某剣客浪漫世界で私は物書きをする。   作:SUN'S

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異変の始まり 破

左之助さん達が出ていって、数分後に斎藤一や永倉新八、鷲塚慶一郎、三島兄弟、本条さん、沢下条さん、刈羽さんに、悠久山和尚も集まってきた。

 

瀬田君がいないのは緋村剣心のところに向かったかな?まあ、このまま長谷川君達を巻き込まずに戦いを終えることが出来れば良いんですけど。

 

「ワイと鎌足と戦ったときに居ったガキやな」

 

「がきじゃないよ?あまちー!」

 

「ん!あまちー!」

 

「あまちーです」

 

子供って、ふと気がつけば仲良くなるわよね。

 

私も東京で暮らし始めた当初はひとりで細々として、左之助さんと出会って、薫さん、緋村剣心、明神君、恵さん、妙さん、他にも沢山の友達が出来た。

 

まあ、緋村剣心は未だに私を怪しむけど。

 

私は無実の人間ですよ?

 

「本条さん、本条さん」

 

「あら、なぁに?」

 

「姿お兄様とのご進展は、その?」

 

「フッ、大人の魅力で一発だったわ」

 

後ろ髪を軽く払うようにそう宣言する本条さんの事をカッコいいと思いながら尊敬の眼差しを送る。これはもう祝言までもうすぐですね。

 

「何の話しとるんや?」

 

「義姉妹の話だろう」

 

「……えっ!?そういうことなん!?」

 

「鎌足が、景さんのお姉さんに?」

 

私と本条さんのやり取りに驚く沢下条さんと薫さんの反応にそういえば話していなかったと思いながら「愛は全てを超越するのよ」と本条さんがフンスと胸を張って、みんなに宣言した。

 

「ん!おねえちゃん!」

 

「フフ、お姉ちゃんですよ。景ちゃんも私のことお姉ちゃんって呼んで良いのよ?」

 

「うっ、お、お姉様じゃダメですか?」

 

「可愛いのでありね!」

 

グッと親指を突き立てる本条さん、その後ろで親指をピコピコさせる薫さんに「だから、それはもうしなくていいんですって」と訴えるものの。

 

余り響いていないようです。

 

「しかし、鎌足も夫婦になるか」

 

「和尚、何泣いとんね。しんみりするやん」

 

「張も泣いて良いのよ?」

 

「ダァホ、誰が泣くか!」

 

やっぱり十本刀は仲良しなのかしら?

 

「斎藤さんもお祝いします?」

 

「阿呆が」

 

「剣客兵器の話も聞かねえといけねえし。お祝いはこの戦いが終わってからだな。鷲塚、お前も世帯持ちだったろ、助言ぐらいしてやりな」

 

「ススハムは良き妻です」

 

そう言うと顔を逸らす鷲塚慶一郎。

 

耳まで赤くなっているのは目の錯覚でも寒さでそうなっているわけでもなく、意外と鷲塚慶一郎がシャイだからなのでしょうね。

 

「で、お前は本陣の場所を知っているのか?」

 

「さいとー、いじめるのめっ!」

 

「虐めてなどいない。糸色、持ってろ」

 

「むうぅーーーっ!!!」

 

パタパタと暴れるしとりを受けとりながら「斎藤さん、子供と話すときは視線を会わせた方が」と伝えると動きが固まってしまった。

 

 

 

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