【転生者は】多次元式転生掲示板【助け合いでしょ!!】   作:DestinyImpulse

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 今回でいよいよ、ありふれちゃんの特典が判明します。


ありふれた日常の為に世界最強・願いを勝ち取る強さを

 

 

 

 

【いよいよ】ネプネプ探検隊・オルクス大迷宮編【終わり】

 

 

 

 

1:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 いよいよ終わりだよ!!

 

2:赤目の主人公Z

 全員集合ー!!

 

3:神を薙ぐ超古代の光

 おっ、やっと最下層に辿り着いたんだね。

 

4:屋根裏ジョーカー

 それなりに時間経ったな……三週間くらいか?

 

5:ありふれた転生者(仮)

 すみません、私達に合わせてくれて。

 

6:マゼンタの旅路

>>5 

 別にありふれちゃんが遠慮する必要はない。

 

7:炎の剣士

 それにしても色々ありましたね。

 

8:屋根裏ジョーカー

 だな、ここらで振り返っておくか。

 

9:OCGトマト

 という訳で主任ニキ!お願いします!!

 

10:極み主任

 やはり私か………これまでのネプネプ探検隊!三つの出来事!!

 

 一つ!

 ハジメ君とありふれちゃんと合流したネプネキと赤目ニキは原作通りに【オルクス大迷宮】を探索する事に!!

 二つ!

 そうして大迷宮を攻略し、原作メインヒロインのユエを封印から解放して仲間にした!

 

 三つ!

 

 赤目ニキは人外だった!!

 

 

11:赤目の主人公Z

 >>10

おい!!

 

12:屋根裏ジョーカー

 いや、アンタは十分人外だ。

 

13:対魔忍リバイ

 どこの世界に地面を砕く脚力を持つ奈落ウサギの突進を蹴り飛ばしたり、斬撃を飛ばす奈落グマを瞬殺する人間がいるんだ。

 

14:OCGトマト

 アンタ本当にガンダムキャラなんですか!?

 

15:極み主任

 まぁ、ガンダムキャラと言っても赤目ニキはニュータイプをはじめ、ギアスやら螺旋兄貴やら、ゲッターやらと、仮面ライダーもビックリな魑魅魍魎が跋扈するスパロボZ世界の住人だからな。

 

16:マゼンタの旅路

 ガンダムファイターは除くとしてヒイロ・ユイや三日月・オーガス、刹那・F・セイエイと言った、自爆したのに死なない奴や、ヤバイ改造手術を三回受けてもピンピンしてる奴、人間を超越しちゃった奴には見劣りするが、シン・アスカもサラっとデスティニーガンダムをパイロットスーツ無しで生身で乗りこなしているヤバい奴だからな。

 

17:最高最善のグランドマスター

 アレ普通の人間ならGがかかって内臓や骨が潰れるか、最悪赤いシミになってシーツにこびり付くよな。ガンダムWでトールギスの負荷で死んだ奴いたけど、スペック的にデスティニーガンダムの方がヤバいだろうし。

 

18:神を薙ぐ超古代の光

 まぁそんなスーパーボディを持ってスパロボZとか言うシリーズ屈指の魔境を生き抜けばガンダムファイターに片足突っ込む身体能力は手に入れるよね。

 

19:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 懐かしいわね……。みんなでグラマスのFGO2部に殴り込みに行った時に、光ニキが怪獣やらアブソリューティアンと戦い、グラマスがクリプターと、私が異聞帯の王と、マゼンタニキが異聞帯の鯖と戦う中、赤目ニキは主にみんなのサポートや横槍防止だったわね。

 

20:最高最善のグランドマスター

 だな。ロシアでコヤンを狙撃して早々退場させて、第三異聞帯で老李書文とバチバチに殺し合って、オリュンポスでグラマスとキリシュタリアのタイマンに横槍入れようとしたベリルを狙撃。妖精國で人間如きと上から目線のウッドワスをフルボッコにして、南米でイキったイスカリを瞬殺してテノチティトランとロボット対戦して、その後もFate/zeroの最終決戦ばりにラスプーチンとタイマンして勝ったり。現地の鯖や協力者が一度はドン引きしたな。

