【転生者は】多次元式転生掲示板【助け合いでしょ!!】   作:DestinyImpulse

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ありふれた日常の為に世界最強・決別と出会い

 

638:ありふれた転生者(仮)

あいつら、絶対に許さない!絶対に……絶対にだ!!

 

639:赤目の主人公Z

 調査から戻ってみれば……何があった?

 

640:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 ありふれちゃん、もの凄い怒りね。

 

641:炎の剣士

 ……当然ですよ。あんな事があれば……

 

642:屋根裏ジョーカー

 ああ……こんなに胸糞悪いのは久々だぜ。

 

643:マゼンタの旅路

 一言で言えば……“醜い”。

 

644:赤目の主人公Z

 凄い言いようだな。

 

645:最高最善のグランドマスター

 ……正直、説明するのも嫌なんだが。

 

646:神を薙ぐ超古代の光

 実際酷かったからね……。

 

647:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 光ニキが言うなんて……相当ね。

 

648:OCGトマト

 では、その辺の解説を主任ニキ。

 

649:SAOテイマー

 気は乗らないと思いますがよろしくお願いします。

 

650:極み主任

 まぁ、胸糞悪いのは確かだが……一度整理する必要もあるし。始めるとしよう。

 

651:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 ええ、頼むわ。

 

652:極み主任

 さて、赤目ニキとねぷネキがWCDの調査に行ってる間にありふれちゃんはオルクス大迷宮での実戦訓練に行っていた。

 

653:赤目の主人公Z

 そうだな。錬成師で非戦闘員のありふれちゃんとハジメ君を実戦訓練に連れて行くとはな。確かに不測の事態に備えて自衛の策は必要だが、タダでさえ大人数で確実に面倒見切れない状態。しかも初めての実戦訓練でだ。無能もいいところだ。

 

654:炎の剣士

 どうやら上からの指示で、騎士団長のメルドさんは抗議してくれたそうですけど、聞き入れてもらえなかったようです。

 

655:SAOテイマー

 国の重鎮達は非戦闘職のありふれちゃん達を“無能”と見下しています。そんな二人に配慮する必要なんてない、と考えているのが丸わかりですね。

 

656:極み主任

 そして、このオルクス大迷宮での実戦訓練は【ありふれた職業で世界最強】のターニングポイントなのは知っているな。

 

657:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 ええ、原作では白崎さんに構ってもらってるハジメくんに嫉妬した子悪党組の檜山がワザとハジメ君に魔法を当ててハジメ君は奈落に落ちて、魔王になってしまうのよね?

 

658:最高最善のグランドマスター

 だが、原作と同じように助かる保証も無いし、第一にハジメ君が魔王になる事をありふれちゃんは望んでいない。

 

659:神を薙ぐ超古代の光

 だがら僕達はハジメ君が奈落に落ちないように細心の注意を以て、ありふれちゃんをサポートした。

 

660:赤目の主人公Z

 …………………結果は?

 

661:極み主任

 

 おおよそ原作通りに事は進み、現在のクラスメイト達では到底敵わない魔物であるベヒモスと遭遇してしまった。しかし、我々のサポートとハジメ君の機転により錬成師の力でベヒモスの足止めに成功。後は逃げるだけの状況で…………………事件は起こった。

 

 

 生徒の一人が事故を装って二人……厳密にはハジメ君を狙って攻撃魔法を放ったのだ。犯人は勿論、子悪党の檜山だ。

 

 原作通りの展開故に我々もありふれちゃんも想定内、その攻撃魔法はハジメ君に当たる事なく無事に危機を脱する事ができた。

 

 

662:赤目の主人公Z

 …………………。

 

663:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 …………………それで万事オッケーとはならないわよね。

 

664:極み主任

 ああ。当然、仲間を背中から撃った檜山に怒り心頭。グラマスの指示の下に誘導尋問をして自白させた。

 これにはメルド騎士団長も大激怒。当然だ、そもそも彼らがベヒモスと遭遇したのは檜山が指示を聞かずに行動してトラップを作動させたからだ。それなのに恩人とも言えるハジメ君を殺そうとした。到底許せる事ではない。

 

665:赤目の主人公Z

 当たり前だ、仲間殺しは重罪だ。死刑もあり得る。

 

666:神を薙ぐ超古代の光

 勇者の仲間だとしても、何かしらの罰が降るべき……なんだけど。

 

667:極み主任

 しかし檜山は罪を認めるどころか逆ギレ。

 

「あれは間違いだ!碌な訓練を受けていない無能な南雲が勝手に射線に割り込んだんだ!」と言い出した。

 

 正直、この時点でありふれちゃんは憤怒の表情、我々もブチギレだ。

 

 

668:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 ……まさかと思うけど、そんな馬鹿げた言い訳を受け入れた訳じゃないわよね?

