某剣客浪漫世界で私は物書きをする。   作:SUN'S

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それは夢現ではなく 急

自動人形(オートマータ)としろがねの事は気になるものの、今現在の私に関連する出来事の収束の理由を握っているのは、おそらく神様に『ラスボスになりたい』と願った転生者なのだろう。

 

ドクトル・バタフライに聴けば『仮面ライダーディケイド』と世界線はリンクしていると教えてくれた。しかし、今はまだあくまで世界線と世界線の架け橋を繋げてリンクしているだけ────。

 

そして、『仮面ライダーディケイド』にはラスボスとも言える敵役は何人も存在していた。問題は、その強さを制御できる相手という事だ。

 

「私の原因不明の吐血や心臓の痛みは病気や『特典』による負荷だけじゃなくて、その転生者の受けるダメージを分散して分けているのでしょうね」

 

「何故、そう思うのかね?」

 

「あの世界にはオーロラカーテンという力が、『仮面ライダーディケイド』の主人公、門矢士は『世界を渡る力』を持っているんです。───対して、私は『物語を繋げる力』を持っている。全く神様の言っていた言葉も嘘じゃなかったんですね」

 

「Bon Voyage。良い旅を」とは、私に向けて話していた訳じゃない。私達、私の子供の歩いて巡っていく『統一された世界』の終焉を見届けるために神様達は今も熱心に観察しているのでしょうね。

 

「難しく考えてるけど。要するに未来の出来事だからアタシ達にどうにか出来る事は無いわよ」

 

「あるんです。未来に行く方法」

 

「───ッ、まさか電王か!?」

 

「で、でんおう?」

 

「流石、不破さんは分かりますよね。そう、いずれ『仮面ライダーディケイド』の物語に生まれた私の子供は物語を締め括るべきラスボスの転生者を倒すため、門矢士と一緒に戦うことになるんです」

 

時代を渡って私達のところに子供が現れる理由はきっと時代さえも越える『オーロラカーテン』の影響を一時期に受けるアイテムを持っているのでしょうね。

 

蛮竜。

 

あの大鉾は全ての時代に存在し、ある種の分岐点(セーブポイント)になっている。プレイヤーは私の血を引いている子供達であり、物語を完遂したのは『武装錬金の世界の糸色』だけということになる。

 

「景、アタシも手伝うよ」

 

「フフ、初めて名前を呼んでくれましたね。それに、どうしていつもいつも世界に怯え続けていたのか、その理由が分かりました。私は、いずれ現れることが分かっていた世界の破壊者に怯えていた」

 

「しかし、糸色は生身で戦えるのか?」

 

「……え、私も戦う流れなんですか?」

 

「糸色君、自分の言動の責任は持とうね」

 

二次創作特有のオリジナルライダーを出して対抗するなんていうのは無理ですし……いえ、作ろうと思えば仮面ライダーだって作る事は出来ますけど。

 

私は倫理観を失いたくないです。

 

 

 

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