某剣客浪漫世界で私は物書きをする。 作:SUN'S
1149 / 1149
倉の片付け、出会う 破
ガツガツ、ムシャムシャ、と咀嚼する音の響く我が家の食卓。一際目立つサメの頭を持つ獣拳の使い手シャッキー・チェンは感涙の涙を流しながら、私の作ったごく普通のご飯を食べています。
「シャッキー、共食いにならねえのか?」
「左之助さん?」
「大丈夫!オレ元々は人間だし!」
そういう問題なんですか?と聞きたい気持ちを押さえながら、ひとえの前に置いた鮭の塩焼きを代わりに身を解し、骨を取ってあげます。
「ありがとお、かーさま」
「フフ、良いんですよ♪︎」
骨の無くなった鮭の塩焼きにお箸を伸ばすひとえを見ていると御櫃に入れていたお米を装って、バクバクと大きな口を開けて食べて、また感涙の涙を流すシャッキー・チェンに苦笑を浮かべる。
「お味噌汁、飲みますか?」
「「飲む」」
「んくっ、んっ、のむ!」
「ん。ひーちゃん、ゆっくり食べよ?」
左之助さんとシャッキー・チェンに負けじといっぱい食べようとするひとえをしとりが優しく諭してくれますが、貴女もお味噌汁のお椀を出していますよね?
みんなに、お味噌汁を装って個魔の方の差し出すお椀にもお味噌汁を装ってあげます。シャッキー・チェンに会いたくないからと影に籠るのは良くないです。
「母者、知らないのか?サメは頭が増えるんだ」
「映画の話ですよ、それ」
「ウソだ。信じない、私はサメは苦手だ」
竜巻、砂浜、雪山、氷河、幽霊、宇宙、密林、多頭、変異、変貌、死体、進化、太古、その他諸々と。
私達の生きていた前世のサメは本当に様々な状況に適応していましたけど。流石に、宇宙のサメはあり得ないと思いますね。
「景、個魔のヤツが何か言ってるのか?」
「サメは頭が増えるそうです」
「オレ、頭が増えるのぉ!?」
「サメさん、ふえるの!?」
自分の将来に恐怖するシャッキー・チェン。
サメが物理的に増えると期待するひとえ。
どちらも大変ですね。
「ねーさま、サメさんふえるって!」
「ん。ヌメヌメするやつ」
「オレ、磯臭いかなあ?」
「まあ、魚だからな」
「サメですからねえ」
そんなことを話しながら、私はシャッキー・チェンの首に掛かっている首飾りを見つめてしまう。アレは「マクの生き肝」に間違いありません。
知っていることがバレたら怖いので、知らない振りを続けるとしてです。サージェス設立に関わるのもスクラッチ設立に関わるのも未来の子供達に任せましょう。
あまり関わるのは宜しくないです。
「シャッキーン!!オレ、復活した!」
「あい!しゃきーん!」
「シャッキーン!!」
「しゃきーん!」
なにあれ、ソーキュートすぎませんか?
「某剣客浪漫世界の物書きお姉さん」が本誌だったら?という感じのスレっぽいやつです。▼【本編】▼https://syosetu.org/novel/327970/▼【黒死の蝶の唯一留まる花】▼https://syosetu.org/novel/381420/▼【風薫る日陰に寄り添う妙花】▼https://syosetu.org/novel/387840/▼【か…
総合評価:978/評価:
/短編:354話/更新日時:2026年06月17日(水) 22:35 小説情報
かつて京都を震撼させた「人斬り抜刀斎」と並び称された、新選組一番隊組長・沖田総司。▼労咳の運命を越え、彼女が手にしたのは平穏な明治の世と、亡き夫が残した一人息子・弥彦だった。▼しかし、その剣はまだ、錆びついてはいない。▼「たまには人を斬っておかないと、腕が鈍るでしょう?」▼昼は息子の教育に頭を悩ませる士族の未亡人。夜は月夜に紛れ、暗殺者として死体の山を築く。…
総合評価:3068/評価:
/連載:88話/更新日時:2026年06月07日(日) 22:37 小説情報
人並みの人生を歩んできた男は、寒い冬の日に川で溺れる少年を助けて死んだ。もしももう一度チャンスがあるなら、もっと一生懸命生きる人生がいい。そんなことを考えながら死んだ彼が生まれ変わった先は、田舎の村だった。▼生まれ変わった、そのアドバンテージを少しも活かせないとしても、彼は全力で生きる。目指すはロックスター……とは、いかない。▼温かく見守ってください。初投稿…
総合評価:16711/評価:
/完結:116話/更新日時:2026年03月15日(日) 12:32 小説情報
前世の記憶を取り戻した毛利家の次女には秘密があった……▼◇の付いてる話は挿絵付きです。▼レッド・ラム様から素敵なイラストを頂きました。▼毛利千紗のイメージイラストです。▼【挿絵表示】▼AI作成によるファンアートの様ですのでイメージが違う可能性がありますので閲覧の際にはご注意下さい。
総合評価:13159/評価:
/連載:121話/更新日時:2026年06月14日(日) 12:46 小説情報
純潔の菩薩姫(作者:まだ半妖の夜叉姫観れてないんだよね)(原作:犬夜叉)
ある日私は、犬妖怪の長女として産まれ落ちた。
総合評価:11129/評価:
/完結:19話/更新日時:2026年01月06日(火) 21:00 小説情報
小説検索で他の候補を表示>>