
・・・判明してしまった。
嘘やん、俺原作に顔すら出てないモブなのに、なんでよりにもよってその術式なの?直毘人のおじさんが「でかした!」とか言って大喜びしてるし、周りは嫉妬の目で見てくるしでてんやわんや。命を狙われる生活が始まったよ。クソがっ!!!
原作始まる前に殺されるとかマジで笑えないので、取り敢えず直毘人を通してまだ禅院家にいた甚爾を呼び出して格闘技の師匠にすることに成功させたぜ!
「甚爾さん。俺を強くしてください。足舐めます」
「・・・頭おかしいのか、こいつ」
これが俺と師匠の運命の出会いだぜ!
それから何年か経ち、師匠にぼこされながらも肉体を鍛えていたり、襲ってくるドブカスを撃退していたある日、直毘人、面倒だから爺さんでいいや。爺さんに呼ばれたら、なんか五条家に行くらしい。だから行ってらっしゃいって言ったら「お前も行くんだ」と言われて連行された。なんでや!
五条家の人達となんか色々話してたんだけど、途中から自分の息子自慢大会が始まった。クソダリいなあと思ったから目を盗んで抜け出してやったぜ!
そうして縁側を歩いているとある事に気づく。あ、これ二次創作でよくある五条悟に興味を持たれるイベントだ、と。
これは仮定の話だが、もし五条悟に興味を持たれ、仲良くなった場合、俺は海外逃亡しづらくなるのではないか。
ほら、よくあるではないか。五条悟の好感度を上げ過ぎた結果、「お前を逃がさない!」的なあれ。
まあ、冷静に考えたら子供時代の五条悟に興味を持たれる要素持ってないんだが俺。大して強くないし、呪力操作もまあまあ。それに見た目もぱっとせえへん。勝ったながはは。
まあ念のため、俺は庭の端にあった池の傍にしゃがんだ。ここなら目立たないだろうし、何より時間を潰せる。金魚がすいすい泳いでる。
はあ、金魚がうらやましい。何もせずともご飯が降ってきて、命の危機におびえることもないのだから。俺は毎日しごいてもらって命がけで鍛えているのに・・・。
死なないために鍛えてるのに、何で俺、命がけで鍛えてるんだろう・・・?
深く考えないようにしよう。こういう時は馬鹿らしくてどうでもいいことを考えるんだ!
そう、例えば・・・生まれ変わるのなら何になりたいとか!
・・・せめて、平和な世界に転生したいなあ・・・
「じゃなくて!」
人じゃなくていいんだ。動物とか、何なら物でもいい。物、物かぁ。生まれ変われるのなら・・・
「チーズ蒸しパンになりたい・・・」
「何言ってんだお前」
・・・今誰かに、声をかけられた?
ゆっくりと、後ろを振り向く。
何ということでしょう。そこには白髪の絶世の美少年がいるではありませんか!
・・・
五条悟じゃねえか!
え、なんで!?なんで声かけられてるの俺!?いや落ち着け、とにかく五条悟に興味を持たれてはいけない。なんかモブっぽいことを言ってここをやり過ごすんだ!
「お前ここで何してんの?」
おっしゃ任せろ、アイデアロール!
→99 ファンブル!! 禪院誠は混乱している!
「家に帰ってジャ〇プ読みてえなって考えてた」
これが俺と悟のファーストコンタクトだった。
多分続かない。