某剣客浪漫世界で私は物書きをする。   作:SUN'S

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強化服の作り方 急

試験と武器の調整を無事に終えた『超忍者隊イナズマ』の装備品を無事に東京に持ち帰ったものの、忍び装束を身に付けたドクトル・バタフライのコピーロボット達でも不破信二の強さには届かなかった。

 

やっぱり修羅道に堕ちていますよね、あの人。

 

そう人知れずに思いながらもひみつ道具『決め技スーツ』の変身システムを利用し、ブレスレット型の変身アイテム『イナズマチェンジャー』です。

 

まあ、此方は雷属性のため迅雷塾に伝わる伝説の忍者『電光石火ゴウライジャー』の変身アイテムに寄せている訳ですが、向こうの人に模造品や偽造品と文句を言われないのかが不安だ。

 

「(しかも迅雷塾は三人の忍者(・・・・・)を選出すると般若さんは言っていたけれど。ゴウライジャーは二人組の筈、また歴史に変革が起こっているのかしら?)」

 

「景、ウンウン唸ってどうした?」

 

「ん!母様、頭痛いの?」

 

「ああ、いえ、大丈夫ですよ。少し私の生家で大変な売り込み問答が起こっているようで、どうも私も参列して欲しいと言う旨の手紙が……」

 

「オレやしとり達は行けないのか?」

 

「行けると思いますよ?ただ、それなりに長く秘匿してきた忍者の組織ですので口外するのはダメです。それに、糸色家御抱えの忍者になれば一族路頭に迷うことは無いという思いもあるでしょうし」

 

そう左之助さんに話しながらお膝の上に頭を乗せて、スヤスヤと眠っているひとえの頭を優しく撫でてあげる。しとりは恥ずかしいのか、最近は二人きりの時にしか頭を撫でさせてくれません。

 

お母さんは寂しいのです。

 

───とは言え、だ。

 

私が未来の世界の事を知っているのは糸色賛という『武装錬金』の時代を生きている私の子供のおかげであり、彼女の情報によると御庭番衆は糸色家に仕える隠密組織のままだけど。

 

時と場合によっては表立つ家臣だ。

 

「左之助さん、しとりとひとえの二人に似合う素敵な生地を買いに行きましょうか」

 

「そうだな。オレも久々に家族で楽しみたいからな」

 

「ん!しとりも選ぶ!」

 

「フフ、一緒に選びましょうね♪︎」

 

「ん!ひーちゃんも一緒に選ぼうね」

 

しとりは起きる気配のないひとえの頭を優しく撫でてあげながら、そう言って笑う。私の巻き込まれやすい体質を濃く継いでいる二人は、きっと親善試合の時にも大変な出来事に巻き込まれるかもしれませんね。

 

「個魔の方も選びますよ、いつも影の形を変えているだけで新しいものを着ないのはダメです」

 

「いや、私は影だから良いんだよ」

 

そういうのはダメです!

 

 

 

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