 

21:赤目の主人公Z

 散々な言いようだが、俺はまだマシな方だ。ウルトラマンとして存在の格の違いを嫌でも相手に理解させる光ニキや運命を自在に操り次元すらも切り裂く絶技を使うねぷネキ、ガタキリバで数百人に増えたりハイパー無慈悲になったりクロックアップしたり世界を破壊したりするマゼンタニキ。出会い頭にこっちを見下す奴が大半を占める異聞帯の奴らのプライドを粉々に砕くからな。

 

 カルデアに召喚されても三人がトラウマになってる奴は結構いるぞ。

 

22:炎の剣士

 改めて凄いんですねレジェンドの皆さんって。

 

23:ありふれた転生者(仮)

 ネプ姉さん、赤目ニキ、こっちの準備は終わりました。

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

「それじゃあ、そろそろ行きましょうか」

 

 

 私…… 精錬妖狐(ありふれた転生者(仮))の書き込みを聞いて透き通った紫色の髪に白いパーカーワンピースを着た女性が笑みを浮かべる。

 

 彼女の名はネプテューヌ 。

 

 掲示板では【ねっぷねぷにしてやんよ!!】と言うコテハン名でみんなからは“ねぷネキ”と慕われている。あの日、クラスメイトの奴らと決別し心身共に弱りきった私とハジメを赤目ニキと共に助けに来てくれた恩人だ。

 

 聞くところによればネプ姉さんは異世界であるゲイムギョウ界のプラネテューヌを治める守護女神だという。

 

 服の上からも分かる豊満な胸に彫刻家にデザインされたのかと見惚れる整った顔、聖母を思わせる優しい存在感。

 

  白崎香織(ストーカー)や 八重樫雫がよく二大女神と言われていたが、本当の女神である彼女とは存在感が月とスッポンだ。

 

 人間体であるネプテューヌ の状態でコレなのだ、女神の姿であるパープルハートはどれ程の存在感なのか見てみたい気持ちがある。

 

 

「こっちも準備できたぜ」

 

 そう考えているとハジメとこの大迷宮で助けた吸血鬼の姫であるユエを連れて、赤い軍服を着込んだ男性がやって来る。

 

 漆黒の黒髪に何よりも印象的な紅い瞳の彼はシン・アスカさん。掲示板では【赤目の主人公Z】で私や聖火君達をアドバイスしてくれるネプ姉さんの同期だ。

 

「武器に抜かりは無いわよね?」

 

「誰に言ってんだ。ある訳ないだろ……なぁハジメ?」

 

 そう言って前にいたハジメの頭をポンポンと叩くシンさん。出会ってから早数週間シンさんを兄貴分として慕う私達だ、ハジメも満更でもない。

 

「ユエも問題ないわね?」

 

「ん、大丈夫、お姉様」

 

 この大迷宮で助けたユエもすっかり馴染み、もう立派な私達の仲間。特にネプ姉さんを姉と慕いお姉様呼びだ。

 

 みんなの万全な姿に笑みを浮かべたネプ姉さんは視線を先に向ける。この大迷宮の最下層の奥には前方に全長10mはある巨大な両開きの扉があり。これもまた美しい彫刻が彫られており、特に七角形の頂点に描かれた何らかの文様と、まるで何かを警告するように書かれた謎の文字列が印象的でいかにもラスボスの部屋といった感じだ。

 

「さぁ、いよいよラストバトルよ」

 

 そうして私達は扉の前に行こうと最後の柱の間を越えた。

 

 その瞬間、扉と私達の間三十メートル程の空間に巨大な魔法陣が現れた。赤黒い光を放ち、脈打つようにドクンドクンと音を響かせる。

 

 その魔法陣に見覚えがあった。忘れようもない、あの日、私達がクソッタレなクラスメイトと決別した日に見たトラップと同じものだ。だが、ベヒモスの魔法陣が直径十メートル位だったのに対して、眼前の魔法陣は三倍の大きさがある上に構築された式もより複雑で精密なものとなっている。

