某剣客浪漫世界で私は物書きをする。   作:SUN'S

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見えない危険 序

左之助さん達と会話を重ねて、今回の大会を続けたい会社の言葉を聞き、続行する事は決定しました。次は、剣路君と塚山君です。

 

塚山君の目的は、明神君。

 

この仕合は勝って残ることが出来なければ左之助さんは本気で祝言と許嫁の件を破談にします。左之助さんは、あくまでこの大会を剣路君の実力を試す場所とあの一件で見定めました。

 

この大会で優勝できる実力。つまり、左之助さんを乗り越えて、しとりのところまで会いに行けるのかという。ある種の結婚の意志を確かめている。

 

「しとりは渡さん」

 

「だからって塚山君を対戦者に選ぶのは……彼、名実共に塚山商会の二代目で、真古流唯一の免許皆伝者でもあるんですよ?」

 

「だからだ。弥彦と同等、剣路は弥彦を越えて、由太郎も越えて、オレの事も剣心のことも越えて、しとりに追い付かねえといけない」

 

しとりはまだ十四歳の少女ですが、その強さは既に左之助さんと姿お兄様の二人を上回りつつあります。あのまま進んでしまえば、孤高に取り残される。

 

左之助さんの言いたいことは分かります。

 

ですが、だからと言ってですね。塚山君に勝ったら自分と戦わせろというのは理不尽です。そういう連続して襲いに向かうのはダメです。

 

「剣路はしとりと違って目の良さはねえ。剣心や薫の才能は継いでいるが、塚山に届くか?」

 

「少なくとも比古先生の指南を今も受けている彼なら問題なく戦えるはずです」

 

「飛天御剣流か。確かに由太郎は飛天御剣流と戦ったことはねえが、おそらく弥彦と戦ったときに技の幾つかは覚えているかも知れねえぞ」

 

「その可能性は私も考えていました。でも、塚山君は真古流だけで来ます」

 

「まあ、あのオッサンも居るからな」

 

石動雷十太。

 

原作と最も大きく乖離している剣客であり、緋村剣心や斎藤一も強さは認めています。

 

この文明開化の激動の時代

 

彼は、「人を殺さない殺人刀」を極め、日本の未来のために衰退する剣術剣道の道場、達人素人を訪ね、相手が年上だろうと年下だろうと関係なく指南を願う。

 

ただひた向きに努力する剣客です。

 

「門下生を取っていないですが、彼の指南を受けて警察や陸軍に入った人は多いですよね。本当に、あの人は左之助さんの気に入るタイプの人です」

 

「まあな。石動の飯綱にはいつも驚く。昇り飯綱、とんでもねえ技だったよな。ありゃあ、オレも蛮竜で相手しねえとマジでやべえよ」

 

それは私でも分かります。

 

左之助さんの拳を斬ることも出来る。見せているのも飯綱だけでしたが、他の流派も使えます。

 

 

 

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