イオリと先生   作:じーYA

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推奨文字数以下ですが今の気持ちを吐き出したくて溜まらなかったのでごめんなさい。pixivにも同様のものを投稿しています。

皆さんブルアカらいぶはご覧になりましたか?私は配信参加勢として二日間張り付いていました。一日目のグッズ情報が出てきてイオリが!!!!いる!!!!しかもなにそのフリル衣装めちゃくちゃ可愛いんだけどリボンもいつものネクタイと違う雰囲気で可愛いね少し困ってる感じなのはしぶしぶやってるからなのかな?それともらしくないって先生の前に出るのが恥ずかしいのかないやそんなことないよむしろもっとイオリのいろんな姿が見たい!!!よっ世界一可愛い!すらりとした脚に白が良くはえる!最高~ー!!

って感じだったのでもう私の財布は終了なのですが二日目のゲーム最新情報のあとでアクスタが決まりましたね。風呂に浮かべます。それに周年記念のアクリルプレートのイオリは是非ご覧になってください。普段とは違う彼女の供給にもう胸一杯うそですもっと欲しい。

イベントでもドレスを着てなにやらって感じですがイオリは見た感じ着ていなかったので私が買います。着てくれ。一緒にディナーとかいこう。一生大事にしてくれそう。好き


イオリにドレスを買ってあげたい

ぱらぱらと雑誌を捲る手が止まる。

休憩室にある雑誌はどれもこれも来るたびに新しくなっている。

その中から適当に1冊抜き取り、クッションに腰掛けている時だった。

 

ふと目に止まるページがあった。

片手のコーヒーを机に置いて、捲るページを戻していずこかと探す。

見つけたのはコーディネートの特集。

なるほど。学園間の政治的にも年始というのはパーティが多い。

最近でもゲヘナのパーティで護衛としてついていたこともあった。

 

ぬるいコーヒーを片手に戻し、啜りながら特集ページを前後する。

それほど時間もかからずに見つかった。

目に留まったのは深い青、この場合は葵の方が合っているだろうか。

黒ほど落ち着いておらず、かといって派手な色合いでもない。深い色。

その色をした丈は長めで、戦闘には向かないだろう装飾を施されたドレス。

背がぱっくりと空いているため多少露出度は高めだが、色も相まって凛々しくて可愛いと思う。

 

しばらくページを開いたままにしていると、肩横からスラリと腕が伸びてきた

 

「私はこれがいいと思うな。イオリに似合いそう」

「うわっ」

 

先ほどまで眺めていたドレスを指差されて思わず声が出た。

びくついた心を落ち着かせて、チラリと横目をやると先生の姿がそこにはあった。

目線を交わして、にこりと先生が笑う。

 

「急に出てこられるとびっくりするだろ。」

「その割には落ち着いてるみたいだけど。」

「慣れたからな。」

 

ぱたんと雑誌を閉じて立ち上がる、本当は慣れてなんていない。

けど、そう言うとニコニコとちょっかいをかけてくるからイヤだ。

何の用かと尋ねると、先生は腕時計をトントンと叩く。

 

「休憩時間終わっても帰ってこないから、なにかあったかと思ってね。」

「あっ…」

 

しまった、雑誌と考え事に集中していて昼休憩の時間をオーバーしている。

 

「ごめんなさい。」

「いいよいいよ。それよりもそれ、興味あるんだ?」

 

手元の雑誌に視線を感じて、急いで棚へと戻す。

「ちがう、暇つぶしに適当に取ったのがこの雑誌だっただけだ。」

「その割には随分と熱心に読んでたじゃない?」

「それは!」

 

「そういえばこの間のパーティでもそうだったけれど、イオリはドレス着ないの?」

「…私はドレスコーデ持ってない。」

「あれ、そうなの。」

「着る機会がないからな。ないものを持っていてもしょうがないだろ。」

「ふーん。」

 

興味はある。だけどそういう場に出るのは大体トップだけだ。

委員会内で言うと風紀委員長と行政官の2名。私のような現場指揮を任されているものは滅多に出席しないし、出席したとしても護衛任務が主だから基本いつもの学園の制服だ。

 

「ほら、それよりも早く仕事を始めよう先生。」

「えぇ〜もうちょっとお話とか…」

「いいから!遅れたのは謝るから早く行こう。」

 

強引に話を打ち切って、先生を押し出すようにして休憩室を後にした。

 

***

夕方

 

「そうだ、イオリは明後日の17時からは予定あるかな。」

「特にないな、強いて言えばパトロールくらいか。」

「実は明後日XXX学園でパーティに招待されていてね。イオリも一緒だと助かるのだけど」

「護衛ってことか。いいよ、付き合う。」

「よかった、じゃあーーーーーー」

 

 

「今から行こうか。」

「は?今さっき明後日だってーーー」

「ああ違う違う、明後日用のドレスを買いに行くんだよ。もちろんイオリのね。」

「え?」

 

 

 

 

 

「…いいの?」

「いいもなにも、私が頼んだことだから、用意するのは当然だよ。」

 

「そのあとはイオリにプレゼント。これは必要経費だから気にすることはないからね。」

「…ありがと。」

「どういたしまして」

 

にこりと笑って手を取るのが、こういうところが本当にイヤだ。

なんだかうまいこと言いくるめられているみたいで。

でも

素直に受け取れない自分と分かった上で、

それでも提案してきた先生の気持ちが何より嬉しかった。

 

街へと繰り出し、ああだこうだと言いながらのドレスを選ぶ時間はとても早かった。

帰り際に手渡されて、少しばかり気分が上がっていたと思う。

 

いずれ、この服であなたの横を歩く日が来るのだろうか。

その時のドレスは何色だろうか

 

赤か、黒か、青か、ーーーーーそれとも白か。

 

浮かれた気分は部屋に戻るまで

私の心を満たし続けた。

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