 

669:炎の剣士

 …………………そのまさかですよ。

 

670:極み主任

 勿論メルド騎士団長を含めた騎士団は認めなかった。

 しかし……勇者(笑)こと天之河光輝は信じたのだ。

 

『檜山はこんなに反省しているのだから許すべきだ!それに南雲は俺達が自主練をしている間も錬成師なのをいい事にサボって連携を深めようともしなかったじゃないか!勝手に前に出て戦った南雲の方に問題がある!謝れ!!』

 

 と、ハジメ君を非難した。

 

 クラスのリーダーである勇者(笑)が味方したのをいい事にハジメを非難する檜山。メルドの叱責も聞かず光輝は決して主張を変えなかった。

 

 

そして、ハジメ君への非難はクラス全体に広がった。

 

671:赤目の主人公Z

 …………………は?

 

672:極み主任

 元々、ハジメ君はクラスのマドンナである白崎のお気に入り故にイジメられていた。それに加えてクラスで密かにマドンナ扱いされていた、ありふれちゃんと恋仲だった事が重なり、良い目では見られなかったし、白崎は除くとして、ありふれちゃん以外のクラスの奴らはハジメ君を“腫れ物”扱いした。

 

 彼等はハジメ君が戦闘向きではない錬成師であるのを良い事に“無能”扱いし、イジメる大義名分にしたかったが、ありふれちゃんも錬成師で、メルド騎士団長も睨みを利かせていたから、大それた事はしてなかったが陰口は多かった。

 

 しかも、ハジメとありふれちゃんは別メニューで戦闘訓練には参加していない。一番キツイであろう戦闘訓練をしない二人に彼らは不満を募らせた。

 

673:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 でも、ありふれちゃん達の訓練だって決して楽なモノではなかったわ。

 そもそも、ありふれちゃん達は戦争に参加するとは言ってない。恨むのは筋違いよ!

 

674:極み主任

 ねぷネキの言う通り、戦争に参加するのは志願制でありふれちゃん達は参加するとは言ってない。しかし、クラスの中で参加しないと宣言したのはありふれちゃんとハジメ君だけ。クラスの奴等はそんな二人を“臆病者”と侮辱したのだ。

 

675:赤目の主人公Z

 ……戦闘のせの字も知らない糞餓鬼が!何様のつもりだ!?

 

676:極み主任

 そして戦闘訓練。

 クラスの奴らからすれば二人が“足を引っ張る”のを期待していただろう。それを建前にイジメができるからな。

 

 しかし現実は“無能”の錬成師であり、戦争から逃げた“臆病者”二人の活躍で誰一人欠ける事なく危機を脱した。

 

 クラスの奴らからすれば二人は……“邪魔者”なんだろう。

 

677:炎の剣士

 …………………オレの世界で緑谷君をイジメた奴らとコイツらは同類なんですよね。

 

678:屋根裏ジョーカー

 マジで腑が煮え繰り返る。奴らのパレスに侵入してお宝を盗み、公衆の面前で土下座させてやりてぇ!!

 

679:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 …………………赤目ニキ。

 

680:赤目の主人公Z

 …………………分かった。

 

 

 主任ニキ続けてくれ。

 

681:極み主任

 ……承知した。

 

 勇者(笑)はありふれちゃんに言った。

『南雲はこの世界の人達を救うという使命を放り出し逃げ出す卑怯者だ、そんな奴より俺と一緒にいるべきだ。大丈夫、君は俺が守るから』

 

 

 

 そしてーー

 

 

 

 

 

---------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

「妖狐、もう南雲なんかと“恋人ごっこ”をする必要なんてないんだ!」

 

 

 クラスメイトから聞こえる罵倒……メルド達騎士団が止めようとしても収まらずハジメは苦しそうに……そしてありふれちゃんこと、妖狐は顔を俯かせていた。

 

 何故、ここまで罵声を浴びなければいけないのか?こんな事なら原作通り奈落に落ちた方が良かったのではないか?

