「HELLSING」も「ジョジョの奇妙な冒険」も描きません。もしも「物語」が繋がったら世界が大変な事になるのは明白、なにより「ゲゲゲの鬼太郎」に初代ドラキュラ伯爵は登場するんです。
「無限に等しい生命を手に入れたドラキュラ伯爵というのも気になるものだが、地獄の鍵を有するのは清い心の持ち主なのだろう?」
「そうなのでしょうか?けど、兎に角、ウィリアム君のお願いを聞いてあげることは出来ません。流石に世界の命運を揺るがすのは怖いです」
「そっか。ネエサンらしいぜ」
私らしいですかね。
いつもいつも怖がって逃げているように思えるんですが、それは良いことなのかと問われるとすごく不安になってしまいます。
しかし、繋げてはいけない。
ディオ・ブランドーのような人を中途半端な時期に起こしてしまいそうな人間が幾人かいますし。かなり辛いものばかりです。
「コホン。転生者の話だったね、私はバタフライのように世界を歩いている訳ではないが、二眼レフのカメラを持った青年に会ったことはある」
「十中八九、楯敷君ですね。シュタインさん、何か変な事はされませんでしたか?」
「いや、何かされた記憶はない。だが、ホームズにサインを貰っていたのは覚えているよ」
「ホームズのサイン、おそらく大勢君の対策を講じるために『第二期』の取り込む準備を開始していると考えるのが妥当だろう」
「(平成ライダー達のラスボス能力を奪いに向かったという事は既に分かっています。問題なのは楯敷君に賛同し協力する転生者の人数です)」
昭和の最強怪人の双翼。
私達サイドに於ける
デスガロンと渡り合えるのは不破信二かドクトル・バタフライ、左之助さんの三人だけ。スパークの相手を出来るのはドクトル・バタフライとススハムだけ。
一番の敵、楯敷君は平成仮面ライダーにおいて最大最強の怪人と言えます。生身の状態になれば時間停止を行使し、全てに於いて門矢士と同等の天才────。
唯一の弱点は、私の子供の交さん。
「ネエサン、熟考してるね」
「会議は聞いていますよ」
「そうかね。まあ、目先の問題といえば『ゴールデンカムイ』だ。糸色君達は四十代で参戦することになるわけだが、大丈夫か?ホムンクルスになるかね」
「なりません」
四十代。
前世と違ってその年まで生きられるのか。そんなことを考えてしまう。私に出来るのは今の子供を見守ることだけです。