特撮オタクは考察好きが多い。あくまで体感だけれど。
これは平成にTV放送を開始した特撮番組、とりわけ
そんなわけで私も、考察大好きな特撮オタクである。
たとえばもともとの
それを変えようとする行動に対して、ジブリールの
このことから、どうやら決められた筋書きを覆そうとすれば、それに応じた抵抗力が発生するようだ。
タイムスリップものの
今の私は、
であれば、以降は基本的に運命に逆らわず、イレギュラーな「修正力」を発生させて状況を必要以上に悪化させることのないよう、無難に運命の日を迎え撃つ準備を整えるべきなのだろう。
……なのだろう……。
しかし、魔物に襲われている村を、救うための力を持ちながら見過ごすことなどできるわけがない。
結果として
眼前で剣の切っ先を突きつけるリヒト・グランツ。
年齢は
王立学園の先輩に当たり、その成績は群を抜いての主席である。
そこで私がふと思い出した、なにげない奈津美との会話。
「このリヒトくんがメインの
「へえー、そうなんだねー」
おそらくけっこうなネタばらしを堂々としてくるのは、どうせ私が遊ぶ気がないと思っていたからなんだろうな……。
しかし瞬間、その
「──ミハイル王子っ!?」
そして
だが、それも無理からずや。
あれは
両親とはぐれてしまい、入り組んだ薄暗い廊下のつきあたりで泣きじゃくる幼い彼女を見つけてくれた、優しくて儚げな男の子。
彼は泣き止まない彼女の手を引いて、根気よく慰めの言葉をかけながら、謁見の間まで連れていってくれたのだった。
『だいじょうぶ、ぼくがきみの騎士になって、お
……そう。どうやら第一王子ミハイルは、
それが、実は面識のある先輩だった。
その衝撃たるやジブリールの年齢問題の比ではないだろう。
「貴公──何故その名を?」
しかし事態はこちらの事情を酌んでくれるはずもなく、さらに面倒な方向へ、転がりはじめていた。