 

 そんな考えが過ぎる中、光輝の言葉が耳に入る。とても聞き流せない言葉だ。

 

「……“恋人ごっこ”?」

 

「そうだ!南雲と君が恋人なんてどう考えてもおかしい!!南雲に弱みを握られて無理ーー「……………ざけるな」ーーん?妖狐、今なんて?」

 

 

 顔を俯かせて何かを呟いた妖狐。不思議に思った光輝だが、妖狐が顔を上げた瞬間、驚愕する。

 

 妖狐は憤怒の表情で光輝を睨みつけていた。そして妖狐が左手を振りかぶる。これを見て妖狐が何をしようとしているか気づいた雫とメルドが止めようとしたが……

 

 

 

「ふざけるなぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 間に合う事なく妖狐は光輝の顔面を思いっきり殴り飛ばす。殴り飛ばされた光輝は大きく吹き飛ばされる女性陣から悲鳴が上がる。

 

 

「なんでよ!なんで私とハジメの関係をアンタに否定されなきゃいけないのよ!!日本でもトータスでもアンタらはハジメにくだらないイジメをしてきて……何が気に入らないのよ!?白崎に構われているから!?戦争に参加しないと言ったから!?どうなのよ!?」

 

 そのまま光輝に馬乗りになった妖狐は光輝に拳を振るう。これまでの光輝達の虐めや悪意に対する鬱憤が遂に爆発したのだ。涙を流しながら叫び、一心不乱に光輝を殴りつける妖狐の姿に九割の生徒は矛先が自分に向かないように距離を取り、止めようとしたメルドや雫は妖狐の気迫に何も言えず、彼氏であるハジメは限界を迎えた妖狐を見て……決断した。

 

 

「…………………妖狐」

 

「…………………ハジメ?」

 

 誰も動けない中、一心不乱に殴り続ける妖狐の腕をハジメは掴んだ。目から光がなくなった妖狐に心が痛む。ふと後ろを振り返れば、自分達が原因だと本心で理解していながらも、認めたくないのか視線を逸らしたり、睨みつけてくるクラスメイト達。一方で白崎は先程まで死にかけていたのが嘘のように、嬉しそうに自分を見つめている。大方今の光景を優しいハジメ君が暴力を振るう妖狐を宥めているとでも思っているのだろう。

 

 下手に突き放せばかえって光輝達が騒ぎ出すと彼女には何もしなかったが、それは間違いだったのかもしれない。

 

 

「…………………メルドさん」

 

「な、何だ?」

 

 不意に名を呼ばれたメルドはハジメを見て……驚いた。ハジメの表情は諦めと決断の両方が混じり合った、言葉では明確に表現できないモノだった。

 

 

 

---------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

685:極み主任

 ハジメ君は言った。

 

 

 『神の使徒をやめる。こうなった以上、彼らと共に戦うなんて不可能だ。勇者一行とも王国とも縁を切らせてもらう』

 

 誰もが驚く中、ありふれちゃんを連れて彼は街の中へ姿を消した。

 

 

686:赤目の主人公Z

 …………………まさかハジメ君が行動するとはな。

 

687:マゼンタの旅路

 ハジメ君も限界だったのだろう。それに神の使徒が仲間殺しをしたなんて不祥事を王国の連中は隠そうとする筈。勇者の言葉を支持して“無能”と蔑むハジメ君達を切り捨てるのは明白だ。

 

688:対魔忍リバイ

 俺もよく上の連中に消されそうになったから分かる。このまま帰れば勇者(笑)の言い分が通ってハジメ君達の立場が危うくなる。ただでさえ、非戦闘職で見下されてるんだ……縁を切るならこのタイミングしかない。

 

689:炎の剣士

 でも、これからどうすれば?

 

690:屋根裏ジョーカー

 今の状況で原作通りに迷宮を攻略させるのは無謀じゃないか?

 

691:鬼斬り抜刀斎

 それにクラスの奴らだって探してる。特に白崎香織は鬼気迫る表情だ。意地でもハジメ君を!って感じだ。見つからずに行くのは難しい。

 

692:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 …………………マゼンタニキ、お願いできるかしら?

 

693:神を薙ぐ超古代の光

 …………………やっぱり行くんだね?

 

694:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 ええ、このままにしてはおけないわ。

 

695:SAOテイマー

 ……もしかして、ありふれちゃんの世界に行くんですか?

 

696:OCGトマト

 それって大丈夫なんですか?

