100万人の犠牲を払わずに世界を救う麦わらの一味 作:キラトマト
(アイツが書いてた絵みてェのも気にはなるが、まずは……!)
「ほォ……今のを避けるか!!」
竜術士のドラの火球を難なく避け、意表を突くようにその後ろに放たれた火球を"斬った"
「焔裂きィ!!」
「なっ……」
ドラはあんぐりと口を開けて驚いた表情を見せる。「へっ……」
そんな隙を見逃すはずもないゾロはニヤリと口角を上げ、刀を1本、口に咥える。
「九山八海 斬れぬ物なし……」
彼は両手に持った『閻魔』『三代鬼徹』を風車のように回転させる。それは空にいたドラを吹き飛ばし、地に着かせるのには十分だった。
「三・千・世・界!!」
吹き飛ばされ無防備になった彼に、すれ違いざまの一瞬で幾度もの斬撃を叩き込むゾロ。
「殺されたくなきゃさっさとずらかるんだな」
しかしそんな忠告など聞こえないかのように一直線でゾロに向かっていくドラ。
「てめェ……殺されたいみてェだな……だったら……」
(待て……奴は何かを書いていた……それを放り出しておれと戦ったってことは既に何かしらの儀式は完成したってことか……? だったら尚更何故逃げないんだ……? それに気になるのはドラゴンビショップって名前だ。ドラゴンってことはまさか竜を呼び出すのか……? それの為の儀式ってことか? なら何故すぐ来ねェ。何かを犠牲に呼び出す……まさか命……! なら……!)
その間約0.1秒、彼は心の中にある殺気や威圧を発散させドラに集中させる。
「なん……だ……その技は……何故最初から……使わ……」
一瞬、抵抗の意志を見せたドラ、しかしすぐにそれも無意味になり気絶するのだった。
「おれの位置がバレっからやりたくねェんだよ……」
しかし……。
「おーいゾロ~!!」
「ルフィか!!」
ゾロの放つ覇気を察知し駆けつけたルフィ。
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ロビンは田楽巫女の2人を連れて難攻不落のカポネキャッスル城の秘密の地下室へと侵入しようとしていた。敵から隠れるには敵陣にということである。
「
ロビンは手をクロスさせ扉につけられた鋼鉄の鎖に無数の腕を咲かせ、鎖を引きちぎるのだった。
「「え──────っ!?!?」」
「ふふ、どうかした?」
鋼鉄の鎖を引きちぎったロビンを驚愕の顔で見るヤーナとアォユー。
「ロビンさんすごいだ……」
「ありがとう。さ、入るわよ!」
そして、その地下室の中にあったのは……。
「嘘でしょ……これ……」
一辺が5m程ある正四面体の巨岩、その名を
「この世界は別の世界のはず……」
直後、上の方から轟音が響く。
「ヤーナ! アォユー! 絶対に外に出ないで!」
巨大な扉に腕を咲かせ、力任せに閉め、2人を奥に退避させるのだった。
「2人とも! 何か書くものと紙は無い!?」
「え、あ! あるだ! これ!」
「ありがとう!」
ロビンは急いで写しを書き取り、見張りを続けるのであった。