 

「おいおい、なんだこの大きさは?マジでラスボスかよ」

 

「……大丈夫……私達、負けない……」

 

 ハジメが流石に引きつった笑みを浮かべるが、ユエは決然とした表情を崩さない、頼もしい限りだ。

 

「来るぞ!」

 

 銃を構えるシンさんがそう叫んだ時、魔法陣はより一層輝くと遂に弾けるように光を放った。咄嗟に腕をかざし目を潰されないようにする。光が収まった時、そこに現れたのは……

 

 体長三十メートル、六つの頭と長い首、鋭い牙と赤黒い眼の化け物。例えるなら、神話の怪物ヒュドラだった。

 

「「「「「「クルゥァァアアン!!」」」」」」

 

 不思議な音色の絶叫をあげながら六対の眼光が私達を射貫く。身の程知らずな侵入者に裁きを与えようというのか、常人ならそれだけで心臓を止めてしまうかもしれない壮絶な殺気が私達に叩きつけられた。

 

 

 ドパンッ!

 

 

「「「「クルゥァァアアン!!??」」」」

 

 刹那、凄まじい音が響いたと同時にヒュドラの赤頭が吹き飛び、緑頭が切り飛ばされた。残った頭が悲鳴を上げる中、銃を構えるシンさんと刀を振るうネプ姉さんが不敵に笑った。

 

 

「「さあ、ねっぷねぷにしてやんよ!!」」

 

 

◆◆◆◆

 

 

37:SAOテイマー

 いや、容赦な!

 

38:対魔忍リバイ

 まあ、先手必勝は定石だからな。

 

39:炎の剣士

 赤目二キはともかく、ねぷネキは何時の間に刀を⋯

 

40:鬼切り抜刀斎

 薄っすら太刀筋が見えたが⋯⋯やべえな、ねぷネキ。とんでもない技量だ。俺を含めた柱を凌駕している。

 

41:マゼンタの旅路

 ねぷネキはマジの女神だからな。常人とは比較にならない時間を過ごしてきた。故に燃え尽き症候群にならないように色々やってたんだ、中でも漫画やアニメの必殺技再現にハマっててな。その一環で剣術を百年くらいやってたんだ。

 

42:最高最善のグランドマスター

 だからアイツ、あんな聖母オーラ出しといてガチの剣聖なんだよ。うちの武蔵ちゃんが出会って一秒で満面の笑顔で切りかかる位に⋯⋯⋯

 

43:神を薙ぐ超古代の光

 なお、剣聖であっても武人ではないので、初対面でいきなり切りかかられた事に怒って返り討ちにして説教してた。

 

44:赤目の主人公Z

 

『クルゥアン!』

 

『頭が再生した!?』

 

 ちぃ、あの白い頭…再生魔法持ちかよ!

 

 

45:OCGトマト

 まぁ、この迷宮のラスボスですし、回復くらいありますね。

 

46:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 攻撃役の頭が複数に盾役と回復役……複数の頭を活かしたバランスのいいボスね。次作るゲームの敵キャラにピッタリ!!

 

47:マゼンタの旅路

 とはいえ、ハジメ君やありふれちゃんは銃火器、ユエは魔法。前衛はねぷネキと赤目ニキ。

 

48:神を薙ぐ超古代の光

 コレなら撃破も時間の問題だね。

 

49:赤目の主人公Z

 

 そうだーー「いやぁああああ!!」

 

 つ!?妖狐!?

 

 

50:炎の剣士

 ありふれちゃん!?一体何が!?

 

51:対魔忍リバイ

 突然蹲って錯乱してるぞ!?

 

52:屋根裏ジョーカー

 明らかに外的要因だ!

 

53:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 ッ!

 

「そこよ!」

 

『クルゥアン!?』

 

「今よ!ハジメ君!」

 

『はい!妖狐!?』

 

 

54:鬼斬り抜刀斎

 ねぷネキが黒頭を切り飛ばしたら、ありふれちゃんが止まった!?

 

55:極み主任

 そうか!あの黒い頭がありふれちゃんに精神的攻撃をしていたのか!?