 

697:最高最善のグランドマスター

 まぁ、何かしらの事情やWCDのような次元侵略といった問題以外で必要以上に別世界に関わるべきじゃないが、ありふれはエヒトによる別次元からの拉致や侵略があるから、助けに行っても問題ないだろ。

 

698:神を薙ぐ超古代の光

 なんならウルトラ案件だしね。僕が行ってもいいんだけど。

 

699:赤目の主人公Z

 それだと過剰戦力だろ。ねぷネキと俺が行く。どう足掻いてもクラスの奴等と再会しちまうなら、戦争をヒーローごっこと勘違いしてる奴らに言いたい事が山程ある。

 

700:マゼンタの旅路

 よし、座標の特定完了。カーテンを開くぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

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874:赤目の主人公Z

 ミッションコンプリート!!

 

 

【画像*1

 

 

875:屋根裏ジョーカー

 おお!間に合ったか!!

 

876:炎の剣士

 時間が経つ度にヒヤヒヤしましたよ。

 

877:神を薙ぐ超古代の光

 二人の様子はどうだい?

 

878:赤目の主人公Z

 やはり、限界だったんだろう。俺達が信頼できる大人と分かった途端に泣き出した。

 

879:極み主任

 

・マゼンタニキの力でトータスにやってきたねぷネキと赤目ニキ。

・ねぷネキの運命を司る力で“クラスの奴らより先にありふれちゃんとハジメ君を見つける運命”を決定づけ接触。

・ありふれちゃんは別として当然、警戒心MAXなハジメ君に自分達も異世界の住人だと赤目ニキが拳銃を見せて証明してカバーストーリーを立てる。

 

 以下カバーストーリー

 

 自分とねぷネキは其々トータスとは違う世界の住人で、ある時謎の光(オーロラカーテン)によってこのトータスに迷い込んでしまった。それから数ヶ月の間、情報収集をしていたが異世界から勇者が召喚された噂を聞きつけ、コンタクトを取ろうとしていた所を追われている君達を見つけて、今に至る。

 

 因みに赤目ニキが説明している間に、ねぷネキが掲示板でありふれちゃんに事情説明&マゼンタニキがオーロラカーテンでステータスプレートなどの必要品を調達していた。

 

 

・その間にありふれちゃんの話を親身に聞いていたねぷネキがカウンセリング。精神的に限界を迎えていたありふれちゃんは泣き出し、ハジメ君も二人が信用できる大人と分かった途端に泣き出し今に至る。

 

 

 

880:ありふれた転生者(仮)

 あ、あの皆さん……

 

881:SAOテイマー

 おお、ありふれちゃん!!

 

882:屋根裏ジョーカー

 おかえり!!

 

883:ありふれた転生者(仮)

 あの………今まで迷惑かけてすみませんでした!

 

884:神を薙ぐ超古代の光

 そんなの別に気にしなくていいよ。

 

885:マゼンタの旅路

 俺達はお人よしで、此処は助け合う場だ。お前が遠慮する事はない。

 

886:炎の剣士

 そういう事ですよ!

 

887:ありふれた転生者(仮)

 皆さん……ありがとうございます!!

 

888:極み主任

 それでコレからどうするんだ?

 

889:赤目の主人公Z

 このまま迷宮に行って原作通りに行こうと思う。

 

890: OCGトマト

 ねぷネキはともかく、赤目ニキは大丈夫なんですか?

 

891:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 大丈夫よ、彼はデスティニーガンダムに生身で乗ってもピンピンしてる、下手な転生者よりもチートボディの持ち主だから…

 

892:最高最善のグランドマスター

 ガンダムファイターに片足突っ込んでるしな……

二部の時なんてコトプーチンと殴り合ってたし。

 

893:赤目の主人公Z

 流石にビルを蹴り上げる事はできんぞ……まぁ、バトル物でも遅れを取るつもりはない…切り札もあるしな。

 

 

894:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 私達はあくまでもクラスの連中の対応の為に行くからネプテューヌで居た方が良いわよね?

 

895:マゼンタの旅路

 そうだな……パープルハートになるのは()()()()()()が起こった時に限定するべきだな。

 

896:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 分かったわ……………私の可愛い妹分に対する数々の非礼……全部纏めて返してやるわ!!!

 

 

 

 

 

*1
宿屋の一室で涙を流すありふれちゃんとハジメ君を慰めるねぷネキ

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