資料とか見ずに感覚で書いているので、本編設定とは違っても許せ。
廃墟と硝煙がサンサンとひしめく
チェルノボーグ市内
話すは、男女二人
一人は盾持ち
一人は刀使い
姿、武器違えども、体に残すはロドスの文字
「さて、どうしたものでしょう」
「まさか、あれだけの啖呵を切っておいてノープランはないだろうな、ムサシ」
「そのまさか、ノープランなのです。Aceちゃん」
「全くどうするんだ、そいつは」
相対するは、レユニオン一派
そして、その絶対的なリーダー
「愚かだな。後ろの味方のために捨て石になることを選ぶとは、どちらにしろ、遅いか早いかの違いでしかないだろうに」
「レユニオンのリーダーちゃんは怖いことを言いますネ。どちらにしろ、アーミヤちゃん達を殺させる気もありませんし、ましてや捨て石になる気もありません」
「ほう......ではどうするつもりだ」
「なあに、私たちは前に逃げるだけですよ。リーダーちゃん」
「......ジョークにしては笑えない話だな。これ以上の問答は時間の無駄だな、死ね」
「さぁて、行きますよAceちゃん。では、免許未皆伝ミヤモト ムサシいざ参る!」
こうして、未だ、戦禍燻るチェルノボーグにて
レユニオン幹部一同とロドスが
三度、激突した。
◇◆◇
ロドス専用輸送機機内
話すは、うさ耳の少女と金髪の女性
「Aceさん達は、無事でしょうか」
「無事さ。Aceだって伊達にエリートオペレーターをやっているわけではない。だから安心するんだ、CEO」
「それでも......すいません二アールさん。上に立つものがこんな弱気じゃダメですよね」
うさ耳のCEOの顔には、不安、そして疲れが見て取れる。
仕方がない、ここまでの連戦、数多くの隊員を失いここまで来た。
これは彼女にとっては、そう多くはない辛い経験であり、
これからも訪れる未来だろう。
「謝る必要はない。我々は、犠牲は多く出したが当初の目的であるドクターの回収には成功した。ロドスにつくまでもう少し時間がある。それまで機内で休んでおいたほうがいい」
「ありがとうございます。でも、私はドクターが心配なのでそちら側に―――」
そう話すと、まだ小柄なCEOはフルフェイスで表情の見えないドクターのもとに行ってしまった。
「もう行ってしまったか。休んでも誰も文句は言わないのだがな――― Ace、ムサシ、必ず......必ずだ、帰ってくるんだぞ」
窓を見れば、空は暗く、地面は赤く燃えるチェルノボーグ。
数秒目を閉じた後、二アールはこれからの作業に取り掛かった。
◇◆◇
チェルノボーグ市内
「まんまと逃げられたな......」
「申し訳ありません!リーダー!これから部隊を再編成したのちに、奴らを見つけ出し―――」
「いや、その必要はない。どうせ、奴らを見つけたところで幹部級が居なければどうにもなるまい。なによりもうすぐ天災がやってくる。潮時だな」
「幹部各員に次ぐ。撤退の用意を、当初の目的は遂行された。次に移る!」
「......」
「どうした、W。貴様は移動しないのか」
「いや、さっきの連中が気になってね」
「......ロドスの盾使いと、妙な剣術使いがか?」
「ええ、幹部全員とあなたが居て、いいように逃げられたのですもの」
「奴らが一枚上手だったということだろう。まさか、私の攻撃を被弾覚悟で突破した挙句、隊員を盾にしながら戦ってくるとは思うまい。あまりにもロドスの信念とはかけ離れた戦いだ」
「感染者は全て救うですっけ?まあ、あれはどちらかというより私たちのやり方に近かったものね」
「―――そうだな。犠牲のない救いなどありえない。我々の道は、変わることなくこの先も変変えるつもりはない」
「そうなのね。無駄話しすぎちゃったわね。私は部下を引き連れて好きなように動くわ」
「そうか、好きにしろ。ただ目的は忘れるなよ」
「もちろんよ。じゃあ」
「ここも変わらない風景だ」
彼女らが、立ち去った後には燃え盛る廃墟、そしてすべてを破壊する天災だけが残った。
◇◆◇
チェルノボーグ郊外の廃墟にて
壁にもたれかかるは二人の男女
「いっ......なんとか生き残れたな、ムサシ」
「あはは、そうね。Ace」
「つったく、敵兵を盾にして突貫したと思えば、素手で爆弾抱えて突貫しやがって、肝が冷えたぞ。二度とやるんじゃねぇ」
「むっ、あれがあの時、最適解だったんですぅ」
まさか、味方ごと殺そうとしてくる連中が数人いるとは
このムサシの目を持っても見抜けませんでしたケド。