 

56:ありふれた転生者(仮)

 

 いや、いやいやいやいやいやいやいや!!

 

『妖狐!妖狐!!』

 

 あ…………………ハジメ?

 

 わ、私……

 

 

57:SAOテイマー

 ありふれネキ!?

 

58:炎の剣士

 大丈夫ですか!?

 

59:ありふれた転生者(仮)

 

「……よかった……みんな居る」

 

『……一体何があったの?』

 

「みんな……居なくなって。ハジメもネプ姉さんもシンさんもユエも……みんな消えて声も聞こえなくて……アイツらの笑い声だけが頭に響いて……“臆病者”、“無能”………罵倒ばかりで振り払っても消えなくて」

 

 

 

60:神を薙ぐ超古代の光

 やっぱり、あの黒い頭が精神攻撃を仕掛けていたのか。しかも、クラスメイトに陰口を叩かれていた事に対する辛さ……随分と応用が効くみたいだ。

 

61:ありふれた転生者(仮)

 

『みんな居るよ。僕もネプテューヌさんもシンさんもユエも……何処にも行ったりしないし、消えたりしない』

 

 ハジメ……

 

『妖狐は少し安静にしてて、すぐに片付ける!』

 

「ハジメ待って!」

 

 …………

 

62:屋根裏ジョーカー

 ……行かないのか?

 

63:ありふれた転生者(仮)

 ……今の私が行ったって…足手纏いにしか。

 

64:最高最善のグランドマスター

 そうか、だったらじっとしてろ。今もコレからも“負け犬”として。

 

65:ありふれた転生者(仮)

 …………ッ!

 

66:炎の剣士

 ちょ、グラマス!?

 

67:極み主任

 今は静かにしてろ。

 他の奴らもだ。

 

68:最高最善のグランドマスター

 ねぷネキや赤目ニキが居る。アイツらが居ればエヒトなんて問題じゃない。コレから先の問題はアイツらが全部片付けてくれる。お前はそれを隠れて見てればいい。

 

69:ありふれた転生者(仮)

 …………嫌だ

 

70: 最高最善のグランドマスター

 別に悪い事じゃないだろ?逃げる事は悪じゃない。ただ、他人任せで掴んだ幸せでお前が笑えればな。

 

71:ありふれた転生者(仮)

 ……………嫌だ!

 

72:最高最善のグランドマスター

 穏やかだった日常を身勝手なトータスの奴らに奪われて、彼氏であるハジメ君はクラスの奴らに理不尽なイジメを受け、戦争のせの字も知らない奴らに“臆病者”や“無能”と言われ、それを“しょうがない”と受け入れかけている自分を許せるならな?

 

73:ありふれた転生者(仮)

 

 そんなの…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんなの嫌だ!!」

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 気づけば私は叫んでいた、この衝動を抑えきれずに。

 

「ああ、そうよ!トータスいきなり召喚されて戦争に巻き込んで私達の日常を奪った王国の奴ら!!」

 

 それなのに私達が錬成師と知って無能だと好き勝手言ってきた!味方してくれたのはメルドさんや王宮錬成師の人達だけだった!!

 

「くだらない虐めをしてきたクラスの奴ら!!」

 

 私達を引き裂こうとしてくる勇者(笑)に 白崎香織(ストーカー)。ハジメを殺そうとした檜山に、結果的にとはいえベヒモスから助けたのに恩を仇で返してきたクラスの奴ら!!

 

 

「こんな最低な奴らが居る世界に負けたくない!!シンさんやネプ姉さんに助けてもらってばかりじゃいられない!!」

 

 

 そうだ、シンさんやネプ姉さんは確かに助けてくれる。でも、それに頼りきりで掴んだ幸せなんて心から笑えない!!

 

 

「私は手に入れる!!お父さんやお母さん、オジサン達が居る元の世界に戻ってハジメやみんなと生きる幸せを!!」

 

 

 それが……

 

 

「私の願い!!」

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

78:最高最善のグランドマスター

 いい叫びだ。

 

79:神を薙ぐ超古代の光

 憎まれ役ご苦労さん。

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

 その時、不思議な事が起こった。

 

 

 綺麗な鐘の音が聞こえたと思ったら、私の身体から青白い光が飛び出して持っていた銃を飲み込んでしまった!

