みんな、寝静まった夜。
私は書斎の机に向かって透明インクを使って一枚ずつ丁寧に「ひみつ道具」と「発明品」の設計図を書き記す。奇天烈斎の真似事になってしまいますが、いつかの未来の子供達へ贈る玩具です。
一巻は私が、二巻はドクトル・バタフライに、三巻を楯敷君に預ける予定です。少なくとも楯敷君自身は私の作ったものに興味はありませんし。
それに私の渡した大百科は交さんとの交流のキッカケになると思う。好きな人と出会えるモノになってくれるのなら差し出す理由になりますからね。
「…仮面ライダーのベルトも書いておこうかな」
この世界だと「仮面ライダー」は空想の存在であり、現実に存在しているのは「スーパー戦隊」だった。そして、劇場版やシネマ版の考えると宇宙人もいる。
シャッキー・チェンを含めた「獣拳戦隊ゲキレンジャー」と繋がった理由は、おそらくネガティブシンジケート「
そうなると「VSシリーズ」の繋がり方を考えて、並行世界の存在を強める要因を担うのは「炎神戦隊ゴーオンジャー」ということになるわけです。
ゲキレンジャーとシンケンジャー。
その二つと接点を持つ戦隊です。
「(既にシンケンジャーには内定済み。ゲキレンジャーやゴーオンジャー、他の戦隊に関わるとしてです。私の子供、どうもねずみ講のごとく増えている計算になるんですが?)」
思わず、戦々恐々としてしまう。
そう考えると仮面ライダーはアレですね。
まだ人数は少ない上、地下帝国や宇宙の侵略者も異世界からやって来たりしない分、マシに思える。ふ、ふふ、一番怖いのは無間龍です。
「五星戦隊ダイレンジャー」に登場する大神龍とどちらが格上なのかを決めようとしたら、絶対に地球は破壊され尽くす事になります。
絶対に見たくないバトルの開幕です。
「……というより、ドラゴン系統の存在は沢山居ますし。ロンは寂しくないし、暇を持て余したりすることは無いのではないでしょうか?」
ふと、そんなことを思ってしまった。
実際に考えると孤独だからロンは暴れて世界の破滅を見ようとしていたわけですから、自分と対等に渡り合えるドラゴンの存在は嬉しく思うはずです。
私だったら、きっと孤独に耐えられませんね。