「まあ、そうおこるな。助けられたことは感謝している。だが、おまえを慕ってるやつもいるんだ。そう自分の命を投げるな」
「むむむ、そう言われると、反論がしずらいです」
そんな、顔で言うのは卑怯じゃないでしょうか。
確かに、無茶苦茶でしたケド
あれが一番生き残れそうでしたし、
まあ、心配をかけたのは事実ですので
「このムサシ、しかとその言葉を聞き入れました」
「そうか......まあ、体を休めたらすぐに動くぞ。まだここは敵の勢力圏内だ。それに天災がもうすぐやってくる。天災が来ればこちらも動けなるが、それは奴らも一緒だ」
「応とも!このムサシ、敵を屠るなら百や二百はまだ余裕ですとも。まあ、帰ったら、うどんぐらいは奢ってほしいですケド」
流石に、残業が多すぎるってヤツです。
おかしいですね、ケルシーに話されたときは、一般オペレーターでもできる
簡単な仕事だったハズなんですが―――
『自業自得だ』
そんな、ケルシーの声が聞こえた気がしましたが
幻聴ですネ。
「そのぐらいで、すむなら安いもんだ。いくらでも、奢ってやる。もちろんケルシーにツケだ」
「いいですね、それ!採用で。ではもうひと踏ん張り行きましょうか!」
こうして、チェルノボーグに男女二人
またしても、
曇天の下、
駆けていくのであった――――――
◇◆◇
ロドス食堂内にて
「てな感じで、大変だったのよ、ブレイズちゃん」
「よく生きてたわね、アンタ」
呆れた目をしながらも、ピコピコ耳を動かしながら話を聞くブレイズちゃんは可愛いです。
はい、異論は認めません!
「ふふふ、そこはムサシちゃんの頑張りというやつです。ずずずッ」
「まあ、とりあえず食うのか、話すのかどっちかにしたら」
「それは、もちろん話す方向で!」
「おおう、大食らいのアンタにしては珍しいわね」
むむ、それはどういうことですかブレイズちゃん。
意外と乙女なので、大食いとか傷つくんですよ!
まあ、それはそれとして
「だってぇ、ブレイズちゃん、私と違って忙しいですし。暇なときに話さないといなくなりそうですし」
「そこは、エリートオペレーターの定めって奴ね。しかし、アンタよく天災の中、帰ってこれたわね」
「なあに、降ってくる原石の一つや二つ、このムサシにかかれば、飛んでる虫を切るより楽なことです」
数個ぐらい切り損ねて、機体に当たった気もしますが、
まあ落ちなかったのでヨシということですネ。
「ふーん、ちなみに同乗していたAceは、ロドスについたらすぐに倒れたらしいけどね」
「ありゃりゃ、それはなんとも。きっとケガがきつかったんですネ」
流石、Ace大好きっ子ブレイスさん。情報が早いことで
このムサシもニヤニヤしてしまいます。
「原因は、連続的なストレスらしいわよ」
「ほにゅ?」
むむむ、流れが変わりましたネ!
「戦地に行って、ストレスで倒れる。何か、知らないかしら同乗者さん?」
ひえっ、目が笑っていない。
これ、この後お話されるヤツです。
ムサシは詳しいのでーす。
「おおっとと、そういえばこの後、ケルシー先生に呼ばれていました。では私はこれで~」
「はあぁ、逃げ足も速いことで。まったく、ケルシーなら龍門に行っていないことぐらい、誰でも知ってるっていうのに」
目の前に残されたのはいつの間にか空になったどんぶりのみ、
「どうして、感謝の一つも言わしてくれないかなぁ」
そんな、ボヤキは昼時で混雑する食堂の喧騒で、かき消されるのであった。
どうも、作者です。
この作品は、開始5分で曇ったアークナイツのアニメを見て書き始めたものとなっております。あまりにも救いがないので、危機契約の息抜きがてら書き始めた処女作となっております。普段は読専なのですが、アークナイツの2次が少ないので、自分で書くしかなかった感じなので駄文なのは許してほしい。
私語となんですが、小説書くのって難しくありませんか。今回はアークナイツという題材があったために、何とか書けましたが、これをオリジナルで書いてる人って実質無から有を生み出してるので、実質、錬金術士だと思うんですよね。そして、一日一話投稿なんてやっている人は、賢者の石むしゃむしゃして、真理の扉を開けたスーパー錬金術士なのかって戦慄しています。ぜひとも出会ったときに拝んで、力を恵んでもらいたいです。
後、作者はチョロいので感想をもらえるとウキウキで返信して、次話書いていると思います。
読んでくれて、ありがとうございました。