 

 青白い光は私の目の前で輝いている、突然の事に頭が追いつかない。

 

「その光に手を伸ばせ妖狐!!」

 

 そんな私に檄を飛ばすシンさん。そう言えば、叫ぶのに夢中だったけど、こんなに叫んでヒュドラに標的にされない訳がない。視線を向ければヒュドラの攻撃を刀で捌くネプ姉さんの姿があった。

 

「いい叫びだったわよ妖狐」

 

「ネプ姉さん……」

 

「覚えておいて、願う事に根拠はいらないわ。願いは誰もが平等に持っていいものであり、それは生きる活力となる」

 

「勿論、願いを叶えるのはとても難しい。だが手を伸ばさないと、そもそも願いは掴めない。何度も現実に打ちのめされ、どれだけ泥だらけになっても、考え、行動し、理解し、成長して人は願いを叶える」

 

 ネプ姉さんやシンさんの言葉が私の心に響く。私だけじゃない、ハジメやユエも攻撃の手を止め聞いている。

 

「貴方は今、“願い”を自覚した。貴方はコレから願いを叶える為に何をすべきか考え、その上で行動し、他者を理解し、大きく成長していく。コレはその為の一歩」

 

 

「「さぁ!」」

 

 

「「その輝きに手を伸ばせ、精錬妖狐!!」」

 

 

 

 もう恐れや戸惑いはなかった。私は目の前の輝きに手を突っ込む、眩い光が辺りを照らす中、私は何かを掴んだ感触を感じ引き寄せる。すると、青白い光はその輝きを小さくして何かの形になる。

 

 

『DESIRE DRIVER』

 

 

 それはとても簡素なベルトだった、特に言うべき事もなく何かあるとすれば……

 

中央に“白い狐”のマークが描かれた物が埋め込まれている。

 

 

(ああ、そういう事だったのか)

 

 それを見て私は理解した、自分の能力が何なのかを……簡素なベルトであるデザイアドライバーを腰に巻く。

 

 すると……

 

 

 

【【SET】】

 

 

 先程の青白い光がデザイアドライバーの左右で輝き、右側にはリボルバーのような装飾があしらわれた白いバックルが、左側にはグリップが取り付けられた赤いバックルが装着されていた。

 

 とんだサービスだと自然と笑みが溢れる。こんなにお膳立てされたんだ、やらない訳にはいかない!

 

「よくも見たくもないモノを見せてくれたわね」

 

 

 

 私はベルトを腰に巻きヒュドラに視線を向けて…

 

 そして私は言う、今までの自分から変わる為に、願いを叶える為に!

 

「変身!!」

 

 

 右手の指で音を鳴らし、デザイアドライバーに取り付けた白いバックルのリボルバーを回し、そのトリガーを弾き、赤いバックルのドライバーを捻った。

 

 赤い弾丸が幾つか発射され、ヒュドラの頭を幾つか吹き飛ばす。

 

 そして戻ってきたそれらはMAGNUMの文字を砕く。そこから形成された鎧が私の上半身に、赤いバックルから発生した炎が赤い鎧となって私の下半身に装着される。

 

 同時に降りてくるのは白い仮面。ドライバー中央に描かれた白い狐の面だ。

 

 

『DUAL ON』

 

『GET READY FOR BOOST& MAGNUM

 

『READY FIGHT』

 

 

 

「白い…狐に…?」

 

 

「変身した?」

 

 唖然とするハジメ達の声が聞こえる。そう私は変身した。

 

 

「さあ、ここからがハイライトよ!!」

 

 

 仮面ライダーギーツへと……

 

 

◆◆◆◆

 

 

87:最高最善のグランドマスター

 祝え!!

 己が願いを叶える為に世界を化かす白き妖狐!!

 

 その名も仮面ライダーギーツ!!

 

 正に生誕の瞬間である!!

