私の妄想に付き合ってくれて嬉しい限りです
それではどうぞ
ネットの都市伝説で聞いたことがある
『寝て起きたら数年後の全く知らない場所で、全く身に覚えのない服装をして佇んでいた』なんて話を
成る程、それは単なる都市伝説ではなく本当に起こる事だったようだ
まぁ…聞いてた話と違うと言えば
・数年後なんてレベルではなく、数十年後であった
・全く身に覚えのない服装なんてレベルではなく、最早他人の身体であった
この2点である
「いやいやいや…何処よココ…てか俺はどうなってんのよ…」
戸惑いの余り呟いてみたが、必死に思い出そうとしたら何故か記憶に残ってた
『ここは2070年のナイトシティで、自分の身体は多くの荒事専門家と同様、数々のサイバーウェアを取り付けたびっくりどっきりメカ人間である』という事が…
ナイトシティ…サイバーウェア……
ナ イ ト シ テ ィ ! ! ? ?
サイバーパンクの!!!???死ぬやん!!!!
俺さっきまで一般ピーポーよ!!!???
いや、ゲームばっかやって遊んでたから知ってるし、何なら物語を2周した位には好きなゲームだが??
しかし現実に来るのは御免被る!!!
と、ここまで半ば現実逃避のようにちょっと煙い空を見上げて嘆いていたが、そろそろ現実を直視するとしよう
今俺の右手にはゴッツイゴッツイ拳銃
そして左手には…
血塗れの札束でパンパンのジュラルミンケース
わぁいログインボーナスだぁ
死ね神様
こんなモンいつまでも公衆の面前で持っておきたくないがさてどうしようか
ここに投げ捨てるか?
ダメだ、多分最終的に然るべき組織に回収されて特定されて死ぬ
コーポから見たら端金レベルの金額ならどう扱われようがスルーされるだろうが、この金額はちょっと無視はできんだろう…
しかも電子マネーではなく現金って事はネットランナーやら何やらに追跡されたらマズいヤツだったんだろうし
持ち帰ってこっそり電子バンクに預けるしか無い
帰る?どこに?
またまた必死に記憶をひっくり返すと出てきた出てきた俺の(?)アパートの場所と、ついでに職業やら何やら
あー、
コレでまだ駆け出しの傭兵ってマ?
とりあえず行き先は決まったが、どうやらここはヘイウッドの西の端
俺のアパートはサントドミンゴ
歩いていくにはちょっとしんどい
というワケで今世のマイカーを呼び出すと、近くでクラクションが鳴った
クラクションの主はすぐに見つかった
オンボロでゲームの主人公V(ノーマッド)の持ってたガリーナもかくやという有り様のオフロードカー
俺はそそくさと隠すようにログインボーナスを積み込むとオンボロに乗り込んでエンジンを吹かした
完全に見切り発車ですが妄想を書き殴ったようなものにしては上出来だと思いたい
転生時点での彼のステータスはまぁ、何か考えときましょう
どうせ私の妄想ですし
というワケでちょっとルビコンで独立傭兵やってくるので失踪します