100万人の犠牲を払わずに世界を救う麦わらの一味 作:キラトマト
「次のクエストは、集落を2つ発見して下さ」
「あぁ? なんだそのふざけたしゃべり方は」
「こいつはそういうやつだ。我慢してろマリモ剣士」
「黙れクソ眉毛」
「では、職業ルーレット開始しま」
勢いよく回されるルーレット。矢印に刺さったのは……? ババン!
「農民だってよぉ!! てめぇにピッタリじゃねぇか田舎の剣士!!」
「チッ、てめぇにゃ関係ねぇだろうが!! それにおれは、この鎌でも戦ってやる。そもそも今回は集落見つけるだけじゃねぇか。おれは向こう行ってくる。着いてくるなよ」
「誰が着いていくか」
マップからゾロの居場所はわかると、迷子になっても大丈夫と高を括っていたサンジ。
「ってあいつ、死んでんじゃねぇか!!」
復活まであと20秒の表示が出た。
「足滑らせて崖から落ちたか?」
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一方、ゾロは迷子になった自覚もないまま迷子になりながら集落を探している道中、ゴブリンに襲われている少女を発見した。
「一刀流……
刀ではなく鎌だが、それでゴブリンを一刀両断する。
「おいお前、ここらへんに集落、知らねぇか?」
少女にそう問いかけるが、彼女が答えない。少女の腕がピクっと動く。それを見逃さなかったゾロは瞬時に後ろに飛び下がる。
「なッ!?」
しかし背後は崖、鎌に武装色を纏わせて硬化、突き刺して落下を免れようとする。しかし少女は何かをブツブツと呟きそして雷を崖に落とす。
「!?」
崖が割れてゾロは岩の下敷きになる。
「がァッ!」
死亡し、実態のない身体となったゾロは自らを落とした少女の動向を観察する。
(あの様子じゃ……一般人じゃねェな)
20秒後、体を取り戻した彼は起き上がり、再度集落を探す。丁度運良く落ちてきた岩を退ける為に近くの集落の人間がやってきた為、迷子にならずに済んだ。彼らはゾロを勇者と認識し、飯を作り振舞った。
「ありがとう。美味い」
スープを飲み、彼は住民に感謝を伝える。
(後はアイツがもうひとつ見つけるのを待つだけか……)
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「あ、生き返った。ったく……まぁあとはもう一個探すだけか」
サンジが集落を探しているとまたもやゴブリンが現れる。それを難なく足技で仕留めると、ようやく集落のような場所が見えてきた。
「見えた……!」
「勇者さんだ!! 村長! 勇者さんが来たよ!!」
一発で見分けた少年はサンジを村へ招待する。その瞬間にまたもや謎の空間にゾロ共々連れていかれる。
「クエストクリアおめでとうございま。では、質問をどうぞ」
「ちっ、質問だけかよ……てめェら一体なにもんだ?」
「未来人でござ」
そう言った瞬間にまたもやサニー号に戻される。瞬時にゾロとサンジは顔を見合せ、あれが夢でなかったことを確認する。
ゲームルール
プレイヤーに限り何度死んでも数十秒経てば復活するが、全員が死んだ状態になると現実でも死ぬ。