 

88:OCGトマト

 つまりコレって!?

 

89:対魔忍リバイ

 ああ、ありふれちゃんの特典は仮面ライダーギーツだったんだ!!

 

90:マゼンタの旅路

 さぁ、此処からが本番だ!

 

91:ありふれた転生者(仮)

 あ、あのグラマス!!

 ありがとうございます、背中を押してくれて。

 

92:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 別に気にしなくても良いのよ?グラマスは躍動トリオの一人で捻くれ者なんだし。

 

93:赤目の主人公Z

 そうそう、ヘタレだし。

 

94:最高最善のグランドマスター

 お前ら、後で覚えてろよ?

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

「ふふ…」

 

 楽しそうに言い合いする掲示板のみんなに思わず笑ってしまう。クラスの奴らとは比べる事すら烏滸がましい、素晴らしい人達に出会えた事に、こんな私を信じてくれた事に感謝しかない。

 

「だからこそ、アンタに苦戦してる暇はないのよ!」

 

 

「「「「「「クルゥァァアアン!!」」」」」」

 

 

 ネプ姉さんやシンさんに受けた傷は完治しており、咆哮するヒュドラ。生半可な攻撃ではない。圧倒的な一撃で再生する隙なく倒す!

 

 

「さぁ、打ち上げといきますか!!」

 

 

【BOOST TIME】

 

 

 マグナムレイズバックルのリボルバーを回転させ、トリガーを引き、ブーストレイズバックルのハンドルを続けて2回捻ることによりブーストタイムに移行。更にもう一度ハンドルを捻ることにより発動。

 

 ヒュドラが放つブレスの嵐をブーストタイムを発動した事で跳ね上がったスピードで難なく回避し、上に飛び上がる。

 

 【MAGNUM BOOST GRAND VICTORY!!】

 

 そのままキックの態勢を作り、ブーストの力で一気にスピードを引き上げ、舞い上がる炎が私を包み込む!!

 

 

「ハァァァァァァ!!!」

 

 

 

「「「「「「グゥルアアアア!!!?」」」」」」

 

 

 炎の弾丸となった私のライダーキックがヒュドラに突き刺さる。六つもあった頭は炎によって溶かされ、ライダーキックに砕かれ、残った胴体も突き破られ爆発する。

 

 

 残ったのは立ち上がる爆煙の中に佇む私だけ。後ろを振り返れば、笑みを浮かべるネプ姉さんとシンさん。怒涛の展開に驚きながらも笑みを浮かべて私に手を振るハジメとユエの姿があった。

 

 

「叶えてみせる。私達の幸せを…!」

 

 

 こうしてオルクス大迷宮での戦いは幕を閉じた。

 

 





 と言う訳でありふれちゃんの特典は仮面ライダーギーツでした。

 ニケワンニキの仮面ライダーゼロワン

 聖火君の仮面ライダーセイバー

 対魔ニキの仮面ライダーリバイス

 そしてありふれちゃんの仮面ライダーギーツ。

 いずれ彼ら令和ライダーのコラボをやってみたいです。

 ガッチャードは今のところアイディアがなくて、何か有れば是非コメントお願いします。


 今回、決め技として使用したマグナムブーストグランドビクトリーですが本来は専用バイクのブーストライカーとセットで使用する技ですが、まだ存在しないので単体キックしました。

 まぁ、オルクスに篭ってる間にハジメ君が作る予定なので今度からは原作通りになります。


・ねっぷねぷにしてやんよ!!

 ねぷネキの見た目は大人ネプを本家の様に短髪にしてパーカーワンピースを白くした感じです。

 実は剣聖だった彼女、技量はレジェンドの中で一番。数百年生きてきた、ねぷネキは女神ボディを駆使して様々な必殺技再現を趣味にしていて剣術もその一つ。前世が凡人でも、百年の時と守護女神のセンスに前世の知識が有れば、それりゃあ剣聖にもなりますよ。

 故にグラマスのカルデアに遊びに行ったら武蔵ちゃん達、剣豪サーヴァントに笑顔で斬りかかれる。
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